下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
402:amiren 2006/12/19(火) 22:42 >>400大黒さん まず、紫陽花の件ですが私は朝側の曲に生まれてくるに至る物語が在ったのではないかと考えております。 夜側に生まれてくるに至る物語はなかったのでは?と判断したからです(根拠には乏しいですが) そして、何故紫陽花がそのようにしたかと言うとやはりミシェルと繋がっていてイヴェールが生まれないようにってのが考えです さて、そのミシェルの件ですが「さぁ、生まれておいでなさい Hiver」と言ったのは死ぬ前でしょうか?死んでからでしょうか? 死ぬ前と考えた場合、ミシェルは干乾びてませんし少年もまだ腐乱してないのでは?そもそも屋根裏は発見された時に近い時期の曲なのでしょうか? あと、我々もまたSound Horizonという思考の檻から抜け出そうにありませんがと言ったのは解釈ではなく私の心境です^^; ややこしいこと書いてごめんなさい
403:amiren 2006/12/19(火) 22:47 連投すみません。 訂正 そのミシェルの件ですが「さぁ、生まれておいでなさい Hiver」と言ったのは × そのミシェルの件ですが「さぁ、生まれておいでなさい Hiver」とミシェルが言った場合 ○ ミシェル言ったように決め付けたような文だったので訂正します。
404:大黒 2006/12/19(火) 22:54 >>402-403amirenさん ふむ…双児の人形はミシェルと繋がってるとお考えですか 私は殺戮の女王と繋がってると考えてるのでミシェルとの繋がりは考えた事ありませんでした 「さぁ、生まれておいでなさい Hiver」といったのはミシェルではなく殺戮の女王の意思だと思います 根拠…というには少し弱いかもしれませんが私は『黄昏の賢者』のクリストフ=『屋根裏』の男=『檻の中の花』のクリストフだと思ってます つまり、クリストフが生きてる時代はミシェルが死んで1世紀が経過してる時代になります そしてRomanの中でクリストフが出てくるという事はミシェルが生きてたのは遠い過去の物語になるからです
405:むりゃん 2006/12/19(火) 23:09 >>400大黒さん 歌詞の最初の方にある、『哀しみに煌めく《宝石》』というのを『哀しみに煌めく心』と解釈しまして、その延長で私はそう解釈しました(『エルの天秤』でアビスに依頼していたのは伯爵だったけれど、提案者は継母だった。これからまた贅沢が出来る、と笑う継母の欲に濡れた心……とか想像しながら)。が、『殺戮の女王』の影を感じずにはいられないのも確かです。 人の人生の中に割り込めないと、知った瞬間白骨化するイヴェール。時が巻き戻り、自分が死んでいる事を思い出して白骨化するイヴェール。生まれるには、まず、死ななければいけない事を知って白骨化するイヴェール……。生まれるに至る物語を見つけた瞬間、生と死の狭間から解き放たれ、死に傾くイヴェール……(アナロマのジャケットは不のイメージが強い気がするけれど、実際“生まれ行く”前兆を表している……、ロマンを見つけた状態……とか)。 復活の前に死がある、とは誰の言葉でしたでしょうか……。 それにしても、みんな自分に正直に生きている気がして、誰も嘘吐きに見えない……。
406:amiren 2006/12/19(火) 23:12 >大黒さん 賢者についてはルオンさんと同じ考えです。勝手に抜き出すのは失礼と思いますが・・・ 彼が地平線を越えられる=時間の概念に囚われない存在 これとまったく同じ考えです。 だからこそクリストフは1世紀前の情報が詳しく手に入れてたのではないでしょうか? あと地平を越えれる存在として、黄昏の賢者の最後に「探したぞクリストフ」という台詞は他の地平に関与しすぎた事で追われてるのではないかと少し思っています。
407:ルオン 2006/12/19(火) 23:32 >>401 大黒さん 返信ありがとうございます。 「僕の代わりに廻っておくれ」はその台詞の後「ウィムッシュ」と人形達が答えているので、人形に向けた言葉だと思います。これがあるので、人形はHiverに従うものであり、賢者のほうが「監視者」に当たるのでは?と考えた、というのもあります。 まぁ、人形が従うふりをして、Hiverの一番近くにいると考えることも出来るかもしれませんが。 地平線に関する解釈に関しては、理解していただけた様で何よりです。まさしく、その意味での不毛の地平をいいたかった(笑) イヴェール=Hiver Laurantは考えたことなかったですか〜w けれど、大黒さんのおっしゃるHiverの総体による、宝石の解放に関しては、ほぼ同意見になるかな、と思います。 私の場合、総体というよりはLaurantという血縁による、と考えてるという違いがあるくらいで。 私がLaurantにこだわるのは、歌の中にさんざんLaurantが出てくるからなんですよね。意図無く、この姓が多用されるとは思えなくて(苦笑) 赤ローラン金ローランに関してはそんなに名前に関して気にしていない、という部分が、私にはあります。この物語のなかに「宝石」は出てきませんしね。Hiverとしての解放者の役目はないような物語ですから。 Laurantの中でもHiverが宝石の解放者という考えは自分でもちょっと苦しいかなと思ってます;もう少し、裏づけを考えなければ。 思いのほか、大黒さんから主だった反論意見が出なかったので、ちょっと喜んでいたり(笑) >>406 amirenさん 抜き出し大歓迎です。同意していただくのは嬉しいことですし、意見がありましたらそれもまたしかり。 >>404で大黒さんが『黄昏』クリストフ=『屋根裏』の男=『檻花』クリストフだとしたら、やはり時間に囚われないと考えるしか・・・ もしも彼が、世界の中心に立ち続ける存在なら、『屋根裏』の地平線も『第五の地平線』も、それこそ『檻花』の地平線も見ることが出来るのではないかと少し考えました。地平線の存在する世界は、もし同じ場所だったとしても、時間と共に変化したりもしますしね。 「探したぞ、クリストフ」に関しては興味深い意見だと思いました。
408:大黒 2006/12/20(水) 00:12 今日は忙しいな(笑) >>405むりゃんさん んー、『エルの天秤』と『歓びと悲しみの葡萄酒』は繋がらないと思いますけど 『エルの天秤』で伯爵が依頼したのは使用人の抹殺と娘の奪還で 『歓びと哀しみの葡萄酒』の場合は伯爵が最後の切り札として(恐らく自分の家より格上の家に)娘を強制的に嫁がせる事ですから Hiverの死の螺旋は興味深いと思います。ただ、生と死の狭間から解き放たれ、死に傾くイヴェールというのは『朝と夜の物語』の『傾かざる冬の天秤』と微妙にマッチしない気がするのですが アナザーについては手元にないのでノーコメントにします。本当は欲しいんだけど存在を知った時には予約締め切ってたので(笑) 嘘をついてるのは誰なんでしょうね。もしかしたらこのRomanという地平線自体が誰かの見てる夢で虚構の物語だったりとかちょっと思いつきで書いてみましたがどうでしょう >>406amirenさん うーん、賢者はタイムトラベラーですか なんだかファンタジー色の強いサンホラ作品の中で1人SFですね でも確かにそう考えると1世紀前の情報でも詳しく入手できるのは間違いないんですよね…だから喉にひっかかった魚の骨みたいにこの説を切り捨てられないんです 「探したぞクリストフ」の解釈は面白いと思います。確かにミシェルの犯罪動機やその生涯を研究したりクロエの話し相手になったりとあちこちの地平線で問題行動というか干渉してそうですからね >>407ルオンさん 人形向けですか。確かに「ウィムッシュ」という台詞が入ってますね。そして恐らくHiver Laurantが人形に向けた「さあ、行っておいで」という言葉も イヴェール=Hiver Laurantを考えた事がなかったというよりHiver Laurantをジャケット真ん中の男にした瞬間に『総体Hiver』が誕生したといった方が正確ですね 赤ローラン金ローランというか『見えざる腕』には直接「殺戮の女王」は出てきませんがその影響らしき復讐の連鎖が感じられます 赤ローランと金ローラン、戦場で互いの腕を切り落とされる(見えざる腕) ↓ 赤ローラン、とある村を襲撃して少女を殺す(緋色の風車) ↓ 金ローランやさぐれた生活から赤ローランへの復讐を決意する(見えざる腕) ↓ 異国の酒場で赤ローランと金ローラン、再会する(見えざる腕) ↓ 金ローランが赤ローランを殺そうとした時横からローランサン(緋色の少年)が赤ローランを殺す(見えざる腕) ↓ 鳶色の瞳の少年、自分の父親(?)が殺される現場を目撃する(見えざる腕) ↓ 鳶色の瞳の少年、敵討ちを誓う(語られざるRoman?) という具合に 最初と2番目はどちらが先でもどちらが後でも問題ないと思います こういった復讐による殺意も「殺戮の女王」の呪いの1つの形として捉えていいのではないでしょうか? そしてやはりクリストフはタイムトラベラーでないと苦しいですか… うーん、確かに3つが同じ時間軸にあるという確証はないし、『檻花』から1世紀が過ぎてるという記述を考えるとそうなるのか
409:ARAQ 2006/12/20(水) 00:46 むむ、なんだか皆様の書き込み量が増えたような・・・一つ一つ意見を出していくには時間があれなので流れを見つつちょこちょこ自分の考えを挿むことにします。 とりあえず前にもちょこっと書き込んだ自分の「地平線」の解釈、前に自分は「地平線=輪(社会、国、学校などの輪と同じ)」というようなことを書き込んでおります。 なので自分としては地平線どうしに繋がりがあるのは特におかしいことではない、と考えております。 「そうなるとこのアルバムだけじゃ核心に辿り着けないんじゃ?」というかたもいらっしゃるかもしれませんが「核心」と特に関りの無い形でならどこがどう繋がっていようと問題にはなりません。 まぁつまり「賢者」が「核心」に近い存在と仮定するならば、彼が「クリストフ」だろうと「ノア」だろうと『黄昏の賢者』や『yaneura』での「賢者」はあくまで『Roman』という「地平線」の「賢者」という「役割」でしかない、ということです。 ちなみに自分は(核心には関りが無いという前提付きで)「賢者=クリストフ=ノア」と考えてます、「黒の預言書」を書いたのは「ノア本人」らしいので寿命なんて彼には無いも同然なんだろう、と思い「賢者=クリストフ」に「ノア」を足すと時代などの問題は解決するなー、みたいな。 ・・・・・・もう一つ「殺戮の舞台女優」と「殺戮の女王」の二つの「ミシェル」について書き込もうと・・・というかもう結構打ってたんですがミスって全部消しちまったぜコンニャロー・・・・・・泣けるー。 同じ名前である「意味」について触れてみようと思ったのですが今日はやめときます・・・・・・泣くぞー。
410:大黒 2006/12/20(水) 01:10 >>409ARAQさん 確かに前にそんな事を書かれてましたね 私も核心に触れない程度なら地平線が触れ合っても問題ないとは思うんですがRomanの核心がどこにあるのかイマイチ掴みかねてる状況です 「賢者」は核心に近いところにいると思いますが、核心そのものには触れてないと思います。いわば私達を核心へと導くナビゲーター役ではないでしょうか ていうかなんでここまで考えられて核心に辿り着けないんだ…_| ̄|○||| ところで「黒の預言書」を書いたのがノアって記述どこかにありましたっけ? 記憶してる限りクロセカではそういった記述はなかったような 『残念ながらもう手遅れだ 書の魔獣は誰にも止められないのだよ 終焉の洪水がこの旧世界を屠り全ての歴史を呑み込むまで』 とかの記述はありますが発見時黒の預言書には未来の事まで書かれていたようですしノアが未来の事を書いたという記述もなかったと思います もしノアが何らかの手を加えていたとしても原典である『書の意思の総体』がある限りそれほど大きな改変は不可能だと思うのですが それにわざわざノアの名前を出さなくてもルオンさんの出した説で3つの時間軸にクリストフが存在する説明はつくと思うのですがどうでしょう?
411:amiren 2006/12/20(水) 01:56 >ARAQさん 同じ名前である「意味」がすごく気になります・・・ まぁ、明日まで待ちますね。 さて、私もちょっとミシェルの意味について考えてみました。 何の根拠もなく13人のイヴェール説ですので軽く聞き流す程度でお願いします^^; 「殺戮の舞台女優」のミシェルは地平線を抜け出そうと13人の少年を使ってRomanという地平線を作ったとします しかしこの地平でもまた、秩序や社会的常識などの檻があった・・・ そこで、ミシェルの檻から抜け出したいという渇望が呪いとして始めは普通の宝石だった30ctの赤色金剛石に宿ったとしたら・・・ ここからは、呪いの連鎖みたいな感じで考えていただければ・・・ そして賢者は、ミシェルの研究の一環でクロエに逢い真実を知ることの出来る屋根裏に到達させるか何も知らずに繰り返す道を選ぶかその事を隠し本人に判断させる。 屋根裏に到達してもミシェルが13人のイヴェールを使い再び繰り返す・・・・ ただ、誰かが嘘を言っている事を知ってアナザーに行き着く・・・ これなら、クロエもミシェルの研究の一環に・・・ ちなみに根拠がないので書くのも迷いましたがこう言うところにヒントがあるかも知れないので^^;
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