【Roman】02.焔 【考察】
43:むりゃん2006/12/12(火) 20:13AAS
はじめまして。話の流れを切ってすみません。ちょっと、気になったので出てまいりました。
『歴史が書を創るのか〜〜』のくだりなのですが、これは、『yaneura』で賢者が言っていた、『君が望む地平に繋がるまで、何度でも巡りなおせば良い』に少しかかっていないでしょうか?
もし、書が歴史を創っていたら、これは不可能ではないでしょうか?書の記述通りに歴史が創られるのに、また巡りなおす(やり直す?)ことは可能でしょうか?
もし、歴史が書に記されていくならば、やり直しはきくと思うのです。白紙に戻るのですから。
ここの解釈で、賢者が嘘をつくかつかないかが変わるのではないかと、思ってしまいました。
44:大黒2006/12/12(火) 22:59AAS
>>42すなどけーさん
うーん、どうなんでしょうねぇ…確かに複数の曲との繋がりを匂わせる曲もありますが
『焔』と『笛吹き男とパレード』ですか
私はとくにそうは思わなかったですね
葬列というのは『生まれぬ君』『目覚めぬ君』への葬儀の列であって特に意味はないと思います
歩み続けるより他にはないというのは悲しみに暮れて何も出来ない状態を表してるのではないでしょうか
省20
45:むりゃん2006/12/13(水) 21:16AAS
>>44大黒さん
『永遠を〜〜』の部分は、異様に気になる部分です。サンホラの世界には、少なくとも一人、永遠を手に入れた男が居たはずなんですがね……。
確かに、そっちの解釈の方が自然ですね。
やり直しがきくのでは? と思ったのは、イヴェールは『朝と夜』の時点では、ちゅうぶらりんな状態だと常々思っているからなのです。『生まれてくる前に 死んで行く』なのですから、予定でしょう。このままで行くと、皆様が考えていらっしゃるように流産になるのでは。それは彼の望む「物語」か?その望まぬ運命に逆らわずにきたのが、この『焔』の歌なのでは?
と、考えたのです。
なんだか、他のトラックには皆二通りの解釈があり、それは「生」か「死」かを考える人間が判断し、「天秤」にかける事により、生まれる運命が変わるのではないか。それが望まぬ運命ならやり直せば良い。と言われてるような気がしたのです。
省7
46:だすとボックス2006/12/15(金) 00:00AAS
大黒様
一つだけ反論の反論を…
焔の時代はまだ平和ではなかったと思います
平和の前には戦争がある…と言っている(これは要約ですが)のですから
戦争中に戻って話を進めているか
戦争が終わってすぐのことかと…
省11
47:大黒2006/12/15(金) 20:46AAS
>>45むりゃんさん
永遠を手に入れた男…誰でしょう。正直解りません(笑)
『Lost』の永遠の少年かなぁとも思いましたがそれなら男なんて書かないですよね
確かに『朝と夜』でもHiverは死産っぽい事を歌ってますね
いや、死産でも産まれた事に違いはないからもっと前の段階をいってるのかな?
『焔』の場合は死産した子供がHiverかそうでないかで2通りの解釈も出来ると思いますよ
省16
48:むりゃん2006/12/15(金) 23:47AAS
>>47大黒さん
予言者ノアの事です。記憶が確かなら、あの人は「永遠を手に入れた男」であります。
私は、「自分の運命は死産である」と歌っているように聴こえます。「死んで行く」人間は、まだ死んでいません。
確かに、子供が誰かは不確かですね。
「双子の人形」もあの人形かどうかは、謎ですね。『歓びに〜〜』の部分で歌われるのが、菫と紫陽花の姫ならば、棺に収められた時点で一種の精霊化している気がして、なんだか、私には不思議です。別の人形ならば、別人かもしれないですね。
49:大黒2006/12/16(土) 00:02AAS
>>48むりゃんさん
ノアの事でしたか。あの男が手に入れたのは永遠というよりも歴史ではないかと
まあ未来まで書かれた改竄を決して許さない歴史書という時点で永遠に限りなく近づきますね
『朝と夜の物語』でHiverがそう歌ってたとすると『焔』ともリンクしてきますね。独立させて考えるよりこっちの方が面白いかな
死産したのがHiverだとして
私は一緒に弔われたのは菫と紫陽花の姫だと思います
省8
50:2006/12/18(月) 04:14AAS
失礼します。
皆様の意見を拝見していて、私見ながらこの曲単体の突っ込んだ解釈をしてみました。
その前に、他の曲と照らし合わせてみると、

少年は剣を…の『神々の愛した楽園』
・歴史は唯記される……
省96
51:たこルック2006/12/24(日) 11:51AAS
「焔」は意図して全体の印象を曖昧、抽象的にしている曲だと思います。
それは曲の表現せんとするものの括りが大変広く、今までの作品含めた「世界」全体をうたう曲として
つくられたからでは無いでしょうか。
最初の「葬列に参列する者」達というのは「世界」での生を終え、この世を去ろうとしている者達で、
この「世界」(この世)とあの世の間にある、雨の降り続く空間のようなものを進みつづけあの世に向かい、
次に生まれ変わるのを待つ(輪廻)他ない、という事を表現しているのかなと思いました。
省23
52:chiffon2006/12/24(日) 14:32AAS
>>50文さん
興味深くみさせてもらいました。
少年は剣を…との繋がりが多くあるようで難しい。

参考にさせて貰ったので、終端との繋がりを作ってみると、
此れは〜誰の正義か?までは既存にある詩(故郷に伝わる詩?)を、立ち向かってゆく様になぞらえておいたもの。
省42
1-AA