下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
263:駄犬 2006/12/04(月) 21:00 [sage] 皆さんがすばらしい考察をしてる中恐縮ですが私見を一つ 嘘をついているのは『全員』って考えはどうでしょう と、言うのも『見えざる腕』のバックで『アルヴァレス将軍に続け』というセリフが入ってます このことから『腕』はクロセカの世界の一場面であると断定できます(ファンサービスでアーベルジュの名前を出したという領主様の事情は除いて) また、『伝言』以外はすべて同じ世界の中の出来事と捕らえられる繋がりがあります 『伝言』は確かに他の全ての曲につながりますが、これ単体では生と死(=朝と夜)をテーマにした曲になるのでとりあえず除外 よって『伝言』以外もクロセカの一部 以上の二点から考えると、この『Roman』のストーリーは『第五の地平線の物語』ではなく、事実上『第一の地平線の物語』のワンシーンになると言えるのではないでしょうか つまり、『第五の物語』は存在せず、存在しない以上すべては嘘になる、とそういう感じで 思えば少年は剣を…にもクロニカ様が出張してたわけで 無理に過去の物語とつなげるなとは領主様の声ですが、SHの歴史全体で見るとこういう捕らえ方もできます よって嘘をついてるのは『全員』……一人に絞るのなら領主様ってことで(ぁ
264:nanashi 2006/12/04(月) 22:39 [sage] 身も蓋もないことを主張しますが、「誰が嘘をついているのか」について。 作者曰く、「この物語をどう解釈するかはあなた次第」とのこと。 であるならば、十人いれば十通りの解釈が生ずると考えられ、『正解』はないと考えられます。 すると、その人が「嘘をついている人」が誰かだと思えばその人が嘘をついていることになるし、誰も嘘をついていないと見ればそうなります。 つまり、全てはその人次第ということ。誰も嘘をついていないかも知れないし、全員が嘘をついているかも知れない。 そう仮定した時、たった一人、絶対に嘘をついている人がいます。 他ならぬ作者Revo氏その人です。 『Roman』で語られる11の物語その全てが、たとえ筋が通っていたとしても、虚構に過ぎないからです。 これを否定するためには、11の物語全てが事実であるという証明をしなければなりませんが、それが不可能なのは明白です。 いずれも史実ではないからです。 嘘とは、「口から出任せ」ばかりではありません。 作品を作り出すということは、幻想をさも現実のように見せるという「嘘」に他なりません。 「嘘をついているのは誰か?」というのは、Revo氏なりの遊びのひとつではないかというのが当方の考えです。 物語中では誰が嘘をついていても、はたまた誰も嘘をついていなくても、お話にはなります。 しかし、Revo氏は「嘘」を構築し、世界を紡ぎださなければ、そこに決して『幻想物語』は生まれません。 自分自身のそれをも含めて、「嘘をついているのは誰か?」と問いかけてきている気がします。
265:ナツキ 2006/12/04(月) 23:21 >256 hujimiyaさん 私も同じように考えていますよ〜。 注目したのはyokoyanさんのジャケットイラストです。 「少年は剣を…」に描かれた少年は「銀色(白?)の髪」に「青い瞳」 「赤い石」のはめこまれた「黒い剣」を持ち、服の首元に「リボン」があります。 「Roman」に描かれた青年は「銀色の髪」に右が「青い瞳」で 「赤い石」のついた「リボン」をしています。 必ずしもイコールで結べなくても、少年と青年には共通点が多いような気が。 また「少年は剣を…」の緋色の風車のイラストには少年と少女が 描かれていますが、少女の首元にリボンがあり少年にはありません。 ですので、私はリボンが少女から少年へ渡ったのでは……と考えています。 >259 chiffonさん 時の王(トキノオウ)→黒の王(クロノオウ)と読み替えてみるのはどうですかね。 クロセカの「聖戦と死神」のなかに「黒の教団(クロノキョウダン)より放たれし刺客」 「死角より放たれし時の凶弾(クロノキョウダン)」という言葉遊びがあったように 思うのですが……うーん、自分で書いておいてアレですが、これはこじつけが過ぎるかもorz
266:大黒 2006/12/05(火) 00:00 >>259hujimiyaさん 私も一時期『少年は剣を』と『Roman』の関連を考えました 目をつけたのは3番目に入ってる『神々が愛した楽園』です。ここの歌詞で 『嗚呼…少年は黒き剣を取るでしょう…そしてその剣が折れても…またその仔らへと託すのでしょう…遥かなる《年月》の祈りを』 とあります。そして『見えざる腕』には 『不意に飛び出した 男の手には黒き剣』 とあります。 ここからローランサン=『故郷を失った子』の1人で赤髪ローランは故郷を滅ぼしたうちの1人(それも幹部クラス)ではないかと そして『またその仔らへと託すのでしょう』というのは終わりのない復讐の螺旋を暗示してるのではないかと考えました しかし、この曲が他ゲームのテーマ曲である事と『Roman』に収録されなかった事でこの考えはないかなと破棄しました 『Roman』と『少年は剣を』との繋がりは不明ですが緋色の風車以外の2曲は関連してないかなというのが今の考えです >>260Pさん 面白い解釈ですね しかし泣く方はそれで解決できるかもしれませんけど哀しみはどう捉えましょう 私はこの歌詞は人生、とくに過去というのは哀しみに彩られている事の方が多く記憶されるのだという風に解釈しました だからこそ『笑いながら僕達は行く 遥か地平線の向こうへ』という歌詞に繋がるのだと思います。この場合地平線の向こうというのは未来という事になりますが
267:ARAQ 2006/12/05(火) 00:47 >大黒さん 『美しきもの』・・・実は他の曲と繋がると仮定して考察してみるべきだろうか・・・? ちなみに曲ごとの「双児の人形」の語りは生と死の繰り返しを表すために二人の姫君を交互に使ってるんじゃないかと思っていたので曲そのものとの繋がりはあまり考えてなかったり。 『星屑の革紐』かぁ・・・よりによって『朝と夜の物語』を抜かした時に『美しきもの』と対になる位置になりかつ歌い手が同じでさらに二曲ともキレイな「Roman」というかんじのする『星屑の革紐』かぁ・・・ まぁ、その並びのせいで自分もこの曲は少し気になってるんですが。 実際『星屑の革紐』の父親を金髪Laurantと仮定しない限りこの曲も他と繋がりませんし。 あと『焔』と『11文字の伝言』も対となる位置で歌い手が一緒でともに「母」の「Roman」というかんじだし。 『呪われし宝石』と『歓びと哀しみの葡萄酒』も対になり歌い手が同じで「殺戮の女王」が出張ってるっぽいし。 『見えざる腕』と『緋色の風車』は対にはならないけど歌い手は一緒で「Laurencin」の「風車物語」。 『天使の彫像』と『黄昏の賢者』はなにはよもあれじまんぐ・・・は置いといてこれも対ではないけどともに「悩める親」の「Roman」。 ちなみに対じゃないものどうしは対になる位置だったり。 となってるように思ったりしたりしなかったり。 意味があるかはわかりませんが以上も自分的に要考察。 >nanashiさん Hiverの歌を担当してるのが領主様らしいという書き込みを見た時そういうようなことも考えましたがそれだと個人的に「Roman」が欠けるので(「に」ではなく「が」ここ重要)思考の隅に鎮座させといてます。
268:ARAQ 2006/12/05(火) 00:57 ぬおっ、「なにはよもあれ」ってなんだ、「なにはともあれ」の間違いです。 失礼しました。
269:hujimiya 2006/12/05(火) 14:11 >ナツキさん やぱり、共通点が多いですよね。 偶然、とは考えづらいので、ワザと共通点を持たせたのでしょうか? 私がHiver=少年をいくら何でも其れは…と思った理由は実は其処なのです。 『同じ』ではなく、あくまでも『似ている』なんですよね。 特に片方の瞳の色が違うので、=で結べなくなってしまって… >大黒さん 私も、黒き剣は気になりました。 歌詞もそうですが、Romanと少年は剣を…のジャケットに描かれている絵が私には同じ物に見えたので。 ただ、ゲームのアイテムとして黒い剣が出てくる事を友人に聞いて、そんなに重要じゃないのかな?と思ったんです。 お二人の意見を拝見いたしまして、直接的には関連がないが、間接的には関連があるのでは?と思いました。 そこで、『予告編』という言葉が浮かんできたのです。 Romanと少年は剣を…は繋がりはない。 しかし、少年は剣を…にはRomanの予告編という一面を持っている。 そう考えると、緋色の風車が収録されている事、トラック5、5th ROMAN〜、Romanとは関連のなさそうな2曲にRomanと繋がりのあるような言葉が使われている事などに、一応自分の中で納得出来る理由を付ける事が出来たような気が。 いきなり関連させて考えず、Romanについての考えがある程度纏まってから考えた方が良いのかも知れません。 そうすればまた違う発想が出てくるかも?
270:P 2006/12/05(火) 16:14 >>261あれさん アナザーロマン聞きたいです…(虎で買ったんです) >>266大黒さん まだ他の曲との関連を考えず、ただこの曲単品で聞いた解釈なんで、大黒さんの解釈とは「解釈の姿勢」そのものから違っていますが、私の中ではこんな感じです。 「泣きながら僕達は来る〜遥か地平線の向こうへ」 →私達はまるで、生まれて来た事によってこれから遭遇するであろう哀しい別れや苦しみを予感するかのように、泣きながら生まれてきます。しかしそれを振り返ったとき、そこに貴方が輝きと感じるもの、美しいと感じるものを見出せたなら、笑いながら夜を迎えられるでしょう。 くらいの感じです。「夜」うんぬんは、まあ、未来というか生の終着点くらいの意味で。 ただ最後の方の「嗚呼…僕達はもう逢えなくても〜」がよく分からないんですよね…
271:大黒 2006/12/06(水) 00:13 >>267ARAQさん 『美しきもの』と繋がる曲…1番他曲との繋がりが薄そうな曲だけに苦労しそうですね ちなみに私は『星屑の革紐』の父親は金髪ローランではないと思ってます 『見えざる腕』のPVを見てると《隻眼にして隻腕》なのは金髪ローランなので《アル中にしてヤク中》なのも金髪ローランだと考えられます まあ赤髪ローランも十分アル中くさいですがそれはおいといて(笑) 嘘かどうかはおいておいてこの2曲の繋がりは平和なロマンと考えた方がいいかもしれませんね >>269hujimiyaさん 予告編ですか。メジャーデビューのエリ前がエリ組の予告編みたいなものだったので第2期サンホラでもそれを踏襲したと考える事は出来ますね 今調べて気づいたんですが少年は剣をの《5th ROMAN》に11文字の伝言がありますね。そう考えると他の3曲はともかくこの曲はRomanへのつなぎと考えた方がいいようです 実際、出だしは『朝と夜の物語』に似てますし >>270Pさん 私もとらで買ったのでアナザーロマンが聞けない組です(´・ω・`) なるほど。そういう解釈もありですね そう考えると『朝と夜の物語』と『美しきもの』が繋がらないかな?かな? 「嗚呼…僕達はもう逢えなくても〜」というのは生まれる前の世界(天国みたいなところ?)から現世に生まれる事でもう会えなくなるけれど お互いにひとつの空の下で現在を生きていこうというふうに捉えてみました
272:GDO 2006/12/06(水) 01:23 ふと思った。↓公式のRoman紹介ページ。 ttp://sound-horizon.net/music/Roman.htm 収録楽曲で、バックカラーは黒と灰が交互になっているにも関わらず、 見えざる腕と呪われし宝石のバックカラーが同一なのは・・・ 何故だ_| ̄|○ ・・・既出?(´・ω・`)
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