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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
523:Arnearthian 2007/01/02(火) 11:34 >>500 大黒さん 1、あ、ちょっと勘違いされたかも。 「死んでいった13人の少年」の詩は、 『檻花』では、「折り重なって」となっていて、「折り合わせ」とは言っておらず、 『屋根裏』では、「折り合わさって」となっていて「折り重なって」とは言ってないのです。 気にするほどのことではないのかもしれないですが、両者で意味が変わってきます。 4、A,は復讐、及び恨みや憎しみの感情 C,は命の意味とか、誕生したことの喜びとか、「生きるってすばらしい!」とか(笑) …うまく説明できてませんがそんなイメージや雰囲気のする曲で分けました。 『天使』は、B,の雰囲気こそ皆無ですが、「宝石」という詩が出ています。(殺戮の女王との関連不明) A,のイメージも一見すると感じませんが、私には… 「母親の命を奪って生まれてきた子供」と「そのことを憎んでしまった父」の物語で、 最後にはそれを克服している歌のような印象があります。 Cは…「命の大事さ」とかで括ってしまうとなんにでも当てはまってしまいそうですが、 『天使』でもそんな雰囲気を感じなくもないです。 『美しき』は、私はCに分けました。曲中のイメージもCの雰囲気ですが、根拠としては、 母親こそ登場してませんが、「世界で一番美しいひかり《焔》を見た」と、一応そういう詩があります。 >>504 ARAQさん そうですね。Roman自体が、Hiverの物語としてしまうと、『風車』『宝石』『焔』の中心人物はHiverでしょう。 大穴として語り部である「賢者」もありかもしれません。 それから、私が分けるとB,『宝石』のカテゴリーが極端に少なくなってしまうのです。 『呪われし宝石』以外で明確に殺戮の女王が出ていそうなのが『ーーー葡萄酒』くらいで、次点で『緋色の風車』、 曲のイメージで分けるなら『葡萄酒』は「もはや伴侶を得る気もなくなった彼女が葡萄酒を我が子のように育てている」 なイメージでC、 『風車』は、復讐の風車の序章でもあると思うので、個人的にはAに分けたい所です。 で、B,の『宝石』を省いちゃうと、なんとなくですがARAQさんの『二つの風車』説に似通ってきます(笑 というか、その方がしっくり来るようにさえ思えてきます(笑 >>506-507 K.Hさん 苗字で男性家系と分けられるのはどうかと思いますが、 確かにMalebrancheは調べてみると、「Male」=男、「branche」=枝 の意味だったと思います。 (…「男の枝」????? なんじゃそりゃ????) クリストフ=ミシェルの生まれ変わりは面白いですね。Mはその場合「マイケル」と発音するのでしょうね。 確かに>>514で大黒さんが指摘されていた通り、ファーストネームを略すのはあまり見たことがありませんが、 家名(=性名)の他に、直接の両親の名前をつけるとかそういうのはありませんでしたっけ? …あれ?? じゃあクリストフの親がミシェルで… ……あれあれ??? クリストフ=Hiverで??? 私は何を考えている? あれあれ? ちゃんと生まれてこられたHiverが賢者となって、まだ生まれて来られないHiverを導いている??? (他人の説をひんまげて妄想が止まらない) 《大変失礼いたしました》
524:ここ 2007/01/02(火) 15:46 大変深い考察をなさっているなかに 流れと関係ない私の稚拙な考えを突っ込むのも気が引けるのですが… なにが目的で賢者は彼女に近づいたのでしょう? もしかすると第二の伝言は、 ”賢者が彼女に伝えたかった(教えたかった)ことば” なのではないでしょうか。 クリストフは、彼女が身ごもっていることを知っていて、その話し相手となり第二の伝言を託す。 これがRoman全体に、なんらかの何らかの影響を及ぼしているのではないでしょうか?
525:大黒 2007/01/02(火) 23:38 >>523Arnearthianさん また勘違いか…どれだけ読解力ないんだ、自分_| ̄|○||| 1:あー、確かにニュアンス違いますね これは同じに考えてしまったこちらのミスです。Arnearthianの説に改めて同意したいと思います 4:なるほどAとCで対極でしたか 確かにそのカテゴリだとAにはLaurencinがぴったりと当てはまりますし 『天使』が全部のカテゴリに当てはまるというのも解ります こちらの読解力不足のせいでいらぬ手間をかけさせてすみませんでした >>524ここさん うーん、どうなんでしょう 『おりあわせしになさい』とまるで死を薦めるような言葉をクロエに伝えようとした賢者の真意が私には見えてきません 確かにこの伝言を賢者が伝えようとしてるならRoman全体にかなり大きな影響を与えそうですが 私は賢者は最初戯れ(というと身も蓋もないですが)にクロエに近づき、悩みを聞くうちにクロエに共感して話し相手になったのだと思っています
526:ARAQ 2007/01/03(水) 00:37 ♪〜よくにぃた あ はっぴぃ にゅぅ Yeahーーー!!! >>519大黒さん ふっふっふ、輪廻説へおいでませ♪・・・と、手招きをしてみたり。 ・・・自分、薀蓄深いですか、いわれた本人「薀蓄」が「うんちく」だと気付くのに数分かかりましたが。 「ミシェル」の儀式についてですがそもそも「彼女が実年齢とはかけ離れた老婆の姿で発見された」と解釈してはじめて三度目の舞台に魔術的な「ナニか」があるのでは?と考えることが可能になるので「老婆ミシェルが儀式を行った」では因果に矛盾が生じてしまうと思うのです、はい。 >>523Arnearthianさん むむ、「賢者」もありですか、大穴のようでいて実は核心を付いていそうな・・・とはいえ彼自体は出番が少なすぎて考察がなかなか難しいですからね、>>524にてここさんが触れている「賢者がクロエに語った内容」等から考えるしかないのですよねぇ・・・はてさて? 『呪われし宝石』以外で「殺戮の女王」が明確に出ていそうな曲・・・うーん、「明確に」といわれると下手したら『葡萄酒』でさえ出てきてるかどうか微妙に思えたりもしますからねぇ・・・とりあえず自分は「宝石とそれに連なるモノ(呪い、Hiver等)」、「風車とそれに連なるモノ(赤と金のLaurant、Laurencin等)」、「焔とそれに連なるモノ(エトワール、クロエ等)」・・・というようにカテゴリー分けしようとしております、つまり「Hiver」が関わっている曲は「宝石」のカテゴリーに入れてよし、みたいなかんじです、このほうがスムーズかなと思うのですがどうでしょう。 っと、いい忘れそうになりましたが一つの曲が複数のカテゴリーに入ってもいいんじゃないでしょうか、特に問題は生じないと思うのですが・・・うーむ。 >>524ここさん 「ナニが目的で賢者は彼女に近づいたのか」は自分も少し気になってます、上で大黒さんのいうように深い意味はなくてもいいようにも思えるのですが彼は『yaneura』にまで出ていますからね、「もしかしたらナニかがある」ぐらいには考えておいたほうがいいようにも思えますし、第二の伝言が「彼女へ」伝えようとしたものかどうかは正直わかりませんが「賢者」の「目的」はやはり気になるところです。 ちなみに領主様からの提案には気付いたもののさすがに「カラオケで年越し」まではしませんでした、いきなりにも程がありますぜ、領主殿。
527:大黒 2007/01/03(水) 01:46 新年は自宅で静かに迎えました さすがに1人でカラオケボックスは虚しすぎるので(笑) >>526ARAQさん まあ、薀蓄なんて漢字で書く機会一生のうちに何度あるかないかですからね でもうんちく深いのは確かだと思いますよ。ARAQさんの説を見るたび勉強になるなぁと感心しきりです 輪廻説への誘惑は…うう、耐え切れないかも(ぉ) 確かに輪廻説の方が色々と説明はつけやすいんでよね、現状 もう少し勉強した方がいいかな ミシェルの儀式についてはどうなんでしょうね 確かに本来まだ若いないし中年のはずのミシェルが干からびたような老婆の姿で発見されれば何かカルト的な事をしてたのではないかと推測されますからね 老婆の頃にやったんならただ単なる拉致殺害事件で終わってクリストフにも「彼女がどんな魔法を駆使したのか」と言わしめる事はなかったでしょう うーん、矛盾は生じないと思いますが因果というか前後の繋がりが少し具合悪くなるのは確かですね
528:きょくちょ 2007/01/03(水) 03:25 ここではきっと初めまして。 ARAQさま、領主様も粋な事をなさいますよね〜(笑) え、と。 先程ざっと上から読ませていただいたのですが、参考になれば幸いです。 >517 1795年に警官は拳銃を所持していたのか 当時の警官が所持していたかは確認できませんでしたが、少なくとも軍では 銃を用いていましたし、17〜18世紀にかけてハンドガンは飛躍的に進化しま した。日常的に持ち歩ける可能性は十分にありますよ。 ・・・ただ、警察官が拳銃を持ち歩く事の論議が1870〜80年で起きている事 や、リボルバーの誕生でハンドガンが一般的に普及した年代を考えると19世 紀前半ということを考えるとやはり戯曲の上演年号ではなくミシェル事件の 年号なのではないかと推測します。 >ミシェルの年齢が合わない? 何らかの魔術などを用いて体中の水分(血を含む)が無くなり、骨と皮だけ の老婆のような死体に見えたのではないでしょうか みずみずしくって若さに溢れたミイラって想像がつきませぬ・・・ そしてここからは私の邪推です 全ての鍵は屋根裏にあるような気がいたします。 屋根裏で行っている儀式(?)こそが第3の事件なのではないかと 私は思うのですが・・・ 「さあ…産まれておいでなさいHiver」が指すのはミシェルが13人 の少年たちの体を繋ぎ合わせて作った骸の男≪Hiver≫に魂を宿す正 にその瞬間なのではないでしょうか 死んだ人間を繋ぎ合わせた骸人形だから、産まれた時には死んでいる といった感じ。 むしろノエル=ミシェル?? 宝石の歌って近代っぽい感じがしますし・・・ね? あぁ、考察を掻き回してしまっただけなような気が・・・_| ̄|○
529:灰色 2007/01/03(水) 18:28 Romanを聞いていて少々思ったことを書かせていただきます。 既に決着のついている話だったり、既に出ている話だったらごめんなさい。 『見えざる腕』に出てくる、金髪のLaurantの恋人。 この女性は実はクロエなのではないかと思っています。 二人は籍を入れていたか入れていなかったかにしても、 かなり親しい関係だったのだと思われます。 お腹には子供がいたみたいですし。 愛しているけれど、うなされて暴力を振るう金髪のLaurant。 お腹の子供を守る為に彼と別れた恋人。 クロエはお腹の子供を産むべきか産まざるべきか悩んでたようですが、 これが見えざる腕の別れ話と繋がっているのでは?と考えています。 金髪Laurantとクロエの子供がHiver Laurant…というのは強引でしょうか。 ちなみに、クロエの姓も恐らくLaurantだと考えています。
530:大黒 2007/01/03(水) 21:06 >>529灰色さん 金ローランの恋人がクロエですか そういう視点で見た事がなかったので新鮮ですね 金ローランとクロエの子供がHiver Laurantかどうかは想像の域を出ないので保留にしておきます もうちょっと納得できる根拠が欲しいかな クロエの姓ですがローランだとすれば2人は籍を入れていたのではないでしょうか 最も、時代背景からして中世的な雰囲気の漂うこの曲に戸籍というものがマッチするかどうかはまた別の問題ですが
531:Go 2007/01/03(水) 22:12 初めての投稿で拙い考察ですが ボーナストラックの嘘をついているのは誰かという問いかけについて 怪しいのは『見えざる腕』と『美しきもの』だと考えました。 理由は、其処にロマンがないからです。 全篇の歌詞を通じてこの二つの歌にはロマンと言う読み、 物語という言葉が無く、「Roman」というCDでありながら ロマンが語られていない=ロマンの無い嘘があると考察しました。 しかし、これ以上の考察は私の脳ミソの許容範囲を超えてしまって、 『嘘を語っているのは誰』とか『嘘の意味』などが全然解りませんでした。 こんないい加減な考察ですが何かの役に立てばと投稿させていただきました。 現在の皆さんの考察と全然関係の無いものですが自分ひとりでは 限界に来たので皆さんの意見を聞かせてください。
532:Go 2007/01/03(水) 23:04 連続で失礼します。 二回目の投稿ですが、もう一つ考えた考察を投稿します。 『黄昏の賢者』が語る「御機嫌よう」の後の言葉ですが ・朝と夜との地平線 → 其れは弐だ 『黄昏の賢者』から2曲戻ると『美しきもの』は「果てしなき地平」や 旅立つ=朝 寝顔=夜 と考えると「朝と夜との地平線」となります。 ・時の王が眠る墓所 → 其れが参だ 『黄昏の賢者』から3曲戻ると『天使の彫像』になり 時の王はAuguste(オーギュスト)ではないかと考えました。 その理由はAuguste(オーギュスト)=Auguste(アウグスト)であり、 アウグスト一世、アウグスト二世等、実在の王がおり、この二人は 陶器などの収集家として有名です。つまりオーギュスト=王であり また、歌い手たるオーギュストが最後は亡くなっている為、この歌は オーギュストの墓所であると考えられます。 オーギュスト=時の王 歌い手が亡くなった歌=墓所 と考えると 「時の王が眠る墓所」となります。 ・煌く永遠の星屑 → 其れは伍だ 『黄昏の賢者』から5曲戻った『星屑の靴紐』は 歌の題名ですでに「星屑」です。 そして、歌詞の中の「光を抱いた小さな温もり」=煌き 「そして《物語》の翼は地平線を軽々と飛び越えるだろう やがて懐かしくも 美しき あの《荒野》を駆け廻る為0502・・・」 と語られるように『澪音の世界』へ繋がる、つまり転生と取り、 繰り返すという言葉を永遠と取れると考えると 『星屑の靴紐』=煌く永遠の星屑 となります。 長々と自分勝手な考察を語りましたが皆さんはどうお考えでしょうか?
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