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【Roman】04.呪われし宝石 【考察】
166:更紗 2007/02/02(金) 13:38 こんにちわ、初めて書き込みさせていただきます。 皆様のご意見大変興味深く、参考にさせていただかせております。 歌そのものとは関係無いモノで申し訳ないのですが…。 持ち主が次々死に至る伝説の青いダイヤ"HopeDiamont"が盗まれた際、一緒に"オリタンシア"と言うピンクダイヤが盗まれたのだそうです。 そして、そのダイヤを盗んだのはドゥペイロンという男だったそうなのですが、ギロチンにかけられて処刑されています。 そこまではいいのですが、ドゥペイロンはギロチンの落ちる最期の瞬間、『屋根裏部屋にダイヤモンドを隠した』と叫んで死んでいったそうなのです…。 実際ダイヤは男の家の屋根裏で発見され、現在はルーブルのアポロン翼に展示中との事。 歌に関係するかは分からないのですが…話を知った時はドキっとしました。 読みづらかったら申し訳ありません、失礼いたしました!
167:胡雪 2007/02/04(日) 16:50 初めまして。皆様の考察、大変楽しませていただいております。 話を戻してしまうようで悪いのですが、 >>157loveart様 私としては黒銀の毛並を持つ仔犬が澪音の荒野に到るまでに地平線を飛び越えてしまう以上、"新たなる地平線"="第5の地平線"は違うと思います。 賢者の台詞「君の地平線を目指して」から、地平線が縛るのは"存在の輪廻"であり"世界"ではないと仮定すると、 『新たなる地平線=何処かの地平線から独立した地平線』(時間軸は無視) 宝石では「"堅牢に見える輪廻の壁にも時には不意に穴が開く"」と聞こえる事から、宝石が地平線を越えて殺戮を行うと解釈したのですが如何でしょうか? ついでに、もし檻花のミシェルが宝石を持って居たのだとしたら、 干からびた老婆ミシェルの死体に折り重なった13人の少年は宝石を取り合おうとした結果。 「狭い檻から抜け出す」とは、宝石を奪おうとする者を奪われる前に殺害し、宝石を隠し通したまま死ぬ事によって宝石の創る地平線(檻)を壊そうとした事。 ただし、13人の少年が示唆するように結局誰かに盗られてしまうという「宝石を廻るエピソード(=宝石の地平線)の一部」…と、考えることができます。 宝石が地平線を越えるなら、どの地平線に出没しても不思議は無いし、「誰もが檻の中に居る」という条件も満たせると思います。 13人の少年の名前を確認できないため、あくまでも「もしも」の話で推論の域を出ないのですが、 私の「宝石が檻花に関係する場合」の考察は以上の通りです。 それでは。長文失礼致しました。
168:Xth 2007/02/08(木) 21:40 なんとなく聞いてて思いついたことなんですが、ミシェルは「白馬の王子様」を待っているのではないでしょうか? 「白馬に乗らざる王子 些か乱暴な接吻」とあるので… 例えるとすれば、童話の「眠り姫」ですかね。 あれは、茨を乗り越えてやってきた王子様のキスで目覚めるというもの。 この場合、眠り姫=ミシェル、王子=Hiver、茨=呪い、かな。 「白馬の王子様」=「自分を愛してくれる存在」として、 「檻の中の花」でミシェル・マールブランシェは愛情に餓えているような感じがしたので。 「殺戮の女王ミシェル」の王子様=「欲望に駆られずに自分を欲しがる人」=Hiverであれば、 呪われていて、「特典は予約済み」、予約をしているのは「ミシェル」自身になると思います。 宝石が渡ったところでは、「愛し合ったもの同士が引き裂かれる」という展開が多いように思えます。 そしてHiverはもう一度ミシェルを「正しく」眠りから覚まさなければいけない。 任務などではなく、最初に見つけたときのように、純粋に。 他の者たちが死んでいったのは、欲望のままに欲しがったから、として。 眠り姫には魔法をかけた魔女がいますが…この場合は、最初に殺した管理人かな?とか。 屋根裏での「生まれてお出でなさい…Hiver」という台詞は、Hiverが死んでしまっていては自分が眠りから醒めないから。 盗賊の方については何も考えてません;
169:りお 2007/02/11(日) 19:25 初めまして、今晩和。りおと申します。 皆様のご意見を参考にしながら自分なりに考察させて頂いてます。 早速ですが、妹説の多いノエル。 彼女はミシェルと同一人物では無いかと思います。 文章纏めるのが苦手なのでごたごたして申し訳ないです;; 実際、Noelもmichelも男性名詞です。 そして、Noelはクリスマス・誕生の意味です。 某考察サイトで檻花考察を見て頂けたら分かると思いますが、 ミシェルが乾涸らびた状態で13人の少年と死んでいたのは、 新しい自分に誕生した、の意味ではないかと思います。 13人は生まれ変わる為の代償なのではないかと・・・。 某考察サイトと同じになりますが、少なくとも私はそう思います。
170:ヒスイ 2007/02/11(日) 22:31 初めて書き込みいたします。 盗賊がなぜイヴェールなのかについて私なりに考えてみました。 歌中の物語の展開は>40のような感じ前提です。 宝石が掘り当てられたと共に命を落としたイヴェールはデフォルトで宝石の呪いを負ってしまい「産まれる前に死んでゆく」身になってしまった。 ↓ しかしついに産まれ出るに至るROMANを見付け、母親の祝福を受けて産まれてくる「しあわせにおなりなさい」 ↓ 母親は他界し「貴方の成長をこの目で見守れない…」孤児となったイヴェールは盗賊に(ギルドのような、請け負いで仕事をする盗賊?)=宝石を盗み出した二人 ↓ 一方殺戮の女王もイヴェールを待っていた「生まれておいでなさい」「オリアワセニシニナサイ」 ↓ その女王はイヴェール達の手で再び世に解き放たれ……。 この説の欠点は、ローランサンの役割が謎のままなことです(アセ
171:虚裂 2007/02/12(月) 03:08 初めまして。 中身の薄い投稿を繰り返す嫌な人間ですみません; とりあえず、私はローランサン&イヴェール派です。 「見えざる腕」と関連すると、後言いは保志さんだから片方は確定とか勝手に思ってます。 ここからひどく話が折れます。御免なさい。 えと、殺戮の女王=ReineMichelですよね?(間違ってたらすみません) この「Reine」、聴きようによってはレーヌ→レーン→レイン …なんて、聞こえませんか?(聴こえないですかね;) すると主に「星屑の〜」と併せ、 女王Reine≒雨Rain,Pluie≒澪音 とかいう無茶な構図が思い浮かんだのです。あ、これはひどい。無茶苦茶ですな。 でも、何らかのつながりがあるのかも、と思い。 主には殺戮、という単語が澪音(死神に近い?)と関連性があるような気がしまして。 むむ、皆様如何でしょう? こじつけな言葉遊びのようですが; ご意見頂ければ幸いです。否定してもらって構いません。 愚意にて失礼しました。
172:胡雪 2007/02/12(月) 12:43 >>169りお様 ツッコミ有難う御座います。 前回書き込み時点での檻花考察が浅すぎると反省して調べて見たのですが、 ミシェルはMicheleなら女性の名前ですし、 Noelも絶対的な男性名詞ではない(参考:「Le Dico仏和辞典」白水社)ようですから、 名詞の性を手掛りに人物の性を決めるには難しいと思います。 個人的には「人形師の娘」としてのノエルが引っ掛かります。 ネクロマンサーのような"魔法"が使えたのではないかと。それも女系遺伝で。 ここからノエル(宝石)=ミシェル(檻花)として繋げる私の解釈は… MicheleはNoelによって生み出された「人形」だったかもしれない。 Micheleを使ってHiverを産むための父親を探していたのかもしれない。 しかし、娘を産む限り続く「新たなる地平線(檻花)」のループに捕われてしまう。 ループを経て名前がクロエとなったNoelは、やがてクリストフの元にたどり着く。 産まれる子供は双子の可能性も有るが男なら宝石の鍵、女なら再び檻花のループに。 産まないという選択は二つのループエンド。HiverもMicheleも産まれない世界へ。 他の考察としては、 朝と夜の「骸の男」はノエルが採掘場から掘り出した兄だったのではないか。 …とか。(「小さな棺」が穴のまま…) まだまだ穴が有ると思いますので、違和感を感じたらまた指摘をお願いします。 >>170ヒスイ様 私は呪いについての考察に決着を着けていないのですが同意します。 隣に居たローランサンは…最初の「犠牲者」だったのでは? と勝手なことを考えてました。 それでは長文失礼しました。
173:糸 2007/03/11(日) 23:21:19 ID:GHgPCi/w0 はじめまして。 話の腰折るうえに変なこと言ってしまうようでスミマセン! ≫167 胡雪さま 「"堅牢に見える輪廻の壁にも時には不意に穴が開く"」 とおっしゃってますが「輪廻」ではなく「倫理」だと思います。 常識的に人間を殺したりしない。(倫理。道徳的な。) けど、欲に眼が〜が宝石欲しさにイヴェール(?)を殺した(?)ことを指して、 「穴が空く」だと思いました。
174:トウタ 2007/03/12(月) 23:07:28 ID:NG/J4H0g0 初めまして。少し思い当たることがあったので。 檻の中の遊戯の歌詞の最後のブロック、「終われない悪夢」というのは 不死=宝石の輝きの事かなと。宝石の輝きとは永遠に近いものですし。 「愛しい人」=宝石の持ち主、宝石としては自分を大切にしてくれる 持ち主を好きでいるのに、自分が持つ呪いのせいで愛しい人が次々に不幸になっていく。 持ち主が死んでも宝石の輝きは永遠。宝石は(不幸にしてしまうから)嫌でも次の持ち主に買われていってしまう…。 檻の中の遊戯を軸に考察をしてみたらなんだか女王さまがいい人?になってしまいました。 「殺戮の女王」というのはあくまで第3者の呼び方なので、 実はそんなにキツイ人ではないのよ…みたいな妄想ですね。笑 参考がてらに、檻の中の遊戯にも「スコップ」「棺」の単語が入っています。
175:胡雪 2007/03/17(土) 11:51:31 ID:7FP2UV5Q0 >>173 糸様 訂正有難う御座いました。 イヴェールは殺されたと思います。 「墓穴と知らずに」は"誰の"墓穴か明言してませんが、 おそらく、雇用者がイヴェールをその穴に埋めることによって墓穴となるからではないかと。 そういえば黄昏の賢者が言う「時の王が眠る墓所」の"王"は誰を指すのでしょうね。 >>174 トウタ様 檻の中の遊戯は檻三部作の一つで、檻花では第二幕に当たると思うのですが、 檻花は当事者ではなく第三者の視点、遊戯は男性側の視点で描かれて居ます。 遊戯の「眩いループエンド」は「朝日」とも考えられますが、 「突然の閃光、歪んだ銃声」から檻花の「駆けつけた警察官」、 "現実で愛しい人を殺める事"に対するループエンドだとすると… 遊戯での「"また"夜が明けてしまう…」「"もう一度"この手で彼女を…」の視点は一人の男性。 しかも「彼女」が何度となく甦っているかのような表現な上に、檻花では「獄中で発狂」。 檻の中で「"彼女"を殺さずには居られない物語」を夢見ているのではないかと。 それも夢と現の時間の早さが違うのであればそれこそ「永遠」に近い長さの夢にもなるかと思います。 何より、オリヴィエは「ミシェル」の主人であったにもかかわらず「殺戮を受けなかった人間」。 むしろ「殺戮しかしていない人間」だというのは"らしくない"かな…と。 しかし宝石の視点から事象を見つめると、確かに 「どんなに好ましい主人であっても、(その主人が死んでしまうために)主人を変えざるを得ない」 …という境遇は悲劇であって、被害者に他ならないですね。 それでは。失礼しました。
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