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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
686:ルオン 2007/01/27(土) 00:56 続き。 2.賢者は舞台の傍観者である。 ローランたち、双児の人形、母親達、そして宝石。彼らをとある人生という舞台の役者達と据える。 それを傍観しているのが賢者である、という考えを少し思いつきました。(そうすれば、少し檻花との繋がりも生まれそう) そうすれば「1.」が可能。さらに、宝石の背後に彼がいるなら宝石が『殺戮の女王』となるように仕向けることも可能。(霧を出したりとか)などなど。 しかし、彼はあくまで人の人生に途中介入しているだけなんです。だからこそ、各曲でちょっとした「ありえないこと」が起きている。『腕』でローランサンがタイミングよく現れたりとか。このあたりは『賢者』で賢者がクロエに道を教えたように、彼に赤ローランを見つけるヒントを与えたとか考えられるかなぁと。 さて、そこで気になるのは、賢者はなんでそんなことしているのか、と。 それは「『11文字』でクロエを試すため」ではないかと思うのです。ある人生を見つめ、その結果が『true』に行き着くか『yaneura』に行き着くかを見るために。 「様々な人生を経た結果、見つけ出す答え」見たいなものを賢者は知りたいと思ったのではないかなぁととりあえず推測しております。 なぜ、それを知りたがったか、といえば、彼が知識欲を満たされたい「賢者」という存在だからではないかな、と。 ヒントを得たのは『屋根裏』のもう一つの伝言。 「廻る風車→ローランたち」「煌めく宝石→赤色金剛石、殺戮の女王」「巡る焔→命を灯す存在である母親達」「双児の人形→双児の人形」「灯される第五の地平→Romanアルバム自体。そして明かりによって浮かび上がる答え」みたいに解釈してしまったからです。 各曲の関連についても、考察しているのですが…とりあえず、長くなるので、今回はここまでです。 皆様の意見、お聞かせ願えればと思います。
687:ヒカル 2007/01/27(土) 10:20 まだ全然考えが纏まってないのにレスもらえた事に感動して舞い戻って参りました(何 >>684大黒さん レスありがとうございます! そうです、初めましてです。 文章打つのに必死で、忘れてました・・・申し訳ないです; そうなんですよねぇ・・・そもそもイヴェールがローラン家の人間であるとする根拠は、ヴォーカル名でイヴェール・ローランとなっているからってだけなんですよね・・・ 歌い手のイヴェールと作中のイヴェールが同一人物とも限りませんし・・・(現に歌い手と作中のイヴェールでは中の人自体も違いますし)ああ、どんどん矛盾点がorz 「生まれてくる前に死んでいく」という一文の解釈に焦点を絞ってたので、自分の説は他が纏まるまでは大仰に語れませんね;
688:胡麻塩 2007/01/28(日) 14:48 [sage] はじめまして 「少年は〜」以降の通常版しか手に入れていない者の、 非常に浅い考察ですが、「嘘」は『星屑の革紐』『美しきもの』、 『歓びと悲しみの葡萄酒』にあるように思えます。 それぞれ、過去の作品にあったおおむね悲劇だったことが真実 だったのかな?と。 もしかしたらもっと過去の作品にも同じような解釈ができるものが あるのかもしれませんが。 それでは。
689:f 2007/01/29(月) 22:50 ブックレットの月の所を見ていると奇数トラックの歌詞には 三曲後のタイトルの一部があり、偶数トラックの歌詞には一曲前のタイトルの一部があります。 つまり、12曲目のタイトルの一部には「地平線」歌詞の一部には「伝言」 が、あるかもしれないと思います。既出でしたらごめんなさい。
690:大黒 2007/01/29(月) 23:09 >>688胡麻塩さん はじめまして うーん、胡麻塩さんの説でいくと『歓びと悲しみの葡萄酒』には『エルの天秤』という似たような曲があるんですが 『星屑の革紐』と『美しきもの』の過去の作品というのがちょっと私には思い至らないです 以前に過去作と結び付けようという考え方は…あったかな メジャーデビューという大きな節目を迎えてからはなかったような気がします >>689fさん はじめまして 月の穴のところですが奇数トラックも偶数トラックも次のトラックのタイトルの1部になってますよ 12曲目のタイトルは地平線…確かにこの理屈で行くとそうなりますね うーん、『屋根裏』も『ture』も地平線っぽいようなっぽくないような… それともやはり第3のボーナストラックは存在するのでしょうか
691:イクロ 2007/01/30(火) 01:22 >690大黒さん初めまして。 『星屑の革紐』は、恐らく『澪音の世界』の関連曲ですよ。 ただ、『星屑の革紐』の方が過去だと思います… プルーが産んだ黒銀の毛並みを持つ子犬が、エトワール=澪音が連れていた犬かと。 何故死神になったのか、何故澪音の世界に囚われているのか、等々 まだまだ謎というか、情報が少ない… 第三のボーナストラック議論はまだ続いてるのですね。 2曲目は舞台裏みたいなもんかなあと思っているのですが。 屋根裏だし…行き止まりだし…真っ白なキャンバス…うーん。 あるとしたらそれこそが鍵というか、それでやっとアルバムが完成されるのに!という気分です。 次のアルバム買ったら「Roman14曲目」とかって付いて来たら面白いんですけどね。 領主「ちょっと難しくしすぎたみたいだからおまけしときます。」 みたいな。
692:Arnearthian 2007/01/30(火) 15:28 >>685 ルオンさん 1.の紫陽花姫=モニカ、菫姫=ロレーヌということですが… 双子の人形に関しても出番の割に背景が少ないので新説歓迎いたします。 (…というか、双子に人形については考察すら少ないという状況が、今更ながら異様に思える…) それにしても想像するととても切ないですね… 美しきものを死に行く弟と一緒に探したモニカと、 愛する人を失った哀しみを見つめながら葡萄酒を作り続けたロレーヌと、 その二人が人形となって生と死のロマンを探し続けるという… イメージの繋がりがしやすいし、浮きがちな二曲を関連付けられるので個人的には支持したいところなのですが… …もしそうだとしたら、ジャケ絵の二曲がもうちょっと特別扱いされてもいいかなと思います。 二曲は両方とも紫陽花姫の近くに。せめて『葡萄酒』の位置が菫姫の側にあればよいのですが… すごく惹かれる説なのですけど、うむむ… 2.の賢者については…あり得そうですがなんともいえません。 ただ、個人的には『黄昏の賢者』での彼はどちらかというと「善」側の人間かなと感じるので、反論したいのですけど… 反論に至る論証もないのですね(笑 というか、じまんぐさんが演じるとそういうのもあり得そうな気がしてしまう(笑 もう一つ、完全に個人的な閃きを。 以前私は自説でアルバム内の曲を「風車」「宝石」「焔」で三つに分けたのですけど… この説を見て、それに「双子の人形」を加えて四つにするべきかと感じましたです。ハイ。 本当に個人的でごめんなさい。
693:Arnearthian 2007/01/30(火) 16:04 連投になりそうです、申し訳ない。 >>687 >>683 ヒカルさん 私もHiverが本当にLaurent姓なのかは疑問を感じてました。 まだ私も説がまとまってないのですが、便乗する形で私の考えを書き込みいたします。 私は以前からHiverの母親=『焔』母=ノエルで、父親=『見えざる腕』金Laurent。 加えてノエルの旧姓がMalebrancheで考察していました。(*どれも確証されてませんので注意) …そして、Hiverが歌っている『朝と夜』から察するに、Hiver=Laurentの目的は、「生まれてくること」。 もうちょっと補うと、「Laurent姓として生まれてくる」こと。 つまり、「両親が別れずに二人の間に生まれるのがHiver的には理想」ということなのではなかと私は考えておりました。 あ、勿論この場合のHiverは『朝と夜』のHiverであり、=ロマ男ですね。 「生まれる前に死んでいく」…ヒカルさんの説で捉えるとなんだか感慨深いです。 私はこの詩までは考えてはいなかったですから(笑
694:あとら 2007/01/30(火) 16:34 >>692Arnearthianさん こんにちわ ジャケ絵の『葡萄酒』の位置が菫姫の側にあれば・・・とのことですが人形になる前=人として「生きている」=朝側なのではないかと思いました。 この説を推し進めて見るなら人形達が何らかの自我を持って行動していても不思議じゃないわけですね。 あと屋根裏の伝言の三つと双子の人形で僕の思ったことを少々。 焔と呪われし宝石には歌詞に双子の人形が出てきますよね? そして緋色の風車だけは出てこないのですが・・・双子の人形の事を11文字の伝言では「二つの風車」と言ってたりもします。 それから朝と夜の物語中では名指しで風車と呼べるのは「太陽の風車」たる菫姫のみと思われます。太陽の色をあえて言うなら暖色で橙色・・・つまり緋色なのではないかと。 結局何が言いたいのかというと、屋根裏伝言の三つの曲全てに人形が深くまで関わっているのではないかという事と、 緋色の風車だけ「双子」の人形ではなく菫姫の一人舞台であり、柴陽花姫は緋色の風車には居ないのではないかということです。
695:大黒 2007/01/30(火) 19:54 >>685-686ルオンさん ふむ…『美しき』と『葡萄酒』は「紫陽花姫」「菫姫」の人間だった頃を歌った歌ですか うーむ、面白い説だとは思いますがジャケ絵を見てる限りちょっと賛成はしにくいかなと 理由としてはモニカは紫陽花の側にいるから問題ないんでしょうけど『葡萄酒』のロレーヌもまた紫陽花の方にいるんですよね もし『葡萄酒』が菫の過去を歌った歌ならロレーヌは菫の方にいないとおかしいというか不自然だと思うんですがどうでしょう? 私もルオンさんの前提には大体で賛成なのでこの部分がひっかかります そして仮に2人が双児の人形になったとして『焔』と『呪われし宝石』に出てくる双児の人形との関連は何なんでしょうか? また、イヴェールと知り合えた(関係を持てた)きっかけというか理由は? この辺もひっかかります 賢者が『11文字』でクロエを試すためという考察も悪くないと思いますがという事はクロエはこのRomanに歌われた人生を何らかの形で知る事ができたという事でしょうか? 屋根裏の伝言の解釈など各論では賛成したい説ですが総論では今ひとつ賛成に傾きにくいというのが私の感想です >>691イクロさん はじめまして そういえば『澪音の世界』とリンクしてましたね これは完全なこちらのケアレスミスです。なんであの時出てこなかったんだろう^^; 第3のボーナストラックについては全くの謎です。私も「よく解らないから第3のボーナストラックにしちゃえ」的な思考で書いた事は否定できませんし 次がアルバムかシングルかは解りませんが何かヒントになる曲があるといいですね >>692-693Arnearthianさん そういわれてみれば人形に関する考察は今まであまりなかったですね 私のルオンさんの説へのレスはそちらを参照していただくとして イヴェールの父親が金ローランというのは面白いですね またノエルの旧姓がMalebrancheであるというのは以前から仰ってたのでその線をなぞればいいのかな? だとすると見えざる腕で復讐劇の舞台を降ろされた金ローランはノエルの元へ再び現れヨリを戻したというのがArnearthianさん的には理想の展開なんでしょうか >>694あとらさん ふむ…人として「生きている」から朝側ですか しかしその考えでいくと夜側に配置された人たち(緋色の少年少女や赤ローラン)など人として生きてると思いますがどうでしょう? 『11文字』の『2つの風車』は人形とは関係ないかなと思ったり あれは文字通り愛する2人を暗示してるのではないでしょうか それが緋色の少年少女であったり、『彫像』のオーギュストと彼の妻だったり『葡萄酒』のロレーヌと使用人だったり曲によって様々ですが なので私は双児の人形は全部の曲に深く関わってたとはいえないんじゃないかなぁと考えてます もちろん、『焔』や『呪われし宝石』など直接出てくる曲もありますが基本的には人形は観察者でありそのロマンがHiverに相応しい物かどうかを見極めるために存在してると思います 各曲の最後の『そこにロマンはあるのかしら』はHiverにその人生を見せ、ロマンを感じるかどうかつまり自分が生まれてくるに相応しいかどうかを判断させてるんだと思います
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