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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
178:ituki 2006/11/27(月) 20:43 みなさん、ちゃんと考えているんですねぇ… もう頭の中ごっちゃですよ。 個人的にはRomanは母親の話なのかと思っていました。11文字の伝言や黄昏の賢者で出てくる子供を産んだ母親。 あとやっぱり気になる「嘘」ですが全体的に人物などが被っているように思えたのでロマンを探す二人の少女のどちらかが嘘をついていたのかな、とか。 「見えざる腕」での保志はずっと「ローランサム」だと思ってました…
179:7 2006/11/27(月) 22:19 水子になったからドボン・・・とか・・・(´・ω・`)
180:ring 2006/11/28(火) 02:37 話の流れを切るようなのですが、失礼します…。 「嘘をついているのは誰か」という考えを廻らせながらジャケットを眺めていて、ふと思ったのですが…。 ジャケットのhortensia側(「生まれてくる朝」側)には「生」に関する物語、violette側(「死にゆく夜」側)には「死」に関する物語があるように見えませんか…? 描かれている曲目のみ深く言及させていただきますと(後の考察のためにいくつか曲目を省きますが)、 hortensia側 『歓びと哀しみの葡萄酒』(葡萄酒の作り主たる女性の半生、生きた証を綴ったもの。我が子である葡萄酒を慈しむ想い) 『天使の彫像』(棄ててしまった子を想う父が命を尽くした傑作) 『黄昏の賢者』(妊娠していた「お嬢さん」が最終的に子を産むことに決めた。ジャケットで中央よりも「朝」側に立っている姿からも同様に推測) violette側 『緋色の風車』(皆さんご存知の通りですね) 『見えざる腕』(これも同じく、「夜」側にいるべき歌) 『星屑の革紐』(仔犬が生まれてくるシーンがありますが、ジャケットを見る限り描かれているのは死んでいくPleutだと思われるので、「夜」側) 以上のようになります。 さて、hortensia側にはもう1曲、『美しきもの』がありますが…。 この歌は、「美しきもの」を探す「私」と「君」との命の軌跡のような歌にも聞こえますが、私には「君」が死んでいき「私」が過去の思い出に想いを馳せている曲に聞こえます…。 『黄昏の賢者』の歌詞などからも察するに、「夜」とはすなわち「死」「後悔」「哀しみ」だと考えられます。 そうすると『美しきもの』の「私」は命について歌ってはいるものの、全体としては過去の追想を歌っており、「朝」に含まれる「生」「歓び」には触れていないのです…。 そしてもう一つ、『呪われし宝石』。 真ん中のhiverの胸に妖しく輝く赤い宝石がソレですね。 ジャケットを畳めばすぐに判るように、これ、<「朝」にも「夜」にも属していない中間>にあるのです…。 『呪われし宝石』といえば、どう聞いてもviolette側にあるべき歌…(少なくとも私にはそう感じました…)。 「生(朝)」と「死(夜)」のどちらにも傾かないhiverと共にあるのは、そういう点から見れば不自然ではないでしょうか…。 この2つの点からするに、嘘をついているのは『美しきもの』『呪われし宝石』のどちらか、もしくは両方ということは考えられませんか…? 屋根裏があることから、「賢者」が嘘をついているのでは、とも考えたのですが…。 『黄昏の賢者』で、「賢者」自身が疎んでいる「檻の中から『伝言』の真意を彼等(おそらく物語に登場する人物達)に」問いただすという部分に妙に引っかかりました…。 それはつまり、賢者は<檻の中からの問いを聞き、正しい「伝言」(Roman)を探せ>と言っているのでは…?と。 hiverは「賢者」に嘘をつかれて屋根裏に着たのではなく、檻から訴えられる真実の「伝言」を見つけるために着たのではないでしょうか…。 したがって「行き止まり」である屋根裏が嘘ではないことを示唆していることにはなりませんか…? 強いて言うなら、「本当のことは言ってないけど、嘘もついてないよ」ということです。 また、この推測を前提に屋根裏を聞くと、女性の声で「生まれておいでなさい…イヴェール」と言っているのが聞こえます。 屋根裏に着たのは(多分)hiverなのですから、彼女のセリフには嘘らしきものが感じられます…。 このあたりは『呪われし宝石』にも関係がありそうですし…。 …と、長々と駄文を連ね、たいへん失礼いたしました;; この推測がどう転ぶのであれ、何かしらの取っ掛かりになれば、と思います…では。
181:鈴風忍 2006/11/28(火) 02:38 どこに書き込むべきか悩んだけど、こっちで、 直接、「第五の地平線Roman」に関係あるのは、 「朝と夜の物語」の中に出てくる≪≫で囲われている文字のついた。 もしくはそれに関連した題の曲だけの可能性はないでしょうか? 実際、それらだけを拾い出して聞いてみると ある程度つながりそうな気がするのですがどうでしょうか? ただ、≪憧憬≫だけがどれにもあてはまらないような……。 なお、この法則(?)から外れた題の曲は、過去の作品とのリンクしてる 可能性が高いように見えます。
182:kei 2006/11/28(火) 05:38 既出でしたらすみません。 『朝と夜』の最後辺りのJimang語り、 各トラックの《キーワード》をトラックの順番どおりに組み込んだ台詞に思えますが よく聞いてみると 《朝と夜》→《焔》→ 《宝石》→《腕》→《風車》→《星屑》→ 《天使》→《美しき》→《葡萄酒》→《賢者》→《伝言》(→《第五の地平線》) と言っています。 二列目に注目してほしいのですが、要するに腕と宝石、星屑と風車が入れ替わっています。 屋根裏でイミありげにささやかれていた 『回る風車』『煌めく宝石』『廻る焔』 付近のワードが入れ替えてあるというのは 伝言にかかわるか否かは別にして何かあるのかな、と。 いきなりの参加失礼しました〜ヾ('−’*)
183:ring 2006/11/28(火) 08:04 すみません…さきほど>>180で『美しきもの』は嘘では、との推測でしたが、「君が生まれた朝〜」のくだりが「朝」側であるように感じてきました…;; 嘘だと思えるのは、『呪われし宝石』だけでいいようです…。 それと、 >屋根裏に着たのは(多分)hiverなのですから、彼女のセリフには嘘らしきものが感じられます…。 この部分、色々考えながら書いた推測の名残で、私の本当の推測ではありません;; 正しくは、 彼女のセリフも伝言の真意を知るためのキーワードである との推測でした;; 彼女の笑い声や「イヴェール」という名前が『呪われし宝石』と繋がっていたので、あのような勘違いをそのまま書いてしまいました;; お騒がせして申し訳ありません…失礼しました…。
184:ぽぽぽ 2006/11/28(火) 11:15 濃い考察、楽しく読ませていただいています。 取り急ぎ、双子の人形関係で気付いたことを。 1.双子の人形が明示的に現れるときは、hiverも現れる。 2.上記より、『焔』はhiverについての曲だと考えられる。 3.しかし、『焔』でコーラスを取る声はじまんぐ声である。 4.ringさんのジャケット考から:『朝と夜の物語』 『焔』『11文字の伝言』はジャケットに記載されてないっぽい。 また、『見えざる宝石』はジャケット中央、生でも死でもない 位置にある(これはanother roman mixのジャケも同様) あの方が「廻る風車/煌く宝石/巡る焔/双子の人形 灯される第五の地平」と仰っていたので、 先日に続いて廻る風車、煌く宝石、巡る焔の3つについて、 それぞれの曲で数量的に計測、報告いたします。 廻る風車 01.1太陽の風車/2追憶に揺れる《風車》(moulin a vent)/3(『風車』は廻れば) 02.0 03.1首を刈る姿…正に 風車/2廻るよ…廻る…憎しみの風車が/ 04.0 05.0 06.1廻る回る《緋色の風車》(Moulin Rouge)/2躍る踊る《血色の風車》(Moulin Rouge) 3廻る回る《緋色の風車》(Moulin Rouge)/4躍る踊る《血色の風車》(Moulin Rouge) 07.1《風車小屋》(moulin a vent) 08.0 09.0 10.1(『風車』が廻り続ける度に) 11.1ふたつの風車は廻り続けるだろう #11の「ふたつの風車」は何を指すのか? 基本、風車は死のイメージで使われているらしいが、 風車(moulin a vent)として出てくる場合、その限りではない。 煌く宝石 01.1良く似た色を0302[し]た《宝石》(gemme)/2(『宝石』を掴もうと) 02.0 03.0 04.1優雅に眠る宝石(pierre)/2優雅に眠る宝石(pierre) 05.0 06.1其の宝石を『幸福』(しあわせ)と謳うならば… 07.1君の手が今掴んでいるであろう その《宝石》(いし)はとても壊れ易い 08.0 09.1哀しみに煌めく《宝石》/2継母(おんな)の《宝石》が赤(rouge)の微笑(えみ)を浮かぺた 10.1(『宝石』をより多く掴もうと) 11.0 宝石は『呪われし宝石』のイメージに反して儚く美しいイメージが多い。 しかし宝石と赤(rouge)が同時に現れた場合、その限りではない。 巡る焔 01.1彷徨える《焔》(ひかり)の物語/2(『焔』の揺らめき) 02.1そっと振れた灼かな光は誰かの『焔』/2美しい『焔』(ひかり)を見た 死を抱く暗闇の地平に 03.1躍るよ…躍る…焔のように… 04.0 05.0 06.0 07.1母親の灯を奪って この世に灯った小さ0501[な]《焔》 08.1病の焔に灼かれながら/2わたしは世界で一番美しいひかり(《焔》?)を見た 09.1歓びに揺らぐ《焔》/2長いようで短い《焔》(ひかり) 10.1(『焔』の揺らめきの外に) 11.0 焔は「ほのお」とも「ひかり」とも読まれ、生/出産のイメージで使われる。 例外的に#08では「病の焔」という死のイメージをまとう使われ方をしている。 #03での「躍るよ…躍る…焔のように…」は勢いが激しい様を表しているだけの模様。
185:わらたろう 2006/11/28(火) 13:26 おじゃましますよ〜 もう既出かもですが、曲の最後の方の「そこにロマンはあるのかしら」にかぶって聞こえるオルゴールの音、黄昏の賢者の曲中の順番で聞くと「朝と夜の物語」のフレーズになるんですね。 これって順番的に考えれば、歌詞カードとは違った方向からのボーナストラック2のヒントになってるのでしょうか。でも編集ソフトで繋げて聞いてみたけど、なんか微妙に中途半端な気も・・・それともフレーズを入れ替えると他の曲になるのかな〜 あ、ちなみに「朝と夜の物語」では例外的に「ROMAN」のコールの後、(7:15くらい) 「11文字の伝言」では歌い終り(5:36くらい)に入ってます。
186:わらたろう 2006/11/28(火) 13:32 あ〜でも今聞き直したらボーナストラック2のはじめの方のオルゴールと同じのようですね。 やっぱり曲をたどるとここに繋がってるという事なのかな。
187:glare 2006/11/28(火) 14:45 Another Romanについてひとつ 朝と夜の物語で長い間奏がありますが(アナザーだと少し短め その中で雰囲気が変わる直前音にあわせて「だ!」って感じの3人(?)の声が入ってます。 元の朝と夜には無い声みたいで もしかしたら何かのフランス語かもしれないけど「だっ!」としか聴こえない汗 別に意味はないんでしょうか…。
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