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【Roman】総 合 考 察 ト ピ
678:大黒 2007/01/23(火) 23:19 むぅ…時計考察は受け入れられなかったかしらん >>677新旧さん いや、それを否定してない事は解ってますよ ただ「兄Hiver」の時は「赤色金剛石」でも「転生Hiver」達の時代(?)には「殺戮の女王」の方が有名な呼び名になってたのかもといいたかっただけで ややこし言い回ししてすみません
679:新旧 2007/01/24(水) 22:50 >>678大黒さん ???はてさて・・・そうなると大黒さんの「〜「殺戮の女王」の方が有名な呼び名に〜」というのが自分のどの書き込みのどの部分へのリアクションなのか自分にはいまいち掴めなくなるのですが・・・そして掴めないが故に下手なことは言えないですし・・・ふーむ・・・まあ単純に「殺戮の女王」という呼び名が「転生Hiver」達の時代でどう扱われているのかについてコメントするなら「有名でなくては困る」という感じですが・・・「呪い」が無いという前提である以上、「殺戮の女王」という呼び名は人々の噂等の上に成り立っているとするしかないですし、噂等の上に成り立っている以上有名でないと微妙におかしいわけで・・・『宝石』を聴く限り誰か「個人」がそう呼んでいるだけ・・・なんてこともないでしょうし。 時計考察についてですが、『アナロマ』を除いて考えるのなら自分も>>674の考えで大体はいいと思いますよ、ただ個人的には「繰り返し廻り続ける」ようなイメージにする場合は『true』は抜かしておきたかったりもしますが・・・前に書き込んだ『true』と『yaneura』の二曲を「対」となる「答え」とする考えがあるからなのですが、個人的に『yaneura』は「同じことを繰り返す」、『true』は「未来へと繋がる」・・・まあ他にも言い方はありますがこんな感じのイメージがあるもので、『true』の先にある「物語」はこのアルバムでは語られていない「Roman」を紡いでいくんじゃないかなー、みたいな。
680:大黒 2007/01/24(水) 23:32 >>679新旧さん うーん、特にどこへのリアクションという事は考えずに書きましたね なので言葉通りに受け取ってもらって問題ありません 新旧さんの言葉を借りるなら 「まあ単純に」から「なんてこともないでしょうし」までですね…ってほとんど全部やん自分_| ̄|○||| ふむ…『ture』は抜かして『11文字』単独で考えた方がいいですかね
681:イクラ 2007/01/25(木) 01:59 初めまして。イクラと申します。 檻の中三部作とあわせて、ミシェルとイヴェールについての考察なのですが… 思いついたからには気になってしまって。 皆さんのご意見を伺たいなーと思いまして、お邪魔します。 "屋根裏の少女"からご存知の方宜しくお願い致します。 以下"屋根裏の少女"含みますのでご注意下さい。 ""内は曲名及び強調したい単語、「」内は歌詞及び人の言葉となります。 Roman主要人物の彼、まだ産まれてもいないのに"イヴェール"という存在がある。 「嘘をついてるのは誰?」 これは"屋根裏ロマン"の「残念ながらここは行き止まり」が嘘じゃないかと。 "屋根裏の少女"は唯一「0の地平」とされている曲だし、なによりミシェルが居る。 現実世界に生まれることが出来なかった=「産まれる前に死ぬ」イヴェールは 屋根裏世界(別の地平)で誕生…勿論肉体を持った人間じゃなくなんらかの"超越した存在"として。 檻の中三部作、一作目の"屋根裏の少女"はインストゥリメンタルだけど、歌詞はある。 ミシェルが実父のジェセフ=マールブランシェに鎖で繋がれ屋根裏に監禁されている時の物語。 その物語の中に「異変に気付いた狂人が 死に物狂いで少女の細い頸を絞める」という一節がある。 鎖で繋いでまで閉じ込めておきたかった大切な少女を殺してしまわなければいけないような"異変"。 実父だからって手を出さないとは限らない。だってこの実父は"狂人"だし。 即ち、この異変ってのは妊娠じゃないかと。 しかしその後の"檻の中他2作"では子供なんか出て来ない。早計かも知れないが、流産したんだろう。 「…赤いキャンバスと空になった絵の具…。」 これは父親を殺害したとも、流産による出血とも見える。 そして絵の具が空になったのなら何かを描いた筈。 「白いキャンバスと3色の絵の具 少女の心は 白いキャンバスの中…」 「そんなに悲しそうな顔をして どうしたのババ? そうだ…ババの幸せを描いてあげる。」 ミシェルは自分の身体に子供が宿っていることを知っていた? そして"いずれ産まれ来る自分の子供として"キャンバスに描き、"イヴェール"という名前をつけたのでは…。 ミシェルが実父に何をされているのか解っていたなら、パパの幸せ=二人の間の子供という想像もできたかも。 子供は産まれておらず、しかし"イヴェール"という存在(概念)はミシェルの中で産まれている。 さらに、「私…お友達が 欲しいな…。」 「 閉ざされた少女の世界はやがて右手に神を…左手に悪魔を宿した…」 これは両方とも"双子の人形"のことだと考えるのは無理が在るだろうか? さて、中間を飛ばしていきなり終わり、"檻の中の花"で、13人の少年との事件。 13人の少年の内誰かとの間に子供ができたと言うことは考えられないか。 「今後こそ"イヴェール(子供)"を」と。 ひょっとするとミシェルの"檻"とは"少女であること=枯れない花=変われざること"かも知れない。 子を孕み、産み、「"母"になれば"変われざる"という檻から抜け出せると。 "変われざる"ことを"誰もが持っている変身願望"だとすれば「我々もまた〜」と合致する。 ※ミシェルは"若い肢体(ジュネスコール)"のまま"枯れない花(闇に囚われた花は咲き続ける=吸血鬼/"少年の体液は仄甘く"より)"となり、死ぬときにはいきなり"老婆"だった。これは"枯れてしまった"という表現ではないかとは思う 引用多い上長文になってしまいました…。 ログざっと目を通しましたが、該出でしたら笑って下さい…。
682:新旧 2007/01/25(木) 22:12 >>680大黒さん むむ、>>673の「だとするとやっぱり〜」等からこちらの考察に対するなんらかのリアクションかと思ったのですが・・・違ったのですか・・・ 『true』を抜かすというのはあくまで自分的「Roman」の場合ですので、大黒さんがこちらと同じような「Roman」を考えているのでなければ特に気にすることはないですよ。
683:ヒカル 2007/01/26(金) 11:55 皆さんが考察をしている中、空気を読まずに思いつきを垂れ流してみる(何 今までずっと、「生まれてくる前に、死んでいく僕」というフレーズが頭の中で引っかかってたんですが、 もし11文字の母親の言葉がイヴェールに宛てた物ならば、 各曲の主役の人物は全員イヴェール(になるべくして生まれた者)じゃないか?と考えました。 何故そう考えたかというと、11文字の伝言の歌詞に、「アナタを産んだのが誰であれ、本質は変わらない」という歌詞がありますが、 これを「ローラン家(に関わった者)の誰が産もうが、イヴェールの生まれ変わりが生まれる」と解釈したからです。 そして、ここから「生まれてくる前に(ry」に繋がるんですが、 イヴェールを産むはずだった人物がなんらかの理由によって、ローラン家ではなくなってしまった場合(ローラン家から追い出された、ローラン家の夫と別れた等) となると、イヴェール・ローランとして生まれる筈だった赤子はイヴェール・ローランとしては生まれず、 別の名、姓を授かって生まれて来る(もしかしたら生まれなかった場合もあるかもしれませんが) こうなると、イヴェールという人物は生まれる筈だったが、色々な理由により一度存在を殺され、別の人間として生まれてくる。 これが、「生まれて来(ry」という表現になったのかな、と思ったのですがどうでしょう? まぁこれだと、宝石に出てくるイヴェールはなんなのか、腕や彫像のローラン達はローランを名乗ってるじゃないか、等の矛盾が出てくるんですがね それでも、名前というのはその人物や物を存在させるには重要なファクターですから、この説は個人的には気に入ってるんですが(ぇ こんな穴だらけで思いつきの考え(しかも考察自体にはなんら影響のないorz)を長々と申し訳ありませんでした。 もうちょっと突き詰めて、ある程度筋が通るようになったらまた来ます。
684:大黒 2007/01/26(金) 23:15 >>682新旧さん ややこしい言い回しですみませんでした^^; >>683ヒカルさん はじめまして…ですかね ふむ…各曲の主役は全てイヴェール(候補)ですか 私はイヴェールが必ずしもローラン家の家系から生まれるとは考えてませんがその説も面白いですね 確かに離婚すれば姓は旧姓に戻る事が多いですが家を追い出された場合は別に姓を変える必要はないのでローランのままでいいかと そしてイヴェール・ローランだった赤子が別の名と姓を持って生まれる…ですか 確かにこれだと『生まれる前に死んで』ますね。この発想はなかったです 名前の矛盾についてはゆっくりと考えていけばいいかと。私も腕のローランや革紐のエトワール、名前の出てこない緋色の少年少女、彫像のオーギュスト、美しきもののモニカとロラン、葡萄酒のロレーヌ、黄昏のクロエなど思うところはありますが まずはこの説を提示したという事が大事な事だと思いますよ
685:ルオン 2007/01/27(土) 00:54 こんばんわ。久しぶりに覗いてみたら、ログを読み返すのに手間取ってしまいました。 いろいろと素晴らしい考察が繰り広げられていますね。 それを読みながら、流れを断ち切ってしまう事を承知で、此処暫くの間に個人的にまとめた内容を書きたいと思います。 1.『美しき』『葡萄酒』は「紫陽花姫」「菫姫」の人間だった頃を歌った歌である。 ※前提として、私は「朝=未来=生=紫陽花姫」「夜=過去=死=菫」(=はイコールではなく関連を示す)と考えています。 突拍子も無いといわれそうですが……順に説明していきますと。 『美しき』は「大空へと響け」等というところから、個人的に「青」=「紫陽花」のイメージでして。さらに最後の台詞で「歌い続けよう」とモニカが言っているところから、彼女は「歌い続ける存在となることを望んだ」。どこか未来に希望を持つようなイメージがあるんです。いつかロランが望んだ「美しきもの」を見つけようという希望が。 『葡萄酒』は言わずもがな、葡萄酒のイメージカラーは「紫」=「菫」。そして過去の追想をメインに歌った曲です。ロレーネはモニカと比較すれば、過去に囚われた人間のような印象があります。 このことから、最初のような意見を考え出したわけです。 こう考えれば、Romanの中でも浮きがちな『美しき』と『葡萄酒』が組み込みやすくなるかと思いました。 では、なぜ、モニカとロレーネは双児の人形になったのか。 人形は生きているわけではない。だから死なない。ある意味でずっと生き続けられる存在です。モニカはロランを思い続け美しきものを探し続けるために、ロレーネは過去を抱き続けるために。 そしてこれを可能に出来る存在は賢者あたりかと踏んでおります。理由は次項。 ここでいったん切りますね。
686:ルオン 2007/01/27(土) 00:56 続き。 2.賢者は舞台の傍観者である。 ローランたち、双児の人形、母親達、そして宝石。彼らをとある人生という舞台の役者達と据える。 それを傍観しているのが賢者である、という考えを少し思いつきました。(そうすれば、少し檻花との繋がりも生まれそう) そうすれば「1.」が可能。さらに、宝石の背後に彼がいるなら宝石が『殺戮の女王』となるように仕向けることも可能。(霧を出したりとか)などなど。 しかし、彼はあくまで人の人生に途中介入しているだけなんです。だからこそ、各曲でちょっとした「ありえないこと」が起きている。『腕』でローランサンがタイミングよく現れたりとか。このあたりは『賢者』で賢者がクロエに道を教えたように、彼に赤ローランを見つけるヒントを与えたとか考えられるかなぁと。 さて、そこで気になるのは、賢者はなんでそんなことしているのか、と。 それは「『11文字』でクロエを試すため」ではないかと思うのです。ある人生を見つめ、その結果が『true』に行き着くか『yaneura』に行き着くかを見るために。 「様々な人生を経た結果、見つけ出す答え」見たいなものを賢者は知りたいと思ったのではないかなぁととりあえず推測しております。 なぜ、それを知りたがったか、といえば、彼が知識欲を満たされたい「賢者」という存在だからではないかな、と。 ヒントを得たのは『屋根裏』のもう一つの伝言。 「廻る風車→ローランたち」「煌めく宝石→赤色金剛石、殺戮の女王」「巡る焔→命を灯す存在である母親達」「双児の人形→双児の人形」「灯される第五の地平→Romanアルバム自体。そして明かりによって浮かび上がる答え」みたいに解釈してしまったからです。 各曲の関連についても、考察しているのですが…とりあえず、長くなるので、今回はここまでです。 皆様の意見、お聞かせ願えればと思います。
687:ヒカル 2007/01/27(土) 10:20 まだ全然考えが纏まってないのにレスもらえた事に感動して舞い戻って参りました(何 >>684大黒さん レスありがとうございます! そうです、初めましてです。 文章打つのに必死で、忘れてました・・・申し訳ないです; そうなんですよねぇ・・・そもそもイヴェールがローラン家の人間であるとする根拠は、ヴォーカル名でイヴェール・ローランとなっているからってだけなんですよね・・・ 歌い手のイヴェールと作中のイヴェールが同一人物とも限りませんし・・・(現に歌い手と作中のイヴェールでは中の人自体も違いますし)ああ、どんどん矛盾点がorz 「生まれてくる前に死んでいく」という一文の解釈に焦点を絞ってたので、自分の説は他が纏まるまでは大仰に語れませんね;
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