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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
445:chiffon 2006/12/23(土) 17:19 >>大黒さん 遅くなりましたが、 ”Hiverが人形に宝石の追憶のロマンを探させてる” というのは人形の謳う「我等は彷徨える 追憶に揺れる《風車》」 からとったものです。なので風車は「廻る」という意味で捉えると、 追憶を廻っていくのが役目、という感じではないかと考えました。 そして今までの自分の説ひっくり返し。朝と夜と焔の繋がりがこの物語のはじまり。 幾つかの愛の詩を作った一番最初のイヴェール(僕の詩としてるので)が、 その詩を子供に伝えて死ぬ。 その伝えられるという比喩が”廻り合う君の唇に僕の詩を灯そう”。 度々でる少年が口ずさむ詩というのは、ローランという家系で伝わる詩。 そして、その詩こそが僕達が繋がるロマン。バトンのような感じでしょうか。 ここまでが序章。 太陽と月とは双子として、彷徨える焔のロマンということは、 やはりそこで見失ってしまったことがあるということで、 詩が途切れてしまっているということでしょうか。 それが時を騙る闇のロマンですね。 なので、この「其処にロマン(口ずさむ詩)はあるのだろうか?」 というのを双子の人形に問いかけているというのも考えられますね。 詩が途切れて生まれてこれない僕の代わりに、 何処でその詩が途切れているのか。僕に繋がるロマンは其処で歌われているのか。 それを探ってきておくれ。という感じでお使いにだす。 で、双子の人形の役目は探すことじゃなくて、もっと大事なこと。 過去に遡って詩を灯す=繋げ直すこと。なので、 双子の人形は歴史に介入してイヴェールが詠いつづけるロマンを繋ぐ 役目を背負いながら、彷徨っていく。 そして、僕達はもう逢えなくてもというのは、 それで繋がって僕が生まれて”傍らに人形が置かれることがなくなっても” ということではないでしょうか。 というのが朝と夜の全容かな?自分の言ってることが大分変わってますが、 これが一番筋としてはというか歌詞から取るならば自分の中で満足感がありますね。 君という問題も片付いた気がします。。 なので、ロマンには物語りともう一つ詩という意味もあるのかなあと。 しかし、独りで寂しくないように双子の人形を傍らにおいたのに、 寂しさや刹那さを感じてるのはなんともあれですね・・・。
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