下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
458:ルオン 2006/12/24(日) 20:31 >>457 chiffonさん お返事ありがとうございます。なるほど、確かに色々な解釈が出来ますね・・・ 特に「詩」に関する解釈が色々と・・・ 場面変換に関しては、何だか分かる気がします。前半と後半で異なる解釈・・・ ご意見聞かせていただき感謝です。また、色々考察できそうです。
459:大黒 2006/12/24(日) 22:29 >>457chiffonさん うーん、確かに「彷徨える焔と時を騙る幻想」はポイントになりそうですね しかも一見生を歌ってるように見える 『彷徨える《焔》の物語』にかかってくる『太陽の風車』と『月の揺り篭』がそれぞれ『廻り来る生のざわめき』と『廻りゆく死の安らぎ』 と生と死を歌ってる辺りにも何か謎が潜んでそうです Hiverがそれぞれに産まれてくるというのは以前にも書いた通り「殺戮の女王」に関わってると思います 後、歌詞というか歌の時系列ですが必ずしも順番通りではないと思いますよ chiffonさんの言葉を借りるなら《彷徨う=うろうろしてる》という感じで様々な時代がクロスしてると思います もしくは徐々に古くなってるのではなく新しくなってるのではないでしょうか ジャケットの表紙に産まれてから死んで骨になるまでの人の一生を書いたような小さなイラストがありますが、これがジャケットの中の歌詞カードの両端と真ん中にも描かれていてちょうど『11文字の伝言』で終わってます もし『朝と夜の物語』が最も新しいのならここから逆再生のように赤ん坊へ還っていくと思うのですがどうでしょう?
460:むりゃん 2006/12/24(日) 23:53 >>451ARAQさん 『屋根裏』『truemessage』『アナロマ』は物語を解釈しやすくする為の、ヒントという認識が心の中に一応あるのですが(これを聴かなければ“本当”に行き着けないというのは問題ありでしょうし……)、どうも重要視してしまいます……。 名前の広まりは、確かにそうですね。クリストフも人が知らない事を心で呟いて笑っていそう(どういうイメージを抱いているのか→悪魔だと勘違いしてました)。 >>452大黒さん はっきりと誰か、とは考えなくてもいいのです。『他の女』という思考に持っていく材料としての『白いキャンパスに〜〜』なのです。 「キャンパスに描きとめる」は、「ああ……」と思えるのですが、「13人の少年」の役目は何になるのでしょうか……。 ミシェルとは直接連結して考え無くてもいいのです。「物語を俯瞰するもの」という解釈でいいと思っています。だから、「物語(嘘の現実)」に閉じ込める事も可能だと考えました。 『殺戮の女王』の意思などはじめから無いのでは、と私は思っています。呪いは、>>455jirさんがおっしゃっていた解釈を参考に……。『宝石』が『呪われている』と周りが騒いでいるだけならば、「殺戮の女王」というものは存在しないのではないか、と考えてしまいます……。
461:大黒 2006/12/25(月) 00:30 >>460むりゃんさん ふむ…他の女説を補強するための『白いキャンパス』ですか ちなみに、「ああ……」というのはどういう意味でしょう? 「13人の少年」の役目は何なんでしょうね 『檻の中の花』と切り離すなら私はロマンを終えたHiver達ではないかと思ってます 「殺戮の女王」に近づけた者も近づけなかった者もロマンを終え、殺戮の女王の意思、そして総体Hiverの元へと還っていく 「少年」というのはあくまで比喩的表現で実体のない魂的な存在ではないかと 「殺戮の女王」についてはここでちょっと日本的な思想が入りますが「殺戮の女王の意思」というのは一種の付喪神のような物だと思います 最初はそんな意思なんて何もなかったのに人々が噂し、長い年月を経た結果本当に宝石が呪いという意思を持つようになったとは考えられないでしょうか?
462:ARAQ 2006/12/25(月) 00:32 >453大黒さん あい、ナンバー打っときました。 「13人の少年は全てが復讐の風車に関わって死んだ者ではない」は諸事情あって微妙なとこですが「Laurencinばかりが復讐の風車を廻す者ではない」は自分もそう思ってますよ。 「Laurantの家系が殺戮の女王に関わってたか」ですがぶっちゃけ「風車」の廻り始め、つまり「赤Laurant」あたりにさえ関わっていればいい、というのが実際のところです、「復讐の風車」が「殺戮の女王の意思」によって生じたモノであればそれ以降に「彼女」が直接関わらずとも十分「腕の中」だと思うので。 で、諸事情というのは「彼女」を「開放する者」を誕生、生まれ変わらせる為に「13人の少年達」の死が必要だとすると「彼女」が眠っている間も「彼女の腕の中」で廻り続ける「復讐の風車」は「彼女」にとってかなり都合の良い「システム」なんじゃないか、という考えからのものなのです、この場合わざわざ他から「13人の少年達」を調達(?)する必要がない、つまり「復讐の風車で死んだ者達」で十分事足りるわけです。 当然他から調達することで問題が出るわけでもないので「諸事情あって微妙」となったのです。 とはいえ「13人の少年達=Laurencin達」のほうが自分的には「Roman」なのですが。 あ、あと自分が拘ってるものがあるとすればそれは「Laurantの家系」ではなく『Roman』内の「少年(緋色の、や鳶色の、に限らず)」という存在の役割ですね、「Hiver」を「少年」とするのは個人的にしっくりこないので今の所は「Laurencin」に的を絞って色々妄想してますが・・・はてさて。 >460むりゃんさん 『yaneura』等の曲は本当に微妙なとこですね、ただ今までのアルバムにも言えることなのですがそもそもきちんとした「答え」に行き着けるように出来ているのか、考察していく内に正しい「答え」が上がったとしてもそれを「そう」だと断言出来る作りになっているのか?というと自分は「否」だと思うんですよね、そう考えると・・・うーん、ますます微妙なとこです。 「白いキャンパス」についてはまだなんとも言えませんが「殺戮の女王」というか「呪い」は存在しないという方向性は自分も考えてます、主となる考えとしては「Hiver」が自らが望む「Roman」に辿り着けないのは「殺戮の女王」のせいなどではなく「Hiver」がそう「思い込む」ことによって自らを「檻」に閉じ込めているのでは・・・というものです、むりゃんさんのものとは違うので参考にはならないかもしれませんが・・・ では、今日はこれにて。
463:大黒 2006/12/25(月) 01:00 >>462ARAQさん んー、できればこうやって半角>>数字という風に打って欲しいの(´・ω・`) そうするとそこへリンクで飛べるので 閑話休題 あ、ローランサンだけが復讐の風車を廻す者ではない説は採ってましたか どうも文章からそれっぽい匂いがしなかったので 「復讐の風車」に女王が関わってたかどうかですがちょっと微妙ですね なんとなくですがこの風車は赤ローランと金ローランの私怨のぶつかり合いで廻り出したように思えるので ただその後の復讐劇を見て殺戮の女王が自らの腕の中に取り込んだという考えなら私も納得できます 諸事情については了解しました 確かに復讐の風車が彼女の腕の中で廻ってれば勝手に死人が増えてHiverを誕生させるのに都合よくなりますからね ただ、中には風車の外から招き入れられた者がいても不思議じゃないなというのが今のところの考えです 個人的にはARAQさんとは逆に「13人の少年達」が様々な死に様を見せてくれた方がロマンを感じるので Romanの中の「少年」がどんな地位を占めてるかは微妙ですね。いかんせん2人だけとサンプルが少なすぎるのでいくら考えても想像の域を出ないような気がします 『屋根裏』などのボーナストラックやアナザーなどの特典の扱いは確かに難しいですね ネット環境がなければ当然ボーナストラックは入手できませんし、ネット環境があってもボーナストラックの存在を知らない人もいるだろうし アナザーに至ってはタワレコで早期予約した人以外は通常の手段では入手不可ですから うーん、本当にこの辺はどう扱うべきなんだろう 公平さ(?)を優先させるならアルバムに収録されてる11曲とは切り離して考えるべきだろうし でもこれらを組み込む事によって物語にふくらみが出るのも間違いないわけで…うーむ ちなみに、私も考察の果てに行き着いた答えが正解だと断言できるものになるかと聞かれれば『否』ですね 音楽は数学じゃないんだから1つの絶対的な答えなんて存在しないし存在してはいけないと思うので Hiver自己暗示説は面白いですね。宝石の呪いによって自らが呪われてると思い込むことで殺戮の女王の解放という「檻」に自らを閉じ込め同じロマンを繰り返す ただ、個人的には「女王の意思」があった方が面白そうなのでちとこの説にはネガティブですが
464:jir 2006/12/25(月) 01:12 >>456大黒さん 少年は剣を・・・の裏側の女がクロニカではないとお考えとは、正直びっくりしました なんといえばいいのか・・・まぁ私の中では考えたこともない意見なのではっきりいえません・・・。 檻のミシェルは「ミシェルマールブランシェ」で「殺戮の舞台女優」、13人の少年の遺体と共に発見時死亡済み yaneuraで、「ほの暗い檻の中を彼女の笑い声が支配する」で、檻を「折り合わさって死んだ少年たちの遺体」とするとミシェルでも可能性はあり。 しかし、死後一世紀を経過してもまだ檻の中にいる、という点では少年たちの遺体は檻ではない様子。 ほの暗いって舞台の照明はそれっぽいけど・・・? >>むりゃんさん アナロマは「嘘を吐いているのは誰か」を本編でスルーしちゃったときのお手伝いになりますが なくても支障はでないでしょう。 trueは1つ目の伝言を普通にあてはめた「普通の」ボーナストラックとして考えて終わりだと思います。 yaneura男が嘘つきと考えることも可ですがyaneura+アナロマでもともと1つだったととると嘘ではないことになる。 (朝夜は物語の行き止まり、ってことにもなりそう・・・) Hiverがそれぞれ〜うんぬんありますが Hiverの名前が出てきたのは作中でも限られておりHiverかどうか確認できない 美しきものではロランという呼び名である まだまだ謎は多いですね・・・
465:大黒 2006/12/25(月) 01:22 >>464jirさん 混乱させてしまいましたか もし『少年は剣を…』の裏表紙がクロニカだとしたら『少年は剣を…』に収録されてる2曲のタイアップ曲まで黒の預言書の中にあった事になるのでさすがにそれはないかなぁと思ってクロニカではないかなという考えだったんですが もちろんクロニカである可能性を全否定するつもりはありませんよ。ただ、『緋色の風車』以外の曲が他のメディアで使われてるのでそこにサンホラの同人時代の作品を絡めるのは難しいかなと思った次第です 私は屋根裏での『さあ…産まれておいでなさいHiver』は「殺戮の女王」の意思だと思ってます 理由に関しては過去ログを参照という事で(ぇ)
466:Arnearthian 2006/12/25(月) 17:42 あわわ…! すごい勢いになってる…! 流れを切ることになるかもしれませんが、まず返信から述べさせてください。 >>421 ARAQさん 私の考察を参考にして頂きありがとうございます。 自分のは不安定な推理だったのでちょっとでも役に立ってもらえて嬉しいです。感謝! まだまだ完全に捨て去るには早いのかも。「呪い=死のイメージ」という説で、もう少し考えてみることにします。 >>415 大黒さん 創作の可能性は大きいでしょう。確かに「年代=上演時期」と考えれば、別に六年間でも不自然はないので。 私も最近はおそらく創作ではないかと考えております。ただ、創作なら創作なりに腑に落ちない箇所もいくつかあります。 1、創作中の登場人物であるミシェルが「女優」であること。 …「女優」の半生を綴った劇というのも、ありえなくはないでしょうけど… 少なくとも事件を見る限りでは、まったく女優職の気配がしません。 …本当に、どういう劇なんでしょうね…? 2、クリストフの推理で、「死後一世紀を経た今でも・・」という台詞。 登場人物の考察…というには不自然な表現に思えます。 また、彼はミシェルのことについて断定形で言うんですよね。「同じ檻の中にいるからだ、と」 なんだかクリストフがミシェルという人物を知っているかのようです。 私は、やっぱり「焔」と「呪われし宝石」のノエルが、自分をモデルに創作したような気がしてならないのですが… そうなると今度は、ミシェルの死の様子までをも書き上げてしまっているのが不自然に思えます。(予定…?) yaneuraromanの方は創作とも思えませんし。 では、相変わらず檻花から離れられない上に推理に一貫性がないArnearthianでした。 …ダメじゃん、自分…(泣
467:大黒 2006/12/25(月) 18:24 >>466Arnearthianさん とりあえず1つ1つに私の仮説を言っていきたいと思います 1:『彼女が犯罪史の表舞台に登場すること三度に渡り、そのいずれもが狂気に満ちた幻想の戯曲として知られている』 とある部分から考えるとこの戯曲はミシェルが犯罪史に関わった時だけを取り出して戯曲として書き上げたのではないでしょうか ミシェルは別に犯罪に関わらないきちんとした女優業もやってたと思います 2:うーん、不自然ですかね。私はとくに違和感は感じませんでしたが 『我々もまた、彼女と同じ檻の中にいるからだと…』という言葉だけ取り出すと不自然かもしれませんがその前に 『誤解を招くことを承知で』とあります。そこから考えるとクリストフはミシェルを知ってるというかかなり深い部分まで研究を進めていたのではないでしょうか 『焔』と『呪われし宝石』の繋がりはまだはっきりしてないので両方に出てくる女性がノエルかどうかは解りませんが(私は可能性は高いと思ってますが) 自分をモデルにしたとしたらノエルは文字通り「殺戮の女王」に魅入られた人生を送ってるような気がします そして最後には自分の死まで書いてるとすると動機が今ひとつ見えてこないのが不自然さを覚えます 屋根裏に関してはミシェルやノエルよりも「殺戮の女王の意思」が見え隠れするような気がします 推理に一貫性がないのは私もですよ^^; この場合はいかなる事態にも柔軟に対応できると開き直って威張っちゃいましょう(ぇ)
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
【Roman】総 合 考 察 ト ピ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Roman/1164202601/l50