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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
370:むりゃん 2006/12/16(土) 00:02 >>369大黒さん 私は、嫁ぐ妹のために、結婚資金または持参金を稼ごうと、兄は鉱山で働いていたと解釈しております。が、そこは色々な解釈があると思うので、おきます。 ……解放者を望まないのは、我等なのでは……。大黒さんが言うように、それぞれの望む解釈を、と賢者がとなえているとするならば、呪からの解放者は、我等になると思います……。 それで、しっくりこなかったら、またやり直し、それでもしっくりこなかったらやり直し、メビウスの輪にとらわれた行き止まり(繋がっているのに、出られない)にはまれます。 繋がり続ける事は、一種の行き止まりやも知れません。
371:大黒 2006/12/16(土) 00:24 >>370むりゃんさん うーん、そこまで深く考えなかったなぁ(マテ) 私の場合多分に直感で考えが閃いてそこから理論付けていくので(ダカラマテ) 確かに私の解釈だと呪いから宝石やHiverを解放するのは私達ですね そして解放者を望まず殺戮の女王の惨劇を望むのも私達… 物事の裏と表…確かにメビウスの輪です 入り口はあっても出口のない迷宮。そこはロマンの世界なのか不毛の荒野なのか… だからこそ屋根裏で緑川さん(Hiver?)が 『現実…幻想…ロマンの世界』 と歌ってるのかもしれません
372:M−朗 2006/12/16(土) 02:05 初めまして、サンホラーになりたての初心者ですがヨロシクです。 今皆さんが考察していることとは関係ないのですが、 どこに書けばいいのか分かんないのでここに書かせていただきます。 (現在歌詞が手元に無いので所々歌詞がおかしくなっているのをご了承いただきたい) 天使の彫刻で 『君の手が今掴んでいるであろうその石はとても壊れやすい』 という歌詞がありますよね? その歌詞から私が捏造した説なのですが・・・。 上の彫刻の歌詞が緋色の風車の語り部分にある 『小さな手の平に載せた硝子細工』と繋がっている気がして、 もしそうなら彫刻の父親の子供は風車の少女で、 彫刻→風車という流れになるのかなと思いまして。 彫刻には『たとえ何が襲っても』という歌詞もありますし。 それで風車で襲われてしまい少年の方が見えざる腕で復讐にかかり、 見えざる腕で『良い父親にはなれないわ』と言っていた母親から葡萄酒へ繋がり・・・ 彫刻→風車→腕→葡萄酒という流れなのかなぁと思いまして。 まぁつまりこうゆう流れもあるかなぁと思っただけなので><; もっと色々考えてた筈ですが上手く纏まりませんorz 歌詞カードが手元に無いんで説明したいことができなくて・・・ 初めてなのにこんな“もしも”の多い矛盾点だらけな長文で申し訳ありません↓↓
373:むりゃん 2006/12/16(土) 10:56 >>371大黒さん でも、ループから逃れる道も、きっとあるでしょうね。 たとえば、『朝と夜』の『もう逢え無くても〜〜』と『賢者』の『君は君の地平線を目指して』をあわせて考えると、 それぞれの物語では、繋がる事は無い。けれど、彼らは彼らでそれぞれの人生をつむぎ、未来へと繋げて行く……、みたいな……。 繋がり続けるループの監獄と、それぞれの人生とは繋がらないけど、まだ見ぬ未来へは確実に繋がって行く物語……。で、二つのロマン? ……上手く表せないです……。
374:ARAQ 2006/12/16(土) 23:57 >むりゃんさん ありゃりゃ、ご本人(賢者=ノア説)でしたか、勝手に持ち出してきてすみません。 あと「呪いの意思説」を受け入れてもらい恐縮です。 「噂」という解釈は自分の<「兄が原石を掘り出した後に〜(中略)〜不幸が広がる」みたいな「呪い」を「Hiverと宝石の両方」が受けた>という部分のことでしょうか? ここは一応「呪い」=「運命(サンホラ的にいえば「歴史」)」という意味合いです、ここの解釈じゃなかったらすみません。 >大黒さん 「賢者=ノア」確かに意外な角度かもしれませんね。 とはいえ「賢者=ノア」だったとしても『Roman』の「核」となる部分にはあまり影響はないでしょう、というかそれによって影響が出るのなら『Roman』がサンホラ初体験な人は「核」に辿り着けないということになっちゃいますから。 「何度でも巡り直せばいい」はこれも例の如く二重の意味でもいいんじゃないでしょうか、風車(『Roman』)の内側(アルバム内)と風車の外側(つまり我々)の両方への「メッセージ」というかんじで。 あ、あと直感に理論付けしていくのは自分もですよー、理論付け出来そうな思い付きは採用して出来なさそうなのは不採用、みたいな。 >M−朗さん こちらこそヨロシクです。 「彫刻→風車→腕」までの流れはよく見ますし、自分の説にも盛り込んでいるので特に問題無い「流れ」だと思いますよ。 「腕→葡萄酒」というのは『葡萄酒』のLoraineが『腕』で去っていった恋人ということでしょうか?となると金髪のLaurantが使用人・・・? んー・・・すみません、この部分はうまく読み取れませんでした。
375:Arnearthian 2006/12/17(日) 14:35 この掲示板では初めまして、になります。皆さんの熱い推論、楽しく見させて頂くと共に、自分の解釈を補う参考に頂いております。 さて、普段同意見であれば書き込むようなことはしないのですが、私が未だ捨てきれずにいる解釈がまだ掲示板に書き込まれていないので、……つまり同じイメージを思い浮かべた方がいらっしゃらないようなので、何かの参考になればと思い、書き込むことにしました。 それは、二つ目のボーナス曲yaneuraromanを聞いたときのイメージ。今でも時折そう感じるのですが。 「ミシェルがHiverの母親……?」 ……相当な奇説です。考えれば考えるほどに矛盾が生じるような考えなのですが、未だに何故か捨てきれずにいます。
376:Arnearthian 2006/12/17(日) 14:36 続き。上記のイメージから少し考察……… ……しようと思ったのですけど、矛盾が激しいので割愛して、 この方向から推測した考察結果だけを挙げます。 ・檻の中の花: 私にはこの曲は、「誰も本当の自分を知らない」ということをミシェル自身が嘆いているように聞こえました。 「自らを閉じこめる狭い檻」とは、「ミシェル=殺戮の舞台女優」とする不名誉な称号のことなのではないでしょうか? 即ち、幼い頃より彼女の周りにまとわりつく死のイメージ。 彼女はそのイメージを払拭したかった。 「それも極めて偏執的なまでに」 しかし生涯願望は叶うことはなく、死後1世紀を経過した今も、私達は彼女を「殺戮の舞台女優」と噂する。 つまり、=「我々もまた、彼女と同じ檻の中にいるからだ……」 また、「檻花」戯曲(つまり創作)の作者が、ミシェルと同じマールブランシェ性を名乗るノエル。 焔の母親がノエルで、子供を流産してしまった彼女が、もしミシェルと同じ様に捕らわれたのだとしたら、 「また流産しそうで怖くて次の子(今度こそHiver)を産めない」、とかそういうことなのでしょうか? だから、身を呈してまで子供を生んだ母親達のロマンを捜そうとしている? ……うーん……無理がありますね(苦笑 この段の事は参考までに。 ・屋根裏ロマン……折り合わせ死んでいった13人の少年達…… Romanを見つけられなかったミシェルの狂気サイドの結末。すなわち、行き止まり。 カルトで13人の少年を犠牲に、Hiverを生もうとしている儀式のようなもの? 13はタロットで「死」のカードというのが前のスレでありました。 調べてみると、「死」のカードは「生まれ変わり」をも司ります。
377:Arnearthian 2006/12/17(日) 14:40 また続き。何故こんな矛盾だらけの奇説を捨てられないのか。 私には、Romanの主人公は、Hiver(つまり子供)というよりその母親(ないし父親。天使、腕など)のように思えました。 yaneuraromanに辿り着いたとき、「宝石=Hiverの敵」としてきたこれまでの自分の解釈が瓦解し、 代わりに宝石の意志を感じたような気がしました。 そして、もし「殺戮の女王ミシェル」が、必死にHiverを生もうとしているとしたら…… ……なんだか其処にRomanを感じずにはいられません。 いずれにせよ、宝石ミシェルの目的はもう少し推論していく必要はありそうです。 私はボーナス二曲目のメッセージに鍵があるような気がします。あれは、誰から誰に宛てた伝言なのでしょう?? 追記: この説の全ての始まりは、 「オーーホホホホ! さぁ! 生まれておいでなさい……Hiver……」というセリフ。 それにしても、自分でイメージしておいてなんですが、すごくヤな出産シーンですね……(汗) 以上、長々と失礼いたしました。 都合により、なかなか書き込みはできないのですが、考察は全て読んでます。 反論・指摘があってもフォローするまでに時間がかかるかもしれませんが、必ず返事を書き込みたいと思っております。 それでは、また。何か面白い解釈が浮かんだら、書き込みいたします
378:大黒 2006/12/17(日) 22:32 >>372M−朗さん はじめまして 彫像→風車というのはよく見る説でかくいう私も支持者の1人だったりします 彫像の父親、つまりオーギュストの子供が息子か娘かは解りませんが確かに宝石繋がりで考えると娘の方があり得そうですね ただ私もその後の腕→葡萄酒という流れが読めませんです、ハイ 金ローランは騎士あがりだし… >>373むりゃんさん メビウスのロマンと独立独歩のロマンという事ですかね? 確かにそういうロマンもあるでしょうね。これで2つのロマン…なのかなぁ 『星屑の革紐』や『美しきもの』なんかは後者に入るんでしょうね 逆に『見えざる腕』や『呪われし宝石』が前者のパターンで こんな感じでしょうか? >>374ARAQさん 私の場合解らないのは賢者がノアだとして一体どんな目的でクロエに話しかけたかなんですよね ノアというか黒の教団は黒の預言書の通りの世界を作り出す事を教義の第1においてると思います そう考えるとなぜノアが世界と何の関わりもなさそうないち少女に何度もかまったかが不思議です >>375-377Arnearthianさん はじめまして 檻の中の花…というかミシェルが閉じ込められてた檻に関しては長くなるので別の機会に譲るとして 13人の少年が死体で見つけられた時にはミシェルは老婆になってましたし発見時すでに死亡していました。そこを考えるとミシェル=Hiverの母親説は難しいかなと思ってしまいます
379:むりゃん 2006/12/17(日) 23:09 >>378大黒さん メビウスロマンと、独立ロマンはそうなのですが、二分割でもないのです。 『宝石』でも、盗賊が“イヴェール”と聴こえるか否かで話し合われたりしているでしょう。聞き取りようで、話が変わってくると思うのです。繋がりそうな話でも、見方を変えれば繋がりを見出せたり、見いだせなかったりすると思うのです(『風車』でも、少年が仇をとったか否かで『腕』に繋がったり、繋がらなかったりするでしょう?)。 永遠に巡らせられる輪の中に、はじめから入らなければ、「檻」に閉じ込められる事も無い。と、考えたのです。 ノアが語りかけた訳の話は、『賢者』で昔語った覚えがあります。 “もし、ノアならクロエは「クロニカに愛される」(>38を読んで、こんなパロディみたいなのにはならないかと言う妄想なのですが)というあだ名かも……と。つまり、クロエ=イリア。ルキアを生む運命から逃れそうなところを……。な、行き過ぎた妄想です” と、考えたときがあります。追いかけている男がルキウスで、「いや、ノア……」みたいになると、一本お話が出来るという……。妄想の域を出ないのですが……。
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