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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
530:大黒 2007/01/03(水) 21:06 >>529灰色さん 金ローランの恋人がクロエですか そういう視点で見た事がなかったので新鮮ですね 金ローランとクロエの子供がHiver Laurantかどうかは想像の域を出ないので保留にしておきます もうちょっと納得できる根拠が欲しいかな クロエの姓ですがローランだとすれば2人は籍を入れていたのではないでしょうか 最も、時代背景からして中世的な雰囲気の漂うこの曲に戸籍というものがマッチするかどうかはまた別の問題ですが
531:Go 2007/01/03(水) 22:12 初めての投稿で拙い考察ですが ボーナストラックの嘘をついているのは誰かという問いかけについて 怪しいのは『見えざる腕』と『美しきもの』だと考えました。 理由は、其処にロマンがないからです。 全篇の歌詞を通じてこの二つの歌にはロマンと言う読み、 物語という言葉が無く、「Roman」というCDでありながら ロマンが語られていない=ロマンの無い嘘があると考察しました。 しかし、これ以上の考察は私の脳ミソの許容範囲を超えてしまって、 『嘘を語っているのは誰』とか『嘘の意味』などが全然解りませんでした。 こんないい加減な考察ですが何かの役に立てばと投稿させていただきました。 現在の皆さんの考察と全然関係の無いものですが自分ひとりでは 限界に来たので皆さんの意見を聞かせてください。
532:Go 2007/01/03(水) 23:04 連続で失礼します。 二回目の投稿ですが、もう一つ考えた考察を投稿します。 『黄昏の賢者』が語る「御機嫌よう」の後の言葉ですが ・朝と夜との地平線 → 其れは弐だ 『黄昏の賢者』から2曲戻ると『美しきもの』は「果てしなき地平」や 旅立つ=朝 寝顔=夜 と考えると「朝と夜との地平線」となります。 ・時の王が眠る墓所 → 其れが参だ 『黄昏の賢者』から3曲戻ると『天使の彫像』になり 時の王はAuguste(オーギュスト)ではないかと考えました。 その理由はAuguste(オーギュスト)=Auguste(アウグスト)であり、 アウグスト一世、アウグスト二世等、実在の王がおり、この二人は 陶器などの収集家として有名です。つまりオーギュスト=王であり また、歌い手たるオーギュストが最後は亡くなっている為、この歌は オーギュストの墓所であると考えられます。 オーギュスト=時の王 歌い手が亡くなった歌=墓所 と考えると 「時の王が眠る墓所」となります。 ・煌く永遠の星屑 → 其れは伍だ 『黄昏の賢者』から5曲戻った『星屑の靴紐』は 歌の題名ですでに「星屑」です。 そして、歌詞の中の「光を抱いた小さな温もり」=煌き 「そして《物語》の翼は地平線を軽々と飛び越えるだろう やがて懐かしくも 美しき あの《荒野》を駆け廻る為0502・・・」 と語られるように『澪音の世界』へ繋がる、つまり転生と取り、 繰り返すという言葉を永遠と取れると考えると 『星屑の靴紐』=煌く永遠の星屑 となります。 長々と自分勝手な考察を語りましたが皆さんはどうお考えでしょうか?
533:大黒 2007/01/03(水) 23:23 >>531-532Goさん はじめまして 考察興味深く読ませてもらいました まず『見えざる腕』と『美しきもの』にロマンがないという考えですが 『緋色の風車』にも物語という単語はでてきてません また『見えざる腕』にはローランサンの赤ローランへの復讐(緋色の少年=ローランサンという前提です) 『美しきもの』には「私は世界で一番美しい光を見た」とロランとの半生を振り返り彼の分も生きて行こうと決意するモニカの姿があります 直接『物語』という言葉がでてこなくてもこれらは十分に『ロマン』といえるのではないでしょうか 2つめの『黄昏の賢者』の考察はなかなか面白いと思います ただ、『朝と夜の地平線』は戻るのではなく進むのではないでしょうか 『黄昏の賢者』から2つ進むと『11文字の伝言』を越えて『朝と夜の物語』へ戻ります 私はこの曲が『Roman』という物語の出発点にして終着点だと思うのでこちらの方が賢者の語った言葉からいってもしっくりくると思うのですがどうでしょう 『時の王』に関してはオーギュストが最後亡くなってるかどうかは想像の域を出ないためなんともいえません ただ、これはあくまで個人的な考えですがCDの物語の中にあまり実在の人物や史実を組み込むのは野暮だと思ってるのでオーギュスト=王の考えはあまり賛成ではないです 『煌く永遠の星屑』に関しては同意したいと思います 確かに『星屑の革紐』は転生を語ったと思われる部分があるのでそれを繰り返す事は永遠に近づく事といっていいでしょう 私の考えはこんな感じですが参考になりましたでしょうか?
534:ARAQ 2007/01/04(木) 00:09 >>527大黒さん いやはや、お褒めいただき恐縮です、そしてもいっちょ手招き「おいでませ♪」 自分のいう「矛盾」は「物語」的なモノではなく「考察」的なモノですよ、三度目の舞台ではじめから老婆だった場合「彼女がどんな魔法を〜」は彼女の犯行、もしくは人生等にかかる言葉にしかならず「三度目の舞台=儀式」云々という考えはそもそも浮かばないと思うので。 >>528きょくちょさん 初めましてー、さすが領主様ですよね。 ふむふむ、「水分消失(?)→ひからびた老婆」ですね、なるほど本当に老婆になっているよりそのほうがいいかもしれませんね。 「全ての鍵は屋根裏に〜」については・・・うーん、『yaneura』の女性を「ミシェル」という「人間」として考えるとどうも必要以上に『檻の中の花』等の『Roman』外の曲に流れていきそうで「肯定」しづらいものがあるのですが・・・ただ「骸人形」という考えを「人形師の娘」を繋げるというのはおもしろいです、確かに「ノエル」なら「Hiver」を生き返らせようとしてもおかしくないですし。 >>529灰色さん 「恋人=クロエ=Laurant」ですか・・・とりあえずそれだけだと特別「肯定」も「否定」も思い浮かばないですねぇ・・・この考えをもとにもう少し肉付けしてみてはいかがでしょう、たとえばこの場合に彼女から生まれるのは「盗賊Hiver」か「兄Hiver」かはたまた「死産Hiver」か・・・みたいに、どの「Hiver」かによって「物語」の順序も考えられますし、どうでしょうか。 >>531-532Goさん 自分もだいたい>>533大黒さんと同じような考えですが「『黄昏の賢者』から戻る」という考え自体はなかなかおもしろいと思います、大黒さんの「進む」もそうなのですが自分は「『黄昏の賢者』から数える」というのをしたことがなかったので十分に興味深い考察です、なにかが浮かびそうな・・・浮かばないような・・・う〜む。
535:きょくちょ 2007/01/04(木) 01:53 >>534 ARAQさま Romanは難しいですね〜まんまと領主様の手のひらで踊らされている 自分・・・・でもそこが良かったりします。あぁ楽しい 干からびたような老婆関連で昨日寝る前にふと思いついたのですが、屋根 裏儀式(?)での生贄は13人+1人(ミシェルもしくはノエル)かなぁ〜な んて思いました。 ちょっとオカルト入りますけど、やっぱり儀式の最後に必要なのは『人間 の血液』でしょうから。 血液は『生命のシンボル』であると共に、義兄弟の契りなどの様に『絆を 結ぶもの』でもありますから『yaneura』の人物は己の血液によって骸人形 に生命を与え、兄妹という絆を結んだとか・・・ あー・・・なんか1人で別の方向に暴走している気が_| ̄|○ズーン >>531-532 Goさま 凄いですね! 感心しっぱなしで開いた口が塞がりませんでした。 嘘で思い出したのですが前に我が弟が 「星屑で――『そして《物語》の翼は地平線を軽々と 飛び越えるだろう 』って言ってるけど、『零音の世 界』って第一〜第四の地平線の外の歌だよね変なの」 という疑問を口にしていました。 きっと取るに足らない些細な事なのかも知れないので すが、妙に引っかかって気になるのです。
536:大黒 2007/01/04(木) 02:07 >>528きょくちょさん まず拳銃の話ですがこれは実際の西暦ではなく架空の時代での歌なのであまり重視しなくてもいいのではないかと思います それぞれの舞台の月を現すと思われる単語をいくつかの言語(仏・独・伊・西・葡)にかけてみましたが意味のある答えは得られませんでした ミシェルミイラ説ですが 確かにその方が本当に老婆になってるより説明や状況の把握が簡単になりますね 『屋根裏』に関しては…うーん、どうなんでしょう 13人の少年たちの体を繋ぎ合わせて作った骸の男≪Hiver≫には非常に心惹かれるものがあります ただその場合なぜ普通の体で産ませようとせず骸人形で産ませようとしたのか(産もうとしたのか)が気になりますね 骸の男だと『解放者Hiver』の役目を十分に果たせない気がするので それとなぜ1つの人間を作るのに13人も必要だったかも気になりますね やはり前にこのスレで出てたタロットの影響でしょうか? ノエル=ミシェル説は自分の中では想像の域を出ないのでどうともいえませんが >>534でARAQさんがいってるように骸人形と人形師の娘を組ませるのは面白い考えだと思います 兄の死を知ったノエルが兄を生き返らせようとして骸の人形を作った… あれ?だとするとやっぱりノエル=ミシェルになるのでは? それともノエルが作った骸の人形には13人の少年達は無関係? あれれ?思考の迷路に入った感じがします >>534ARAQさん うーん、手招きに耐えられる論拠を必死で探してるんですがどれもどこかに穴が開いてるんですよね。困ったな…(ぉ) 考察的なものですか。うーん、そういえばそもそも3度目の舞台って実際に上演されてるんでしょうか 『檻の中の花』の歌詞を読んでいくとこの3度目の舞台はミシェルの死因(?)にのみ言及していて『識られざる幕間劇』もないし 事件の説明の後いきなりクリストフが登場してるあたり 3度目の舞台は実際には上演される事なくただノエル・マールブランシェによって書き記されたミシェルの壮絶な死のように見えてきました だとすれば1度目の舞台から6年しか経ってなくても問題ないですね。最後の舞台はミシェルの文字通り最期を書き記した一種の伝記みたいなものですから 「水分消失→干からびた老婆」でも特に問題ないと思います。ただノエルが上演されないミシェルの最期をなぜ書いたのかとかなぞや矛盾はたっぷり残るので突っ込んでください。その都度考え変えますんで(ぉぃ) あと、>>533に部分的ながら同意してもらって有り難うございます やはり同意者がいるというのは心強い物です
537:大黒 2007/01/04(木) 02:11 連投すみません >>535きょくちょさん 弟さんの疑問ももっともですね 確かに『澪音の世界』は既存のどの地平線にも属さない物語です ただ、だからこそ『星屑の革紐』の最後に ――『そして《物語》の翼は地平線を軽々と飛び越えるだろう 』 と歌われてるのではないでしょうか。着地点がどこかの地平線ならこの部分は ――『そして《物語》の翼は第5の地平線を軽々と飛び越えるだろう 』 となると思います
538:きょくちょ 2007/01/04(木) 04:04 >>536-537 大黒さま なるほど!タロットだったのか(今更確認・・・ まさか自分のタロット知識がこんな所で役に立とうとは10年前の自分は思っていただ ろうか・・・そんな訳で参考程度に書いておきますね。 『13+1』つまりタロットの『14』は大アルカナで『節制』です。 死神の次に位置するこのカードが暗示するものは生命やひとつの状況を超えた 永遠なものがあるということ。 正位置:自重、気持ちを抑える、中立、欲望の虜にならない、健全な生活・心、協調、穏やかな気持ち 逆位置:忍耐できない、不毛、自分の気持ちが相手に伝わらない、孤独、失敗、欲望のままに暴走 ・・・etc. という意味です。 『yaneura』は行き止まりですからおそらく逆位置の方が意味が通るかも。 13人と自分を犠牲にした彼女の行き過ぎた行為は失敗に終わり、Hiverは 不完全、そして節制の意味する自然の流れから外れてしまった(死体の時 点で外れてますけど)とか 大黒さまの言葉を受けて考えたのですが、 屋根裏の少女→第一の事件 檻の中の遊戯→第二の事件 もしかして、第三の事件の上演舞台こそがこの『yaneura』なのでは? そしてそして大黒さま、地平線についての疑問の解決有難うございました!! んん?これは第五の地平線を越えて何処かへ行ったということなのでしょうか? なるほどww
539:大黒 2007/01/04(木) 04:18 >>538きょくちょさん 『14』は『節制』ですか 確かに逆位置だと屋根裏の女性=ミシェルだとしても行動原理がすっきりしますね タロットの知識は皆無なので上手く他人に伝えられるかというとちょっと自信ないですが^^; ただ、>>534でARAQさんもいってる通り 『『yaneura』の女性を「ミシェル」という「人間」として考えるとどうも必要以上に『檻の中の花』等の『Roman』外の曲に流れて』しまうので諸手を上げて大賛成とはいかないのが悲しいところですが 私は屋根裏の少女の歌詞を知らないので第一の事件に関しては何もいえませんが 第二の事件が『檻の中の遊戯』だというのは賛成したいと思います ただ第三を『屋根裏』だと認めるとあの笑い声がミシェルだと認める事に…あの笑い声は私の中では「殺戮の女王の意思」なのです 地平線に関しては解ってもらえたようで何よりです 投稿した後でちょっと言葉が足りなかったかなと不安になったので 私は黒銀の毛並みをもつ仔犬とエトワールは第5の地平線を越えてどこかへいったと思います 行った先がどこかまでははっきり解りませんがおそらく歌詞中にある 『やがて懐かしくも 美しき あの《荒野》』を目指したのではないでしょうか 『澪音の世界』でも歌詞の出だしに『荒れ果てた野を 一人の少女が往く』とあるので
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