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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
684:大黒 2007/01/26(金) 23:15 >>682新旧さん ややこしい言い回しですみませんでした^^; >>683ヒカルさん はじめまして…ですかね ふむ…各曲の主役は全てイヴェール(候補)ですか 私はイヴェールが必ずしもローラン家の家系から生まれるとは考えてませんがその説も面白いですね 確かに離婚すれば姓は旧姓に戻る事が多いですが家を追い出された場合は別に姓を変える必要はないのでローランのままでいいかと そしてイヴェール・ローランだった赤子が別の名と姓を持って生まれる…ですか 確かにこれだと『生まれる前に死んで』ますね。この発想はなかったです 名前の矛盾についてはゆっくりと考えていけばいいかと。私も腕のローランや革紐のエトワール、名前の出てこない緋色の少年少女、彫像のオーギュスト、美しきもののモニカとロラン、葡萄酒のロレーヌ、黄昏のクロエなど思うところはありますが まずはこの説を提示したという事が大事な事だと思いますよ
685:ルオン 2007/01/27(土) 00:54 こんばんわ。久しぶりに覗いてみたら、ログを読み返すのに手間取ってしまいました。 いろいろと素晴らしい考察が繰り広げられていますね。 それを読みながら、流れを断ち切ってしまう事を承知で、此処暫くの間に個人的にまとめた内容を書きたいと思います。 1.『美しき』『葡萄酒』は「紫陽花姫」「菫姫」の人間だった頃を歌った歌である。 ※前提として、私は「朝=未来=生=紫陽花姫」「夜=過去=死=菫」(=はイコールではなく関連を示す)と考えています。 突拍子も無いといわれそうですが……順に説明していきますと。 『美しき』は「大空へと響け」等というところから、個人的に「青」=「紫陽花」のイメージでして。さらに最後の台詞で「歌い続けよう」とモニカが言っているところから、彼女は「歌い続ける存在となることを望んだ」。どこか未来に希望を持つようなイメージがあるんです。いつかロランが望んだ「美しきもの」を見つけようという希望が。 『葡萄酒』は言わずもがな、葡萄酒のイメージカラーは「紫」=「菫」。そして過去の追想をメインに歌った曲です。ロレーネはモニカと比較すれば、過去に囚われた人間のような印象があります。 このことから、最初のような意見を考え出したわけです。 こう考えれば、Romanの中でも浮きがちな『美しき』と『葡萄酒』が組み込みやすくなるかと思いました。 では、なぜ、モニカとロレーネは双児の人形になったのか。 人形は生きているわけではない。だから死なない。ある意味でずっと生き続けられる存在です。モニカはロランを思い続け美しきものを探し続けるために、ロレーネは過去を抱き続けるために。 そしてこれを可能に出来る存在は賢者あたりかと踏んでおります。理由は次項。 ここでいったん切りますね。
686:ルオン 2007/01/27(土) 00:56 続き。 2.賢者は舞台の傍観者である。 ローランたち、双児の人形、母親達、そして宝石。彼らをとある人生という舞台の役者達と据える。 それを傍観しているのが賢者である、という考えを少し思いつきました。(そうすれば、少し檻花との繋がりも生まれそう) そうすれば「1.」が可能。さらに、宝石の背後に彼がいるなら宝石が『殺戮の女王』となるように仕向けることも可能。(霧を出したりとか)などなど。 しかし、彼はあくまで人の人生に途中介入しているだけなんです。だからこそ、各曲でちょっとした「ありえないこと」が起きている。『腕』でローランサンがタイミングよく現れたりとか。このあたりは『賢者』で賢者がクロエに道を教えたように、彼に赤ローランを見つけるヒントを与えたとか考えられるかなぁと。 さて、そこで気になるのは、賢者はなんでそんなことしているのか、と。 それは「『11文字』でクロエを試すため」ではないかと思うのです。ある人生を見つめ、その結果が『true』に行き着くか『yaneura』に行き着くかを見るために。 「様々な人生を経た結果、見つけ出す答え」見たいなものを賢者は知りたいと思ったのではないかなぁととりあえず推測しております。 なぜ、それを知りたがったか、といえば、彼が知識欲を満たされたい「賢者」という存在だからではないかな、と。 ヒントを得たのは『屋根裏』のもう一つの伝言。 「廻る風車→ローランたち」「煌めく宝石→赤色金剛石、殺戮の女王」「巡る焔→命を灯す存在である母親達」「双児の人形→双児の人形」「灯される第五の地平→Romanアルバム自体。そして明かりによって浮かび上がる答え」みたいに解釈してしまったからです。 各曲の関連についても、考察しているのですが…とりあえず、長くなるので、今回はここまでです。 皆様の意見、お聞かせ願えればと思います。
687:ヒカル 2007/01/27(土) 10:20 まだ全然考えが纏まってないのにレスもらえた事に感動して舞い戻って参りました(何 >>684大黒さん レスありがとうございます! そうです、初めましてです。 文章打つのに必死で、忘れてました・・・申し訳ないです; そうなんですよねぇ・・・そもそもイヴェールがローラン家の人間であるとする根拠は、ヴォーカル名でイヴェール・ローランとなっているからってだけなんですよね・・・ 歌い手のイヴェールと作中のイヴェールが同一人物とも限りませんし・・・(現に歌い手と作中のイヴェールでは中の人自体も違いますし)ああ、どんどん矛盾点がorz 「生まれてくる前に死んでいく」という一文の解釈に焦点を絞ってたので、自分の説は他が纏まるまでは大仰に語れませんね;
688:胡麻塩 2007/01/28(日) 14:48 [sage] はじめまして 「少年は〜」以降の通常版しか手に入れていない者の、 非常に浅い考察ですが、「嘘」は『星屑の革紐』『美しきもの』、 『歓びと悲しみの葡萄酒』にあるように思えます。 それぞれ、過去の作品にあったおおむね悲劇だったことが真実 だったのかな?と。 もしかしたらもっと過去の作品にも同じような解釈ができるものが あるのかもしれませんが。 それでは。
689:f 2007/01/29(月) 22:50 ブックレットの月の所を見ていると奇数トラックの歌詞には 三曲後のタイトルの一部があり、偶数トラックの歌詞には一曲前のタイトルの一部があります。 つまり、12曲目のタイトルの一部には「地平線」歌詞の一部には「伝言」 が、あるかもしれないと思います。既出でしたらごめんなさい。
690:大黒 2007/01/29(月) 23:09 >>688胡麻塩さん はじめまして うーん、胡麻塩さんの説でいくと『歓びと悲しみの葡萄酒』には『エルの天秤』という似たような曲があるんですが 『星屑の革紐』と『美しきもの』の過去の作品というのがちょっと私には思い至らないです 以前に過去作と結び付けようという考え方は…あったかな メジャーデビューという大きな節目を迎えてからはなかったような気がします >>689fさん はじめまして 月の穴のところですが奇数トラックも偶数トラックも次のトラックのタイトルの1部になってますよ 12曲目のタイトルは地平線…確かにこの理屈で行くとそうなりますね うーん、『屋根裏』も『ture』も地平線っぽいようなっぽくないような… それともやはり第3のボーナストラックは存在するのでしょうか
691:イクロ 2007/01/30(火) 01:22 >690大黒さん初めまして。 『星屑の革紐』は、恐らく『澪音の世界』の関連曲ですよ。 ただ、『星屑の革紐』の方が過去だと思います… プルーが産んだ黒銀の毛並みを持つ子犬が、エトワール=澪音が連れていた犬かと。 何故死神になったのか、何故澪音の世界に囚われているのか、等々 まだまだ謎というか、情報が少ない… 第三のボーナストラック議論はまだ続いてるのですね。 2曲目は舞台裏みたいなもんかなあと思っているのですが。 屋根裏だし…行き止まりだし…真っ白なキャンバス…うーん。 あるとしたらそれこそが鍵というか、それでやっとアルバムが完成されるのに!という気分です。 次のアルバム買ったら「Roman14曲目」とかって付いて来たら面白いんですけどね。 領主「ちょっと難しくしすぎたみたいだからおまけしときます。」 みたいな。
692:Arnearthian 2007/01/30(火) 15:28 >>685 ルオンさん 1.の紫陽花姫=モニカ、菫姫=ロレーヌということですが… 双子の人形に関しても出番の割に背景が少ないので新説歓迎いたします。 (…というか、双子に人形については考察すら少ないという状況が、今更ながら異様に思える…) それにしても想像するととても切ないですね… 美しきものを死に行く弟と一緒に探したモニカと、 愛する人を失った哀しみを見つめながら葡萄酒を作り続けたロレーヌと、 その二人が人形となって生と死のロマンを探し続けるという… イメージの繋がりがしやすいし、浮きがちな二曲を関連付けられるので個人的には支持したいところなのですが… …もしそうだとしたら、ジャケ絵の二曲がもうちょっと特別扱いされてもいいかなと思います。 二曲は両方とも紫陽花姫の近くに。せめて『葡萄酒』の位置が菫姫の側にあればよいのですが… すごく惹かれる説なのですけど、うむむ… 2.の賢者については…あり得そうですがなんともいえません。 ただ、個人的には『黄昏の賢者』での彼はどちらかというと「善」側の人間かなと感じるので、反論したいのですけど… 反論に至る論証もないのですね(笑 というか、じまんぐさんが演じるとそういうのもあり得そうな気がしてしまう(笑 もう一つ、完全に個人的な閃きを。 以前私は自説でアルバム内の曲を「風車」「宝石」「焔」で三つに分けたのですけど… この説を見て、それに「双子の人形」を加えて四つにするべきかと感じましたです。ハイ。 本当に個人的でごめんなさい。
693:Arnearthian 2007/01/30(火) 16:04 連投になりそうです、申し訳ない。 >>687 >>683 ヒカルさん 私もHiverが本当にLaurent姓なのかは疑問を感じてました。 まだ私も説がまとまってないのですが、便乗する形で私の考えを書き込みいたします。 私は以前からHiverの母親=『焔』母=ノエルで、父親=『見えざる腕』金Laurent。 加えてノエルの旧姓がMalebrancheで考察していました。(*どれも確証されてませんので注意) …そして、Hiverが歌っている『朝と夜』から察するに、Hiver=Laurentの目的は、「生まれてくること」。 もうちょっと補うと、「Laurent姓として生まれてくる」こと。 つまり、「両親が別れずに二人の間に生まれるのがHiver的には理想」ということなのではなかと私は考えておりました。 あ、勿論この場合のHiverは『朝と夜』のHiverであり、=ロマ男ですね。 「生まれる前に死んでいく」…ヒカルさんの説で捉えるとなんだか感慨深いです。 私はこの詩までは考えてはいなかったですから(笑
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