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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
631:大黒2007/01/15(月) 00:34
>>630むりゃんさん
そういう事です
殺戮の女王を私は一種の付喪神的な存在と捉えてるのでむしろそういう噂や濡れ衣があったほうが好都合だったり(ぉ)
墓所の問題ですが賢者にしろ殺戮の女王(宝石)にしろいつも起きてるわけではないと解釈しました
つまり永い生の中で少し一休みするところが墓所なのではないでしょうか。むりゃんさんのいう寝所に近いかもしれませんね
実際『呪われし宝石』には『鎖された硝子 優雅に眠る宝石』ともありますし
生を刻み始めるのは時を刻み始めた瞬間ですか
うーん、《紫色の花》はそれで納得ですが《水色の花》の悲しみ方はまるでこの人生が自殺や殺人などその人にとって不本意な終わり方をしたような印象を文章から受けました
むりゃんさんの中では生と死は対極ではなく等しい物なのですね
生の双児がその終わりを迎えた時せめて死の双児が優しくその人を包んで上げられる事を祈ります
最後にとあるサイトでみつけた名言を
まるでココに集う私達を象徴するようだったので載せたくなりました
「誰かが何かを表現して、誰かがそれを解釈するってことが。世界は、その連続かもしれない」
(原典:キノの旅より『予言の国』)
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