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【Roman】04.呪われし宝石 【考察】
134:コダマ 2006/12/17(日) 01:55 [sage] >「母親の人生」という檻 「母親」という檻といった方が個人的にはしっくりきます…。 母親がご存命でもここまで子供に入れ込んでいるのだから必ずその想いは子供を縛ると思います。 …本当、選択肢が広くて困る(苦笑) ええと、出だしの「お前もな、××〜」なんですけど、今回のアルバムで使用されている外国語が仏語であることから類推できないでしょうか? つまりゲーフェンバウアーはPreuzehn、ドイツの方の出です。(それ以前に誰?って思っている人は学習帳の大辞典を参照だ!) Yahoo!の辞書で調べると一番近いものでゲーゲンバウル【Gegenbaur】というのが出ました。一例だけですけど、『ゲーフェン〜』というのがドイツの方でよくあるモノである可能性は高いハズです。 全体の外国語を殆どフランス語で統一しているのにここだけドイツのものを持ってくるというのは納まりが悪いんじゃないのでしょうか? もちろん舞台が何処かも判りませんし、確証では在りませんがこういう点も考えたらいいのかなぁって思いました。
135:siro 2006/12/17(日) 15:29 最初の会話の人名、 ローランサンとピエールに聞える一人です。 ピエールの語源はギリシア語で意味は石、ということですから話の内容にも合うかな。と。 この場合、『朝と夜の物語』の《宝石》とかかってくるからには意味があるのか・・・ しかしぼーっと聴いているとゲーフェンにもイヴェールにも聞えてくるし、 殺戮の女王を結果として世に解き放ってしまう役になる人がイヴェールである、という説も捨てがたく・・・ どの名前にしても何かしらの意味がついてくるので難しいですね。 ついでに鉱山の管理者の殺害動機を考察。 イヴェールの台詞に「嗚呼これなら胸を張って送り出せr」とあるところから宝石を手に入れたことによって、イヴェールに利益が発生するのは確かだと思います。 それが給料か、宝石を自分で云々によるものか、は解りませんが胸を張って、と言えるぐらいですから結構なものかと。 それを邪魔したい。というのが動機。 単純に殺戮の女王に魅入られてしまったんじゃないかな、とも思いましたが、次に宝石商が出てくるところから、鉱山の管理者は宝石を売ろうとしているようなので、それだけ、というのは無いかな。
136:コダマ 2006/12/20(水) 05:41 [sage] もう一辺考え直してから考えがまとまらなくなってきました…。でもとりあえず書いてみます。 >鉱山の管理者の殺害動機 宝石を横取りしたんですよね。動機はむしろ無し…ですかね? もちろん打算はあったと思いますが、邪魔というものでは無く単純にその宝石の利益を己のものにしたかったんだと思います。 殺戮の女王であるこの宝石の魔力というのは"人に潜在する欲望をさらけだす"ものだと思います。だからそういう意味では宝石に魅入られてしまったんだと思います。 だから鉱山の管理者→イヴェールは衝動的な殺人だと思います。遺体はそのままあの洞穴に…(ガタガタ …動機を付けるなら確かに邪魔したいってトコでしょうけねー(どっちだ)
137:dia 2006/12/24(日) 12:27 既出だったらすみません 盗賊の一人がHiverだとすると、Noelが兄を待つシーンで 「もう、Hiverお兄様・・・」(空耳?)と聞こえる点が自分の 中で矛盾してしまいます。
138:大黒 2006/12/24(日) 22:56 >>134 >>136コダマさん 「母親」というか「親」という存在は生死に関わらずいい意味でも悪い意味でも子供を縛りますよね まして『最期の願い』となればどれだけ子供に影響を与えるのか… まあこれ以上はスレ違いになるので置きます 出だしの「お前もな、××〜」ですがフランス語というかHiver説を採るとHiverには「冬」という意味があるのでしっくり来る気がします Romanではどこだかちょっと忘れましたが1箇所だけ英語のところがありましたがそれ以外はフランス語です なのでコダマさんのフランス語から考えるというアプローチは間違ってないと思います 鉱山の管理者の殺害動機ですが、私も宝石による報酬を兄に渡すのが惜しくなったというか儲けを1人占めしたかったからだと考えてます そう考えると確かに衝動的な殺人だったのかもしれませんね >>135siroさん 私は「殺戮の女王」の解放者の名前がHiverだと思ってるのでここでもHiverと聞こえる1人です Hiverが鉱山夫をしてた事を考えると決められた給料の他に掘り出した宝石の大きさや質で歩合の報酬があった事は十分に考えられます 私はHiverが妹の婚礼祝いにこの宝石を送ろうと歩合の報酬を放棄する代わりに宝石の所有権を求めたと考えてます しかし管理者にしてみればこの宝石でどれだけの儲けが出せるのかという打算が働き、兄の存在と主張を疎ましく思い殺害に至ったと考えてます この時点で管理者は「殺戮の女王」に魅入られたと考えられるかもしれませんね >>137diaさん 今のところの支配的というか一般的な説では ノエルの兄の名前もHiver、盗賊の1人の名前もHiverと同じ名前を持った他人という考えが多いです
139:dia 2006/12/25(月) 02:00 >>138 RomanってLaurant含め似た名前多いですよね… 結構そこがネックになってたり; >「母親の人生」という檻 もしかして『檻の中の花』のミシェルと何か関係が…? ふたつ目の伝言もミシェル関連でしたし…。
140:ハル 2006/12/31(日) 03:11 初めまして。どうしても冒頭の部分が 「へますんじゃねぇぞ、ローランサン(Laurencin)」 「へっ、おまえこそな、ピエール(Pierre)」 に聞こえる者です。 Pierre(ピエール)をウィキペディアで調べたところ 新約聖書の使徒ペトロに由来するフランス語の男性人名。 語源はギリシア語で「石」を意味する。 意味を考えるとイヴェールより、ピエールのほうがしっくりくるので 書き込みさせてもらいました。 そして
141:ハル 2006/12/31(日) 03:13 うわ〜すみません。 「そして」の部分はなしにしてください(汗) 実はこの後にも考えていたんですが、話がまとまらず 消したんですが、ちゃんと消えてませんでした!! お騒がせしました〜
142:大黒 2006/12/31(日) 08:53 >>140ハルさん うーん、どっちなんでしょうねぇ 聞く人の環境によってもイヴェールだったりピエールだったりするみたいなので一概には決められないと思います ただ、ピエールの語源が「石」だというのは面白いですね
143:むりゃん 2006/12/31(日) 23:19 話の流れを切って、横からすみません。 なんとなく思ったのですが、「鉱夫・イヴェール」と言う存在は歴史の闇の中に埋もれてしまっているのではないでしょうか……。イヴェールが宝石の解放者であれ、そうでないであれ、この鉱夫としての彼はいないことになっているのではないでしょうか。 鉱山の管理者に殺されたわけですから、妹に知らせが行くはずもありませんし、妹が兄はどうしたのかと問い合わせても、「逃げた」等の答えではぐらかされるでしょう(納得は行かないとは思います。「死んだ」では死体を引き取ろうとしてくるでしょうので、「逃げた」ぐらいが一番ましかと)。イヴェールがこっそりと原石をかくし、談判に行った、または盗もうとしていた場合、他の鉱夫は宝石の事は知らないでしょうし、それに鉱夫を一人殺してまで奪った宝石を堂々と公表して、宝石商の元へは行かないでしょうから、その『宝石』のせいで管理人が殺されたとは、他の鉱夫は、まず分らないと思います。 宝石が『殺戮の女王』と呼ばれるほどになるまでに、どのくらいの時間が必要かはわかりませんが、その頃には宝石を掘り出したのは『一鉱夫』となり、“イヴェール”は存在しない男になっている気がします。 もし、盗人の相棒がイヴェールだったとして、二度目の解放をしたとします。が、誰もはじめに解放した人間を知らないのであれば、世間の人間がイヴェールと言う存在に『“宝石の解放者”いう呪い(汚名)』をつけることは不可能だと思いました。 もともとイヴェールが『解放者』だったり、『解放者と勘違いしている』場合にはこれは無くてもいい考えですが、思ったので……。 長文すみませんでした……。
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