下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
315:大黒 2006/12/10(日) 01:36 >>314ARAQさん 私は前から復讐成功説ですよー だからこそ少女の墓前に報告できたのだし来世で幸せになるために自らの命を絶ったのだと考えてます もし失敗したらまた『狂0105しい《季節》を経て』復讐の機会をうかがうと思います 「使徒説」ですが概ねその通りでいいです。解説有り難うございます 本当は1つの時代に1人のHiverが理想なんでしょうけど『焔』のように死産や解放者となる前に死なれると女王にとっても都合が悪いかなという考えが働いて候補者の中から1人が選ばれるという考えに至ったわけです ジャケットのロマ男と「Hiver Laurant」についてですが ロマ男は両手に双児の人形を従えてるところから解放者の1人だと思います 「Hiver Laurant」はおそらく解放者の器でしたが誰かが先に「殺戮の女王」を解放したためにそのまま普通の人生を歩んでいるのだと考えてます 『焔』ですがやはり妊娠してから死産ですかね。私も1人の人間の一生を歌ったにしてはちょっとミクロ過ぎるかなと思ってましたが 例えば、 『我等が歩んだ比の日々を 生まれる者に繋ごう』 『我等が愛した比の世界を 愛しい者に遺そう』 『小さな棺の揺り篭』 『生まれぬ君に贈ろう』 と生命が生まれる前の状態を暗示する言葉が散りばめられてましたし 「StoryCD」としての「Roman」は私はまだ未完成ですね。というか私は永遠に1つの意味に辿り着く事はないと思います 今はこう考えてても曲を聴くうち、誰かの解釈を見るうちに考えが変わる事だって十分にありますし 「作り」に関しては私もそういうギミックは好きな方なので聞いてて楽しいです ただ、ARAQさんの説明を見てると最初の『扱いの差があるのはどうかと思うのです』と最後の『やはり曲の扱いに「差」があるということになると思うのです』というのはちょっと矛盾するかなと思いますがどうでしょう
316:ARAQ 2006/12/10(日) 03:24 >大黒さん ありゃりゃ?また微妙に噛み合わなかった・・・やはり自分は説明下手のようです。 「成功、失敗」というのはLaurencinの赤Laurantへの復讐ではなく鳶色の瞳の少年のLaurencinへの復讐のことです。 Laurencinが復讐を果たした後に自決してしまうなら鳶色の瞳の少年のLaurencinへの復讐はうまくいかなかったことになりますよね?という意味です。 「Laurencin達による復讐の風車説」で考察してる自分としてはここでLaurencinが赤Laurantの子である鳶色の瞳の少年にちゃんと(?)復讐されないと「風車」止まっちゃうんで問題が出てくるってことです。 あ、「Laurencinという名=いずれかのLaurantの子」という最初の頃に書き込んだ説をお忘れなく、これによって『呪われし宝石』の盗賊Laurencinがいつの時代の人物でもよくなるんで。 あと、これを補強するために赤Laurantが「殺戮の女王」を持っていたという説を使ってみたんです、「Laurencin」という人物がどの時代にいてもいいからといって「殺戮の女王」を盗む理由にはなんないんで。 ・・・そういえば前に書き込んだ説では「Laurencin達」による「殺戮の女王」の奪い合いのような構図にして盗む理由としてましたがもっと単純に『呪われし宝石』の盗賊Laurencinが鳶色の瞳の少年そのもの、もしくはその血筋とするだけでも盗む理由にはなりますね、もともと自分の親または先祖が持っていたわけですから。 そしてこっちも説明下手だった「曲の扱い」についてです。 「扱いの差があるのはどうかと思うのです」は <私は朝と夜の物語→焔の流れがアルバムのプロローグおよびオープニング、 黄昏の賢者→11文字の伝言がアルバムのエピローグおよびエンディングのように感じます。 間にある曲は「おはなし その1」・・・> というこりすさんの説でいくなら曲ごとの扱いに差が出ないほうが望ましい、という意味で 「やはり曲の扱いに「差」があるということになると思うのです」というのは実際に考察してみると「明らかに繋がる重要そうな曲」と「なかなか繋がりの見出せない曲」との両方が存在しそれらを「同じ扱い」にするのは難しいので「物語」としてでも「意味」としてでもいいからなんらかの形で「繋げた」ほうが「StoryCD」としていい形に近づくのでは?という意味です。 またうまく伝わらないかもしれませんがその時はまた指摘してください。 「Hiver Laurant」は「双子の人形」に「さあ、行っておいで・・・」と言ってるので「ロマ男」と同一の存在だと思うのですが・・・?「双子の人形」とともにあるので死産した「Hiver」かと。 とりあえず「解放者Hiver」達は別々の存在ってことですかね。 ・・・ん?この場合「ロマ男」の目的はなんでしょう?「殺戮の女王」の「解放者」が特定の「個人」でない場合「殺戮の女王」が「ロマ男」にこだわる必要はなく「ロマ男」も次の生で「殺戮の女王」と関わるとも限らないわけですよね? つまり幸、不幸は「ロマ男」本人の手に委ねられるようなものだし「ナニ」を求めて「双子の人形」とともにこの「地平線」を廻っているのでしょう?単純に気にいる「Roman」をまだ歩めていないのかそれとも他人の「Roman」を見ること自体が「ロマ男」の「Roman」?それとももっと特殊な「何か」でしょうか? ・・・・・・三時過ぎてるーーーー!!?どうりで眠いわけですね、ではここらへんdzzzzzzzZZZ・・・・・・
317:Pinot 2006/12/10(日) 03:33 >>313 大黒さん お返事ありがとうございます。 なるほど、女権の獲得等ですか・・・そのスジでお話を読み解くのも面白そうです。 ※私の解釈では逃がすまいとする親たちの根回しとの闘いになっていました。 もとは物語が繋がっていたとしたら?から始まった妄想です。 つまり「こうだったら楽しいかな」と思い描いたネタではあります。 今は、赤毛のローランの妻になったひとについて、このアルバム上では どこにも語られていないというのも、ロレーヌかもしれない、というのも どちらも物語になりうると、思っています。 駄目男の赤毛ローランをもなんのそので子を育てる肝っ玉母ちゃんだったという物語。 情にほだされ駄目だと思いつつも「この人を癒せるなら」と離れられもしない悲運の女性の物語。 まだ私の中の天秤は傾かないですね・・・どちらも面白そうです。 また暖めて育ったら恥ずかしげもなく披露させていただくかもしれません。 また別の考え、妄想とは違うそれですが、もうひとつのネタを。 このアルバムではどこにも同一人物はいないのでは、というものです。 例外が、イヴェールとローランサンの魂、そして宝石としての殺戮の女王。 どの物語も独立していて、登場人物は全員別人。近い時代にあった物語も、 まるで違う時代にあった物語もある。 宝石の呪縛にとらわれた2人がオムニバスたるアルバムの全てに現れるという考えです。 イヴェールは生まれようとし、時に殺され、時には生を全うする。 ローランサンは殺戮の女王を手にいれようとし、時には手にし、時にそのために命を落とす。 それぞれに現れる人物達が相似の人生をもつのは、殺戮の女王とはまた違う、 何かの輪廻のうちにある魂をおなじくする人だというコトなのかな、と。 ※この考えだとロレーヌ≠赤毛ローランの妻になりそうです。 様々な妄想ができる、そんなSHのアルバムは楽しいですよね・・・!
318:アレ 2006/12/10(日) 12:15 ここで流れとは合わないような考察ですが折角思いついたので落としてみようと思う。 何度かこのCDを聞いていて気付いたんだが 朝と夜、星屑、天使の彫像、そして11文字 この4曲の途中に何故か「映写機」が回る音が入っている。しかも本当に一部でだけ。 此れが一体何を意味してるのかを少し考えてみた。 このCDの二曲目、焔の中で「この世界を遺そう」という歌詞が入っている。 勿論生まれる前に死んでしまったイヴェールのためにであると考えられる。 でもよく考えるとおかしな話だ。何故ならイヴェールは生まれてないため遺す「記録」が無いからだ。 じゃあ一体彼らが何を残したのか考えてみる。些か突飛な考えかもしれないが、 それは「ローラン家」の人々の過去の「映像」若しくは「書物」を継ぎはぎして あたかもその死産したイヴェールを生きていたかのように仕立て上げた、捏造された「記録」であって そのパーツに使われた物語がこのCDで歌われている物語では無いだろうか。 その考えに則ると朝と夜の物語で歌われている、「我等は追憶に揺れる<<風車>>」が 映写機の2つの車輪(風車に形が似てるし、映像を送り出す車輪『朝=生』と巻き込む車輪『死=夜』もある) を指しているととれて、「繋がる」物語、若しくは詩を「灯す」という表現は 切り貼りされた書物やフィルム、映し出した映像を意味するように取れる。 他にもブックレットの曲のタイトルの書かれ方が弧状になっているのも、 巻かれたフィルムを暗喩しているととれる
319:Pinot 2006/12/10(日) 14:21 >>318 太陽の風車=映写機(から出たスクリーン上の映像?) 月の揺り籠=フィルム(に収められた記憶、その記録?) ということになりますか。 ブックレットのインデックスは月の揺り籠に似せて 三日月の配置なのかもしれないですね・・・。 ブックレットに開いている穴は下に沿った弧です。 つまり冬の深夜に入る三日月か、夏の未明に出る二十七夜(下限後の三日月)、 はたまた、インデックスのページで重ねて印刷された 傾かざるイヴェール(冬)の天秤になります。 1.朝と夜、5.星屑、7.天使、11.11文字 ちょうど、真ん中の6曲目を挟んで始まりと終わりの曲にだけ この映写機の音がはいっているのも意味がありそうです。 ※そして全部素数ですね。
320:Pinot 2006/12/10(日) 14:23 連投失礼します。 ・・・1は素数ではないですねorz
321:むささび 2006/12/10(日) 15:47 はじめまして。かつ、流れを切ってしまうようですみません。 "yaneuraroman"の2:22頃の台詞、「嘘をついているのは誰と誰と誰のことか」と聞こえる……。 騙られる物語は3つ? とりあえず複数犯なのは確定か、と思っているのですが何ともかんとも。 気にしすぎ……?
322:屋根 2006/12/10(日) 19:46 はじめまして。 実は私友人からRomanの曲を貰ったのですが・・・・・ 暗号の解き方はわかったのですが肝心のブックレットの最後に書いてあるという アドレスを見れませんでしたorz どーしても友人が教えてくれそうにないのでもし良かったら教えて頂けないでしょうか?(´;ω;`) お願いしますm(_ _)m
323:さまんさ 2006/12/10(日) 20:52 はじめまして。いきなり勝手な話をしてしまうんですけど・・・・・ 今までのSH作品をひととおり聴いてきてるんですが、 Romanは他の曲と繋がってる要素が多いですよね? それで、漠然と思ったことが、 すべてのSH作品は「Chronicle」の書の内容であるということです。 「Chronicle」は第一の地平線ですし、全てが此処に回帰するのではないかと。 また領主様もインタビューの「未来」編で歴史についておっしゃってますし。 勝手な憶測なので意見いただけると嬉しいです。。
324:こりす 2006/12/10(日) 21:44 >>大黒さん 伝言→朝と夜…というのはもちろんそうですね。屋根裏でも「何度でも廻りなおせばいい」と言われますし。 今はむしろRomanの曲より他のSHの曲と無理に繋げようとしてる人もいるなぁ、というのが気になって。 「全曲」っていうのはそういう意味合いでした。「Romanの全曲」という意味もありますが… >>ARAQさん いえいえ、おっしゃることはよくわかります。構成からしたらRomanの中でひとつの流れがあるのが自然なんで。 でも私は別に各曲の扱いに差があってもいいと思います。 というか、ピックアップされにくい曲に関しては「まだ繋がりに気づいていない」ということだと思いますし。 私が気にしたのは、各所で見る限りその「繋げ方」に無理のある人がいるかなぁ、というところなので。 >>アレさん あの音、映写機ですかぁ…馴染みのない音なんでてっきり風車の音かと思ってました。 確かに風車にしちゃ軽いし早いですね。そうすると繋がりが見えやすくなるかな? と、返してばかりもなんなので夜勤明けの頭でぼんやり考えたことを。 Hiverって死産なんですかね?まぁ「母体から出る前に死んでいた状態」のかってことなんですが。 なんとなく考えたのが、それぞれのRomanで物語が進行した結果、例えば愛する二人が「子を為す前に」引き裂かれた等で 「産まれる予定だったのに、子供として存在する可能性そのものがなくなってしまった」んじゃないかと。何よりその方がRomanっぽ… いわゆる死産だとなんだか限定されすぎてるかなぁ、と思ったもので。細かいですが。 長文失礼しました。 そういえばラジオどうだったんだろ…気になる。
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
【Roman】総 合 考 察 ト ピ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Roman/1164202601/l50