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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
257:大黒 2006/12/04(月) 02:50 あれ?紫陽花水色でしたっけ?うがー、フランス語ややこしいぞー(ぉ) まあ左右さえ合ってれば些細な事なのでいいでしょう(ぇ) 確かに朝と夜の物語の歌詞ともリンクしますね 泣きながら来る僕たちというのはローランやローランサンの事だと推測できますし、笑いながら行くのは黒銀の子犬と姉でしょう 「泣きながら僕たちは(聖戦と死に神という物語から)来る (隻腕という)同じ苦しみを抱きしめて」というところはやや無理矢理ですがクロセカとひっつけて黒の預言書にローランとローランサンが殺戮の女王によって破滅的なロマンを描くと記されたと考える事は出来ないでしょうか 「笑いながら僕たちは行く 遙か地平線の向こう(別のアルバム)へ」は前述の通り殺戮の女王・Hiver・双児の人形の3者とも干渉できない世界へいってしまい、全く新しい生を織り成すという風に解釈しました
258:K 2006/12/04(月) 04:56 以前長文投稿させて頂きました者です、再びお邪魔します。 本当に閃きのレベルで恐縮なのですが、、賢者の「『美しき』幻想が…」の「幻想」とは、「美しきもの」が嘘であるという示唆にも受け取れはしないでしょうか。 yaneuraで「現実、幻想」と現実と並び称されているところから、幻想は現実の対になる意味=虚実、嘘であると解釈できるように思います(「幻想」の元々の意味からして「現実」の対極ではあるのですが)。 朝と夜の物語に於いても「時を騙る《幻想》の…」という、ネガティブな受け止め方の出来る使われ方をしていますし、そのような使い方を他所でしている「幻想」という単語を、無闇に「美しき」という言葉に連ねるものだろうか……と思いました。 朝と夜の物語の出だしで「『幻想』物語」と言っている点については明確な説明はできませんが……
259:hujimiya 2006/12/04(月) 15:58 話に割って入ります。ごめんなさい。 それから、既にこの話が出ていたら申し訳ないのですが… 私はRomanと少年は剣を…は何らかの繋がりがあると考えておりまして。 終端の王と異世界の騎士の最後の行に「《第五の地平線の旋律》を口吟むのは少年の唇……」とありますし、緋色の風車はRomanにも収録されてますし。 しかし、その『何らか』の部分が解らないのです。 《5th ROMAN『少年』が口吟むは『洋琴』の詩…》と書かれたページの内容と11文字の伝言の『』内の内容が同じことから、伝言のアナタ(生まれた子供)が少年かな?と思ったのですが、そこで止まってしまう。 終いには、Hiver=少年?とかとんでもないほうにいってしまい、いくら何でも其れは…とやはり行き詰まってしまいました。 Romanと少年は剣を…は結びつけない方が良いのでしょうか?
260:P 2006/12/04(月) 17:44 少し気になったので書き込ませてもらいます 「泣きながら僕達は来る 同じ哀0302みを抱き0302めて」は、全ての赤ん坊は泣きながら産まれてくる という事だと思っていました。でもこれでは「僕達」というのが広義すぎますが…;
261:あれ 2006/12/04(月) 19:29 >「泣きながら僕達は来る 同じ哀0302みを抱き0302めて」は、全ての赤ん坊は泣きながら産まれてくる 其れも一理あるね アナロマでは実際にその歌詞のところで赤ん坊の泣き声が入ってるから
262:chiffon 2006/12/04(月) 19:46 >>白さん AnotherRomanは壊れた人形と骸の男となってしまう、 誰かの嘘が在る限り、そのままだと成り得る未来として その「嘘」をついているのが見えざる腕だと仮定すると、 偽りが詩全体で吐かれていると考えました。 その曲の物語自体に「嘘」が含まれているとして、 実際はローランサンは走り去ってなどいないと推測しました。 影から見ていた少年は鳶色の目。 イヴェールの生の方の目の色も鳶色ではないかなあ。 生まれるべき父親が死んでしまい、霊の(?)驚くイヴェールがそこに・・・とか。 かなりこじ付けな感じですが…w 時の王の眠る墓所の説明が付きにくいのが難点ですね。 それと宝石との関連もさっぱり。
263:駄犬 2006/12/04(月) 21:00 [sage] 皆さんがすばらしい考察をしてる中恐縮ですが私見を一つ 嘘をついているのは『全員』って考えはどうでしょう と、言うのも『見えざる腕』のバックで『アルヴァレス将軍に続け』というセリフが入ってます このことから『腕』はクロセカの世界の一場面であると断定できます(ファンサービスでアーベルジュの名前を出したという領主様の事情は除いて) また、『伝言』以外はすべて同じ世界の中の出来事と捕らえられる繋がりがあります 『伝言』は確かに他の全ての曲につながりますが、これ単体では生と死(=朝と夜)をテーマにした曲になるのでとりあえず除外 よって『伝言』以外もクロセカの一部 以上の二点から考えると、この『Roman』のストーリーは『第五の地平線の物語』ではなく、事実上『第一の地平線の物語』のワンシーンになると言えるのではないでしょうか つまり、『第五の物語』は存在せず、存在しない以上すべては嘘になる、とそういう感じで 思えば少年は剣を…にもクロニカ様が出張してたわけで 無理に過去の物語とつなげるなとは領主様の声ですが、SHの歴史全体で見るとこういう捕らえ方もできます よって嘘をついてるのは『全員』……一人に絞るのなら領主様ってことで(ぁ
264:nanashi 2006/12/04(月) 22:39 [sage] 身も蓋もないことを主張しますが、「誰が嘘をついているのか」について。 作者曰く、「この物語をどう解釈するかはあなた次第」とのこと。 であるならば、十人いれば十通りの解釈が生ずると考えられ、『正解』はないと考えられます。 すると、その人が「嘘をついている人」が誰かだと思えばその人が嘘をついていることになるし、誰も嘘をついていないと見ればそうなります。 つまり、全てはその人次第ということ。誰も嘘をついていないかも知れないし、全員が嘘をついているかも知れない。 そう仮定した時、たった一人、絶対に嘘をついている人がいます。 他ならぬ作者Revo氏その人です。 『Roman』で語られる11の物語その全てが、たとえ筋が通っていたとしても、虚構に過ぎないからです。 これを否定するためには、11の物語全てが事実であるという証明をしなければなりませんが、それが不可能なのは明白です。 いずれも史実ではないからです。 嘘とは、「口から出任せ」ばかりではありません。 作品を作り出すということは、幻想をさも現実のように見せるという「嘘」に他なりません。 「嘘をついているのは誰か?」というのは、Revo氏なりの遊びのひとつではないかというのが当方の考えです。 物語中では誰が嘘をついていても、はたまた誰も嘘をついていなくても、お話にはなります。 しかし、Revo氏は「嘘」を構築し、世界を紡ぎださなければ、そこに決して『幻想物語』は生まれません。 自分自身のそれをも含めて、「嘘をついているのは誰か?」と問いかけてきている気がします。
265:ナツキ 2006/12/04(月) 23:21 >256 hujimiyaさん 私も同じように考えていますよ〜。 注目したのはyokoyanさんのジャケットイラストです。 「少年は剣を…」に描かれた少年は「銀色(白?)の髪」に「青い瞳」 「赤い石」のはめこまれた「黒い剣」を持ち、服の首元に「リボン」があります。 「Roman」に描かれた青年は「銀色の髪」に右が「青い瞳」で 「赤い石」のついた「リボン」をしています。 必ずしもイコールで結べなくても、少年と青年には共通点が多いような気が。 また「少年は剣を…」の緋色の風車のイラストには少年と少女が 描かれていますが、少女の首元にリボンがあり少年にはありません。 ですので、私はリボンが少女から少年へ渡ったのでは……と考えています。 >259 chiffonさん 時の王(トキノオウ)→黒の王(クロノオウ)と読み替えてみるのはどうですかね。 クロセカの「聖戦と死神」のなかに「黒の教団(クロノキョウダン)より放たれし刺客」 「死角より放たれし時の凶弾(クロノキョウダン)」という言葉遊びがあったように 思うのですが……うーん、自分で書いておいてアレですが、これはこじつけが過ぎるかもorz
266:大黒 2006/12/05(火) 00:00 >>259hujimiyaさん 私も一時期『少年は剣を』と『Roman』の関連を考えました 目をつけたのは3番目に入ってる『神々が愛した楽園』です。ここの歌詞で 『嗚呼…少年は黒き剣を取るでしょう…そしてその剣が折れても…またその仔らへと託すのでしょう…遥かなる《年月》の祈りを』 とあります。そして『見えざる腕』には 『不意に飛び出した 男の手には黒き剣』 とあります。 ここからローランサン=『故郷を失った子』の1人で赤髪ローランは故郷を滅ぼしたうちの1人(それも幹部クラス)ではないかと そして『またその仔らへと託すのでしょう』というのは終わりのない復讐の螺旋を暗示してるのではないかと考えました しかし、この曲が他ゲームのテーマ曲である事と『Roman』に収録されなかった事でこの考えはないかなと破棄しました 『Roman』と『少年は剣を』との繋がりは不明ですが緋色の風車以外の2曲は関連してないかなというのが今の考えです >>260Pさん 面白い解釈ですね しかし泣く方はそれで解決できるかもしれませんけど哀しみはどう捉えましょう 私はこの歌詞は人生、とくに過去というのは哀しみに彩られている事の方が多く記憶されるのだという風に解釈しました だからこそ『笑いながら僕達は行く 遥か地平線の向こうへ』という歌詞に繋がるのだと思います。この場合地平線の向こうというのは未来という事になりますが
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