下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
516:ARAQ2006/12/30(土) 23:24
>>505大黒さん
前回ちょっと書き忘れてました、少し前の「13人の少年」云々から派生した「殺戮の女王は復讐の風車によって自ら何かをすることなくHiverを生まれ変わらせている」という考えでいくともし「Hiver」が「殺戮の女王」を開放する前に死んだとしても次の転生を待てばいいだけなのでスペアはいらないかなー、と思ったり。
「金Laurant」は置いとく方向で。
「諦めて死になさい」・・・「是」とも「非」ともいいにくいですね、自分の説では「Hiverが呪いからの開放=自らが幸せになるRomanを諦める」→「解放者HiverというRomanを自ら肯定する」→「転生、宝石の開放、呪いによる死、転生・・・をただただ繰り返す」というのが「行き止まり」だと思っているので「おりあわせしになさいな」の後すぐに「さあ…産まれておいでなさいHiver」が繋がるので「死=終わり」というわけじゃないですし、考えようによっては『yaneura』は「不毛な世界」の「出発点」とも取れますね。
あと>>514の『檻花』の年号ですが自分は「戯曲を発表した年」ではなくそのままの意味でとってます、最後に「ミシェル」が老婆の姿で見つかったことに対して「クリストフ」が「彼女がどんな魔法を使ったのか〜」といったと思ってるので・・・いや「戯曲を発表した年」というのも好きな考えなのですがここで「儀式」的な匂いがしたほうが『Roman』での「13人の少年達」の解釈がしやすいので。
>>506-507K.H
省7
517:むりゃん2006/12/30(土) 23:35
>>514大黒さん
大丈夫です!文面で分ります!
同性愛者でも、自覚無しの同性愛者ですね。“女”の勘でそれに気付いている……。女性の姿のミシェルを愛しているように見えるけれど、実際は奥に潜む男性を見ている。実際欲しいのは男でしょう? みたいな……。キリスト教圏の同性愛は非常に日陰ですね。大罪です。非生産的ですからね。でも、はじめ神様は“生みの苦しみ”を罰に与えるぐらいだから、子づくりして増えなさいな、とは言っていないという不思議……。
年齢は確かに苦しいのですが、そこから色々な考察、“生贄”“魔術”“ミシェルの吸血鬼説”などが出てくるのですね。魔術的な手段で“檻”から出ようとする場合には問題がないと思います。先ほどもかきましたが、『檻遊戯』の“銃声”という単語も気になるところです。もし、1895年より一世紀前、1795年に警官は拳銃を常に装備していたのでしょうかね……あっても火打ち式……? 劇の脚色、という考えも出来るかもしれませんが、『檻花』で“戯曲”と書かれるまで分らないような脚色はいらない気がするのですが、どうでしょうね……(私的な考えですが……)。
『檻』から出ようとするものを、出さないようにするのが目的なのです。前に書きましたが、『道連れ』ですね。「私が出ていけないのに、なんでお前を出させるものか」みたいな。その“檻”はミシェルが抜け出したいものと同じとは言えないですが。
その、「ミシェルの未練」と言うものには心惹かれるものがあります……。「檻から出ようとするものは、すべからく許さない」ミシェルの怨念。女優魂で出て行こうとするものを迷わす姿で現れる……。
省7
518:ARAQ2006/12/30(土) 23:35
ああっ!「さん」付け忘れてるっ!す、すみませんK.Hさん、申し訳ないです・・・!
519:大黒2006/12/31(日) 00:06
>>516ARAQさん
なるほど
確かにその考えで行くとスペアいりませんね
「殺戮の女王」は私達とは比べ物にならないくらい長いスパンで時を見てそうなので1度失敗したくらいじゃなんて事ないのかも
うーん、その考え方の方がスムーズに物事が進む気がしてきました
そのサイクルだと「おりあわせ〜」から「生まれておいでなさい」につながりますね
省13
520:大黒2006/12/31(日) 00:26
連投すみません。今度から書き込むする前に更新するクセをつけよう
>>517むりゃんさん
そういってもらえると助かります
うーん、性同一性障害の人が「女の勘」が働くかどうかはさて置くとして
やはり同性愛は大罪ですか。キリスト教って妙に潔癖なところがありますからね
省11
521:K.H2006/12/31(日) 01:20
>>512 大黒さん >>513>>517 むりゃんさん
…やはり性同一障害という言葉は語弊が過ぎましたね…本当にすみません。
そしてやはり説明をしだすと檻花ばかりになってしまい申し訳ありません…!
檻花での二つの識られざる幕間劇、その一つ目が少年が登場する点から考えて三度目の舞台にあたるかと考えられます。
また二つ目が二度目の舞台、つまりは檻遊にあたると考えています。
省45
522:大黒2006/12/31(日) 02:01
>>521K.Hさん
ふむふむ…
確かに最初の「識られざる幕間劇」と「三度目の舞台」には「少年の液体は仄甘く」という共通の言葉が出てきますね
なので最初の「識られざる幕間劇」と「三度目の舞台」が同じ物だとする考えは間違ってないと思います
二度目の舞台と『檻の中の花』が繋がるかどうかは解りませんが
確かにオリヴィエとミシェルの間に性的な関係がある事が感じ取れますね
省19
523:Arnearthian2007/01/02(火) 11:34
>>500 大黒さん
1、あ、ちょっと勘違いされたかも。
「死んでいった13人の少年」の詩は、
『檻花』では、「折り重なって」となっていて、「折り合わせ」とは言っておらず、
『屋根裏』では、「折り合わさって」となっていて「折り重なって」とは言ってないのです。
気にするほどのことではないのかもしれないですが、両者で意味が変わってきます。
省42
524:ここ2007/01/02(火) 15:46
大変深い考察をなさっているなかに
流れと関係ない私の稚拙な考えを突っ込むのも気が引けるのですが…
なにが目的で賢者は彼女に近づいたのでしょう?
もしかすると第二の伝言は、
”賢者が彼女に伝えたかった(教えたかった)ことば”
省10
525:大黒2007/01/02(火) 23:38
>>523Arnearthianさん
また勘違いか…どれだけ読解力ないんだ、自分_| ̄|○|||
1:あー、確かにニュアンス違いますね
これは同じに考えてしまったこちらのミスです。Arnearthianの説に改めて同意したいと思います
省17
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