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【Roman】04.呪われし宝石 【考察】
175:胡雪 2007/03/17(土) 11:51:31 ID:7FP2UV5Q0 >>173 糸様 訂正有難う御座いました。 イヴェールは殺されたと思います。 「墓穴と知らずに」は"誰の"墓穴か明言してませんが、 おそらく、雇用者がイヴェールをその穴に埋めることによって墓穴となるからではないかと。 そういえば黄昏の賢者が言う「時の王が眠る墓所」の"王"は誰を指すのでしょうね。 >>174 トウタ様 檻の中の遊戯は檻三部作の一つで、檻花では第二幕に当たると思うのですが、 檻花は当事者ではなく第三者の視点、遊戯は男性側の視点で描かれて居ます。 遊戯の「眩いループエンド」は「朝日」とも考えられますが、 「突然の閃光、歪んだ銃声」から檻花の「駆けつけた警察官」、 "現実で愛しい人を殺める事"に対するループエンドだとすると… 遊戯での「"また"夜が明けてしまう…」「"もう一度"この手で彼女を…」の視点は一人の男性。 しかも「彼女」が何度となく甦っているかのような表現な上に、檻花では「獄中で発狂」。 檻の中で「"彼女"を殺さずには居られない物語」を夢見ているのではないかと。 それも夢と現の時間の早さが違うのであればそれこそ「永遠」に近い長さの夢にもなるかと思います。 何より、オリヴィエは「ミシェル」の主人であったにもかかわらず「殺戮を受けなかった人間」。 むしろ「殺戮しかしていない人間」だというのは"らしくない"かな…と。 しかし宝石の視点から事象を見つめると、確かに 「どんなに好ましい主人であっても、(その主人が死んでしまうために)主人を変えざるを得ない」 …という境遇は悲劇であって、被害者に他ならないですね。 それでは。失礼しました。
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