【Roman】総 合 考 察 ト ピ
314:ARAQ2006/12/10(日) 00:17
>大黒さん
ありゃ?「復讐を果たした後は少女の墓前にその報告をして自ら命を絶った」と考えているのならどちらかといえば「復讐は失敗した」という考えに傾いてるのかと思ったのですが・・・違いましたか・・・
で、「使徒説」ですが大黒さんの説だと「殺戮の女王」との関わり具合は関係無く「候補者」が生まれその中で「殺戮の女王」に近づいてしまった者が「解放者Hiver」になる・・・というかんじでしょうか?
その場合「解放者Hiver」は「個」とはいえなくなりますけどイラストの「ロマ男(なんだか懐かしい呼び方に感じる)」こと『朝と夜の物語』の「Hiver Laurant」は「個」としては扱わないのでしょうか?
それともそもそも「ロマ男」は「解放者Hiver」とはまた別の存在とするのでしょうか?個人的に「ロマ男」は一応は「個」だと思うのですが・・・
そして『焔』、「人間というのは生と死を繰り返して歴史を作っていく物だというように歌ってると解釈」したからこそ「生と死のバランス」が気になったんです。
・・・なったんですが自分の「解放者Hiver」の「輪廻の風車説」の「輪廻」のことも含まれるのなら「Hiver」の「生まれて来る前に死んで行く」時のことを歌っているとするだけで「バランス」をとる必要がなくなることに気付いた今日この頃。
自分で自分にカウンターしてしまいました、しかも「輪廻の風車説」を強化するほうが自分には大事だったり。
・・・よし、「妊娠してから死産するまで説」でいこう、うん、それがいい・・・・・・秘技、手の平返し。

>jirさん
自分は「地平線」というのは一種の「輪」だと思ってます、というか今回のアルバムでそう解釈しました。
家族という「輪」学校という「輪」会社という「輪」国という「輪」・・・みたいなかんじで一つ一つの「輪」にそれぞれに「ルール」のようなものはあるけれど別の「輪」と「輪」が交差することは十分ある、みたいな。

>こりすさん(大黒さんあたりも読んでいただけると互いの考察をぶつけ合ううえでよいかもしれません)
はい、繋げようとする者です。
といっても一つの話として繋げようとしてるわけじゃないですよ?「StoryCD」として一つのアルバムに収録されている「意味」が繋がればいいんです。

>私は朝と夜の物語→焔の流れがアルバムのプロローグおよびオープニング、
黄昏の賢者→11文字の伝言がアルバムのエピローグおよびエンディングのように感じます。
間にある曲は「おはなし その1」

という「作り」は好きですし。
ただその場合「おはなし その1(仮)」と「おはなし その5(仮)」にアルバム内での扱いの差があるのはどうかと思うのです。
例えば『見えざる腕』と『呪われし宝石』には全く同じ名同じ声の「Laurencin」が出てたり『朝と夜の物語』の歌い手と『呪われし宝石』の「兄」がともに「Hiver」(盗賊はゲーフェンに聞こえる人もいるので今は置いときます)だったり『呪われし宝石』の「殺戮の女王」が『歓びと哀しみの葡萄酒』に登場していたりするわけですがこれに意味が無いというのは「物語」の作りとして逆におかしいと思うのですよ。
『呪われし宝石』に「Laurencin」と「Hiver」が出てることにより『見えざる腕』と『朝と夜の物語』も近いものとなり『歓びと哀しみの葡萄酒』も「殺戮の女王」の存在によって前述の「物語」に近いモノとしたほうが「作り」として自然。
今では『天使の彫像』から『緋色の風車』そして『見えざる腕 』へ・・・という説も固まってきているように思えますし。(『朝と夜の物語』『焔』『黄昏の賢者』『11文字の伝言』の繋がりも)
そんな中で『星屑の革紐』と『美しきもの』の二曲がいまいち繋がらないというのはやはり曲の扱いに「差」があるということになると思うのです。
もう一度いいますが「物語」として繋がる必要はこれっぽっちもなく『Roman』という一つの「StoryCD」に収録されている「意味」が繋がればそれでいいんです。
・・・これでちゃんと伝わらなかったらすいません、自分「説明好きな説明下手」だと自認してるんで。
1-AA