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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
522:大黒 2006/12/31(日) 02:01 >>521K.Hさん ふむふむ… 確かに最初の「識られざる幕間劇」と「三度目の舞台」には「少年の液体は仄甘く」という共通の言葉が出てきますね なので最初の「識られざる幕間劇」と「三度目の舞台」が同じ物だとする考えは間違ってないと思います 二度目の舞台と『檻の中の花』が繋がるかどうかは解りませんが 確かにオリヴィエとミシェルの間に性的な関係がある事が感じ取れますね ただ、オリヴィエは少なくともミシェルは殺してないと思います。少なくともというのは二つ目の舞台の中の一文に 『絞殺・死体遺棄未遂事件』とあるからです。もしオリヴィエが誰も殺してないならこの『絞殺』というところがおかしくなってきます 恐らく『絞殺未遂』というような書かれ方をするのではないでしょうか 三番目の舞台で老婆にの部分に関しては前のレスを参考にしてもらえると助かります 確かに人生は舞台という表現もされますね。犯罪史を舞台と呼ぶかは解りませんが ミシェルという人生を演じていたという言葉の意味がよく飲み込めないのですがなぜ『彼女』は自分自身の人生を生きずにミシェルという人生を演じる必要があったのでしょうか 幕間劇はミシェル自身が歌っている…ないし彼女自身の事というのは概ね同意です ミシェルマールブランシェが役名というのも納得できなくはないですがその場合この戯曲を書いたノエル・マールブランシェとの関連はどうなるんでしょうか? 単なる偶然というかノエルが自分の苗字を主人公であるミシェルにつけたんでしょうか? 生と死のロマンは比喩ですか。するとここは考え方それぞれで答えが変わりそうなので置いておいた方がいいですね あの笑い声は思念体というか殺戮の女王の意思であるというのは私の一貫した主張です ただ、K.Hさんが>>510で『あの台詞「彼女の笑い声が支配する」の後の笑い声、この流れでいくと檻花での「ミシェル」と考えた方が自然なのかも…』と書かれてたので 老婆ミシェルにしては声が若すぎるんじゃないかと思ったので意見させてもらったわけです
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