下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
639:大黒 2007/01/16(火) 23:51 >>638新旧さん ああ、なるほどそういう事でしたか 頭をリフレッシュさせて考えたらようやく見えてきました やっぱり音楽とか聞きながら投稿してたらダメですね(笑) うーん、殺戮の女王が恒星レベルだとしてもここでは星屑といわれてるから郷に入っては郷に従えで星屑でもかまわない気もしますが やっぱり自分の頭が固いのかな
640:新旧 2007/01/17(水) 23:25 >>639大黒さん お、どうにか伝わったようですな、よかったです。 「〜ここでは星屑といわれてるから〜」の「ここ」が少々幅が広くて(掲示板内の考察?『Roman』内の歌詞?)ちゃんと意味を汲み取れてるか微妙ですが、とりあえず「煌く永久の星屑=殺戮の女王でも別にいいのでは?」的な意味は含まれてそうなのでこれまでの説で考えた場合のおもしろい所を一つ。 『朝と夜の物語』=「朝と夜の地平線(弐)」=「生と死の狭間を彷徨う→Hiverの物語」 『焔』=「時の王が眠る墓所(参)」=「最初の転生で死に輪廻を繰り返すこととなる→Hiverの物語」 『呪われし宝石』=「煌く永久の星屑(五)」=「望む未来を永遠に絶たれた→Hiverの物語」 と、このようになんと「第13回Hiver祭り(謎)」が出来上がるので御座います!どうでしょう?・・・テンション、上がりません?・・・あれ?自分だけっすか? ・・・まあとにかく『賢者』の「弐、参、五」が全て「Hiverのこと」になるので自分的「Roman」ではこっちの方がしっくりくるのデス。 ただし「煌く永久の星屑」=「殺戮の女王」にはならないまでも「Hiver」にとって「殺戮の女王」が「永遠に失った未来」、つまり「煌き」を「象徴する」アイテムと化している可能性はあります、その場合「Hiver」が輪廻の度に「殺戮の女王」を開放するのは呪いでもなんでもなく、彼の無意識(魂?)が「ほんとならその先にあったであろう未来」を求めて自らやっている可能性もあります・・・ああ、なんだかそれこそが「嘘」なんじゃないかと思えてきました・・・ ありもしない「煌き」を求めて「殺戮の女王」を開放し、その度に死ぬ「Hiver」、その「不幸」が外的要因によるものだと思い込む「Hiver」、きっと手の届く範囲にも「それ」に代わるだけの「煌き」はあるだろうに「ソレ」に気付くこともなく、ただただ同じ「ハジマリ(朝/生)とオワリ(夜/死)」を繰り返す・・・それこそが「不毛の世界/yaneura」・・・身近な「煌き」に気づいた時、その「生」に「意味/Roman」を見出し「不毛な輪廻」はオワリを告げる・・・その「煌き」の一つの形が「母の願い/true message」・・・ みたいな・・・駄文失礼。
641:大黒 2007/01/17(水) 23:51 >>640新旧さん ここというのはRomanの中の歌詞(物語)の事でございます 「第13回Hiver祭り」ですか…なるほど、テンションがあがりますな いつの間に12回も祭りが開かれてたかどうかはさておいて(笑)、Hiverファン(何)としてはテンションを上げるなという方が無理ではないでしょうか うぅむ…Hiverが「殺戮の女王」を解放するのは呪いではなく未来を求めて行う無意識の行動ですか でもそういうのを「呪い」というものだと私はずっと解釈してましたけど Hiverが不毛な輪廻に終止符を打ち幸せになるために産まれてこれるのはいつの事なのか…Romanの中でも大きな物語の1つですね と、ここでちょっと新旧さんの説に刺激されて自分の新説を1つ まず仮定ですけど「Hiver」って別に男の名前ってわけじゃないですよね そこで思ったのは『黄昏』の女性もまた「Hiver」の1人だったのではないかと 「殺戮の女王」を解放し、偶然か必然かその惨劇を知る事になった「クロエHiver」 もしかしたら自分が今身ごもっているこの子にもそんな呪いがかけられてるのかもしれない 果たしてこの子を産む事がこの子の幸せに繋がるのだろうか。もし呪われた子を産んでしまってまた惨劇を繰り返す事になったら自分はどうすればいいのか そんな悩みを抱えて日々を過ごしてるうち偶然にも公園で賢者に出会い様々な教訓を受け、子供を産む事を決意する というようなストーリーを考えてみました ちなみにそんな感じなので「クロエ」は歌詞のまま特定の個人名ではなく「お嬢さん」という呼びかけの意味で使われたとみなしてます もちろん輪廻を繰り返すHiverが常にHiverという名前ではなく今世ではクロエという名前だという可能性もありますが ただ、この説だと11文字への繋がりが弱いんですよね 『つ0102てな0102人生』はともかく『ありふれた人生』では絶対にあり得ませんから ただ、以前新旧さんが『11文字』は不特定の母親へのメッセージみたいな事をいってたのでそっちで採れば大丈夫かなと思います
642:Arnearthian 2007/01/18(木) 16:21 >>628 つくしさん そうですね、逆でした。後で気がつきました。こちらのケアレスミスです。スミマセン… >>632 新旧さん 取り敢えず並べられそうな主題曲から並べて、 一旦その通りに文字を当てはめて、さらに主題外の曲の文字を挿入して、 意味のある文章にならないかなーなどと企んでおりましたが、 どっこいそううまくは行かなかったという例です(笑 >>634 識鬼さん なるほど、時計の文字盤に当てはめるのは盲点。確かに『朝と夜』では時計の音が背景にあったし。 個人的な勘ですが、『伝言』と『true』を同一とするなら、『屋根裏』を合わせれば12曲。 時計の文字盤に符合するような気がします。 …あるいは、「朝」とか「夜」とか詩にあるので、文字盤の12時間というよりは、 一日の24時間だったりしないかとも考えましたが…だったら12曲じゃ足りないですね(笑 「朝」と「夜」に当てはめる以上、「午前午後の両面を表す」…というのは無理がありそうですし… >>641 大黒さん ……… …はっ!? 一瞬女装した領主様を想像してしまいました(笑 …で、ここからが今回の本題。 以前、曲目を『風車』=死と復讐、『宝石』=欲望、『焔』=生命で分けましたが、 普通『風車』が死や復讐に繋がる辺りに不自然さを感じたので、 それぞれの言葉の隠喩?的な意味を、前後の言葉からもう一度考察してみました。 「・通常:」とある所には、Roman抜きでの一般的な意味やイメージを。 「・Roman:」とある所には、アルバムRoman内での使われ方。みなさんの考察内であった印象など。 「=」以下には、私が新たに推測した総合的な意味を書き込みます。 かなり長くなるので一旦切ります。
643:Arnearthian 2007/01/18(木) 16:22 ●『風車』 (追憶に揺れる『風車』、二つの風車は廻り続けるだろう、憎しみの風車 《血色の風車》綺麗な花を散らせて、《緋色の風車》綺麗な花を咲かせて、・・等) ・通常:風を動力として動く装置。 麦を挽いたりする装置であることから、田園風景などを思い浮かべる。 ・Roman:「廻る」と一緒に使われる事が多い。 特に復讐、死のイメージで使われている事が多い印象。 =きっかけ(風)を動機(動力)にして起こす(動く)行動? つまり過去から来る動機と、それに対する行動。復讐はその一例に過ぎない。 ○『廻る』 (廻り逢う、憎しみ廻る世界に、廻るよ廻る...死に神の回転盤) ・通常:軸を中心に回転する。あちこち歩く。 ・Roman:「風車」と一緒にで使われる事が多い。この場合「(『風車』が)動く」の意味。 他にも「地平(線)を廻る」など。この場合「めぐる」と読む場合も。 「回る」という書き方はあまりしていない。 時に、「生命(焔)」と一緒に使われる。(親→子への流れ?) =順を辿って事象が流れていく。 また、「永遠に繰り返す」というような印象も時折感じる。 ●『宝石』 (良く似た色をした宝石、其の宝石を『幸福』と謳うならば、その宝石はとても壊れ易い) ・通常:高価な石。装飾品。 「貴重なもの」の意味で使われる。さらに「富」「財産」などを連想。 ・Roman:『殺戮の女王』。特に「赤」と一緒に使われるとほぼ確定か。 他にも「大切なもの」の意味を感じさせる事もいくつか。 =(良くも悪くも)大切なもの。それはとかく失われ易い。 どんな犠牲を払ってでも手に入れたい、守りたいもの。 ○『煌めく』 (君と歩いた...暗闇に煌めく世界を、哀しみに煌めく《宝石》) ・通常:光り輝く。 ・Roman:『宝石』と続く事が多い。 それ以外だと、3,『腕』での「斜陽の影に刃は緋黒く煌めいて」 5,『星屑』での「暗闇に煌めく世界を」 10,『賢者』での「煌めく永遠の星屑」 =宝石(大切なもの)へと誘う、あるいは欲望を駆り立てる、というような表現。 特に、既に(未だ)届かない物事が、美しく、掛け替えのないと感じる様子。 ●『焔』 (彷徨える焔、美しい焔、躍るよ...躍る...焔のように、この世に灯った小さな《焔》 歓びに揺らぐ焔、長いようで短い焔、詩は時として焔となり………等) ・通常:燃える炎。熱及び光を発する。 「火」を連想するなら、破壊的な象徴。燃やし、失わせる。 他にも、「情熱」「活気」「温かいもの」など。生命が活動する様。 ・Roman:「ひかり」「ほのお」と読む。 「命」の意味で使われる事が多い。 時には単純な「命」ではなく、人生までも含めたものとしても用いられている。 8,『美しき』では、「病の焔に灼かれながら」と、失う意味で用いられている。 =他人が感じる別の命の存在。更にはその人の生き様までも含む。 ○『揺らめく』『揺らぐ』 (歓びに揺らぐ焔、焔の揺らめきの外に) ・通常:ゆれ動く。 “心”の場合、「動揺」など、「迷い」の意味もある。 ・Ropman:出てくるのは二回だけ。 おそらく「心が脈打つ」ようなニュアンスで使われている?
644:Arnearthian 2007/01/18(木) 16:25 そして、編纂している過程で個人的に気になった単語をもう少し。 ○『詩』 (僕の詩を灯そう、いくつかの愛の詩を灯そう、どんな詩を灯したのだろうか……) ・通常:歌の言葉。 ・Roman:「灯す」という言葉と一緒に使われる。灯すものらしい。 =「灯す」とあることから、「焔」と類義。ただし、「人生」の方がメイン。 能動的に使われる時は『焔』ではなく『詩』。 ○『花』 (愛した花が枯れても、小さな花を咲かせよう、綺麗は花を咲かせて、花を散らせて 良く似た色をした美花) ・通常:儚く、美しいもの。素朴で綺麗なもの。愛。 ・Roman:曲中では失われる場合が多い。 また、血が飛び散る様を例えていることも。 =生活。愛。(決して特別なものではなく、ありふれていて、多くを望まない、素朴な) 特に大切な人に対して使われている事が多い、……かな? ○『幻想』 (幻想物語『第五の地平線』、時を騙る幻想の物語、 零れた砂が巻き戻る幻想を...) ・通常:現実にないことをあるように感じる想念。想像。 現実に無いからこそ、美しいもの。 ・Roman:「ゆめ」と読んだり「やみ」と読んだり。 現実では無いが、ある事柄を暗示している印象。 「幻想(やみ)の物語」は、「焔(ひかり)」と対として用いられる。 =現実の人生(「焔」)に対しての、夢物語。夢想。 ただし、現実には密接に関わっている。
645:Arnearthian 2007/01/18(木) 16:38 〈追記考察〉 ・『宝石』の意味には、上記の意味だと解釈をしにくい例外が一つ。 一曲目『朝と夜』の二行目。ここの使われ方だけが変な違和感を感じます。 ・同様に、『美花』という表現を、『朝と夜』の中に見つけました。 これも上記の意味だと、解釈しにくく感じます。 ・11文字の伝言にある『二つの風車』は、上記の意味から考えると、 「この世界に生まれたいHiverがRomanを探す」ことと、 「Hiverを産みたい母親が、何かの行動を起こす」……の二つのかなぁと、思います。 …で、母親の方の行動が、最終的に「屋根裏」に行っちゃったのではないでしょうか。 …以上、長々々々と四連投。失礼いたしました(汗 解釈の参考にして頂ければとても嬉しいです。
646:大黒 2007/01/18(木) 18:47 >>642-645Arnearthianさん 遠目でしか見た事ないですが領主様は平均的な男性像と比べて線が細そうなので女装も案外似合うかもとか思ったり思わなかったり(ぉ) 閑話休題 長文四連投による考察お疲れ様です 風車は最近だと田園風景よりも風力発電の風景の方がイメージ強いですね オランダあたりにいけばまた違ってくるんでしょうけど日本の風車は電力関係が多いと思います 確かに風車は死や復讐のイメージが強いですね特に『緋色の風車』なんかはまんまですし 過去から来る動機とそれに対する行動ですか。確かにあってるかもですがもう1例何か欲しいところですね。それが合致すれば完璧になると思います 廻るは…うーん、『緋色の風車』以外で風車と一緒に使われた印象ないですね 順を追って事象が流れていくというよりは物事が繰り返されるつまり後者の印象が強いです 宝石はほぼ同意ですね。確かに失われやすいものや欲望を駆り立てる物の象徴で使われてると思います 『朝と夜』の二行目は『僕達のこの寂0302さは』とあるところから この寂しさを分け合えるそんな存在もまた大切な物だという風に受け止めました 煌くは哀しみに煌めく《宝石》以外で宝石と繋がってましたっけ? その解釈だと『腕』の「斜陽の影に刃は緋黒く煌めいて」だけが妙に浮いて見えるんですが 焔はほぼ同意です。確かに他人や自分の人生を投影してる事が多いですね 揺らぐは確かにサンプルが少ないので何ともいえませんね Arnearthianさんの解釈でまず間違ってないと思いますが賢者の台詞は心が脈打ってるのかなという疑問も感じます 詩は焔よりも人生の色が濃い時に使われてると思います 灯すというのは命の灯りなどという言い方をする事があるのでそこからきてるのではないでしょうか 花は生活というよりは人生といった方がしっくりくるのではないでしょうか 『美花』はその前に『僕達のこの刹那さは』とあるところから人生の中でも刹那の一時の美しさを歌ってると解釈しました 幻想はほぼ同意です。現実と関わりを持つ夢物語 とくに主観的ではなく何かを俯瞰してる時に用いられてると感じました
647:むりゃん 2007/01/18(木) 21:10 最近考えたことを並べ立てます。既出だったらすみません……。 『11文字』の母親は、自分の人生を愛していないのではないか。そして、愛していないからこそ子供を産んだのではないか。 彼女は、平凡でありふれた人生を生きた。だから、自分が何の為に生まれてきたのか分らなかった。大して幸せだったわけでもない、自分の人生には何の意味があるのか。 それを理由として子供を産む。産んだ子供が、幸せになり、人生を愛してくれたなら、そこでやっと自分の人生に意味が出来る。 『母になる為に生まれてきた』という意味が。そうして、彼女もまた、自分が生まれてきた事を愛し、その母と繋がる(そういう繋がりの中(他にもたくさん種類はありますが)に人生がある。『人生は星屑の…輝きの中0502在ることを…』)。 『葡萄酒』は過去を表すのではないか。 『『歓び』と『哀しみ』が織り成す調和 その味わいが私の『葡萄酒』』 そして、それが人生だと言っています。ので、『葡萄酒』が見せる夢は、『幸せだった過去』と『辛かった過去』の二つ。それが合わさったものが《人生》。『黄昏の賢者』で、『葡萄酒は仄甘い陶酔を魅せ』と言っていますが、それだと人生の半分、『辛い思い出』は削除されている気がするのです。幸せだった過去に逃げ、辛い思い出から逃げようとしている状況を表している気がします。 そして、『幸せになる』だけが人生ではないと言われている気がします……。 Hiverは、歩けないのではないか。 ブックレットを見ても分るように、脚がぼやけている。彼は自分で歩けない、または動けないから双子に探させる。ので、『物語』を見つけても行くことが出来ないのではないか(もし、行けるのなら自分で彷徨えば良い気がする……。探しに行かせると言う事は、余計な手間をかけていることになる気がする……)。 『君』が迷わないように歌い続けるのは、一種の灯台となり、あちらから『こっち』へ来てもらうためではないか。……だと、双子は一種のスピーカー?(どの地平にも『詩を灯す』→『詩を流すことが出来る』) そう思うと、彼と『宝石』は似た立場であるとも思えます。 『宝石』は当たり前ながら、自分では動けない。その魔力にも似た魅力で人を呼び寄せ、また別の人を呼び寄せ廻る。Hiverは『魅力的な輝き』の変わりに『詩』で『君』を呼ぶ……。 ……もしかして、『宝石』を身につけているのは、『人寄せ』でしょうか……。『宝石』を利用して『君』を呼び込むHiver……。ううーん……。 長々と色々すみませんでした……。うーん……。
648:大黒 2007/01/18(木) 22:10 >>647むりゃんさん 平凡でありふれた人生ってのが実は1番貴重なんですけどね 生きてる本人は案外その事に気づかない物です うーむ、その人生の意味を見つけるために子供を産むですか あり得ない事ではないですね。ただ私からみれば子供に自分の人生を探させようとする一種の逃避にも見えますが 葡萄酒についてはほぼ同意です ただ、『葡萄酒は仄甘い陶酔を魅せ』は『辛い思い出』を削除されてるといってますが 『仄甘い陶酔』は実際にある物ではなく幻です 一見幸せそうだけどそこには手が届く事は無い。永遠に見せられるだけ これもまた辛い事の1つではないでしょうか Hiverが歩けないかはどうかは… うーん、判断難しいですねぇ。脚がぼやけてるのはそういう描き方だと思ってましたから Hiverは普通に歩けると思いますよ。もし歩けないのなら双児が探してきたRomanにも行く事が出来ないと思います 双児の人形の役目はHiverが生まれ落ちるべきRomanを探す事だと思いますがそこに殺戮の女王の意思が影響してくるのでHiverは輪廻の輪から抜け出せないのだと思います 宝石をつけているのは生まれ変わってもHiverが殺戮の女王と共にあるという暗示ではないでしょうか もちろんHiverがつけてる宝石が殺戮の女王でない可能性もありますが
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