下
【Roman】総 合 考 察 ト ピ
421:ARAQ 2006/12/20(水) 23:47 今日はミスらずいこー、オー。 自分の発言から『Chronicle』の名がちょこちょこと出てますねー・・・スイマセン白状します、自分サンホラ知ったの『Elysion』が出てからしばらく経ってからです、結構新参者です。 件の「ノア」に関する情報は考察系サイトで拝見したことがあるだけだったりします、ので大黒さんのツッコミに「あれ?誤情報!?」というかんじでかなりドキッとしました・・・いやもうちゃんと調べなきゃダメですね、今回は大丈夫だったようですが今後は気をつけます。 まあ「賢者=ノア」は勿論「賢者=クリストフ」も『Roman』の「核心」とはほぼ無関係でしょうから、とりあえず二つの「ミシェル」のほうを書き込んどきます。 二つの「ミシェル」が同じ名前である「意味」ですが「殺戮の女王」が『Roman』の「核心」に近いように思われる今は二つの「ミシェル」を「直接」繋げると例の如く問題が出てきてしまいます。 なので自分は「殺戮の女王」への考察と「殺戮の舞台女優」に対しての考察の「共通点」を探すという形で考察しておりました、つまり全く同じ存在でない場合に思いつく「意味」の一つとしてそれぞれの辿る「物語の形」が共通しているのでは?と考えていたわけです、「物語の形」そのものはそれぞれで考察出来ますので。 単純に死を招く存在としてもいいんですが、その場合『yaneura』に「13人の少年達」まで持ってこなくてもいいと思うので「13人の少年達」についてナニか思いつかないものか、と思っていたのですが、むりゃんさんの「殺戮の女王は安らかな眠りを望んでいる」から発展した「宝石と呪いは別もの」という考えと、Arnearthianさんの「殺戮の舞台女優の抜け出したかった檻は自分に対する死のイメージ」というコメント、そしてタロットの「13」に関する情報から一つ思いつきました。 まず二つの「ミシェル」はどちらも自らの「死を招く」という状況から抜け出したかった、が、そもそも相手は運命じみた「ナニか」としか表現出来ないモノなので対処出来ないまま時が過ぎる、そしてそのうち抜けることを「ほぼ」諦めて自ら死を招くようになる、つまり「檻」に囚われ「行き止まり」へと向かう、「殺戮の女王」は自らの「解放」を望み「殺戮の舞台女優」は13人の少年達を・・・という具合に。 で、ここで「13人の少年達」にタロットの意味を付けてみます、普通の「13」ならば「死」なわけですがここでの「13」は生きているのが「正常」であるはずの「少年達」によって表されています、つまりこの「13」はタロットの逆位置の意味である「生まれ変わり」を表すものと「仮定」してみるのです。 「殺戮の女王サイド」の場合は、まあ自分の「Hiver輪廻説」に都合の良い考えなのですがそのまんま「Hiver」の在り様を表し、「殺戮の舞台女優サイド」は「檻」から抜けるのを「ほぼ」諦めていた「ミシェル」の最後の悪あがき、つまり今の生を捨て生まれ変わることで「檻」から抜け出そうとなんらかの手段を講じたもの、まあ老婆になっていたことから明らかに普通ではないコトをしようとしていたでしょうし問題ないでしょう。 と、こんなかんじのことを考えてみましたが、いかがでしょう?それぞれ片方しか知らなくとも思いつくものになる上で「意味」を付けてみました・・・・・・よし、今日はミスらなかった。
422:大黒 2006/12/21(木) 00:33 >>421ARAQさん 今回は私の誤ツッコミでいらぬ混乱を招いてしまいましたね。申し訳ない 「ミシェル」についての考察ですがなかなか面白いと思います 「13人の少年達」にタロットの意味をつけるのは悪くない考えですね。そう考える事で「13人の少年達」が死んだ意味が変わってきますから しかしつまり今の生を捨て生まれ変わることで「檻」から抜け出そうとなんらかの手段を講じたとして13人もの少年を犠牲にする意味はあったのでしょうか やはりミシェルもタロットの意味を知っていて生まれ変わりを目指したのならばミシェルの死は自然死ではなく自殺なのかもしれませんね しかしちょっと「殺戮の女王」側が弱い気がします。ミシェル側はそれでなんとなくですが説明がつく気はしますが「殺戮の女王」についてはどうも「Hiverの在り様」というのが飲み込めません うーん、自分の考察力が弱いだけでしょうか これじゃぁとてもじゃないですけどARAQさんの考察の一助になるような一文は出せそうにないですね(ぉ) まあ自分の場合反証(?)しながら自分の説を固めていくスタンスなので他の人の参考になりにくそうですが
423:ルオン 2006/12/21(木) 09:37 >>418 大黒さん 投稿したとき、時間差で同じ内容がかぶってしまったと、申し訳なく…… まぁ、『葡萄酒』の考察は、Romanと組曲の繋がりを話しているだけで、Roman自体には関わらないと思うのでこのくらいで…^^; ノアの永遠については、そういう解釈もできますね。それなら、ノアが死んでいることにも納得できるかも…。 『見えざる腕』の「アルヴァレス将軍に続けー!」は確かにインパクト大きかったですよね〜。 皆様が「殺戮の女王」に関してコメントしておられるので私もひとつ。 それは、「殺戮の女王は原石のときから力を持っていた」ということです。『宝石』でイヴェールを誘い、そして死神の回転盤を回していますからね。さらに、『宝石』の歌詞の中で、「大地が育んだ奇蹟」「世界最大で、所有者を渡り歩き、予約済みの鬼籍を提供する」ということがわかります。 「彼女の誕生にまつわる物語」と歌詞でなっていることから、「殺戮の女王」はイヴェールに見つけられたときが、初めて世界に解き放たれた時なのだと思います。 そう考えたときに、私の中に浮かぶ疑問は「どうして地中にいたときから死神の回転盤を回す力を持っていたのか」ということです。 どうも歌の中では「宝石が意思を持っている」かのように聞こえるのですが、実際のところどうなのでしょう? もしも、宝石に意思が宿っていなくても、巨大な富に目がくらんだ人間たちは、自ら回転盤を回すような気がするんです。巨大な宝石を見たら目もくらむでしょうし。しかし、回転盤の連鎖が続くなら、宝石が「呪われている」と人々が考えても、不思議ではない。そして人々はそれを「殺戮の女王」とあだ名した。「ミシェル」に関して言えば、「殺戮の女王」から名前をつけられたかのようにも感じでいます。 まぁ、「呪い」を宝石が持たないとすれば、彼女の意思だとか、ローランとのかかわりとか全否定になりそうだから、微妙な意見ですけど。というか、自分でも否定的かも、これ。『屋根裏』の高笑いの女性は私の中では女王ですからね。 もしかしたら、はじめはただの目もくらむような原石でしかなかったのに、時間を経て、人々の負の感情を吸収し、完全なる自らの意思を持つ「真の呪いの宝石、殺戮の女王」へ変化を遂げたといえば、ありえない話でもなさそう? 「13」という数字に関しては何かの意味がありそうですね。 ミシェルの死は自然なものではなかったと思います。そうであれば、少年にうまく折り重なられることもなさそうですし。 檻花はちょっと怖いんであんまりリピートしたり考察していなかったり…… 『屋根裏』で気になるのは、むしろ「もうひとつの賢者からの伝言」だったりします。いったいどういう意味なんだろう…?
424:chiffon 2006/12/21(木) 13:06 「嘘をついてるは誰?」とは、悩んでいる状態で、傾かざる冬の天秤というのはどうでしょう。 見えざる腕にて、 きらんっ「退け!(ローランサン)」「うわぁ!(謎の人)」ひゅっぶしゃあ。 女性のため息?(こうなると宝石の擬人化?) 「何者だ貴様ぁおぅぁあ(ローラン)」「ヴォンソワール...(ローランサン)」 (立ち尽くす隻眼のローラン) 今から殺そうとする相手に退け!なんて使わないとおもうので、 ここではその謎の人物は誰かというのが、実はイヴェールなのではないかという説を。 宝石で歌うイヴェールはクレジットにM1のみしか書いておらず、 他にどこで出てもおかしくはない気がします。 何回も聞いてたら「うわぁ!」がHiver Laurantの声(笑)にきこえてきたので… そこで引っかかるのが呪われし宝石。 イヴェール(斬られて死?)、ローランサン(Commercanteで韻を踏ませてるように聞こえる) 、隻眼のローラン仮(細工職人)、ローラン仮(管理者) 廻るよ死神の回転盤=廻るよ憎しみの風車が とても状況が酷似している気がします。 もっと言うと、この”←”は繋がりをあらわしているそうですが、 ”死神の回転盤”はルーレットと同じように死が廻るといった感じで、 隻眼の細工職人が鷲鼻の宝石商を殺し、その宝石商が管理者を殺し、 その管理者がイヴェールを殺したように見えます。 なのでここで手に入れたのは隻眼の細工職人ということに。 見えざる=イヴェール←ローランサン→ローラン ローラン (+少年) 呪われし=イヴェール←ローラン←ローランサン←ローラン ということで、見えざる腕と呪われし宝石の接点が登場人物等で結構あるのではないかなと思いました。 無駄に自分の前の思いつきと結び合わせると、イヴェールは宝石に焦点を当てて双子の人形にその宝石の追憶のRomanを探させる。 そのRomanを見ていたイヴェールは、例えば見えざる腕でのromanの中では、 金髪のローランが舞台から下ろされた後、ローランサンを殺しに行くと思ったらそのまま終わる。 他のromanを見ても、そのRomanは本当にそこで終わりなのか?憎しみは必ず続くものなのか?この地平線に本当に生まれていいのか? 悲しいことばかりじゃないのか?これらは嘘なのか?嘘をついているのは誰?といったような疑問をもったのではないでしょうか。 それを全てに対して問いかけているといった感じでしょうか? yaneuraでのことに関して、 君が望む地平に繋がるまで、何度も廻り合わせばいい はイヴェールにも向けてある言葉な気がします。 宝石が見せる多くは現実で、「さあ、生まれておいでなさい…」と手招きする。 「現実」(奈落のような憎しみ廻るだけの世界)と「幻想」(楽園のような幸せな世界)。 「Romanの世界」「嘘をついてるは誰?」=傾かざる冬の天秤(悩んでいる)に繋がったり...なんて。 最後の「其処にロマンはあるのかしら」はオルタンス(生)が壊れているので、 結局「こんな世界はいやだぁ。」って感じなのがAnotherの位置づけというのはいかがでしょう。 ヴィオレットまで壊れてるのは何故かわかりません!イヴェールがやつあたりで壊したんでしょう。 なので、嘘をつかれてるのか分からないけど、とりあえず自分から死んで行くって感じですかね。 あまりに繋がりが多すぎてそれらを含めてるからすごいことになってますよね。 roman恐るべし。上半分は見えざるの方に書くべきだったか。
425:大黒 2006/12/21(木) 19:50 >>423ルオンさん こちらこそややこしいネタで混乱させてしまってすみませんでした ノアの解釈賛同有り難うございます。個人的には教団から脱走したルキアを止めなかったのも自らを滅ぼす宿命をルキアに背負わせたかったからなのかもと思ってます 「殺戮の女王は原石のときから力を持っていた」ですか。ココへ来て原典回帰というかちょっと前の説に戻ってきましたね 今は宝石と呪いは別物説が支配的なのでここで一度考え直すのもいいかもしれません 『男を誘う不思議な霧』というのが「殺戮の女王」から出てるなら確かに女王がイヴェールを誘い自らを地上へと解放した論拠になります 私もルオンさんと同じ考えで、「殺戮の女王」はイヴェールに見つけられたときが、初めて世界に解き放たれた時なのだと思ってます 宝石に意思が宿ってたかどうかは…これは完全に想像に任せるしかないと思いますが私は宝石そのものに意思はなかったと思います ただ、欲に目がくらんだ人間達が死神の回転盤を回し「殺戮の女王」という呪いを生み出したのではないかと ミシェルと宝石のどちらが先に「殺戮」の名をもらったかは解りませんが2つを関連付けて考えるのはいい考えだと思います 「真の呪いの宝石、殺戮の女王」…この説いいですね。個人的に賛成したいと思います あ、でもこの説でいくと呪いと宝石は一緒のものになるのか うーん・・・ >>424chiffonさん 確かにローランサンのものと思われる『どけ』の後に『うわあっ』と人の声が入ってますね 最初はその直後の血しぶきが飛び散る効果音から襲われた赤ローランの悲鳴なのかなと思ったんですがその後の『何者だ貴様』と聞き比べると明らかに違うのでこの説はポイしました 女性のため息は目の前で凄惨な殺人劇が起こった事に対する恐れというか驚愕のため息だと思います 宝石の擬人化ならむしろこの状況を笑って見ていそうな気がするので 「うわぁ!」=イヴェール説は結構面白いと思います 声が緑川さんではなさそうなのでHiver Laurantではないと思いますが殺戮の女王の側に常にHiverの名を持つものがいると考えると酒場の中でHiverになれそうなのはあの男と女性くらいの物なので 『呪われし宝石』では管理者や宝石商、細工職人の名前がはっきりしてないので彼らがローランと関わる名前を持ってるかどうかは想像に任せるしかないと思うので置きます Hiverが人形に宝石の追憶のロマンを探させてるという説は面白いですが追憶という言葉に重点を置くとHiverは現在や未来ではなく過去ばかりを見ている(見せられてる?)事にならないでしょうか? 確かに曲の中で完結してないRomanもいくつかありますがそこは特に重要ではないと思います 大事なのは曲中でどんなRomanが語られてるかではないでしょうか? 屋根裏での 『君が望む地平に繋がるまで、何度も廻り合わせばいい』は『解放者Hiver』説を採ってる私としてはやはりこれを聞いている私達へのメッセージだと思います むしろ 『約束されし無慈悲な夜が明ければ また新しい朝が訪れるのだから』 の方がHiverに向けられた言葉ではないでしょうか。 約束され死無慈悲な夜=殺戮の女王の解放による惨劇 新しい朝=希望に満ちた幸せな世界(Hiverは解放者としての役目を果たせない) という風に捉えてみましたがどうでしょう 嘘をついてるのは誰かははっきりとは解りませんが確かに冬の天秤も怪しいですね 生にも死にも傾かないという事はそこには何も存在しないという事にもつながりますから アナザーについては持ってないのでノーコメントとさせてもらいます
426:白 2006/12/21(木) 20:26 みんなレス早いよ! 。・゚・(ノД`)・゚・。 >>大黒さん あ、クロニカ様のお言葉はちょうど良いたとえで使ったのでまるっとそのまま運命=アルバムのつもりではありませんでした。 言葉が足りてないですね・・・申し訳ない。 個人的に、領主様は置いていくところはどんどん置いていってご自分の世界を展開するおつもりだと考えています。 昔から知っている人にはその広がりが楽しめる。 ただし、知らない人にもちゃんと楽しめるようにしている。 そのために解釈は様々になるように作られているのだと思います。 所で横レスですが『継母の《宝石》が赤の微笑を浮かべた』の前に「虚飾の婚礼とも知らず」とありますよね。 と言うことは、この《宝石》の笑みは実はぬか喜びとなり、「殺戮の女王」は一杯食わされた」と言うことになります。 《宝石》が比喩か実在かによって話が色々面白くなりそうですね。 ノアとクリストフについては相変わらず関係はないと思っています。 と言うか、僕はノア=サラバントではないかと考えているので。 魔法使いという同一のキーワードを持ち、願いを叶えると言う魔神を従えた(?)サラバントならば永遠を手に入れることも出来るでしょう(多くの人が望み、考えている結末では無いかもしれませんが) その後大黒さんのおっしゃる理由でノアと改名したのだと思います。 ・・・それとも実はノア=うさんくさい(略)でサラバントは律儀に一つ譲ったのかも(笑) あと、最初から箱船にいる救世主が自ら破滅するとは考えがたいのでノアは最後まで生きているに一票です。 「天秤」に関してはルオンさんと同じ考えです。「葡萄酒」についてはちらりとそちらのスレッドで書いたので割愛。 後屋根裏について一つ思いつきを垂れ流し。 「生まれておいでなさい」と言ったのは実はノエルではないかと思ってみました。 兄を溺愛していたノエルは兄の死の真相を知ってしまった。 そこで死の原因となった「ミシェル」を使い返魂的な呪術的意味合いのある戯曲を書いた、と。 でもそうすると檻花でのクリストフのセリフと矛盾がでる・・・かな?
427:むりゃん 2006/12/21(木) 20:58 『宝石』の名前について、少し考えた事があるので一つ。 『宝石』は安らかな眠りを求めている→『呪い』から解放されたい、と思っているという観点からの説です。 『宝石』はその有り余る魅力から、人間の欲を喚起し、倫理の壁さえも容易く壊し、「殺してでも奪いたい」という人間の思いの連鎖を、望まぬながらも生んだ。 望まないのに地中から掘り出され、人の手を渡り、人間が自分の意思とは関係なく人を殺して行くうちに自分にかかった“呪い”。「この宝石を手にしたものは死ぬ」。 宝石は自らを閉じ込めた不名誉な噂、この「呪い」と言う檻から抜け出したいと思う。けれど、このついてしまった“曰く”は人間が欲を持っている限りは、取れる事は無い。 そして、彼女と似て非なる立場の女性。「自らを閉じ込める檻から抜け出そうと、多くを殺した殺戮の舞台女優」の名が「“殺した”という不名誉な噂のために、檻に閉じ込められて抜け出せぬ宝石」に冠された。 ……と考えました。これだと、付けられる人の立場が決まってきますし、『宝石』が自ら氏を招いていた場合はおかしい話ですが……。なんだか、スレ違いですみません……。
428:むりゃん 2006/12/21(木) 21:00 連投すみません。 「自ら氏を」→「自ら死を」 誤字すみませんです……。
429:大黒 2006/12/21(木) 21:41 はーい、レスを加速させてる元凶の1人です(マテ) >>426白さん 領主様の世界についていける人だけがより深い世界観を見る事が出来る…ですか 確かに『Chronicle』で黒の預言書を書いたのはノアといってたのを『クロセカ』で全く表に出さなかった事を考えるとそうかもしれませんね 白さんは指摘されてる『虚飾の婚礼』ですがこれは『エルの天秤』にも出てくる言葉です だからといってこの2曲を直接繋ぎ合わせる気はないですが 『エルの天秤』では 『虚飾の婚礼 消えた花嫁 破滅の女神はどんな綻びも見逃さない』 と歌ってます。そしてその後花嫁と思われる娘は仮面の男を刺し殺してます 以上を踏まえて考えると『虚飾の婚礼』とは『望まぬ婚礼』という意味ではないでしょうか? ちなみに私は『葡萄酒』での「殺戮の女王」の惨劇は伯爵家の没落劇と捉えてるので花嫁には逃げるか夫となった男を殺してくれるくらいがちょうどいいんですが ノア=サラバントですか…うーむ ボイスだけを重視すならノア=うさんくさい(略)なんでしょうけどね。というかサラバントがじまんぐボイスって何かやだ(笑) 確かにこっちでも永遠を手に入れる事は出来ますね。ただ、恋人の復活を願ってランプを探し求めたサラバントと永遠を手にしたノアのイメージというか姿があまりにもかけ離れて見えてしまいますが ノアが最後にどうなったかは完全な想像です。根拠があまりないので突っ込まれると弱いのですが ノアが破滅を選んでるというのは例え永遠に生きたとしてもそれだけでは自分が生きてる事を世界に知らしめる事は不可能だからだと思うからです 黒の預言書が世に出る事で 『一つの相違に 複数の学説を芽吹かせ 蟲惑の論争を咲かせる』 とあるように黒の預言書は世界に大きな影響を与えています。となればその作者であるノアの名も自然と世界に知れ渡るのではないでしょうか 過去から現在、そして未来へとまるで見てきたかのように正確な歴史書…それは今まで人々が暮らしてきた『旧世界』から預言書によってもたらされる『新世界』への転換 そしてノアの名はその『新世界』の中で創造主として永遠に語り継がれる…と考えたからです もちろんこの場合でも破滅を選ぶ必要はないのですが人は実在する物より実在しない物に畏敬の念や恐怖を抱きます ノアもあえて破滅の道を選ぶ事で自らのカリスマ性を高めたのではないでしょうか そしてそのノアを祀り黒の預言書の世界を作り上げようと暗躍するのが黒の教団だったりするのかもしれません >>427むりゃんさん いや、面白い説だと思いますよ 確かに人間の欲にはキリがないので宝石についた呪いは消える事はないかもしれません そして殺戮の舞台女優もまた自らの檻を壊そうという欲望というか願望ゆえに多くを殺した その共通項から宝石に殺戮の舞台女優の名である『ミシェル』がつけられた 名をつけられる人が限られるのを心配されてるようですが殺戮の舞台女優自体はそれなりに有名だったようなので宝石の風聞と合致するのはそんなに難しい事ではないと思います それに2つ名なんてものは誰ともなしにいつの間にかついてるものですから
430:むりゃん 2006/12/21(木) 22:57 >>429大黒さん 「檻から出たがっている」共通点とすると、難しいと感じたのです……。 ミシェルが「“檻”から抜け出したかった」と言うのが、周知の事実ならば、問題はないのですが……。 それに、『宝石』自身は『呪い』を持たず、その『呪い』という「檻の中から抜け出したいと願っている」と分っている人間にしか名づけられない、と感じたのです。 でも、二つ名は、少し有名になればいつの間にかついていますよね。 (これは、余談ですが、>405で「“復活の前に死がある”とは誰の言葉だったか」と書いたのですが、ロマン・ロランでした……。何だか、不思議な気持ち……)
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
【Roman】総 合 考 察 ト ピ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Roman/1164202601/l50