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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
471:大黒 2006/12/25(月) 23:51 >>470ARAQさん そうですそうです。やっと正解に辿り着けましたね そう言われれば殺害動機があっても殺害してない金ローランが「復讐の風車」を回したというのもちときついですね 風車を回し始めたのは赤ローランですか。うーん、ローランサンその中に入りません?殺害の実行犯だし十分復讐の連鎖に入る資格はあると思いますが 解りやすい説明有り難うございます。「復讐の風車」のアウトラインは概ね理解できたと思います(やっとかよ) 屋根裏を初めとする各種ボーナス系ですが、アナザー以外は少なくともこの中では組み込んでも問題なさそうですね ただアナザーを組み込むのはやはり難しいかと。噂ではジャケットはずいぶんと暗いイメージらしいですが私は持ってないのでそこを出されるとノーコメントとしかいえなくなるので 檻の考えは事前の私の書き込みを参照という事にしてここでは省略します。コピペしてもいいんですけどね
472:むりゃん 2006/12/26(火) 21:28 >>469大黒さん つくもがみでも、『宝石』が『殺戮の女王』と化した事には違いないとは思うのです。その場合は、『殺戮の女王は存在する』に傾くと思います。ソレさえもなく、ただその「“汚名”からの解放を望んでいる」という説から見ると、少し違和感があります。『殺戮の女王』が存在するならば、その“つくもがみ”の説がかなり強く私は思います。 >>470ARAQさん ああ、確かに違いますね……。勘違いすみません……。 Hiverが嘘吐きだと、「犯人」は「名探偵」の感じがありますね。 >>373で、書いた事を考えている読書中に、『風車』は『廻っているが前進しない』。けれど『輪』は『廻ると進む』と言う事に気付かされました。 『11文字』の『二つの風車は廻り続けるだろう、愛するものと〜〜』とあわせて考えてみると、違和感が……。一つのところで廻り続けるのみの『風車』は、土台がある限り『巡り合う為』には廻れない気がするのです……。寺山修司の言葉を借りますと、 “『風車』には『自転』はあるが『公転』は無い。” 『自転』するだけでは、『日食』も『月食』もないですよね……。 『土台』が、『呪い』や『足かせ』に繋がるならば、ここからの解放なくしては、誰かに出会う事も無いのでは……? どうなのでしょうか……。 あと、『緋色』の少年=ローランサンについての話での、願望なのでスレ違いなのですが、少女を見捨てて逃げた事に少なからず罪悪感を持って、復讐に及んだ少年に、「こんばんは」「さようなら」という、手馴れた暗殺者のようなしゃれた台詞を言って欲しくない自分がいます(黒い剣が血で黒く染まったものならば、なおさら……)。 願望ではない理由は、『緋色』で語ったとおりで……。
473:大黒 2006/12/26(火) 22:18 >>472むりゃんさん 傾くのは冬の天秤ですかね? 汚名からの解放だけを望んでるなら確かに付喪神もいないかもしれません 私は「殺戮の女王は存在する派」なのでどうしても意見がそっちよりになってしまいます 「風車」については何も「廻る=進む」で考える必要はないと思います その後に朝と夜に触れているところから考えると「風車」は魂のような物の象徴で「廻る=生きている」だと思います 「生きている」からこそ、幸せな朝も惨劇の夜も存在しうると考えられないでしょうか? 「土台」が「呪い」や「足かせ」に繋がる理由もこれである程度説明が付くと思いますが ローランサンについては…うーん、どうなんでしょうね 罪悪感はあったけどそれ以上に復讐心が強かったのではないでしょうか 「こんばんは」や「さようなら」というのはしゃれた台詞ではなくあまりに強い怒りと憎しみの感情がローランサンをその一瞬だけ機械のような人格に変えてしまったとか その後は狂ったような高笑いをして走り去ってますし。もし手馴れた暗殺者なら何も言わずにブスっと刺してそのまま帰っていってしまうと思うのですが
474:むりゃん 2006/12/26(火) 23:12 >>473大黒さん 私は、『殺戮の女王はいない』派で、『必ずしも、運命に捕らわれて廻る事は無い(例えば「“復讐の風車”は必ず廻る理由は無い」など)』を主において考えているので、なかなか、議論が盛り上がる(笑) 『風車』は『廻る=進む』ではなく、『廻る=進まない』なのです。その場でだけ。その宿命でだけ『廻る(生きる)』のです。その中にはもちろん、『朝』も『夜』もあります。しかし、宿命(土台)から逃れて廻る事は敵わないのです。ただの“輪”ではないので。 『殺戮の女王の解放者』として生まれたのならば、なんど生まれても彼は『解放者』としてしか人生を生きられない→死んで生まれ変わって、別の人生を生きる事が敵わない『捕らわれた生き方の象徴としての風車』をイメージした考えなのです。数ある『檻(行き止まり)』の一意見です。 ローランサンの話は、『緋色』で『復讐心より罪悪感が強かった説』との輪の中を廻り続けてしまったので、ちょっとおいておきます……(すみません……)。
475:ARAQ 2006/12/26(火) 23:49 >>471大黒さん 「復讐の風車を廻し始めたのは赤Laurant」についてですが「赤Laurant」はそれまでの生き様で「復讐の風車」を築くことにより彼自身が「復讐の風車」の中心といえるモノとなっているのとは違い「Laurencin」は彼以外にも「金Laurant」等(?)の「代わり」のいる「部品」に過ぎない、と自分は思うのです。 もし「Laurencin」が「赤Laurant」を殺していなくても「金Laurant」が代わりに殺すことで「復讐の風車」は廻るわけですから。 まあ、確かに『腕』では「Laurencin」が殺したことで「風車」が廻っているのですが「誰が復讐の風車を廻し始めたか」と聞かれた時に「赤Laurant」と「Laurencin」を一緒にするのが自分としてはちょっと違うな、と思ったのです。 『アナロマ』・・・自分も持ってないんですよねー・・・でも持ってれば絶対考察に組み込みたくなるんですよ・・・というか持ってないくせに組み込みたいと思っているバカがここに一人・・・・・・欲しーよー。 >>472 >>474むりゃんさん 「犯人」は「名探偵」・・・というかむしろ「事件なんて存在しなかった」・・・みたいな? それはそれとして「風車は進まない」・・・かなり自分好みな表現です、ちょっとヤバイぐらいです、何故かテンション上がりました。 「Laurencin」についてはいわゆる「Romanの感じ方」に関わるでしょうからコメントは控えときます。
476:大黒 2006/12/26(火) 23:55 >>474むりゃんさん 不毛な論議にならないよう気をつけなければ(笑) 「廻る=進まない」ですか。これはこっちの読み取りが足りなかったかな しかし「捕らわれた生き方の象徴としての風車」だとすると『11文字』の 『2つの風車は廻り続けるだろう 愛する者と再び繋がる時まで』が意味をなさなくなると思うのですがどうでしょう もちろん土台は必要でしょうけど何も1人に1つの風車とは限らないのではないでしょうか 先に私は「風車=魂」説を唱えましたが主眼はそこなのです どうも風車を取り扱ってる意見を見ると1人の魂に1つの固定された風車しかあてがわれてないように思えたので もしかしたらローランサンは赤ローランに復讐するという風車(ロマン)を成し遂げて死んだ後今度は「解放者Hiver」としての風車を回す事になるかもしれないし そういう風には考えられないでしょうか
477:大黒 2006/12/27(水) 00:07 連投すみません。どうもタイミングが悪いな >>475ARAQさん なるほど。確かに赤ローランの「復讐の風車」はローランサンでなくても金ローランやその辺の殺し屋さんでも廻せますね そう考えるとローランサンが替えのきく部品に過ぎないというのも納得です でもそうだとしたら金ローランは金ローランで復讐の風車を築いてたのかな?結局廻らなかったけど 『アナザー』…確かに持ってれば考察に思いっきり組み込むでしょうね まあ、持ってない人の方が多い事を考えてそれなりに控えはしますが やっぱり手に入れるにはネットオークションを頼るしかないのかとヤ○オクをのぞいてみましたが2500〜3000円の値段が付いてましたね これを高いと判断するか安いと判断するかは意見が分かれそうですが ちなみに余談ですが「Chronicle」が20万という素敵な値段で出品されてました(笑)
478:濡れせんべい 2006/12/27(水) 02:13 [loveartアットhotmail.co.jp] お初です。 なにか腰を折るようで申し訳ありません。。。 SHは好きなのですが、どうも自分は考察とかが苦手で。。 聞いた感じでの世界観とか楽しんでます アナザー、聴きましたが歌詞自体はそんなに変わってなかったと思います なにか暗い印象がありました
479:SAy 2006/12/27(水) 11:31 初カキコです。 自分的に 考えてみたんですが・・・ 緋色の少年が 嘘を ついてて 彼はれいんの世界の 少女で 妹を 殺されたから 赤のローランを 殺した って 考えてるんですけど・・・ この考え無理が あるかなぁ
480:chiffon 2006/12/27(水) 13:19 思い返してみると、彷徨える焔(命)=イヴェール 時を騙る《幻想》=生まれられない嘘 これであてはまりますね。ここは問題じゃなかった・・・。 ということで、朝夜でイヴェールは過去の追憶に自分が生まれることが出来る物語を 双子の人形に探しに出させる。そして、詩を灯すことでもう一度繋げなおそうとしている。 そして、今回の注目は呪われし宝石。 「知られざる《物語》」という言葉が宝石、彫像、葡萄酒にのみついてるんですが、 実はこれが幻想なのではないかという提案。 ”灯された詩の中で踊るように侵食された歯車斯くて狂ったように廻り…” この時点で、灯された詩=「しあわせにおなりなさい」が「おりあわせしになさいな」の、 祝いが呪いに変わっているというのを表していて、突然現れる霧。現れる宝石。 つまりここでミシェルの干渉が大きくあったということであり、元々の灯されていく詩が、 狂ってしまったのを示していそうです。 歯車というのが、映写機の歯車で嘘を見せているのか、運命の歯車という意味かは不明ですが。 見えざる腕では”さようなら”という詩=しになさいとなっている。 そして結局生まれることが出来ない状態となる。 葡萄酒のSaint-Laurentは檻の中の花のクリストフと同じ苗字みたいですが、 この人ローランはローランでもLaurantと違いますよね? Saint-Laurentで括り?フランス詳しい方教えてください・・・w 葡萄酒で密かに家を没落させようと登場し、彫像で「宝石を離すな」と忠告し、 宝石と結び付けていき、侵食された歯車・・・結果、伝言はあやふやになり、 朝夜のイヴェールの元に詩は届かなかった。というのはどうでしょうか。 なので嘘をついているのはミシェルかな。また、直接イヴェールに会うのも呪われし宝石。 「生まれておいでなさい...」はここでの出来事に繋がるのではないでしょうか。 廃屋の屋根裏で彼女がその屋根裏(檻の中)から逃れるために他の世界(幻想)を思い描いてキャンパスに描く。 そこで紡がれたロマンは宝石となり様々な時代に出現する。 檻の中の花であなたが愛してるのは『私』じゃないと言っているので、 監禁されている相手(たぶんLaurant)が自分を愛していないのに気づいたので、 愛をなくしたこの世界にオルヴォワール(ローランサンと同じようなこと。)と送る。 それが主にローランへの宝石を通しての呪い(檻の中)と変わり、復讐しているとか。 そもそも”その短い生涯に於いて”って最後に見つかったのは老婆の姿ですよね。 全然短くないという・・。 見えざる腕のローランサンの描写と檻の中の花にかなり共通したとこがあるのが かなりひっかかるのですけど、さっぱりだ。 今回はあまりにも抽象的すぎですね。何かの参考になれば。
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