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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
486:大黒 2006/12/28(木) 02:45 >>485chiffonさん 物語の根底が生命がが廻り繋がっていくですか その中でHiverは騙られた詩によって産まれる事が出来ないと… うーん、自分の採ってる『解放者Hiver』説とはちょっと違った角度からのアプローチですね もちろん騙られた詩によって『解放者Hiver』としての生命(ロマン)を持って産まれてきたという考え方も出来ますが 灯された詩については まず『朝と夜の物語』については 「君の唇に詩を灯そう」→「僕が産まれてこなくても君が僕のロマンを少しでも感じてくれるように」 「何の地平にも詩を灯すでしょう」→「Hiverが産まれてくるロマン(この時点では騙られた詩かどうかは不明)をここに用意しよう」 『焔』では 「幾つかの愛の詩を灯そう」→「世界は憎しみだけで出来ているわけではない。愛に満ちた世界だって作れるはずだ」 『見えざる腕』では 「灯された詩の名──『さようなら』」→「これでようやく彼女の仇が討てた。もう2度と貴様に会うことはないだろう」(緋色の少年=ローランサン説を採ってます) 『歓びと悲しみの葡萄酒』では 「地平線が語らざる詩」→地平線(世界)の表舞台に出る事はないがそこには激しい戦いの日々があった というような詩というか意味があったと解釈してますがどうでしょう 知られざる《物語》は…どうなんでしょうねぇ。何かあってもいいような気がするんですが何かあるならあるでもうちょっと知られざる《物語》があってもいいような気がするんですよね このRomanというアルバムはどちらかというと私達が解釈しやすいようにオープンに作られてる気がします となるとサンプルが3曲だけの言葉にこれ以上の深い意味を持たせるとは考えにくく…うーむ LaurentとLaurantですが『葡萄酒』のロベーヌだけがLaurentである事を考えると恐らく女性名詞と男性名詞ではないでしょうか どちらも同じ意味でLaurentというスペルが女性名詞、Laurantというスペルが男性名詞だと思います オーギュストというか『天使の彫像』は『緋色の風車』と一時期繋がってるのではと議論になりましたね ただ、有力な説のないまま流れていってしまいましたが 先述しましたが私は『監禁されてる相手』は存在しないと考えてます。また、ミシェル自身も自らを狭い檻の中に閉じ込められてると自己暗示に陥ってる節があります 血を液体と称する共通点は確かに見受けられますが(『檻の中の花』では血とは明言してませんが)灯された詩の名オルヴォワールというのはどこに共通してるんでしょう? 『檻の中の花』に似てるのは…個人的には『葡萄酒』か『屋根裏』だと思います 『葡萄酒』は貴族主義に翻弄された女の半生を描き、屋根裏では私達に解釈のヒント(?)のようなものを散りばめた謎の多い歌になってます 『美しきもの』はLaurantではないと思いますよ。後半、モニカの台詞で 『その花を胸に抱いてロランの分も生き続けよう』とあるので 苗字はまた別にあるんではないでしょうか
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