下
【Roman】05.星屑の革紐 【考察】
116:あとら 2006/12/23(土) 02:09 はじめましてです。 歌詞を見ていてふと思ったことなんですが、 『黒い犬』の読みを『黒い剣』とも読めるのではないかなぁと。 だとしたら冷たくなった彼女の腹から取り出されたのは…『宝石』になるのではないかと。 なんで犬なんだーとか全然考え付かないですが(笑 父親が黒い剣持ってたとしても不思議じゃないかなとも思います。 ネタっぽいですがどうでしょう?
117:774 2006/12/27(水) 05:04 「あなたが生まれてきた朝の〜〜」うんぬんの件は 普通に黒銀の犬を生む夢を見ていて デュエット部分は、エトワール少女と黒銀子犬が歌ってると思った 「忘れないで…母と歩いた…苦しみに煌めく世界を… いつだって…嗚呼…愛は星屑の…煌きの中に在ることを…」 この「母と歩いた」の部分はプルーのお腹の中にいたことでは? こう考えれば少しはスマートにいい話で終わりそうですが 誰か考察よろしく
118:大黒 2006/12/27(水) 20:30 >>116あとらさん 初めまして 『黒い犬』=『黒い剣』ですか うーん、私は黒い犬=プルーは盲導犬として連れてこられたと思うので剣との関連性は考えた事なかったです しかし冷たくなった彼女の腹から取り出されたのは歌詞通り子犬だと思いますよ ただ最大の疑問点は妊娠したまま母体が死んで1晩過ぎた状態で腹の中の子犬が生きていられるかどうかなんですよね これは生物学の分野になりそうなので野暮な考えですが^^; 父親が黒い剣をもってかかどうかは個人の想像の範囲内に収まると思うので置きますね >>117774さん 確かに「あなたが生まれてきた朝の〜」は黒銀の子犬を産む夢と捉える事が出来るかもしれませんね ただその場合、過去形になってるのが少し疑問ですが 後、「忘れないで…母と歩いた…苦しみに煌めく世界を…いつだって…嗚呼…愛は星屑の…煌きの中に在ることを…」 は「忘れないよ…君と歩いた…暗闇0502煌く世界を いつだって…嗚呼…人生は星屑の…輝きの中0502在ることを……」ですね なのでここは姉がプルーと過ごした思い出を歌ってると思います
119:あとら 2006/12/28(木) 01:17 >>大黒さん 正直ネタ出しした僕も信憑性は低いと思ってます。(ォィ このネタは宝石に幻を実体化する能力でも備わらないと成立しません。 ただ、この案を組み込むとエトワールが地平線を軽々と飛び越える事に対してはすっきりする気がするんですよ。 他のアルバムをはずしてみて第五の地平線を内側から抜け出してるのはエトワールのみです。 もし黒い犬=黒い剣=宝石だとすると同時にエトワールの母親は宝石の実体化、言うなればミシェル(仮)になります。強力です。(ぇ さらに、同時に宝石を長い間所有できた人物が父親、可能性が高い人物は屋根裏的にHiverが有力。なにげに時の王かもです。(ぉ そんな人たちから生まれてきた子って常人ではないでしょう。 そこに加えてほぼ同条件で生まれてきた黒銀の子犬。もうサラブレッドです。(? Hiverが生まれるかどうかで物語を俯瞰する黄昏の賢者が出てくるのだから エトワールと黒銀の子犬が地平線の外に出るのはわけないことでしょう。 黄昏の賢者=手の届かない存在=星 とするなら エトワール=星屑が束になって『星』に成った存在 です。 もうちょっと付け足すと『革紐』もしくは『見えない絆』の仏読みが素で聴くと『羽』と聞こえるんです。 言葉遊びばっかりですが、黒い剣・羽・地平線を越える力・見えざる腕の家系…までくると流石に「少年は剣を…」を考えたくなるんです。 ……この話題は明らかに総合板に動いた方がいいカナ…… とりあえず僕が『黒い犬』=『黒い剣』で思い立ったのはここまでです。
120:大黒 2006/12/28(木) 01:58 >>119あとらさん うーん、宝石に幻を実体化する能力が備わってたとして何を実体化するんでしょう? 他のアルバムを組み込んでみても『見えざる腕』が『クロセカ』からの流れに沿ってる以外は全部このアルバムだけで完結してる物語ですね エトワールの母親がミシェルで父親が時の王というのは考えた事なかったです というかミシェルというのは「殺戮の女王」に与えられた2つ名でまさか幸せのために実体化したとは思ってもなかったので Hiverが産まれても産まれなくても『黄昏の賢者』=クリストフは登場したと思います 物語を俯瞰してるかどうかですが私は賢者は『檻の中の花』のクリストフと同一人物だと思ってるので必ずしも俯瞰してたとは思いません 実際、『黄昏の賢者』の中でクロエにかなり積極的かつ自主的に関わりを持ってます ただ、黄昏時に手が届かない=星という案は面白いと思います あと、『革紐』もしくは『見えない絆』の仏読みが素で聴くと『羽』と聞こえるというのは私もですね 1回目の『革紐』はなんとかアーネに聞こえるんですが2回目の『見えない絆』はもう完全に『羽』と聞こえてしまいます 私は父親は『見えざる腕』の金ローランとは別人説を採ってますが 羽・黒銀の毛並を持つ子犬・盲目の少女 の言葉遊びから地平線を飛び立った先には『澪音の世界』があると思います 『澪音の世界』の歌詞の中にも 『黒銀の毛並みを持つ犬は小さく吠えた 飼い主たる少女『澪音』に語りかけるかのように』 と黒銀の毛並みを持つ子犬の存在が暗示され 『閉ざされた少女の瞳が開かれし瞬間世界は 幻想す得る最悪の狂夢を…残酷な死神を見る』 と少女の瞳が普段閉ざされてる事を暗示する歌詞があります ただ、少女がなぜ『エトワール』から『澪音』に名を変えたのか そして『澪音』という存在は何者なのかについてはまだはっきりとは解明されてません 私は『澪音』は死神のような存在だと思いますがそれも想像の域を出ない答えです。地平線を越えた時に何かあったのかも知れませんが…
121:あとら 2006/12/28(木) 03:06 >>120大黒さん 実体化は時に『黒い剣』『黒い犬』『一児の母』と宝石自身が宝石自身を実体化させているという事です。 黄昏の賢者に関してですが積極的に関わって当然だと思います。 賢者(屋根裏も含めて)は双子の人形や、ついては時の王よりは先回りできる辺り目上の存在に見てとれます。 そしてトラック10黄昏の賢者の詩の中で少なくともクロエにかなりのパワーハラスメント(死)してます。 産むべきか産まざるべきかとか言ってますが賢者がクロエに伝えたのは折り合いを見て殺せと言ってるだけです。 黄昏の賢者が出てきたのはクロエの選択肢を消滅させること。見事に黒の教団的な考え方です。 あと澪音の世界については…澪音自体死んでましたっけ? 死んでさえいなければ次の世代任せですね。雷神の腕を持つのは少年ですし要は家系が繋がっていれば問題ないかと。 黒銀の子犬も剣や宝石である理由はないです。ミシェルなる宝石は星屑の革紐内で人生全うしてますし。 あるとすれば子犬の体内に宝石自体はあるかもしれません。 兎も角生まれたからにはエトワールも子犬ももう幻でも何でもないと思います。 返答はこんな感じになりましたがいかがでしょう?
122:大黒 2006/12/28(木) 03:23 >>121あとらさん うーむ…あとらさんが論拠の1つに挙げられてるミシェルですが殺戮の女王のフランス語訳が『レーヌ・ミシェル』なのでこの場合殺戮の女王の行動原理からはかなりはずれるのではないかと クリストフが双児の人形や時の王より先回りできる存在かどうか…双児の人形はともかく時の王を出し抜くのは難しいのではないでしょうか 仮にも『時の王』を名乗る存在がただの(?)賢者に負けていてはダメだと思うのです。それこそ自分のあずかり知らないところで時に好き放題干渉されては王としてもたまったものではないでしょう あと、賢者が子供を折を見て殺せといってるのがどうも納得いきません 確かに賢者はクロエに対して 『君が来た朝を後悔するなら…更なる痛みを産むべきではない…』 と中絶を勧めていますがその後に 『君が行く夜を肯定するなら…その子もまた《人生》を愛すだろう』 と子供を産む事を薦めているように思えます 結局のところ、賢者はクロエの自主的な判断に任せたのではないでしょうか 澪音は…少なくとも歌詞の中では死んでませんね ただ、ここでいきなり雷神の腕が出てきたので少々とまどってます。なんだかレスのキャッチボールをしているうちにどんどんこんがらがっていくような… 夜遅くの返答わざわざ有り難うございます。また何か意見がありましたら遠慮なくどうぞ
123:あとら 2006/12/28(木) 05:18 >>122大黒さん 自論を明確にしたかったので突っ走りぎみですね……これで眠ります(^^; エトワールの母は別段ミシェル(仮)でしたので名前には関連しないです。誤解を招きすみません。 黄昏の賢者はその歌詞中星屑の事まで口にしてます。エトワールが地平線を越える事は許容してるでしょう。 時の王Hiverの生涯を把握しているように見て取れる賢者が僕には只者だとは思えません。 クロエにどちらの道もあると言いながら賢者はクロエに暗号(11文字)という隠語使って方向性を示し決心させてるように聞こえます。 クロエに干渉する事でHiverが生まれるにいたる詩はこんがらがり、時の王はさしずめ一時の王に過ぎない存在に成る。(Romanの檻) とすると、賢者の目的は伝言の書き換え及びクロエの納得する形で子を手放させることによる『時の王の封印』でしょう。 エトワールの存在は認めても澪音の世界の時代になっても存在しようとする予定の時の王は賢者にとって今後邪魔になる…… ……賢者軸にしたら第五の地平線から勢い良く外れますね・・・私は困った(滝汗
124:大黒 2006/12/28(木) 17:21 >>123あとらさん あ、殺戮の女王とは別の宝石でしたか。こちらこそ読解力が足りずにすみませんでした んー、でも別の宝石にしても歌の中で全くその事に触れてないのでちょっと弱いかなぁというのが正直な感想です それだけ重要なファクターなら最低でも暗示はされると思うので 一時期、このスレでプルーは母親の生まれ変わりという説が流行りましたがそれも自然消滅しています 時の王がHiverですか…これも私の意見とは食い違うなぁ 私はHiverの大きな役目は殺戮の女王の解放だと思うのです 『呪われし宝石』で最初に殺戮の女王を世に解き放った鉱山夫の名前がHiver、どこかの博物館か美術館に展示されていた殺戮の女王を再び世に解き放った盗賊の1人がHiverなので 後、11文字の暗号ですがこれが「おりあわせ〜」の暗号だと理解できるのは第5の地平線を俯瞰している者でないとダメだと思います クロエは黄昏で出てきただけか、その次の『11文字』に出てくるだけなので「おりあわせ〜」の暗号に辿り着く事は出来ないのではないでしょうか 『『風車』が〜』のところをクロエは何かの教訓のように聞いていたと思います その後に『君が来た朝を後悔するなら…更なる痛みを産むべきではない…』 と中絶を勧めていますがその後に 『君が行く夜を肯定するなら…その子もまた《人生》を愛すだろう』 と子供を産む事を薦めていますし それに暗号の中に『『賢者』が忌避する檻の中から』とあるのでわざわざ自分が忌避するものを暗号に組み込まなくても別の伝え方もあると思うのですが
125:あとら 2006/12/29(金) 03:08 >>124大黒さん えっと僕の頭の中では『殺戮の女王』と呼ばれた宝石はここで目的を全うして安らかに眠った故に、もう別の宝石といっていいモノに変わった・・・といった流れです。 実体化うんぬんはやっぱり苦しすぎますね・・・。 エトワールの親が持ってたかもしれないとか、革紐に宝石が付いてるとか(高!)ですみますしね。 一曲できれいに纏まってる曲にこそ何か重要な事がありそうでモヤっと・・・ 11文字の暗号はトラック11で「おりあわせ・・・〜」を母親が発言するのなら繋がる理由は賢者くらいかなと思ったので。 いきなりキワドイ発言しても効果がないので悩みにまず関心をもって接するいい相談役を演じる・・・とか。 どのみちこの説を挙げるのは周りが固まらないと非常に厳しいのでこれにて凍結します。
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
【Roman】05.星屑の革紐 【考察】 http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Roman/1164202713/l50