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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
475:ARAQ 2006/12/26(火) 23:49 >>471大黒さん 「復讐の風車を廻し始めたのは赤Laurant」についてですが「赤Laurant」はそれまでの生き様で「復讐の風車」を築くことにより彼自身が「復讐の風車」の中心といえるモノとなっているのとは違い「Laurencin」は彼以外にも「金Laurant」等(?)の「代わり」のいる「部品」に過ぎない、と自分は思うのです。 もし「Laurencin」が「赤Laurant」を殺していなくても「金Laurant」が代わりに殺すことで「復讐の風車」は廻るわけですから。 まあ、確かに『腕』では「Laurencin」が殺したことで「風車」が廻っているのですが「誰が復讐の風車を廻し始めたか」と聞かれた時に「赤Laurant」と「Laurencin」を一緒にするのが自分としてはちょっと違うな、と思ったのです。 『アナロマ』・・・自分も持ってないんですよねー・・・でも持ってれば絶対考察に組み込みたくなるんですよ・・・というか持ってないくせに組み込みたいと思っているバカがここに一人・・・・・・欲しーよー。 >>472 >>474むりゃんさん 「犯人」は「名探偵」・・・というかむしろ「事件なんて存在しなかった」・・・みたいな? それはそれとして「風車は進まない」・・・かなり自分好みな表現です、ちょっとヤバイぐらいです、何故かテンション上がりました。 「Laurencin」についてはいわゆる「Romanの感じ方」に関わるでしょうからコメントは控えときます。
476:大黒 2006/12/26(火) 23:55 >>474むりゃんさん 不毛な論議にならないよう気をつけなければ(笑) 「廻る=進まない」ですか。これはこっちの読み取りが足りなかったかな しかし「捕らわれた生き方の象徴としての風車」だとすると『11文字』の 『2つの風車は廻り続けるだろう 愛する者と再び繋がる時まで』が意味をなさなくなると思うのですがどうでしょう もちろん土台は必要でしょうけど何も1人に1つの風車とは限らないのではないでしょうか 先に私は「風車=魂」説を唱えましたが主眼はそこなのです どうも風車を取り扱ってる意見を見ると1人の魂に1つの固定された風車しかあてがわれてないように思えたので もしかしたらローランサンは赤ローランに復讐するという風車(ロマン)を成し遂げて死んだ後今度は「解放者Hiver」としての風車を回す事になるかもしれないし そういう風には考えられないでしょうか
477:大黒 2006/12/27(水) 00:07 連投すみません。どうもタイミングが悪いな >>475ARAQさん なるほど。確かに赤ローランの「復讐の風車」はローランサンでなくても金ローランやその辺の殺し屋さんでも廻せますね そう考えるとローランサンが替えのきく部品に過ぎないというのも納得です でもそうだとしたら金ローランは金ローランで復讐の風車を築いてたのかな?結局廻らなかったけど 『アナザー』…確かに持ってれば考察に思いっきり組み込むでしょうね まあ、持ってない人の方が多い事を考えてそれなりに控えはしますが やっぱり手に入れるにはネットオークションを頼るしかないのかとヤ○オクをのぞいてみましたが2500〜3000円の値段が付いてましたね これを高いと判断するか安いと判断するかは意見が分かれそうですが ちなみに余談ですが「Chronicle」が20万という素敵な値段で出品されてました(笑)
478:濡れせんべい 2006/12/27(水) 02:13 [loveartアットhotmail.co.jp] お初です。 なにか腰を折るようで申し訳ありません。。。 SHは好きなのですが、どうも自分は考察とかが苦手で。。 聞いた感じでの世界観とか楽しんでます アナザー、聴きましたが歌詞自体はそんなに変わってなかったと思います なにか暗い印象がありました
479:SAy 2006/12/27(水) 11:31 初カキコです。 自分的に 考えてみたんですが・・・ 緋色の少年が 嘘を ついてて 彼はれいんの世界の 少女で 妹を 殺されたから 赤のローランを 殺した って 考えてるんですけど・・・ この考え無理が あるかなぁ
480:chiffon 2006/12/27(水) 13:19 思い返してみると、彷徨える焔(命)=イヴェール 時を騙る《幻想》=生まれられない嘘 これであてはまりますね。ここは問題じゃなかった・・・。 ということで、朝夜でイヴェールは過去の追憶に自分が生まれることが出来る物語を 双子の人形に探しに出させる。そして、詩を灯すことでもう一度繋げなおそうとしている。 そして、今回の注目は呪われし宝石。 「知られざる《物語》」という言葉が宝石、彫像、葡萄酒にのみついてるんですが、 実はこれが幻想なのではないかという提案。 ”灯された詩の中で踊るように侵食された歯車斯くて狂ったように廻り…” この時点で、灯された詩=「しあわせにおなりなさい」が「おりあわせしになさいな」の、 祝いが呪いに変わっているというのを表していて、突然現れる霧。現れる宝石。 つまりここでミシェルの干渉が大きくあったということであり、元々の灯されていく詩が、 狂ってしまったのを示していそうです。 歯車というのが、映写機の歯車で嘘を見せているのか、運命の歯車という意味かは不明ですが。 見えざる腕では”さようなら”という詩=しになさいとなっている。 そして結局生まれることが出来ない状態となる。 葡萄酒のSaint-Laurentは檻の中の花のクリストフと同じ苗字みたいですが、 この人ローランはローランでもLaurantと違いますよね? Saint-Laurentで括り?フランス詳しい方教えてください・・・w 葡萄酒で密かに家を没落させようと登場し、彫像で「宝石を離すな」と忠告し、 宝石と結び付けていき、侵食された歯車・・・結果、伝言はあやふやになり、 朝夜のイヴェールの元に詩は届かなかった。というのはどうでしょうか。 なので嘘をついているのはミシェルかな。また、直接イヴェールに会うのも呪われし宝石。 「生まれておいでなさい...」はここでの出来事に繋がるのではないでしょうか。 廃屋の屋根裏で彼女がその屋根裏(檻の中)から逃れるために他の世界(幻想)を思い描いてキャンパスに描く。 そこで紡がれたロマンは宝石となり様々な時代に出現する。 檻の中の花であなたが愛してるのは『私』じゃないと言っているので、 監禁されている相手(たぶんLaurant)が自分を愛していないのに気づいたので、 愛をなくしたこの世界にオルヴォワール(ローランサンと同じようなこと。)と送る。 それが主にローランへの宝石を通しての呪い(檻の中)と変わり、復讐しているとか。 そもそも”その短い生涯に於いて”って最後に見つかったのは老婆の姿ですよね。 全然短くないという・・。 見えざる腕のローランサンの描写と檻の中の花にかなり共通したとこがあるのが かなりひっかかるのですけど、さっぱりだ。 今回はあまりにも抽象的すぎですね。何かの参考になれば。
481:大黒 2006/12/27(水) 19:39 >>475のARAQさんの「「風車は進まない」・・・かなり自分好みな表現です、ちょっとヤバイぐらいです、何故かテンション上がりました」 というむりゃんさんへのレスを見て「自分の古い感性」では人を興奮させるようなレスはできないのかとか「老兵」は静かに去るしかないのかと少ししょんぼりな自分がいる(´・ω・`) 閑話休題 >>478濡れせんべいさん 初めまして アナザーに関する情報有り難うございます 暗い印象ですか…うーむ、ダーク路線という事なのかな いかん、情報聞いたらますます欲しくなった >>479SAyさん 初めまして 緋色の少女が『澪音』の少女ですか。今まで出てこなかった考えですね うーん、どうなんでしょう。『星屑の革紐』で『澪音の世界』と共通する『黒銀の犬』が出てきてますからね ちょっと苦しいかなぁというのが正直な感想です >>480chiffonさん 確かにそれでもすっぽり収まりますね ただ、それだと『生まれて来る前に 死んで行く僕の物語』に説明がつかないような気がするんですがどうでしょう 「知られざる《物語》」については今歌詞カードを確認しましたが確かにこの3曲だけですね 『呪われし宝石』でchiffonさんは『灯された詩』という部分に注目しているようですが『灯された詩』というのが出てくるのは『呪われし宝石』だけなのであまり関わりはないかと 「知られざる《物語》」というのは今現在の風聞や伝記の中で過去に埋もれて誰からも注目されなかったという意味ではないでしょうか 例えば『呪われし宝石』では「殺戮の女王」の2つ名ばかりが有名になってどういう経緯で世に解き放たれたのかは軽んじられてるような中身になってます Saint-LaurentのSaintは多分ですが身分を現す名詞なのではないでしょうか。どこかの本で読んだ記憶ですがフランスでは貴族の家柄しか「〜de〜」とは名乗れないらしいです 彫像の宝石というのは今の生活の比喩で殺戮の女王とは関係ないと思います ここで殺戮の女王が出てくるのならオーギュストはもっと破滅的な人生(『天使』の完成前に死亡とか)を送っていたのではないでしょうか ミシェルの生涯が短かったかどうかは『檻の中の花』にも『屋根裏』にも表記がなされてないので解りませんが、一生が長いか短いかというのは平均寿命によっても変わってくると思うので老婆=短くないという考えは少し短絡的だと思います まあ老婆になってれば大抵はある程度長生きしたと思いますが 屋根裏で白いキャンパスに絵を描いてたのはミシェルですか…うーん、これはどうだろう 白いキャンパスに幻想を描いてるのは少女といわれてるのでちょっと無理がありそうですが 『檻の中の花』でミシェルは『貴方が愛してるのはしなやかな若い肢体 それは...『私』じゃない…』と歌ってますが誰かを監禁したとは歌われてません なのでここで監禁されてるのは強いていえば自らを狭い檻の中に閉じ込めてしまったミシェル自身ではないでしょうか 見えざる腕のローランサンの描写と檻の中の花にかなり共通したとこがあるというのは私にはちょっと解りませんでした ミシェルもローランも片方だけに出てくるので特に共通項はないように思いますがどうでしょう
482:むりゃん 2006/12/27(水) 21:46 >>476大黒さん 『風車=魂』ならば、『一人に一つ』で当たり前に感じてしまうのですが……、感性の違いでしょうか……。私は、『一人に一つの風車』と考えているわけではないのです。『風車』と『輪』に2分割して考えております。一人にあてがわれているものは『輪』。大人数にあてがわれるのが『風車』です。 『風車=運命』。そして、『輪=魂』です。 『風車(固定されているもの、廻されても進まないもの)』はいくら回転しても、そこから見える景色も、踏んでいる土も同じものです。『輪(固定されていないもの、廻されれば進むもの)』は、一回転すると、見える景色と踏んでいる土が変わってきます。その場からいなくなっているわけですから。 ですので、ローランサンが復讐し、『復讐の風車』を廻したのならば、そこで『風車=運命・宿命』に捕らわれた事になります。『殺戮の連鎖』を起こし、『解放者イヴェール』を生む『風車』に至るならば、そういう『風車』に捕らわれた事になります。 と言う事は……(考え中)、『愛するものに〜〜』は『巡り合う運命の“風車”(運命)』が廻り、いつか二つの『輪(魂)』は巡り合う“運命”にある、となるのでしょうか……(考えるむりゃん。突っ込まれるたびに固めなおす)。 >>475ARAQさん なるほどです……。嘘で固めた物語。みんな『舞台劇』なのかな、と思うところがあります。 すごいですよね、寺山修司(おい)。私も、この文を読んだときの衝撃と言ったら……もう。 同じ本にあった、セルバンテス(片腕が不自由な作家)の言葉の引用で、「右手の名誉を掲げるためには、不自由な左手など惜しくはない」にも、ちょっとドキッとしました。……余談でした。
483:ARAQ 2006/12/27(水) 23:26 >>477 >>481大黒さん あれれ?むりゃんさんへのレスで大黒さんをしょんぼりさせてしまった・・・「老兵」なのですか? それはそれとして「金Laurant」ですか・・・はて?「赤Laurant」は復讐されるに足る「蛮行」の表現があるのですが「金Laurant」には特にそういう表現はない、とはいえ「戦争」に参加した者達は皆誰かに憎まれてるとも言えるわけで・・・どっかの死神改め暴れん坊将軍様もそうですし。 しいて言うなら「金Laurant」が「誰か」に殺された後にその「誰か」へ復讐してくれそうな人物がいないので「風車」にはならない・・・ですかね?まあ、逃げた恋人の子供が後に父のことを知って・・・とかもあるかもしれませんが。 『アナロマ』・・・3000円かぁ・・・フトコロがあったかい時なら買うであろう値段です、あったかい時なら。 『Chronicle』20万・・・・・・素敵ですね、ホント・・・・・・と言うしかないじゃないのよー!リメイク希望!・・・ってそれが『クロセカ』かっ! まあ、そもそもオークション系自体やんないヒトなんですが。 >>478濡れせんべいさん なんか皆様の感想によると「死」を匂わせるようなモノみたいですねー・・・聞きたいよーう。 >>480chiffonさん 「Laurant」と「Saint-Laurent」・・・「Saint」の有無もそうですが「Laur<a>nt」と「Laur<e>nt」の違いのことですよね?chiffonさんの書き込みを見るまでまったく気付きませんでした・・・はてさて、どんな意味があるものか・・・うーむ。 >>487むりゃんさん まあ、自分は「物語」自体は存在してると思いますけどね、ただそれが「名探偵」の考えてるような「事件」によるものではなかっただけで。 ちなみに、寺山修司さん自体は知らないのですがなんとなくWikipediaで軽く検索・・・・・・・・・・・・出身地近っ!(感想)・・・秘技余談返し。
484:大黒 2006/12/28(木) 01:15 >>482むりゃんさん うーん、感性の違いなのか単なるすれ違いなのか 私は「魂」は確かに1人に1つのものですけど輪廻転生を繰り返す中で全く同じ運命を持った魂は誕生しないと考えます なので「風車=運命」だとしても今度生まれ変わる時は違う運命をあてがわれるかもしれないというわけです ここからちょっと与太話入りますがいわゆる前世占いでも今の自分と全く違う前世が結果に出たりしますしね。中には人間ですらなかったりもしますし 以上、与太話でした(笑) むりゃんさんの風車と輪の理論はいわんとする事は解りますが輪が1回転してもそこから見える景色は同じだと思うんですが… 例えば山手線を1周しても2周目から看板の色が変わるとか建物が大きくなってるとか景色が変化するわけではないですよね? そう考えると固定されてなくても「輪」が回転して見える景色は一定の物だと思うのですが 『愛する者に〜』はそういった意味でこの理論で行くと多少矛盾をはらんでしまう気がします セルバンテス…そういえばそんな作家もいましたね。名前だけは知ってるんですが海外文学は疎いのでどんな作品を書いたかまでは知らんのです 後、隻腕で有名人というとメジャーリーグのジム・アボットでしょうか 彼は生まれつき右腕がないというハンディにも関わらず投手としてソウルオリンピックの金メダルに貢献し翌年のドラフト1巡目でエンジェルス入り1999年の引退までメジャーの舞台に立ち続けました 私の最も尊敬する野球人の1人です 以上、チラシの裏でした >>483ARAQさん いや、むりゃんさんや他の方のレスからはかなりの刺激を受けてるみたいですが私のレスからは何も得る物がないのかなぁとちょっと凹んだので(ぉ) 「老兵」かどうかは…SH知ったのが『クロセカ』からなのでそれを古いファンと位置づけるなら老兵ですね 赤ローランの蛮行ばかりがクローズアップされてますが(『緋色の風車』や『見えざる腕』で暗示されてるので当然といえば当然ですが)、金ローランも多かれ少なかれ似たような事はやってると思うのですよ 略奪と暴行は洋の東西時代の古今を問わず戦争の常ですし なので金ローランには金ローランの復讐の風車があったと思います。『見えざる腕』では金ローランが先に動いて赤ローランへ復讐しようとしてましたが逆のパターンも考えられるわけで そう考えると金ローランは復讐の風車を建ててないというのはちょっとないかなと思ったわけです 『Chronicle』20万…ちなみに私が過去に見た最高値は25万でした。入札者がいたかどうかは…ちょっと覚えてません
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