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【Roman】03.見えざる腕 【考察】
125:けけ 2007/01/07(日) 01:36 こちらでは初めまして。 皆様のご意見、興味深く読ませていただいております。 既出でしたら申し訳ないのですが、ずっと気になっていたことを。 歌詞の右側4行目『奴を殺せと腕が〜』のコーラス… KAORI嬢ではありませんよね… 誰なんでしょうか…Jimang? >>124うーんさん 自分は前の方(50番代くらいまで)で出ている意見を参考にしました。 赤ローランは隻腕隻眼、アル中ヤク中 金ローランは隻腕 という意見が多いようです。(間違ってたらすみません…) >>34で忍冬さんがPVについてまとめておられます。 また『夢幻影』『幻肢痛』を踏まえた見方もあるようです。
126:naga 2007/01/09(火) 01:54 ローランサン=緋色の風車少年説が多いようですが、私は懐疑的です まずローランサン=少年ですが 盗賊に最愛のものを奪われた少年が同じ盗賊になるというのが 流れ的に不自然と言うか想像しにくいですね もう一つ、向こうのスレでも語られていますが 少年は少女を守る楯としての力も盗賊を退ける力も望んだ様子は有りません その少年が復讐をしにローランを探し回るでしょうかね? 次に上の説を語るための仮説として赤ローラン(若しくは金ローラン)が 盗賊として孤児院を襲ったと有ります が、どちらのローランも騎士の称号を持っています 騎士になるには平民の年収を丸々消費するような高価な装備や馬を維持するために相当な財力 訓練や叙勲などのためにそれなりの社会的地位が必要で 盗賊稼業に身をやつさなければいけない状況はやはり考えにくいです >>124 「○○にして□□」は「○○であって、しかも□□」と使われます ですから『「隻眼で、しかも隻腕」「アル中で、しかも薬中」かつての蛮勇は見る影も無くなっていた』 でしょうね 見る影も無いのはお互い様ですが、ここは金ローランが久しぶりに見た赤ローランの感想 つまり赤ローランの様子を説明していると解釈するのが自然ではないでしょうか?
127:大黒 2007/01/12(金) 01:18 >>126nagaさん 私は緋色の少年=ローランサン派ですね 盗賊に最愛のものを奪われた少年が同じ盗賊になるというのが流れ的に不自然だというのは確かにそうかもしれませんが 孤児院(村?)を焼け出されただ1人になった少年が生きていくために手段を選んでいられなかったというのは考えられないでしょうか もしくは自分達を襲った者達の情報を確実に手に入れるために盗賊たちの情報網を利用したとか(それでも数年経ってるようですが) また騎士の称号ですが、確かに平時なら社会的地位も高く信望も厚いでしょう しかし戦時にはそんなものは役に立ちません。実際歌詞中に『欲望が溢れだすままに暴れて』とあります また、別CDの話ですがクロセカの『聖戦と死神』にも村人を虐殺する描写が少しながら描かれてます 村を襲ったのがどっちのローランかは解りませんがこの場合は盗賊稼業に身をやつしたのではなくただ欲望のままに暴れまわったと考えるのが自然ではないでしょうか
128:たね 2007/01/13(土) 14:12 初めまして。失礼ながら私が思ってたことを述べてみますと… こじ付けなのですが 金ローランの息子がローランサンで、 赤ローランの息子が柱の影の少年ではないでしょうか 自分の母親に暴力を振るっていた父親に対して憎しみを感じた ローランサンが父親である金ローランを殺そうと復讐しようとし、 2人のローランの元へ行くのですが そこで間違って赤ローランを殺し(というより赤ローランを父親と思いながら) ローランサンが去った後に柱の影から少年(赤ローランの息子)がその現場を発見して 呆然と立ち尽くしていた金ローランを自分の父親を殺した人と勘違いする …ということかと… でもそうするとまた復讐劇が始まっちゃいますよね。 誰が加害者で誰が被害者だ、という歌詞に合うと思います… あと、【隻腕・アル中】→金ローラン 【隻眼・薬中】→赤ローラン と思ってたのですが PVでは2人とも隻腕なんですよね… どうなんでしょうか…;
129:ACE 2007/01/14(日) 04:37 緋色の少年=ローランサン派なわけですが、 緋色の風車中に何度か馬の嘶きが聞こえてますね。つまり相手は馬に乗っていると思うわけですが、 私が予想するに、クロセカの聖戦と死神第二章のグラスミアの戦いなのではないでしょうか? そう仮定しますと「邪教の使途は根絶やしにしろ!」というつづりが満たせなかったことになります。 だって、森の中とはいえ少年の走る速度なんて、馬を使えば一瞬で追いつきますので。 つまり、襲った男が少年の追撃を辞めるような何かを少女が持っていたことにあります。 妥当な線が、宝石…『殺戮の女王』ではないでしょうか? 半分妄想ですが、 緋色の風車の舞台はグラスミアの戦いで、少年の村を襲った男は帝国軍(赤髪のローラン)と。 それならば「馬を駆る姿…正に悪夢」「首を狩る姿正に風車」も納得がいきます。 敵陣を背後から憑くような危険な任務。ならば赤髪のローランはきっと有能だったと推測できます。 有能な騎士だった赤髪のローランは馬で疾走しながら、剣を回して村人の首を落としまくったのではないでしょうか? 私も経験は在りませんが、馬上で剣を使うとき、片方だけに振るのならば、風車見たくまわしたほうが戦いやすいと思うので。あと、風車といえば縦に回ることをイメージしますしね。 (皆さんもやってみるとわかると思いますが、重い棒を片手で持ちながら剣を前後に振るよりは、剣を振ってその反動のまま再び腕を振り上げて構えなおすほうが数倍楽だと思います) そして金髪のローランは村を守るための駐留騎士だったというのはどうでしょうか? ならば赤髪のローランが首を落としまくる様子も見てるでしょうし、「アルヴァレス将軍に続け!」というのも聞いていておかしくありません。 挑んだ金髪は、赤髪に腕を落とされ…自暴自棄と悪夢にうなされる日々を過ごす。 異国の墓場で赤髪を見つけた金髪は、コレ幸いと復讐しようと短剣でも構えたのですが… 飛び出した男(緋色の少年の成長後)ローランサンが赤髪を殺してしまう。 柱の影から見ていたのは赤髪の息子と予想しましてここに私の考察を終了します。 あと追伸なのですが、金髪のローランの出て行った恋人なのですが、 黄昏の賢者に出てくるMademoiselle = 11文字の伝言の母 ではないでしょうか?
130:129 2007/01/14(日) 04:39 異国の墓場と打ってtしまいましたね; 正しくは「酒場」です。 打ちミス失礼
131:名無しさん 2007/01/17(水) 13:42 はじめまして。最近知ったのであまり深くはありませんが自分の考察を… 冒頭の「眠れぬ〜」と、「狂えぬ〜」は赤・金それぞれのローランの対比とすれば、先に上がっていた夢幻影と幻肢痛があてはまる気がします。 恋人が出て行った金ローランが酒に溺れて眠ってしまったという流れのように聞こえます。 恋人の台詞の後の酒の名前?を行っているのは飛田さんなので、飛田ローランが金ということであれば… とはいえ聞き分けはついていませんが; 「馬を駆る姿…」は金ローランの見ている夢、毎晩それにうなされて恋人を殴る、というと自分の中ではしっくり来る気がします。 「夢から醒めた現実は…」からは、恋人が出て行ったのも、仕事がダメになったのも全て赤ローランの所為だ、という半ば自暴自棄状態で馬にのり赤ローランを探し世界を渡り歩いた… 隻眼隻腕・アル中薬中はどちらにも当てはまる気がしますが。無理にどちらか片方にする必要もないのではないでしょうか? そして、ローランサン=緋色の少年だと私も考えます。 こじつけというか強引かもしれませんが、緋色が収録されているシングルのタイトルが「少年は剣を…」なので、少年は剣を欲した、と考えました。 緋色の風車での少年の年齢は不明ですが…「不意に飛び出した男」とされているところからみて、少なくとも20代か、それ以上…だとちょっと厳しいですか、それでも緋色から結構な年月が経過してるとみていいと思います。 そしてローランサンが復讐を果たし、金ローランが呆然としているところを偶然近くにいた赤ローランの息子が見てしまい、憎しみの風車は廻る…となるのでは、と。 時系列的には緋色→宝石→腕、だと思っているのですが… Roman全体にかかることになるんですが、宝石の時点で死んでしまったイヴェールが「殺戮の女王」を通して、自分が次に生まれ変わるにはどこがいいか、というのを探しているように見えます。 焔の歌詞の「離れたものが再び繋がる日は訪れるのだろうか」から、イヴェールはまたローランサンの近くで生まれたいと思っているのでは…と。 あと、私は金ローランは「星屑」の父親だと思っています。
132:あとら 2007/01/20(土) 18:57 この曲中の葡萄酒について少々思ったことを・・・ 歓びと哀しみの葡萄酒と同じく葡萄酒に『我が子』といったニュアンスがあるような気が。 葡萄酒…発泡葡萄酒…蒸留葡萄酒…のくだりは『我が子』の成長するほどの時間経過を示し ローランサンが飛び出した混戦中の「まるで葡萄酒」は金ローランが黒い剣を持つローランサンを一目見て自分の息子だと感じ取ったことを意味して 最後の杯を満たした葡萄酒は金ローランの『復讐心を満たした我が子』といったニュアンスになるのではないかと思いました。
133:lie 2007/01/20(土) 23:30 初めまして。皆様の素晴らしい考察の流れを切って申し訳ないのですが、私的な「ローラン」「ローランサン」「ワイン」についての見解を 作中に明白な表記がないので、金ローラン(赤もですが)が呑んでいる酒=「葡萄酒」のみと思ってしまうのですがと、現実問題それは無理な気も。味覚なので、個人差はあるでしょうが、あの渋い酒を浴びるように呑みまくるという行為には違和感が; 仮に金ローランが所謂チャンポンのように酒を呑んでいたのだと考えればその後の行動にも繋がるのではないかと思いました 続きます;
134:lie 2007/01/20(土) 23:46 うなされていたのは、赤ローランの幻影と幻視痛、様々な酒を呑んだ事による正に"泥酔状態"と。当たり前過ぎてすみません; ワインに関して。既出かもしれませんが、「ピノ・ノワール」を調べていたら関連があるものとして「サン・ローラン」という名の葡萄に行き着きました。領主様ご自身も、ワインを好んでいるようですので、両ローラン・ローランサンをこれに掛けたのかもしれませんね あと、実在した人物に「マリー・ローランサン」という女性がいらっしゃいました。ローランサンとは全く関係ないとは思いますが、彼女の生涯には金ローランとその恋人に類似する物語があったので... 纏まりのない文・連投失礼しました
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