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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
198:ARAQ 2006/11/28(火) 23:58 『伝言』の「二つの風車」から考えていった自分の考察を一つ。 一つ目の風車=Laurant(Laurencin)達による「復讐の風車」説。 まず『緋色の風車』の少年=Laurencin、LaurencinがLaurantの息子を称する呼び名、 赤髪のLaurantが「殺戮の女王」を『緋色の風車』の時に奪った、とする三つの考えを前提にします。 「Laurencin」があくまで「Laurant」の息子を称する呼び名だとすると『緋色』のLaurencin以外に もう一人「Laurencin」となりうる者が生まれます。 それは「鳶色の瞳をした少年」です。 『緋色』のLaurencinが赤髪のLaurantを殺し「殺戮の女王」を奪う。 「鳶色の瞳」のLaurencinが復讐を誓い、『緋色』のLaurencinを殺し「殺戮の女王」を奪う。 この時『緋色』のLaurencinには息子が居て新たな『緋色』のLaurencinとなる。 そしてまた・・・といった具合に延々と続く「復讐の風車」。 こうすると『呪われし宝石』のLaurencinはどちらかの血筋で、もう一方のLaurencinの家系の所持する 「殺戮の女王」を奪いに来た、という構図ができると思います。 あと『少年は剣を・・・』の「剣を子に托す」的なものともかみ合うのではないかと。 下に続きます。
199:ARAQ 2006/11/28(火) 23:58 上の続きです。 二つ目の風車=Hiverの輪廻転生による「生と死の風車」説。 まず『呪われし宝石』の穴を掘るHiverが最初のHiver、『11文字の伝言』の母はHiverの母、 そして最初のHiverはきちんと生まれている、『呪われし宝石』の人形師はHiverの父、 「双子の人形」はHiver誕生時」すでに完成済みで作成者は父とします。 『伝言』の母はHiverを生んだ後に死亡しているようなので妹とは異母兄弟、父親は一緒なので 双子の人形を妹が大事にしても問題なし。 そして妹が嫁ぐことになりHiverが祝いの品を用意しようとして「殺戮の女王」を発掘するも死亡。 妹のもとに戻りたいという思いからHiver妹の子供として最初の転生。 が、「殺戮の女王」の「発掘者」、ある意味「生みの親」の関係者である妹と「発掘者」そのものである 胎児に「死産」という不幸が訪れる。 そして『焔』へと繋がり「双子の人形」とともに弔われる。 Hiver双子の人形の記憶から母の「伝言」を知り「幸せ」になれる「物語」を探し転生を繰り返す。 だが転生後は記憶が残らず何度生まれ変わっても「殺戮の女王」と関わり死亡してしまう。 『呪われし宝石』の盗賊Hiverも生まれ変わりの一人。 Hiverが「殺戮の女王」に関わってしまうのは「殺戮の女王」のほうがHiverを呼んでいるから。 『yaneura』の「さあ、生まれてきなさい・・・Hiver」がそれ。 下ラスト。
200:ARAQ 2006/11/28(火) 23:59 続き。 結論として「殺戮の女王」を世界に巡らすのがLaurencin達による「復讐の風車」。 「殺戮の女王」を世に解き放つのがHiverの輪廻転生による「生と死の風車」。 Laurencin達が復讐をやめ、Hiverが「殺戮の女王」に惑わされることがなければ「殺戮の女王」が 「檻」から出ることなく幸せに近づけるという物語かなぁ・・・と考えてみました。 でも問題が一つ。 『星屑の革紐』は金髪Laurantのその後で、この「地平線」では「転生」もキーワードであるという ヒントを提示している曲。 『歓びと哀しみの葡萄酒 』は「殺戮の女王」による「悲劇」の一つを綴った曲(祖父の使用人を Hiverの生まれ変わりの一人とすると繋がりが増す)。 『黄昏の賢者 』は声優的に見てHiverの母の曲。 じゃあ、『美しきもの』はなんなんだろう?ロラン=Hiver?いや「殺戮の女王」無しで死んでるし・・・ と、なってしまうんです。 これが嘘?はて?どういう意図の嘘か全然ワカランデス。 これに賛同してくれる人がいればこの説にのっとって『美しきもの』を考察してくれるとうれしいです。 てことで(?)皆さんの考察の一助になればいいなー、みたいな。(逃
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