下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
812:名も無きローラン 2008/01/21(月) 21:17:43 ID:Ws9ua1tP そういえば今思ったのですが、Romanは夜を思わせるような曲が多くありませんか? 歌詞の中のあいさつも、ボンソワールはあるのですが、ボンジュールはありません。 これは何か関係があるのでしょうか? 即出でしたらごめんなさい。
813:ぺん 2008/01/23(水) 01:26:48 ID:wSWq3WYg はじめまして。 サンホラを最近知ったばかりの初心者ですが、私なりに『Roman』を解釈をしてみようかな、と思いました。 (もし既に似たようなことをおっしゃった方がいたなら、申し訳ありません…) 「黄昏の賢者」の中の言葉で「君が来た朝を〜」というくだりがあります。 実際、これは曲中では子を産むか否かを悩む女性に向けられた言葉ではありますが、 ・今まで生きてきた自分の人生を後悔→さらなる痛みを生み、それを繰り返す ・今までの人生とこれからの人生を肯定→新たな結果や、別の人の生の肯定へ繋がる ということを暗に示している言葉だと解釈するとします。 これを前提として、『Roman』内のそれぞれの曲の主人公達が自らの人生を肯定したか否かを考えてみました。 (「朝と夜の物語」、「呪われし宝石」に関しては後々に重要になってくるので、ここでは含まないことにします。) すると、様々な苦難や葛藤の道のりを歩んできた人物も数多くいますが、そのほとんどが最終的には 自らの人生を肯定しているように見えます。 逆に、明確に自らの人生へ後悔を示したのは「緋色の風車」の少年のみである様に思われました。 この少年が「見えざる腕」に登場するローランサンであると仮定するなら、彼が生み出したのは 憎しみの連鎖であり、たしかに「さらなる痛み」であったといえるのではないでしょうか。 そんなローランサンが「殺戮の女王・ミシェル」という、関わる人物を次々と不幸に陥れ、憎しみの 連鎖を繰り返させる宝石の物語(呪われし宝石)に登場するのも、何か因縁めいたものを感じさせられます。 では「呪われし宝石」に登場する宝石ミシェル、兄イヴェール、盗賊イヴェール、ノエル、双子の人形 について私が考えたことを述べていこうかと思います。 この曲では、宝石を発見した兄イヴェールは欲に目のくらんだ鉱山の管理者に殺されたような描写があります。 彼はおそらく、「妹のために宝石を持って帰れなかった」という後悔により、自分の人生を肯定できない まま死んでしまったのだと思います。そして「後悔がさらなる痛みを生む」という言葉通り、彼は生まれ 変わっても(盗賊イヴェールとして)「殺戮の女王」を開放し、それが結果的に新たな犠牲へとつながる… という憎しみの連鎖の中から抜け出せなくなってしまったのではないかと。 続きます
814:ぺん 2008/01/23(水) 01:28:16 ID:wSWq3WYg 続きです そこで、彼にその連鎖を断ち切らせようと現れたのが双子の人形なのではないかと考えました。 ノエルが人形師の娘であり双子の人形が傍にいた描写があることから、この人形達はノエルの兄を思う 気持ちが宿って動き出したものなのではと。 イヴェールはある生まれ変わりの段階で、生まれてくる前に死ぬという状況に陥ります(母親の流産など?)。 その時に双子の人形が彼の元に現れたとすると、死を司るヴィオレのみでなく、生を司るオルタンシアも 彼の元に来たことになり、それによって彼は死んでもいない生まれてもこない状態になります。 これは人形達は彼をとりあえず一度この連鎖から引き離すことが必要だと考えたためではないでしょうか。 そしてイヴェールが連鎖から逃れるためには、彼が自分の人生を肯定することが必要となる。 それを促すために人形はロマンを集め、彼に示すことによりそれを気づかせようとしたのではないかと思います。 何も知らない彼は初めはそれに気づかず、「何故僕は生まれない?生まれてくるに至る物語はあるのか?」と 双子の集める物語にそれを見出そうとします。しかし彼はいつかそのメッセージに気づき、それを受けとめる。 そして最終的に「歌い続けよう君が迷わぬように」と『Roman』のリスナーに対し「人生の肯定」の大切さを 伝える事こそが自分の「物語」であると、自分を肯定するに至ったのではと考えました。 そしてその過程を綴ったのが「朝と夜の物語」ではないのかと。 また、彼の後悔の発端を「妹のために何もしてやれなかった」こととするなら、そしてノエルが人形に宿した 意思を「ノエルによる兄の人生に対する肯定」と捉えるならば、彼にとってこれほど人生の肯定を促すものは 無かったのではないかと考えました。 宝石ミシェルと檻の花三部作のミシェルとの関連、ノエル・マールブランシェとの関連、屋根裏物語の意味 についての考察や、ローランサンはその後憎しみの連鎖を断ち切れたのか、等については考えるところが多々 あるので、しばらくして纏まったらまたこの場所をお借りしたいと考えています。 長文申し訳ありませんでした。
815:通りすがり 2008/02/11(月) 21:27:16 ID:cVAyO9o5 流れをぶったぎって申し訳ありませんが失礼します。 「yaneuraroman」を、ボーカルキャンセルして聞いてみたんですが 所々、低い男性の声(台詞)のようなものが聞こえる気がするのです。 (風の音?がそう聞こえるだけなのかもしれませんが……) 既出でしたら申し訳ないのですが どうでしょう?
816:名も無きローラン 2008/02/22(金) 22:10:27 ID:DoN1D6WV てゆーか前提としてRomanの曲はみんな過去の話ですよね? Roman以外の作品では現在進行形も多いのに… 何故なんでしょう?
817:名も無きローラン 2008/02/25(月) 22:56:57 ID:4fuYRzlN >>816 イヴェール本人が出てくる朝と夜の物語を覗いた歌を、イヴェールが双子の人形に 「僕が生まれて来るに至るRoman」を探してきてもらったからではないでしょうか? つまり双子の人形が目にしてきた誰かの人生をイヴェールに歌って、最後に問うわけです「其処にRomanはあるのかしら?」と
818:名も無きローラン 2008/03/09(日) 15:35:39 ID:1XF/qDUF 流れぶった斬りだがRomanの嘘吐きは若本ボイスだと思う。 若本とじまんぐ、そしてミシェルがRomanをHiverを 産まれてくるに至る物語に辿り着かせないための物語。 そして、Laurencinを異世界の騎士にしないための物語。 Laurencinを少年は剣を…の少年だと仮定して、あの物語は緋色の風車から繋がっている。 彼が復讐者に身を落としたのが、Romanでの見えざる腕。 彼が異世界の騎士となり、争いを止める道を選び、黒き剣ではなく白い翼を選んだのが少年は剣を… もしかしたらLaurencinは白鴉かもしれない?だから少年は剣を…のジャケにはクロニカがいるのかなーと思ったり。 でもRomanにはニカ様いない、逃れられない復讐の連鎖という運命に絡め取られて、鳶色の目の少年にアボーンされちゃうから。 ここでも、若本がががが。 そして、呪われし宝石、焔の語りも若本。 Romanの嘘はそこで行き止まりになる嘘で、他と繋がらない物語だとガイドブックに書いてあった。 だとするなら、全曲中最も謎が多く、ミシェルが登場するこの曲はかなりクサイ。 焔もクサイ。 まったく表記もなく、じまんぐのコーラスが重なってるのもクサイし、 11文字の伝言と焔には矛盾がある。 他の曲は、他と繋がっていようといまいと、矛盾はないんだが。 この二曲だけは完全に対局にある。 ちなみに、じまは実は朝夜でも嘘を言ってる。 最後の語り…順番がおかしい。あのまま文字を並び替えても暗号にならない。 なんか変な言葉になる。 本来、彼の役割はこういう事だったんジャマイカ。 黄昏の賢者で、クロエなる人物に嘘を教えてしまった。 彼はクロエに子を宿した事を祝福し、彼女に進む道を示した上、 彼女に嘘の在処を教えてしまった。 んで、賢者は嘘グループの裏切り者になってしまったと。 だから、最後若本にアボーンされた。これ以上、ミシェルの邪魔をしないように。 けれど、クロエは子を産んだ、クロエ=Hiverの母だとすると、 「僕が産まれてくるに至るRoman」は見つかってしまったと。 それはライブの演出からも結構わかる。 だから陛下は「前回が真っ黒だったんで…今度は救いのある物語に」とRomanについて言ったんじゃないか。 この物語はハッピーエンド、て事になる
819:れぼーん(´・ω・`) れぼーん(´・ω・`) [れぼーん(´・ω・`)] れぼーん(´・ω・`)
820:れぼーん(´・ω・`) れぼーん(´・ω・`) [れぼーん(´・ω・`)] れぼーん(´・ω・`)
821:れぼーん(´・ω・`) れぼーん(´・ω・`) [れぼーん(´・ω・`)] れぼーん(´・ω・`)
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
【Roman】総 合 考 察 ト ピ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Roman/1164202601/l50