下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
289:大黒 2006/12/07(木) 22:13 連投すみません >>白さん 「<ハジマリ>のChronicle」では「僕はもうすぐ君の世界からいなくなってしまう」と歌ってますね これが死ぬ事を意味するのかそれとも少女の前から去ってゆく事を意味するのか… 確かに『少年は剣を』の裏表紙にクロニカ様と白鴉らしきものが見えますね これだけだとクロセカとの繋がりも考えられますが『少年は剣を』に収録されてるうち『緋色の風車』以外はゲームのテーマ曲です そう考えるとそこまで深くというかがっちりとした繋がりはないのかなというのが私の考えです ただ、それなら裏表紙のクロニカ様らしき女性は誰なのかというと答えに窮してしまいますが それと鳶色の瞳の少年ですが 見えざる腕の歌詞の中で 『左の頬に十字傷 赤く燃える髪に鳶色の瞳(中略)騎士は再び馬に跨り(中略)異国の酒場で再び出逢った二人の男』 とあるので復讐に出向いたのは赤ローランだと思いますが ちなみに私も「Laurencin=Hiver=緋色の少年説」は飛躍しすぎだと思います
290:白 2006/12/07(木) 22:30 >>大黒さん 確かに「終端〜」はゲームのテーマ曲ですが「神々〜」は「SHとBIとのコラボ」というふれこみなんですよね。 確かにゲームの世界に添うように唄われてはいますが、それだけとは思えない。 と言うかあの領主様ならゲームのテーマ曲であってもご自分の世界観をちりばめて歌を作られそうな気がします(笑) 「左の頬に十字傷 赤く燃える髪に鳶色の瞳」は男にとっての死神の風貌、「見えざる腕」が殺せと言っている相手だと思っています。 左の一番下「眠りの森の静寂を切り裂きまた奴が現れる」のあとに「赤い髪を振り乱して振るう死神の鎌」とも言っていますし「死神=赤ローラン」が成り立つと思います。 そして右上2段落目「死に神を捜し葬ろう」と言っていると言うことは復讐に乗り出したのは赤ローランではない。 それ故にこの歌は金ローランの視点から描かれた物だと思います。
291:むりゃん 2006/12/07(木) 22:52 >>288大黒さん 望まれている事に代わりは無いですね。私も、黄昏の女性はクロエ(仮)だと思います。でも、誰が生んでも、「望まれた」誕生であることには変わりが無いのです。その人間が人間であることには。私の注目点はそこです。 解放者であろうと、なんであろうとも。母が何を望んでいても。彼は、望まれて生まれてくる。そういう説なのです。言葉足らずですみません。 でも、一曲一曲には意味があると思います。クロエにはクロエの人生があります。 あと、私はあの笑い声はミシェルだと思っていました。理由はミシェルには、まだ語られていない物語があるという考えからです。 ミシェルと言う「殺戮の舞台女優」がいた。ノエルは彼女をモチーフに戯曲を書いた。宝石には彼女の名が冠された。“本物”のミシェルに関しては、まだ語られていない。『yaneura』を聞くと、「屋根裏の少女」や「檻の中の遊戯」「檻の中の花」の解釈が変わっていきそうですが、それだと、「読者探偵に、名探偵と同じだけのヒントを与えていない」状況になる気がします。推理小説だと、読者にも、名探偵と一緒に推理できるだけの証拠が与えられなければ、その小説は失敗です。名探偵だけにしか分らないことがあってはいけないのです。今までの三部作では、一つ一つで考察できたはずです。ここに来て、もう一つの証拠が出てきたら、三部全ての考察を覆すような証拠が出てきたら……。おかしいですよね。 ので、ミシェルだと思ってました。
292:大黒 2006/12/07(木) 23:03 >>290白さん うーん、確かに領主様ならどんな曲にも自分の世界観を詰め込みそうですね 『霧の向こうに繋がる世界』でも3曲目はゲームの主題歌でしたけどそれ以上にストーリー性が重視されてたように思えますし そう考えると『終端の王と異世界の騎士』もクロセカというか黒の預言書とあながち無関係ではないのかも 『Roman』でも『見えざる腕』と『聖戦と死神』の関係が議論になってますしね 「眠りの森の静寂を切り裂き」は確かに金ローランの台詞ですね 死神=赤ローランは間違いないと思います ただ、右上2段落目の「死神を捜し葬ろう」は赤ローランとは=で繋がらないのではないでしょうか その前に『誰が加害者で…誰が被害者だ…』とあります この場合、どちらのローランもお互いの片腕を奪われたという意味で加害者でもあり被害者でもあります ここでの死神というのは抽象的な戦争となったそもそもの発端であるとかそういうものを表現してるのではないでしょうか 私はこの歌は前半は金ローラン、『騎士は再び馬に跨り〜』以降の後半は赤ローランの視点で歌われていると思います
293:白 2006/12/07(木) 23:17 >>大黒さん 左下最後の段落は直前の「眠りの森の静寂を〜」より金ローランの見る悪夢と言うことがわかります。 そして右上は「夢から覚めた現実は〜」となっており、左下の段落から繋がっていることが伺えます。 故に右上の段落も金ローランの事を唄った物だと考えられます。 この流れで行けば「死神を捜し葬ろう」と馬にまたがったのも金ローランだと思います。 右上2段落目の「誰が加害者で…誰が被害者だ…」は確かに戦争はどちらかであることは決め難いと言うことを唄った物だと思います。 が、金ローランにとっては赤ローランこそが戦争における死神の象徴ではないでしょうか?
294:ARAQ 2006/12/07(木) 23:31 >大黒さん 赤髪Laurant&金髪Laurantについては白さんが書き込んでるので置いといて、と。 とりあえず『腕』のLaurencinが鳶色の瞳の少年に復讐されなければ「風車」が回ってくれないので・・・「復讐の風車説」は盗賊のほうのLaurencinについても説明できるので個人的には捨てがたいですね。 あ、「元々のHiver」は兄のことです、はい。 それと「死産」ですがこれに「殺戮の女王」を絡めないとここで死んだ子が「殺戮の女王を開放し続けるHiver」となる理由が薄い気がするのです。 他にもっと理由が見つかればいいのですが・・・ >大黒さん&白さん 「Laurencin&Hiverともに緋色の少年説」ですがあくまで思いつきですんで、はい。 でもこれの場合自分の気になっていたところが繋がってくれたりするんですよね。 『焔』なんですがこれ前半は子供生まれてますよね?で、後半は死産っぽいと。 後半の子をHiverとするなら前半も誰か個人のことと「解釈することが可能」なほうがバランスがいいなー、と思ってたんですよ。 それも『Roman』のアルバムの中でHiverと同格といってもいい誰かであるのが望ましい、と。 で「Laurencin&Hiverともに緋色の少年説」ならLaurencin=緋色の少年が同格・・・というかそのものってことになるんで生まれた子を緋色の少年にすることでバランスがとれるんです。 あ、そういえばこの場合クロエはLaurencinの母としたほうがしっくりくるのか。 あと自分は『少年は剣を・・・』に『緋色の風車』を入れた理由も気になってたんです。 『少年は剣を・・・』を聞いてブックレットの最後のページを見たら「次のアルバムはこの少年が軸なのかな?」と思う人がいて当然、でも実際の「緋色の少年」はLaurencinとなり赤髪Laurantに復讐するくらいしか出番がない・・・個人的にこの「作り方」に違和感を持ってたんですが上の説なら「緋色の少年」が「軸」といっていい位置に来てくれるんです。 そして『黄昏の賢者』の「時の王が眠る墓所」が「参」というのも過去へと転生するLaurencinを「時の王」とすれば鳶色の瞳の少年に殺されることを決定付けられた(仮)『見えざる腕』のことをさしてるとすることができるかな、と。 「賢者」のいう「時の王が眠る墓所」がどうしてもわからなかったのでそれに対して答えらしきものを示せるこの説は思いつきながらなかなか気に入ってます。 >白さん ロランをLaurantとするのはあくまで「仮定」で自分の説というわけではないです、ただし同じCDの中でこれだけ似た名を使うのにはなにか意味があると思いますが。 じまんぐ分・・・「賢者様」の代わりは他のCDでは・・・あ、『魔法使いサラバント』の胡散臭さならなんとか・・・?
295:たま 2006/12/07(木) 23:33 歌詞カードで気になったのでひとつ。歌詞カード下の人生の影?のラスト、11文字の伝言で途切れてませんか?既出スマソm(_ _)m意見ください
296:白 2006/12/07(木) 23:51 >>ARAQさん 焔については実はほとんど考察してない状態なんですよね・・・もっといろいろじっくり考える時間がほしい。 「時の墓所」はまだ良くわかりませんが、「見えざる腕」の中で「時」というと「時は黙したまま世界を移ろう」とある部分が目に付きました。 「時は黙した」=「時を支配する王は墓の下で眠っているために沈黙している」と取れます。 が、それが何を意味しているかまではさっぱり。 ロランについては確かにローランを髣髴とさせる名前なので何か意味はありそうです。 ただ、それすらも領主様の罠の様な気がして・・・すでに疑心暗鬼に陥っています(笑) >>たまさん 11文字の伝言のページの右下(ブックレット見開き中央)を良く見てみると・・・
297:大黒 2006/12/07(木) 23:54 >>293白さん なるほど確かに右側最後から左側最初を金ローランの夢と現実と見る事も出来ますね 見えざる腕が金ローランの歌と仮定して戦争後の生活を考えてみると 赤ローラン:町で小さな酒場を営む。妻(生死不明)と息子を設けて幸せな生活を送る 金ローラン:幻肢痛に悩まされ恋人に暴力を振るい出て行かれる。その事が発端となって赤ローランへの恨みから復讐へと走る といったところでしょうか >>294ARAQさん 鳶色の瞳の少年はローランサンに復讐してると思いますよ それが成功してるかどうかはさておき目の前で父親を殺されたわけですから相手を恨むなという方が無茶というものでしょう 死産については生まれてきた子供は何人かいる「イヴェール」の候補(?)の1人だったと思います 殺戮の女王と妹との関連は薄いと思いますが…女王の呪いが女王を手にした本人だけでなく血族にも及ぶと考えると納得できるかな そう考えると『歓びと悲しみの葡萄酒』で継母が殺戮の女王をつけてるため伯爵家が急激に傾いたという理由にもなるだろうし 『焔』の前半では子供は産まれてないと思いますよ 最初の『葬列に参列する者』とは死産した子供の葬儀の事だと思いますし 『我等が歩んだ比の日々を 生まれる者に繋ごう…』 『我等が愛したこの世界を 愛しい者に遺そう……』 という風に今後産まれてくる命への希望は込められてますが子供が産まれたという描写はありません よって子供は産まれてないかまだ妊娠中の状態だと思います
298:白 2006/12/08(金) 00:19 >>大黒さん んー、赤ローランは赤ローランで「隻眼にして隻眼、泥酔状態にして陶酔状態」と思われますので金ローランと似た人生を歩んだのではないでしょうか。 ただ、こちらは恋人に逃げられる事はなく(逃がさなかった?)息子をもうけた、と。 その「かつての蛮勇 見る影も無」さっぷりにさすがの金ローランも戸惑ったところをローランサンに先を越されてしまったのだと思います。 赤ローランに直接的に奪われたものが、金ローランは腕のみである事に対し(そのほかはそれに付随してきただけ)ローランサンは育った故郷や愛しい彼女、とまさに「何もかも喪った」わけですから復讐に対する重みが違ったのかもしれませんね。
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