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【Roman】04.呪われし宝石 【考察】
91:アナゴ 2006/11/30(木) 09:33 >>hota様 >Hiverと宝石は表裏一体の存在なのでは そうなると宝石=pierre(ピエール)とイヴェールが 似たような響きなのも何かしら関係あるのかもしれませんね。 実際聞き取りの時何度か間違えましたし…。 私もhota様やni様の仰るとおり宝石の解放にはHiverが必要条件であり yaneura〜のミシェルは己を解放させるべくHiverを召還しているであろうと思います。 ちょっとこじつけかもしれませんが『シアワセニオナリナサイ』という祝い (と取れる)から『オリアワセニシニナサイ』という呪いにどこかで摩り替わった 為にあーゆー事態になったのかなと。 そして、ローランサンの名を持つものはいつも緋い宝石に魅入られて なにか悪意の存在のような物に変質して行く役割とかだったら面白いなぁ。 でも盗賊ローランサンのその後のエピは特になさそうですよね…。
92:むりゃん 2006/11/30(木) 22:54 はじめまして、すみません。ちょっと、気になる事を書きます。 イヴェールと宝石の話でちょっと、気になるのですが、宝石にとって、イヴェールは憎むべき存在なのではないでしょうか? ガラスケースの中で、過去を追憶する宝石。いささか乱暴な接吻で起こされる眠れる女王。 「宝石」は静かに眠っていたいのではないでしょうか? 「我の眠りを妨げるものに呪あれ」というかんじです。 「殺戮の女王」にとって、このイヴェールは「墓荒らし」に見えるのでは。 なんだか、そんな気もするのです。一説。 ちなみに、私は、「殺戮の女王」はこのアルバム内ではここにしか出ていない説を考えています。 「風車」は“素朴な幸せ”の象徴のガラス細工。「葡萄酒」は“心”の表現だと思っています。
93:氷羅 2006/12/02(土) 12:57 左手には辞書、右手には約束(電子辞書)を・・・でフランス語部分に挑みました(疲)。 また流れを無視してすみません・・・。 30ct→ trente carat(トラーント カラ) 赤色金剛石→ diamant rouge(ディアマン ルージュ) 『殺戮の女王』→ Reine Michele(レーヌ ミシェル?) 硝子→ verre(ヴェール) 宝石→ pierre(ピエール) 幻喪→ deuil(デゥイユ) 矜持→ orgueil(オルグイユ) 女王→ reine(レーヌ) 少女→ fille(フィーユ) 老婆→ vieille(ヴィエイユ) 娼婦→ close femme(クロス ファム) 王妃→ reine(レーヌ) 情景→ scene(セーヌ) 物語→ roman(ロマン) 運命→ loi(ロワ) 斯くて狂ったように廻り→ c'est pourquoi virer(セ プルコワ ヴィレ) 【幸運】→ ? chance( ? シャンス) 鉱山→ mine(ミヌ) 管理者→ concierge(コンスィエルジュ) 宝石商→ commercant(コメルサン) 細工職人→ artisan(アルティザン) 死神→ Dieu(ディユー) 回転盤→ roulette(ルレット) 【不運】→ mal chance(マル シャーンス) 影→ ombre(オンブル) 闇→ tenebres(テネーブル) 刑罰→ peine(ペンヌ) 「娼婦」のclose femmeは、訳すと囲われた女になります。 「斯くて狂ったように廻り」のc'est pourquoiは「それで(=斯くて)」の意。 宝石商はcommercantで商人、死神はDieuで神です。 唯一聞き取れないのが「【幸運】」。 bonne(ボン)かquelle(ケル)かpar(パル)・・・? 3年間フランス語圏に居ただけなので、いい加減なところもありますが 少しでもお役に立てれば幸いです。
94:氷羅 2006/12/02(土) 13:25 連レスすみませ・・・! 王子→ prince(プランス) 接吻→ baiser(ベーゼ) これでフランス語部分は全部かと。
95:うーん 2006/12/02(土) 22:44 冒頭の二人、ローランサンはいいとして、 「お前こそな、〜」の後が何度聴いてもイヴェールには聞こえない… 「○e-○n○a-」って感じに聞こえる。-は長音、○には子音が入る感じで。 eのあたりにアクセントがあるようで○a-のあたりはほとんど聞こえないですが。 これでSH作品から当てはまりそうな名前を考えるとゲーフェンバウアーくらいしかいないんだけどな…時代が明らかに違うし。 警報があること、ブザーの音からしても結構近代ですよね? Hiverがジャケの青年であるなら、特定の曲の登場人物になるのもおかしい気がするし。 Hiverと人形はアルバム全体の傍観者みたいな位置づけにあると思うので…
96:大黒 2006/12/02(土) 23:05 >>93氷羅さん 細かい邦訳有り難うございます。近いうちに総合考察スレにフランス語のカタカナ訳の第2弾を投稿しようと思ってるので参考にさせていただきます
97:こみ 2006/12/02(土) 23:14 考察とは直接関係ありませんが、 イヤホン/ヘッドホンによって曲中の台詞の聞こえ易さが変わってきますよ。 私はイヤホンを買い換えた途端、葡萄酒の「残念だったねぇ」が確り聞き取れるようになりました。
98:いち 2006/12/03(日) 01:42 あ、私もです。 イヤホン変えたら「お前こそな」の前に、 「おい、無駄口叩くな」という声も聞こえるようになりました。 あれ?言ってますよね? 流れにはまったく関係なさそうですが。
99:鬼っこ。 2006/12/03(日) 02:54 こんばんは。 皆さんの考察を読ませて頂いて、自分なりの解釈を考えてみました。 妹(ノエル)の結婚祝いのために兄は炭鉱所で宝石を探していた。 ここで自分が死ぬとも知らずに。 お祝いにするための宝石の原石をみつけたところで、2人の盗賊に殺害される。 盗賊の名前は「ローランサン」と「ピエール(イヴェール?)」と聴こえます。 兄が殺された瞬間「祝い」は「呪い」へ変わる。 宝石商や細工職人など「殺戮の女王=呪われし宝石」は様々な人間の手を渡り、博物館のようなところに保管されていた。 ある日、盗賊(白馬に乗らざる王子)が宝石を盗み出す(乱暴な接吻) そして、再び世に解き放たれ色んな人間を死に至らしめる殺戮の女王。 「狡猾な少女」「影と踊った老婆」「派手な娼婦」「泥に塗れた王妃」など。 宝石の犠牲者と思われるこの人たちから連想されるキャラは… 「屋根裏の少女」「オルドローズ」「スタ子」「ロベリア」が浮かぶんです。 共通点は「赤」 そして、殺戮の女王と呼ばれる呪われた宝石の存在を知ったノエルは、宝石をモデルに脚本を書いた。 「ミシェル」は宝石を擬人化したキャラクラーなんだと思うのです。 ボーナストラック「屋根裏ロマン」のミシェルの笑い声が殺戮の女王と同じですから。 でも、「生まれておいでなさい、−−−」というのが謎なんです。 ミシェルは少年たちを使って子供を産もうとしていたんでしょうか。 それとも、ミシェルには絵に描いたものを実体化する力があったようなので、子供の絵を描いたということなんでしょうか。
100:原 歩太郎 2006/12/03(日) 08:57 >鬼っこさん 凄い……ちょっと考察見ていて感動しました…っ! なるほど、過去の3部作が宝石を擬人化…面白い考えだと思います!! 「生まれておいでなさい…」 とその前に入っている笑い声から考えても、物質的に子供を産む…という行為はちょっと想像し難いですね。 13人の少年達のことを考えても、どうにも儀式めいたものを感じさせます。 例えば…ですが「呪われし宝石」で盗賊達に殺されたイヴェールを宝石に取り憑かれたノエルが蘇らせようとしていた…とか? 「朝と夜の物語」でイヴェールが骸っぽいのも一度死んで生き返った(もしくは生き返ろうとしている)から… とか色々考えてみましたが、やはり難しいですね。
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