【Roman】総 合 考 察 ト ピ
879:名も無きローラン2009/09/30(水) 13:26:33 ID:ThYON+0S
>>878 A.Rosea様
どうも、自分もオルタンは嘘吐きに非ずという考えの持ち主です。
其の上で、自分なりに生の姫君が紫陽花である理由を考えてました。
自分も全て読んでいる訳では無いので、既出だったらスミマセン・・・

要は、生が死を孕むからでは無いかと。
例えば「死」が「生」に変わる事ってのは基本的には無いですよね。
SHの世界にはオルフの黄泉下りとか、アビス的な魔女とラフレンツェとかありますが、普通に生きてる分には「死んだ人間」が「生き還る」事はありません。
因みに此の際、「輪廻転生」は別と考えます。
エト母等は特殊な例としても、基本的に「生まれ変わった者」は「前世の者」では無いと思うからです。
少なくとも完全に「同じ存在」では無いですよね?

「死人」が再び生きる事は(基本的には)無いですが、人間が「死すべき者」である以上、「生まれた者」には必ず死が約束されています。
ライラ等は永遠の生を手にしていますが、彼女はシャイたんとの契約で「人間(死すべき者)」ではなくなっています。
ある意味、人間としての彼女は死んだと考えて良いでしょう。
「人間」即ち「死すべき者」である以上は、「生」の後の「死」は絶対。
イヴェールも「泣きながら僕達はくる」「笑いながら僕達はいく」と、「産声を上げ、そして悔い無く笑って逝ける様な人生」、詰まり「生」と「死」の両方を望んでいた筈です。
だからこそ、「青(生)」の姫君は「紫(死)」を抱いている必要があったのではないでしょうか?
「死」の中に「生」は存在しませんが、「生」は常に「死」を孕む。
其れが、彼女が其の名に「紫」を冠し、同時に生の象徴である太陽の風車の「陽」を持つ理由かなぁ?と。


個人的な場所からのほぼ転載ですが、自分、其処の管理人なので万が一、知ってる方がいらしても気にしないで下さいね。
では、長文&根拠の微妙な駄文、失礼しました。
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