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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
878:A.Rosea2009/09/29(火) 13:29:57 ID:MkH85ksCAAS
はじめまして。突然失礼します。
質問を一つと、嘘つきについて解釈+αを書かせて頂きます。
初歩的な質問になるのですが、
何故、生を象徴する花が紫陽花で、死を象徴するのは菫なのでしょうか?
青と紫が生死の象徴の色なら、この色に当てはまる花は他にもあるのではないか?と考えたところから、
何故死の花である可能性も孕んだ紫陽花の花が、生の象徴として現れたのか疑問に思うようになりました。
生死とそれを象徴するそれぞれの花同士の関係を、ご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。
オルタンシアが嘘つきだと考えられる理由は多々ありますが、私的な歌詞の解釈から、双子の人形は両者とも嘘つきではないのでは、と妄想したのを述べておきます。
「朝と夜の物語」の曲の終盤にて、
Hiver「歌い続けよう、君が迷わぬように」
双子「探し続けよう、君が迷わぬように」
と言っています。男と双子の両者のこの似通った言葉の意味を考えてみました。
3人とも、「君が迷わぬように」と歌っています。これは、「生まれてくるに至る物語に、いつか辿り着けるように」という前向きなメッセージと、「物語を求め地平線を彷徨ううちに、不毛の世界(屋根裏部屋)に迷い込むことが無いように」という祈りにも似た警告が秘められているのでは、と思います。この後者のメッセージを、この歌詞中にて3人が歌っていることから、3人は嘘つきに該当しないと解釈しました。(これだけの理由とデータでは、説得力は無いと思いますが…)
また、双子自身に絞ると、「君」というのはHiverにも当てはまる気がします。「Hiverが生と死の無い世界(この曲の舞台)に迷い込んだり、ミシェルの支配する屋根裏部屋の世界に至ることが無いように、確かな物語を探し続けます」という。
嘘つきは誰かについて、双子だけでなく他の人物についても焦点を当てて、様々な解釈ができる歌詞や曲の世界を分析してみることも必要かなと思い、空気を読まない意見を投稿させて頂きました。m(_ _)m
すこしずれますが、一つ気になっていることを。
「嘘を吐いているのは誰だ」とHiverが言ったとき、手前で子どもの笑い声がします。この声の主が少女なら、おそらく、「屋根裏の少女」=ミシェルではないかと、特に根拠もなく思っています。アルバムの最初を飾る曲のラストのラストに、意味深げに導入されているSEなので、重要な意味が…と考えましたが、いかがでしょうか。
スレッドが多くて読んでいない意見もあり、重複内容もあるかと思いますが、温かい目で受け入れて下されば幸いです。
長文失礼しました。
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