【Roman】総 合 考 察 ト ピ
783:CES2007/07/12(木) 01:44:29 ID:TP0VTq6r
ログ250くらいまで読んだ。
全部読んでないので既出ごめん。

朝と夜の物語の中に
「廻り行く何の地平にも 詩を灯すで0302(し)ょう」
というのがあります。
双子の人形は、Hiverが生まれるに至るRomanを探して、「地平」を廻っている…と言えましょう。

地平とは何か。
これまでの SH からするに、地平(線)=CDです。
また、黄昏の賢者にも、
「繰り返え0301(さ)れる『歴史』は…『死』と『喪失』…『楽園』と『奈落』を廻り…
『少年』が去った後…其処にどんな『物語』(Roman)を描けのだろうか?」
と、これまでのCDのタイトルが一覧されています。

ここから、双子の人形は、Hiverが生まれるに至るRomanを探して、これまでに発売された
各CDの中を廻っている…とは考えられないでしょうか。
具体的に言うと、Romanに収録されている各曲が、過去のCDに対応しているのではないかということです。

では、その対応は何か?
散々既出でしょうが、
焔→Chronicle(書が歴史を創るのか)
見えざる腕→Chronicle(アルヴァレス将軍に続けー!)
緋色の風車→少年は剣を
歓びと哀しみの葡萄酒→Elysion(残念だったねぇ)
などの対応が見えます。
また、自信はありませんが、
呪われし宝石→Lost
かな? と思います。「失うまでは逃がさない」というフレーズが被ったので。
「檻の外へは逃がさない」というフレーズは「檻の中の遊戯」と何か絡むでしょうか?

他の曲がどの地平に繋がるのかはわかりません。

また、「楽園」と「奈落」とありますが、これはこの2つで1つのCDを表すものであり、
「奈落」に繋がる曲はないのではないかと考えています。
どこかの考察で読んだのですが、「Ark」が明らかに近未来的であり、Elysionのその他の曲からは
一線を画した世界観となっていることから、ElysionのABYSSサイドの曲は、いずれの地平にも属さないのではないかと考えられるからです。

さて、敢えて書かなかった
星屑の革紐→澪音の世界
ですが、澪音の世界が初収録されたCDはPico Magic Reloaded。
賢者が語る地平に含まれないCDなんですよね。それが引っかかる。
黄昏の賢者自体も、クリストフ繋がりだとすると檻の中の花→Reloadedで、これも既存の地平に含まれない曲です。
Pico Magic Reloadedの第一トラック「Reloaded」によれば、この2曲は「新たなる地平線に描かれる物語」とされています。
また、この時点で既に「Ark/第四の地平線」に言及しているのは、Reloaded発売時には既にElysionが企画されていたことを表します。
すると、「新たなる地平線」とは、この時点で企画されていない、第六以降の地平線のことを表すのかもしれません。
「窮地に瀕して読み込まれる魔法」を「ネタが尽きたらこの曲を使え」と解釈するのはやりすぎでしょうかw

ここからはまとまりのない、散発的な話題。

「終端の王と異世界の騎士」にも「仄甘い《陶酔》(ゆめ)を魅せ」というフレーズがありますね。特徴的です。

賢者。
「其処に私(Moi)が現れた」の「私(Moi)」と「時の王(Roi)が眠る墓所」の「王(Roi)」
「そして君(Toi)が現れた」の「君(Toi)」と「煌めく永遠(とわ)の星屑」の「永遠(とわ)」
これは明らかに韻を踏んでいますね。
それだけです。「私=王」「君=永遠」という、何らかの繋がりがあるんでしょうか? 無いんでしょうか?
1-AA