下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
544:大黒 2007/01/04(木) 19:57 >>543Arnearthianさん そうですね。その部分は一致できてると思います 『檻の中の遊戯』は実際にあった事件だと思いますよ。ノエルはそれを元に二度目の舞台を創作したのではないかと 今のところ私の考えは 『屋根裏の少女』=初舞台 『檻の中の遊戯』=二度目の舞台 『屋根裏』?=三度目の舞台 といった感じです 弱いところを上げるとすると 私自身が屋根裏の少女の歌詞を知らない事 そして、>>534でARAQさんもいってる通り『『yaneura』の女性を「ミシェル」という「人間」として考えるとどうも必要以上に『檻の中の花』等の『Roman』外の曲に流れて』しまう事でしょうか
545:Go 2007/01/04(木) 21:19 いろいろと私の拙い考察にご意見いただきありがとうございます。 自分ひとりだと考え付かない考察とかあるのでとても新鮮で大変参考になりました。 後、 >>532 の考察の補足をさせてもらいます。 賢者から逆にたどって考えたのは数字を指し示すときは ・朝と夜との地平線 → 其れは弐だ のように右矢印なのに対し ・単純な素数に0301え ← 真理は宿る という風に「真理」だけ左矢印と逆の矢印になっているので 真理=真実は逆に数えると考えました。 後、逆に数えず進むと星屑には届かず「伍」は宝石となってしまいます。 後、Augusteには8月(Auguste)で、古代ローマにおいて神託を告げる重要な役割をしていた アウグスティヌス(Augustinus)の生まれた月から王を意味してます。 また、余談ながら「アウグストゥス皇帝」像を作ったあのオーギュスト・ロダンの オーギュストも同じ綴りでAuguste(アウグストゥス)と発音します。
546:大黒 2007/01/04(木) 21:33 >>545Goさん どこのブログか忘れましたが(確か歌姫の1人だったと思います) 矢印には継続の意味があるというような事を書いてました なので ・朝と夜との地平線 → 其れは弐だ は朝と夜の地平線は弐番目の真理であり ・単純な素数に0301え ← 真理は宿る は真理は単純な素数の中にこそ宿るという意味ではないかと思います あと、少し食い違いがあるので補足しておきますが 「進む」のは『朝と夜の地平線』だけで他の曲が戻るというのには同意ですよ
547:大黒 2007/01/05(金) 00:11 あああ…日本語が崩壊してる ・単純な素数に0301え ← 真理は宿る は真理は単純な素数の中にこそ宿るという意味ではないかと思います →真理は素数の中に宿るように単純で簡単なものだ といいたかったんです。なんか歌詞のコピペみたいになってた…
548:きょくちょ 2007/01/05(金) 00:20 >>543 Arnearthianさま ちょっと賛同嬉しいですw エリザベート・バートリ夫人ですか・・・。 私も吸血鬼のイメージあるんですよねぇ 若くてみずみずしい血を吸って(浴びて)美しく輝くみたいな? ミシェルの死体の上に折り重なる・・・けれど『殺人』なのだから普通は その「逆」、逆ですか。 少年たちは「殺戮の女王」に引き寄せられるかのようにミシェルの上に 折り重なっていったのかな?「殺戮の女王」の魔力で。 本気で檻花考察になってるし・・・やっぱ別スレ立てた方がいいんでしょうかね;; どうしてこうやって私の考察はRomanの外に流れていってしまうのだろうか_| ̄|○
549:ARAQ 2007/01/05(金) 00:24 >>535 >>538きょくちょさん 領主様の手のひらの上なら喜んで踊ろうじゃありませんか。 「13+1=14→節制」ですか、意味的には正、逆ともに大変興味深いものがあります、「自重、気持ちを抑える、欲望の虜にならない」という正位置の意味からは「殺戮の女王」に抗うようなものを感じますし「不毛、失敗、欲望のままに暴走」という逆位置の意味からは『Roman』内の様々な「風車」を連想出来ます、あと自分は本来生きているのが「通常」である「人間」が死んでいることで「逆位置」を表していると思っております。 ・・・ただ「13」によって「輪廻説」を強化していた自分としてはどうしたものか悩むところです・・・あくまで表立って現れているのは「13」なのでそれはそれで残しつつ「14」を裏の隠された意味としてとらえるのが今の自分としては妥当なところですね。 ついでに直接的にはきょくちょさんの書き込みとは関係ないのですが『星屑』の「地平線を飛び越える」についてちょいと思っていることを一つ、『星屑』の父親が「金Laurent」だった場合なのですがこの曲は「風車から外れた者から繋がって行く物語」という「意味」を持っているのではないかなと自分は思っています、つまり「Hiver」の目指す「物語」が「風車」から抜けることであり「不毛な風車」にとらわれている様々な者達(Laurencin等)がそこから「抜けることが出来る」というのを示している曲なのではないか、というものです。 「地平線を飛び越える」に触れているのを見てどうしても書きたくなってしまいました、あまり関係なくてすみません。 >>536大黒さん おいでm・・・は置いといて、と。 はてさて、三度目どころかどの舞台にしても「上演」されたかどうかはわからない気もしますが・・・どうなんでしょう? とりあえず「1度目の舞台から6年しか経ってなくても」なのですが・・・誤字ですかね?なんか微妙なとこなのですが・・・「一度目の舞台=1887年」で「三度目の舞台=1903年」なので経っているのは「16年」ですね、ただの誤字でしたらすいません。 ちなみに>>542についてですが>>541でArnearthianさんが気にした「老婆ミシェルの遺体『に』折り重なって」は「ミシェル」のほうが少年達より「下(?)」になっているように思える、ということだと思います、少年達にむかって倒れこんだのなら「老婆ミシェルの遺体『に』折り重なって」にはならないのでは、というかんじで。 ついでに>>546なのですが「進む」のと「戻る」のが混ざっちゃうと微妙じゃないでしょうか? ・・・なんか妙にツッコミ率が高くなってしまった、申し訳ないです。 >>545Goさん なるほど「←」からの考えでしたか、といっても大黒さんがさっそくカウンターしちゃってますが・・・とはいえ「←」に複数の意味が宿っていてもいいと思うのでまだまだ考察の余地はありますね。
550:きょくちょ 2007/01/05(金) 00:41 Arnearthianさまと灰色さまが>>529と>>540で書かれている件なのですが、 私なりの解釈を11文字の伝言スレ内で書かせていただきました。 ただ、内容が根本から違ったりするので言おうか迷ったんですが・・・ よろしかったら時間のある時にでもどうぞ。。 >>539 大黒さま 人間なのか宝石なのかはたまた全く別な何かなのか・・ ミシェルって一体何なのでしょうね? 思考回路は迷路の中(苦
551:大黒 2007/01/05(金) 00:54 >>549ARAQさん 『星屑』の父親が金ローランかどうかは想像の域を出ないので人それぞれだと思いますが 「風車から外れた者から繋がって行く物語」というのは目新しい解釈ですね。確かに『星屑』の最後で 『《物語》の翼は地平線を軽々と飛び越えるだろう』 とあるので風車から外れたというかどの風車にも属さない物語になってると思います『美しきもの』もそんな感じなのかな 『舞台』という単語と事件に関する簡単なあらましだけで上演されたかどうかは怪しいですね ただ、自分の中でモチーフになったであろう事件が 初舞台=『屋根裏の少女』 二度目の舞台=『檻の中の遊戯』 と一応、形としてあったので三度目の舞台だけに疑問を向けたのであって他の舞台も上演されなかった可能性は十分頭の中に入ってますよ えーっと…6年は…単純な計算ミスですね。お手数おかけしてすみません ミシェルが少年達より下ですか。うーん、「老婆ミシェルの遺体『に』折り重なって」という記述を見るとどっちでも採れそうな気がしますが でも確かにミシェルの方が上になってるなら「少年達の遺体に重なって」と表記されてもおかしくないですね 「進む」と「戻る」が混ざると微妙ですかね。私はどうしても『朝と夜の地平線』という言葉から『朝と夜の物語』を連想してしまうので。頭固いのかな、自分 ツッコミ率が高いのは気にしてませんよ。今回に関していえばそれだけ穴が多かったという事でしょうし…修行不足なのかな
552:大黒 2007/01/05(金) 01:12 最近、連投が多いな >>550きょくちょさん うーん、なんとも謎の多い存在ですね このアルバムが出るまでは「殺戮の舞台女優」で半ば終わってたのがこのアルバムで1番膨らんだというか解釈の幅が広がったキャラではないでしょうか 私は『ミシェル・マールブランシェ』というのは実在した女優の名だと思ってます そのうえで最初の舞台と二度目の舞台については前述の通りなのでここでは割愛 三度目の舞台…というか屋根裏は不名誉な称号から抜け出す事の出来なかったミシェルの未練や怨念が宝石に乗り移って「殺戮の女王の意思」になったという解釈もアリかなぁと思ってます
553:むりゃん 2007/01/05(金) 21:57 話の流れをさえぎり、すみません。が、思ったので……。 まず、賢者がクロエに対して言った、「君は君の地平線を目指して」と言う言葉から“地平”はそれぞれの『物語・人生』を意味すると解釈します。 人々はそれぞれの地平を生きてきた。死と生を繰り返し、次の子、次に生きる人々に世界を、歴史を残していった。そして、新しい生命の光が地平線に見えた。新しい生が生まれようとしていた。しかし、その子は生まれてこなかった。生まれてこなかった子は、イヴェールだと解釈しています。 何故生まれなかったか。それを賢者の言葉から推測。 賢者の『繰り返される歴史は、死と喪失、楽園と奈落を巡り、少年が去った後、そこにどんなロマンを描くのか』という台詞。それぞれ、第一から第四の地平線を表しますが、少年の部分だけがおかしい気がするのです。“少年”の位置は、『第五の地平線』のはずです。けれど、イヴェールは少年と言う雰囲気ではない。 イヴェールが生まれてこられなかったのは、「誰かが彼を偽り、生まれたから」。もう既に誰かが“Hiver Laurant”を騙り、彼の人生に生まれているから、Hiver Laurantとして生まれることが出来なかった。 しかし、誰が自分を偽ろうとも、Hiver Laurantの人生であることには変わりがない。だから、完全に死ぬことも敵わない(生と死、どちらにも傾かない天秤)。そして、彼は添えてもらった人形で、“自分を偽る誰か”を。自分の『物語』を探す。彼が人形と一緒にそえてもらった“詩”にあう人生を。 “Hiver Laurantを騙る者”を探しているので、名が近い者・同じ者を探します。 そして『生まれる為には、前の人生を終わらせなくてはならない』為、“偽物”を発見したとき、偽者とイヴェールはそれぞれの人生を終える。そして、イヴェールは“Hiver Laurantの人生”をやりなおす。 この論で行くと、必ず誰か、“人生”の枠からあぶれ出ます。そのあぶれ出たものは、イヴェールと同じ道を辿ります。また、『物語』を探すのです。 上に戻ります。賢者が言った『少年』がイヴェールを騙る偽物ならば良いのですが、そうでなかった場合。賢者は嘘をついたことになります。「君の偽物は、“少年”だ」と。その嘘にメリットがあるのか。あるとしたら、それは自分を含む“大人”から目を離させる事。だとすると、本当の“人生の盗人”は『賢者』になります。賢者の嘘を信じれば、永遠にイヴェールは自分の人生を見つけられず、多くの人々の“焔”と“詩”を見続け、それぞれの人生の“詩”歌う、“詩人”と言う別の人生(それこそが本当の人生かもしれませんが)を見つけるかもしれません。 または、『屋根裏』に行くことになるではないかと考えました。もし、賢者が“人生泥棒”ならば、『屋根裏』に集まっているのは、『他人の命を犠牲にし、別の人生を生きようとする者』になると思います。ミシェルは、13人の少年を殺害し、“檻”から出ようとした。その“檻”は、はっきりとしないけれど、檻からの離脱は、別の人生への離脱にはなると思います。 「おりあわせしになさいな」が『妥協して』ならば、イヴェールは見つけることが出来ない“Hiver Laurantの人生を騙る”者の代わりに、無関係の少年の人生を賢者のように盗み、生まれてくることで妥協した……、と考えることが出来ます。 分りにくい分で、長文すみませんでした……。
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