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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
305:AK 2006/12/08(金) 22:38 >大黒さん Kさんへのレスで突っ込みw >うーん、どうなんでしょうね。ローランサンが走り去った後に鳶色の瞳の少年が出てくるのでそう思えるのかもしれませんが >さすがに父を殺した相手を見間違える事はないと思いますよ 少なくともPVを見る限りでは、酒場に金ローランが来た時は見えなかった鳶色の目の少年が 赤ローランを呆然と見下ろしてるシーンに変わった瞬間背後に現れるんですよ。 なので、金ローランが乗り込んできてローランサンが去った所まで鳶色の目の少年は見ていない可能性がでます。 鳶色の目の少年が見たのは剣を持ち血まみれの父(赤ローラン)を見下ろす金ローランの姿だけという、 いわば状況証拠のみw勘違い要素はたっぷりです。 金ローランが最初に来た時鳶色の目の少年がどこにいたのかは分かりませんが、 (多分父用の酒を奥に取りにいってたとか、金ローランの形相が余りにも怖かったので柱の影に隠れて出るに出れなかったとかかな?) ローランサンの手際のよさ、去り方の手馴れてる感からみて 鳶色の目の少年はローランサンを見ていないかもしれないです。
306:ARAQ 2006/12/09(土) 00:22 >白さん 「罠」というのは仕掛ける「意味」があるからそこにあるのです。 ということで「罠」であると仮定したうえで考察してなにかが見えてくればそれも一つの「Roman」になりうるでしょう。 >大黒さん んー・・・復讐に成功しないと「風車」が続いてくれないので「盗賊Laurencin」まで繋がってくれないのです。 「殺戮の女王」の呪い(らしきもの)ですが自分は『歓びと悲しみの葡萄酒』で所有者の周囲にも及ぶモノだと先に仮定していたので妹の死産を呪いと繋げるのにはあまり違和感を感じませんでした。 というか「解放者(勝手に命名)Hiver」と「兄Hiver」を別ものにするこの説だとここぐらいしか「解放者Hiver」と「殺戮の女王」を関連付けられるところが見当たらないのです・・・ そういえば大黒さんの「殺戮の女王の使徒説」では「解放者Hiver」は元々が女王の生み出した存在なのでしょうか?それとも別の存在が「解放者Hiver」になるのでしょうか? 最後に『焔』なんですが自分は「朝と夜は繰り返す」のところが妙に気になるんです、どうも「生まれるRoman」と「生まれぬRoman」を歌っているように思えてならないんです。 生まれる前に死んでしまう子の対となるなにかがないと「朝と夜は繰り返す」というフレーズはどうなのかな、と思うんです。 「いやいや、朝きそこねてるやんっ!」みたいなかんじで「繰り返す」に違和感が。 まあ、例の如く生と死の「バランス」が微妙な気がするってことです。 ちなみに前の説(いや、捨てたわけじゃないですよ?)では「兄Hiver」が「生まれる子」だったのです、はい。 兎にも角にもこの説は「緋色の少年はもっと目立っていいはずだー!」的なとこが一番強いです、はい。 >白さん&大黒さん 鳶色の瞳の少年は赤髪Laurantが隻腕になった頃には既に生まれてたんじゃないかなぁと思ってました。 赤髪Laurantが隻腕になった時期も金髪Laurantが異国も酒場に辿り着いた時期もよくわからないですしありかなぁ、と。 あと鳶色の瞳の少年の母も少年を産んですぐ亡くなってるほうが「Laurencin達による復讐の風車」としてはおもしろいとも思ってたり。 >AKさん まあ、そのPVではそもそも鳶色の目の少年は柱の陰に居るわけじゃないのですが。 PVをどこまで考察に絡めるべきなのか・・・金髪の部屋にあった「双子の人形」も気になりますし、はてさて?
307:大黒 2006/12/09(土) 00:58 >>305AKさん ふむふむ… とはいえ、自分の(?)酒場で騒ぎが起これば何が起こったのかと見に行くのが当然の心理だと思います そこで少年がみたのは血まみれの剣を持って走り去るローランサンとただ呆然と立ち尽くす金ローラン 少年は父親の仇としてローランサンを知るという説ではどうでしょう? >>306ARAQさん あれ?私ローランサンが復讐に失敗してるか復讐そのものをしてないとか書いてましたっけ? 一番最近のレスでは復讐してると思うと書いてたと思うんですが…(確認中)…うん、やっぱり復讐してると書いてますね もし間違えて復讐してないと書いてたのなら撤回します。ややこしくてすみません 私の「使徒説」では殺戮の女王の意思というか呪いの様なものによって「解放者Hiver」が産まれると解釈してます なので女王が生み出した存在の中から1人が最終的に「解放者Hiver」としての宿命を背負う事になると思ってます ちなみに「兄Hiver」が鉱夫としての仕事を選んだ時が最初の「解放者Hiver」が生まれた瞬間だと考えてます 『朝と夜は繰り返す』のところですが人間というのは生と死を繰り返して歴史を作っていく物だというように歌ってると解釈は出来ないでしょうか 『朝と夜 を繰り返し 《生命》は廻り続ける』ともありますし、『焔』の最後にも『歴史が書を創るのか 書が歴史を創るのか』とあります もちろんこれが「生のRoman」と「死のRoman」を歌ってるという解釈も成り立ちますが 鳶色の瞳の少年が赤ローランが隻腕になった頃には既に産まれてるというのは賛成です PVをどこまで参考にしていいか解りませんが結構いい年にみえましたしもし隻腕になった後に生まれたのだとすると金ローランの復讐までかなりの時間がたつ事になります ただ、ローランサンが緋色の少年だとするとこっちの方が都合いいかもしれないんですよね はてさてどっちの視点で見るほうがいいんでしょうか
308:jir 2006/12/09(土) 02:53 はじめまして。 ちょっと思いついた事があるので軽率ですが書かせてもらいます。 屋根裏ロマンを聞いていて、「折り合わさって死んだ13人の少年たち」とありますが 13という数字は、タロット占いなどで関係する『アルカナ』で「死」の意味を持っています。 13人から考えて1(0?)→生まれてから13→死ぬまで(2〜12は生きている間に起こる事象) として考えると、檻の中で笑う「彼女」の目的は、「生と死の輪廻からの解放」と思います。 生も死も超える、といいますか・・・。 1−13を「産まれ、生き、死ぬ」ことの経過とすると、 檻の中の〜(忘れ;;)で「我々も彼女と同じ檻の中にいる」のような発言にかぶります。 檻は「産まれ、生き、死ぬ」ことではないでしょうか? また、嘘に関してですが、他の方の考察にもあるように 「第五の地平線の物語」として存在するROMANの物語に 他の地平線の物語(見えざる腕や星屑の革紐など)があること自体が嘘といえませんか? 「第五の地平線の物語ではない物語」がちりばめられているというか。そう思いました。
309:jir 2006/12/09(土) 03:01 書いたあとに考え直したら別の考え方が(汗) クロニクルを「歴史」の地平線、ロストは「喪失」タナトスは「死」、エリシオンは「楽園」の地平線として位置づければ ロマンは「物語」の幻想と考えられるかも・・・? とすれば、ロマンの中に過去曲と同じ世界の曲があっても、「物語」の地平線として考えたら嘘ではなくなるのかな・・・?と思いました もうちょっと考え直してみます><
310:Pinot 2006/12/09(土) 04:07 はじめまして、ひとつ妄想していることがあるのですが、 皆さんの意見をいただきたく書かせていただきます。 >赤毛のローランに寄り添った女性 鳶色の目の少年が赤毛のローランの息子であるなら、母親がいるはずです。 私の妄想とは、この母親がロレーヌ・ド・サンローランというものです。 自分でもとても無茶なこじつけと思いますが・・・。 気になっていた『葡萄酒』の歌詞にあった「生涯誰も愛さない」彼女が 「それでも誰かの渇きを・・・進んで捧げましょう」と言うくだりのために出た考えです。 家を捨て使用人と暮らそうとし、なにかの理由により叶わぬ恋になり、 世捨て人となった彼女は、半ば廃人となった赤毛のローランの情婦になっていたのでは、 という・・・。
311:こりす 2006/12/09(土) 11:08 みなさんの考察を見てるとなるほどと思わされることもありますが、 なんとなく全曲を無理にでもつなげようとしてる人もいるように見えます。 私は朝と夜の物語→焔の流れがアルバムのプロローグおよびオープニング、 黄昏の賢者→11文字の伝言がアルバムのエピローグおよびエンディングのように感じます。 間にある曲は「おはなし その1」といった感じ。 双児が探しに出て見てきたRomanの各エピソードにあたる部分じゃないかと思ってますが。 その中で過去作品にリンクがあったりするのは領民へのプレゼントみたいなもんじゃないでしょうか。
312:ちぃ 2006/12/09(土) 20:03 全くスレ違いなのですが、携帯からの為どうしても他のところが見つかりませんでした;ι 質問させてください。 歌詞カードの『→』ってどういう意味なんでしょうか??
313:大黒 2006/12/09(土) 22:42 >>308-309jirさん はじめまして 檻は生と死のサイクルですか。確かにこれでも我々は同じ檻の中にいるという解釈が成り立ちますね 私はボーナストラックで笑っているのはミシェルではなく殺戮の女王だと思ってます 『檻の中の花』では13人の少年が発見された頃、ミシェルはすでに干からびた老婆となり死んでしまってます という事はこの高笑いはミシェル以外の人物ないし意思と考えるのが適切ではないでしょうか 地平線の捉え方は興味深いと思います ただ、クロニクルに関しては歴史ではなく運命の地平線だと思います 歴史の地平線とするには書の意思の総体の存在があまりにも大きいのでちょっと難しいなというのが私見です >>310Pinotさん 私は鳶色の瞳の少年、赤ローランとロレーヌは関係ないと思います 『歓びと哀しみの葡萄酒』で歌詞中に『大切な0501モノを取り戻すための…逃走と闘争の日々…』とあります この逃走というのが何を意味してるのかは解りませんが闘争というのは恐らく女権獲得のための行動だったと思います。もしかしたら貴族主義の撤廃も入ってるかもしれません そんなロレーヌが女性の権利を自らかなぐり捨てるように誰かの情婦になるとは思えないのですがどうでしょう >>311こりすさん まあ、1枚のアルバムで1つの物語と考えると全曲が繋がる事が前提ですからね そう考える人が出てくるのも無理はないと思います。それが正しいかどうかは別にして 朝と夜の物語→焔の流れがアルバムのプロローグおよびオープニングというのは賛成です。ただ、焔に関してはまだまだ再考の余地はありそうですが エピローグおよびエンディングに関しては黄昏の賢者→11文字の伝言の後に朝と夜の物語を入れてもいいと思います 『11文字の伝言』の最後の切れた部分が『朝と夜の物語』に入ってるように『朝と夜の物語』はRomanにおいて出発点であり終着点だと思います
314:ARAQ 2006/12/10(日) 00:17 >大黒さん ありゃ?「復讐を果たした後は少女の墓前にその報告をして自ら命を絶った」と考えているのならどちらかといえば「復讐は失敗した」という考えに傾いてるのかと思ったのですが・・・違いましたか・・・ で、「使徒説」ですが大黒さんの説だと「殺戮の女王」との関わり具合は関係無く「候補者」が生まれその中で「殺戮の女王」に近づいてしまった者が「解放者Hiver」になる・・・というかんじでしょうか? その場合「解放者Hiver」は「個」とはいえなくなりますけどイラストの「ロマ男(なんだか懐かしい呼び方に感じる)」こと『朝と夜の物語』の「Hiver Laurant」は「個」としては扱わないのでしょうか? それともそもそも「ロマ男」は「解放者Hiver」とはまた別の存在とするのでしょうか?個人的に「ロマ男」は一応は「個」だと思うのですが・・・ そして『焔』、「人間というのは生と死を繰り返して歴史を作っていく物だというように歌ってると解釈」したからこそ「生と死のバランス」が気になったんです。 ・・・なったんですが自分の「解放者Hiver」の「輪廻の風車説」の「輪廻」のことも含まれるのなら「Hiver」の「生まれて来る前に死んで行く」時のことを歌っているとするだけで「バランス」をとる必要がなくなることに気付いた今日この頃。 自分で自分にカウンターしてしまいました、しかも「輪廻の風車説」を強化するほうが自分には大事だったり。 ・・・よし、「妊娠してから死産するまで説」でいこう、うん、それがいい・・・・・・秘技、手の平返し。 >jirさん 自分は「地平線」というのは一種の「輪」だと思ってます、というか今回のアルバムでそう解釈しました。 家族という「輪」学校という「輪」会社という「輪」国という「輪」・・・みたいなかんじで一つ一つの「輪」にそれぞれに「ルール」のようなものはあるけれど別の「輪」と「輪」が交差することは十分ある、みたいな。 >こりすさん(大黒さんあたりも読んでいただけると互いの考察をぶつけ合ううえでよいかもしれません) はい、繋げようとする者です。 といっても一つの話として繋げようとしてるわけじゃないですよ?「StoryCD」として一つのアルバムに収録されている「意味」が繋がればいいんです。 >私は朝と夜の物語→焔の流れがアルバムのプロローグおよびオープニング、 黄昏の賢者→11文字の伝言がアルバムのエピローグおよびエンディングのように感じます。 間にある曲は「おはなし その1」 という「作り」は好きですし。 ただその場合「おはなし その1(仮)」と「おはなし その5(仮)」にアルバム内での扱いの差があるのはどうかと思うのです。 例えば『見えざる腕』と『呪われし宝石』には全く同じ名同じ声の「Laurencin」が出てたり『朝と夜の物語』の歌い手と『呪われし宝石』の「兄」がともに「Hiver」(盗賊はゲーフェンに聞こえる人もいるので今は置いときます)だったり『呪われし宝石』の「殺戮の女王」が『歓びと哀しみの葡萄酒』に登場していたりするわけですがこれに意味が無いというのは「物語」の作りとして逆におかしいと思うのですよ。 『呪われし宝石』に「Laurencin」と「Hiver」が出てることにより『見えざる腕』と『朝と夜の物語』も近いものとなり『歓びと哀しみの葡萄酒』も「殺戮の女王」の存在によって前述の「物語」に近いモノとしたほうが「作り」として自然。 今では『天使の彫像』から『緋色の風車』そして『見えざる腕 』へ・・・という説も固まってきているように思えますし。(『朝と夜の物語』『焔』『黄昏の賢者』『11文字の伝言』の繋がりも) そんな中で『星屑の革紐』と『美しきもの』の二曲がいまいち繋がらないというのはやはり曲の扱いに「差」があるということになると思うのです。 もう一度いいますが「物語」として繋がる必要はこれっぽっちもなく『Roman』という一つの「StoryCD」に収録されている「意味」が繋がればそれでいいんです。 ・・・これでちゃんと伝わらなかったらすいません、自分「説明好きな説明下手」だと自認してるんで。
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