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【Roman】03.見えざる腕 【考察】
94:93 2006/11/29(水) 00:02 はっ! 92さんとHNがかぶってしまった!申し訳ない。
95:R 2006/11/29(水) 01:26 >>93,94 r様 あらら。では私は大文字でw 考察を進める上で何の役に立つかどうか聞かれると非常に回答に詰まってしまいますが 記述された歌詞の中で日本語記述でありながら歌の中では言語が日本の物では無いものを抜き出して何と言ってるのか調べてみたのでまとめて置きます ちなみに全て仏語のようです。これは間違いでは?という物があれば訂正して頂けるととても嬉しいです 牝猫=猫[chat] 自我(エゴ)=[ego] 夢幻影=[fantôme d'un rêve] (直訳すると夢の幽霊、夢の中の幽霊 となるようです。>>68、>>69の方の記述に合わせて訳してみました) 居城=[château] 幻肢痛=[fantôme douleur] 人生=[La vie] さようなら=[Au revoir] 父親=[Père] 大抵の場合=[Le plus,Souvent] (Le plusとSouventにはそれぞれにしばしば、大抵、つまりもっとも多いケースというような意味合いがあるそうです 自分でも間違ってる気がしてなりません が一応無理矢理にでも載せておこうと思います) 黒き剣=[épée Noir] 液体=[Sang] 葡萄酒=[pinot noir] では、長々と失礼しました。
96:mont 2006/11/29(水) 03:42 壮大な妄想をここで一つ。 「呪われし宝石」で聞こえる「硝子が割られる音」「警報音」から 盗賊が侵入しているのが美術館であるとすると、この曲のローランサンは近代人。 このことから、 1.呪われし宝石のローランサン≠見えざる腕のローランサン 2.緋色の少年=見えざる腕のローランサン と仮定し1を近代L、2を少年Lとする。 近代Lは盗んできた「呪われし宝石」を通して宝石に関する一つの物語を見る。(PVからの憶測) (無理があるけど同名だったことから、少年Lの歴史にシンクロしたとして) 小さな掌に乗る宝石の姿から過去の「物語」の映像が始まる。 宝石が原因で村が襲撃され、少年Lは一番大切なモノを奪われる。 (大切なモノを奪った男 → 赤髪ローラン) ここから場面が「見えざる腕」に。 少年Lは時を経て赤髪ローランへの復讐を果たす。 ここで「影で見ていた少年」=「赤髪ローランの子供」であるとすると、 今度はこの子供が少年Lに対して復讐心を抱く。 ここで「緋色の風車」に戻って、「狂おしい経て...」以下へ。 少年Lは赤髪ローランの子供に討たれる。「嗚呼...」以下へ。 (脳内補完)復讐は更なる復讐しか生まなかった。「ごめんね...」以下へ。 少年Lを格好よく散らせたいが為に浮かんだ妄想でした。 多少無理はあるけど、いかがでしょう?
97:丸 2006/11/29(水) 18:34 montさんの考察に賛同・・・というより納得です。 「もし生まれ変わったら」の言葉はまるで死にゆく人の台詞みたいだと思ったので、 「狂0105しい《季節》を経」る間に、赤髪ローランへの復讐を果たし、 「凍える《瞬間》」つまり死を迎える、その直前に「嗚呼...もし生まれ変わったら」 の台詞がくる・・・そんな流れかな、と考えたんですが。 そうすると「小さな花を咲かせよう」ってどういうことなんでしょうね?「共に散」ること? 赤髪ローランぶッ刺して血反吐巻き散らかしたことは 彼の中じゃ花を咲かせたことになってないんでしょうか っていうかコレ緋色の風車の考察でしたね・・・。 スレ違い失礼しました。
98:3号さん 2006/11/29(水) 20:45 はじめまして、3号といいます。 質問してよろしいですか? 「見えざる腕」のPV(gyao)のボーカルは誰ですか?
99:tatsu 2006/11/30(木) 04:38 馬を駆る姿のときの馬のSE(緋色の風車で何度も使われている)や赤い髪(ジャケット絵で風車に赤髪が描かれている)緋い花というフレーズから赤髪のローランが『緋色の風車』の蛮行を犯したものという暗示だと思います。 ちなみに、柱の影の鳶色の目の少年が赤髪のローランの息子であるとしたら『蛮行』『欲望が溢れるままに暴れてやつらは追いかけてくる』なんてことをしている父親にも愛する息子がいたというのはなんともな話ですね。 鳶色の目の少年が復讐をする暗示をしているということは愛情があったってことでしょうからね。 ちなみにこの曲は愛するものとの別れが二組もあるのですね。 金髪のLaurentと恋人 赤髪のLaurentと鳶色の目の少年 ジャケ絵で夜側、Romanの呟きも菫なので、多分金髪のLaurentは恋人とは二度と会えないのかな。 また、Hiverが生まれてくる可能性があったとするなら金髪のLaurentの恋人のお腹の子ですかね。 Hiverが生まれてこないとするならおろしたか、死産か、金髪のLaurentと別れた事によってHiverではなくなってしまったとか。 ちなみに鳶色の目の少年は既に生まれているのでHiverではないでしょう。
100:suzu 2006/12/02(土) 01:24 初めて書き込ませていただきます。皆さんの解釈はどれもすごく深くて参考になります。 あの、R様のフランス語録集を拝見させていただいたのですが、私が調べた辞書には 牝猫 chatte[∫at](あえてカタカナ表記するなら「シャット」) があったんですけど… こっちの方が 居城 chateau[∫a'to](同「シャトー」) と韻を踏んでいるような気がするのですが… 間違ってたらすみません
101:きょくちょ 2006/12/02(土) 15:56 >>84 さいとうさん様 私はどちらかというと彼のその後は『天使の彫像』の方がしっくり くるかなと思っています。 実際のところどうなのでしょうかね?
102:きょくちょ 2006/12/02(土) 17:03 連投失礼します 確かに『星屑の革紐』の父親も隻腕ですからね。 さいとうさんの様に考えた方がRomannがあるかも・・・ 失礼しました!
103:みみみ 2006/12/02(土) 22:53 初めましてです。 フランス語について少しコメントをお許しください。 まず《夢幻影》ですが、"fantôme de rêve" を提案します。 「ダン」よりは「ド」と歌っているように聞こえますので。 次に《幻肢痛》ですが、フランス語では "membre fantôme" (直訳すると「幻の肢」)または "membre fantôme douloureux" (「痛い幻の肢」; "douloureux" は英語の 'painful' に相当)と言います。 なので、「見えざる腕」の中では "fantôme douloureux" と歌っているものと思われます(直訳すると「痛い幻」; ここでは fantôme は名詞です)。 カタカナ化すると、「ファントム・ドゥルルー」といった感じです。 また、suzu さまご指摘の「牝猫」ですが、わたしも "chatte" であると思います。 "chat" の末尾の t は発音されないはずですが、曲中では明らかに [t] が聞き取れるので。 ちなみに、辞書によると "chatte" は女性器の意味で用いられることがあります。 "château" と "chatte" がフランス語で脚韻を踏むことはありえません。 ただし、「呪われし宝石」では「少女」 "fille" と「老婆」 "vieille" が脚韻を踏むかのように用いられています。 したがって、作詞者の意図としては脚韻を踏んでいると言ってよいかと思います。 「彼の人生」のところでは、"sa vie" と歌っています。 「大抵の場合」は、"le plus souvent" です。意味は歌詞のとおり、英語に直訳すれば 'most often' です。 「黒き剣」については、"épée" は女性名詞なので正しい綴りは "épée noire" です(発音はまったく同じですが)。 "-oir(e)" [-war] の音の伸ばし方がいかにも日本語的ですが、そこれはそれ、日本語の歌なんだと割り切るべきでしょう。 以上です。 みなさまの一助となれれば幸いです。
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