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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
568:シャオ 2007/01/08(月) 12:27 話の腰を折るようで申し訳ありません。初めて書き込みさせて頂きます。 大変興味深く拝見させて頂いてます。皆さんの深すぎる考察に「な、なるほど…」の一点張りですが、 私の頭が足りないようでちょくちょくパンクしています…(笑) そもそも考察の出来る頭ではないようで(聞き込めていないのもあるのですが)、 ちょこっと気になることがあったので愚問よろしいでしょうか?? 私もアナザーを持つ人間のひとりなのですが、CDのレーベルにはみ出すぐらいの「太陽の風車」が描かれているんです。 これはどういう意味なのか、誰かわかりませんでしょうか?内容と関係有るのでしょうか…? 既出でしたらすみません。 「NOミソ」な私ですが、これからも皆さんの考察、また頭がパンクするまで見させていただきます。
569:むりゃん 2007/01/08(月) 17:10 なんとなく、『11文字』の母は、クロエではなく、クロエの母ではないかと思える今日この頃です。 そして、クロエが生むべきか、生まざるべきかと悩んでいたのは、『子の重荷になりたくなかった』からではないでしょうか。 母からの伝言、「しあわせにおなりなさい」は、「自分の人生」を「母の人生の延長」と考えてしまうほどに重いものだった。自分の人生を生きているはずなのに、自分の地平線を目指して歩んでいるはずなのに、ずっと「母の檻」の中で止まっているような気さえした。 そして、自分が母になったとき、自分が「檻」になることが怖かった。子供を産むと言うことで、また自分も子供に憑き、苦しめることになるのではないか。自分もきっと、子供に幸せになってほしいと願うだろう、そのせいで子供が「自分の地平線」を目指せなくなってしまうかもしれない。 そこで、賢者の登場です。彼は彼女に、二人の人生は別々のものだ、と教えた。 「しあわせにおなりなさい」と言われた子、クロエは母になり、彼女の『物語』、自分が愛する《地平線》を進む。そして、子もまた、自分の《人生》を愛する権利がある。子は母の『地平』で出会い、すれ違う人。彼女の『地平・人生』を構成するものの一つ。その子は、その子の『地平』で母と出会い、すれ違い、また進み続ける。そしてそれは、また別の《地平線》での『物語』。 埃が積もるほど長い間、『母の言葉』に捕らわれていた彼女は、今度こそ『自分の地平線』を目指して歩み始めた……。子供にも、『子供だけの《地平線》を愛してもらう』ために。 『11文字』で母の「しあわせにおなりなさい」が無いのは、クロエがそれに悩むのを母は感じていたから。 『無理に私の“幸せ”になる事は無い。アナタにはアナタの人生があって、辛い《人生》でもアナタにはそれを“愛する”資格がある……。だから、“私の幸福”におなりなさい、と私はいえない……』 そんな思いがあるように聴こえるのです。「しあわせにおなりなさい」がなければ。 賢者は、誰かの地平という『檻』を忌避し、『檻』に閉じ込めようとする「本当の伝言」を隠した。一人一人が、自分だけの『物語』を紡いで行くのを邪魔しないように。 そんな説はぶっ飛びすぎでしょうか……。分りにくい上、長文失礼しました……。
570:大黒 2007/01/08(月) 19:31 >>569むりゃんさん 『11文字』の母=クロエの母ですか。この角度から考えた事はなかったなぁ クロエ自身が「母親」という檻に囚われていて自分の子供もまた自分の檻に閉じ込める事を恐れていたという心理は理解できなくも無いです 賢者が二人の人生は別々の物だと教えたというのもいい感じですね クロエが母になった後子供がどうなったのかは解りませんがこの解釈で行くと自分の人生をしっかりと歩めたようですね うーん、ぶっ飛びすぎという事はないと思いますよ 確かにクロエの母というのは全く予想外でしたけど理にかなった書き方をしてると思うので特に問題はないかと
571:ここ 2007/01/08(月) 19:51 あ、ちょっと気になったことを。 焔において、一部女声にあわせるようにじまんぐさんの声と思われる声が歌ってるように聞こえます。 なんとなく『聖戦と死神』の丘での約束を思い出させるのですが罠でしょうか。
572:ARAQ 2007/01/08(月) 22:24 >>565大黒さん とりあえず「母親=」に関しては・・・はい、おもいっきり打ち間違えました、すみません、母親母親書きすぎていつの間にか一番母親なイメージのあるヒトが降臨してしまった模様です。 「星屑の父親」についてはご理解いただけたようで、まあ、そんなこんなで>>549の自分的「Roman」へと繋がっていったのです。 フランス語は自分もチンプンカンプンでございます、でもほら「日本語は世界一難しい」とかも聞きますし・・・あれ、聞きません? 「進む」と「戻る」は大黒さんが「進む」=「朝と夜の地平線」「戻る」=「時の王が眠る墓所、煌く永遠の星屑」と解釈(同意)しているのは了解してますよ、だからこそ>>557で「〜チグハグ〜」のように指摘したわけですし、おそらく>>563の「「進む」と「戻る」は「進む」に拘るのなら「2」だけじゃなく〜」の部分の書き方が悪かったのかな? 「「進む」と「戻る」は「進む」に拘るのなら「2」だけじゃなく〜」→「「進む」と「戻る」は「2」を「進む」に拘るのなら「2」だけじゃなく〜」としたほうが良かったですね、誤解を招いたようで申し訳ないです・・・うむ、やはり日本語は難しい。 >>568シャオさん 自分は「アナロマ」持ってない組ですが「月の揺り篭」が描かれずに「太陽の風車」のみが描かれているのでしょうか?その場合『Roman』の内容を考えると「生」の象徴っぽい「太陽の風車」のみが描かれているのは結構奇妙ですね、両方あってこそという気がするのですが・・・それに聞くところによると「アナロマ」は「死」のイメージのほうが強いようですし、二つが一緒に描かれていたとしても「太陽の風車」だけが大きいのはやはり奇妙なかんじがしますね・・・単純に大きさを変えることで「壊れた」かんじを出したのかもしれませんが・・・うーむ。 >>569むりゃんさん 全然ぶっとんでないですよ、むしろかなりおもしろい「Roman」だと思います、しいていうなら「しあわせにおなりなさい」が「ない」ほうが答え(?)に近いのがちょっと気になるかなー・・・と、せっかくボーナストラックに『true』があるんですし・・・まあ、個人的な感覚ですが。
573:大黒 2007/01/08(月) 22:48 >>572 日本語が難しい理由はその独自の文法だけでなく3種類の文字を必要に応じて使い分けてるかららしいですよ ちなみに文法だけでいえばお隣の韓国語も同じ文法ですが向こうのハングルはローマ字のような規則性があるようなのでそれほど難しいとはされてないらしいです 以上、大黒によるミニ文法講座でした(笑) 母親についてはそういう事でしたか。まあ確かにこのアルバムで1番母親っぽいのはクロエですからね。実際、妊娠してますし 「進む」と「戻る」については>>565で触れたとおりです もし強引にでも全て進むに固執するなら 3=『焔』=『時の王が眠る墓所』 懐かしき《物語》の調べを詩うのは生死を越えた時の王? 5=『呪われし宝石』=『煌く永遠の星屑』 星屑は宝石の比喩?殺戮の女王はその輝きを永遠の褪せる事無く煌かせ人を魅惑していく とでもいった感じでしょうか ちょっと苦しいのはご愛敬という事で アナロマのレーベルですが前にアナロマを聞かせてもらった知人から画像をもらったところ 太陽の風車が真ん中というか全体にどんと大きく描かれてますね 対して、月の揺り篭は全く描かれてません。これは何の意味があるのか…全くもって謎です
574:大黒 2007/01/08(月) 22:51 連投すみません 宛名忘れたよ…>>573はARAQさんへのレスという事で 後誤字というか書き違えを発見したので訂正 ×:永遠の褪せる事無く ○:永遠に褪せる事無く です
575:むりゃん 2007/01/08(月) 23:36 >>570大黒さん、>>572ARAQさん ぶっ飛んで無かったですか……? よかった……。ボーナスは『隠された真実』みたいな雰囲気で聴いていました……。 アナロマの太陽の風車だけが描かれている、というのは気になりますね。『死』の無い世界(揺り篭の必要が無い世界)か、アナロマが「死を迎え、生に向かう物語」だからか……。色々考えられる謎です……。
576:大黒 2007/01/09(火) 00:06 >>575むりゃんさん ボーナストラックについてはそういう楽しみ方が1番かもですね アナロマの太陽の風車についてはむりゃんさんの「死を迎え、生に向かう物語」に近い感想を持ちました 『ここは死と不毛の世界。アナタがココへ踏みとどまるも生の世界へ向けて足を進めるもそれは自由』みたいな
577:つくし 2007/01/09(火) 01:17 はじめまして。 自分もアナロマ持ってますが、月の揺り篭も描かれてますよ? 中心に大きく描かれているのは太陽の風車ですが、その風車の羽と羽の隙間を埋める様に小さく4つの月の揺り篭が描かれています。 半分はみ出てる上に見えてる部分も風車に重なってるので、ぱっと見気付きにくいとは思いますが。 三日月の欠けてる部分に描かれた焔の様な部分が4つ見える筈です。
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