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【Roman】05.星屑の革紐 【考察】
134:AS2006/12/31(日) 04:44
既出の解釈もありますが…
エトワール(星)= 黒銀の毛並みをもつ(子)犬
エトワールの母=プルー(薄氷色の瞳)=澪音(薄氷色の瞳)
まず、上記のように同一人物(と言って良いものか)なのではと考えます。
「急に吹いた突風に〜」からの部分で既出ですが、エトワールとプルーは共に瀕死の傷を負うなりしてしまった。
エトワールは死の際にあって、プルーを姉として守れなかった自責の念を抱きながら、それでもプルーがいたから強くなれたよ、と。
プルー(母)の歌う方に「星空に抱かれて夢を見た」とありますが、星空=エトワールと解釈します。
エトワールは同じく瀕死のプルーを抱いていたのではないかと。
「"あなたが"生まれてきた朝の夢を」と続きますし。
「零れた砂が巻き戻る幻想」の時点で、プルー(母)がエトワールを生む前まで時間が戻ったような印象を受けます。
「黒銀の毛並みをもつ(子)犬」はプルー(母)の子供ですから、即ちエトワール。
母が子を産むその瞬間をやり直しているような印象、とでも言うのでしょうか。
瞳の色や名前の共通点からエトワールの母=澪音とすると、
地平線を飛び越えた澪音の世界の方で、二人はまた同じ時を過ごせているのかな、と。
稚拙な日本語ですみません。
冒頭のような人物の解釈ならば、どんな形であれ二人は「澪音の世界」で
一緒に居られていることになるので、そうだといいなーと思ってみた次第です。
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