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【Roman】05.星屑の革紐 【考察】
206:ロス子 2009/08/27(木) 09:58:27 ID:u0uxYrdA 星屑の革紐でプルーの腹から生まれた『黒銀の毛並みを持った子犬』 がいるじゃないですかー。 最後『地平線を飛び越えるだろう』っていってるんですけど 『星屑の革紐』地平線を飛び越え→『澪音の世界』 ってゆうのはないですかね〜:: 本題からずれてる感あるんですけど’`
207:名も無きローラン 2009/08/27(木) 12:14:27 ID:EEaH5/WO >>206 星屑の革紐の最後のナレーション部分にあからさまに澪音のアレンジが使われてる辺り、『星屑で生まれた子犬=澪音の犬』は既にほぼ定説となってますよ。 Romanライヴでは星屑→澪音の流れもやってます。 現状は其の上で余りに物語の違う「星屑」と「澪音」の繋がり(どちらが先か等含め)の考察になっていると思われます。
208:ロス子 2009/08/27(木) 16:04:15 ID:u0uxYrdA 名も無きローラン様☆ 定説ですか〜!! ありがとうございます! 『輝ける名誉も権力も 今ではもう過去の所有物』 ってところはエトを指してるのかな?と... 『『星屑』として輝くことは今ではもう過去のこと』 ってとれば... やっぱすこしむりありますかねー;;
209:ロス子 2009/08/27(木) 16:21:11 ID:u0uxYrdA すみません! 『星屑』じゃなくて 『星』です!
210:氷狩 2010/01/11(月) 00:56:36 ID:FE5WHjkH [mr4193yh] 初めて考察に手をだしてみようと思います。 文法等変なところがあるかもしれないのは多目に見てください。 それでは本題に入ります。 皆様の考察+他の考察サイト様を見て自分の意見をまとめると、 父=金髪のローラン 母=金髪のローランの元恋人 暴力に耐えかねて出ていった母と『見えざる腕』で人生を見直した父がよりを戻す。 ↓ 母はエトワール(以下エト)を生んで死ぬ。 ↓ 父が盲導犬変わりに黒犬(母の生まれ変わり)を連れてくる。 ↓ そしてエトと黒犬は一緒に生活するなかで絆を深めていく。 ↓ 『突風』(事故)によりエトが死ぬ。 …続きます。
211:氷狩 2010/01/11(月) 01:19:42 ID:FE5WHjkH 続き。 ↓ この時黒犬は既に病気?であった。 ↓ 『弱い姉だ――』病気の黒犬をおいて逝ってしまうから。 ↓ ここで黒犬(母)視点でエトの生まれるときの話。 『何の為0502遣って来たのか...』=あなた(エト)の側に居るため。 つまり今から追いかけて側に行くよ。=自分はもう長くない。 ↓ 『祈りの星〜』=父がエトに続き黒犬まで逝ってしまわないように願う。 ↓ しばらくして黒犬は病気で死ぬ。 ↓ 生まれた黒銀の犬=黒犬の生まれ変わり=澪音の犬。 …ここまではよくあると思うのですが、私はこの黒銀の犬は実際には生まれていないと思います。 生まれたと言うよりは、『澪音の世界』で『澪音』と存在を変えたエトの元に遣える(一緒にいる)存在として変わったものだと思っています。 これなら現実には誰も生まれていないので、この歌が夜子sideにあるのが説明できると思います。 長い上に説明しきれてなかったりしますが、皆様の考察の手助けになればと思います。 それでは失礼しました。
212:氷狩 2010/01/11(月) 01:23:52 ID:FE5WHjkH 書くのを忘れていましたが、ナレーションの部分は全体的に父視点だと思っています。 (最後の『祈りの星が〜』以降を除く) あとは各々歌ってる人の視点だと思います。 連投失礼しました。
213:名も無きローラン 2010/05/01(土) 07:17:45 ID:WovqOl8K はじめまして。 エトが死んでしまう説を初めて見ました。 急0502吹いた〜の転調フレーズの内容なんですが私は 「ただ突風が吹き紐を放してしまったけれど、今のプルーには100%信頼を寄せる事が出来るから怖くない」 という感じで軽く解釈しています。 「弱い姉だ〜」の個所ですがこちらも妹がいなければ何もできなかった自分に対して言っている個所ではないかと こちらも軽く解釈しています。 その上でこの曲と澪音との関連性ですが、一番最後のフレーズ「やがて懐かしくも美しきあの荒野」という言葉にポイントがある気がします。 澪音のバイオリンフレーズがバックで流れている点で「あの荒野」が澪音がいた「荒れ果てた荒野」である事は間違いないでしょう。 しかし、「懐かしくも美しき」とはどういう意味でしょう。 澪音の「荒れ果てた荒野」は他の詞を見てもとても美しいとは思えません。 私はここを中心に仮説を立ててみました。 この「荒野」とは「盲目の暗闇」なのだと思います。 澪音とエトの共通点は「盲目」「荒野」「黒銀の毛並みを持つ(子)犬」です。 それを踏まえてエトは澪音の生まれ変わり、「黒銀の子犬」は「黒銀の犬」の生まれ変わりだと考えます。 まず「澪音の世界」の物語があり、その後澪音が生まれ変わってエトになり「星屑の革紐」の物語へ続きます。 そしてラストでプルーが生んだ「黒銀の子犬」は「黒銀の犬」の生まれ変わりです。 この状態で「懐かしくも美しきあの荒野」を考えてみると 「懐かしい」というのは「黒銀の子犬」を見た時にエトが感覚的に感じた感情だと思えます。 しかし、エトは生まれ変わりであって、澪音の歩いてきた道を知っているわけではありません。 そう考えると「荒野=盲目の暗闇」とはエトにとって、たった今息を引き取ったプルーと星屑の革紐で歩いた 「美しき荒野」であると言えないでしょうか。 そして、その前のフレーズにある「物語の翼」とはエトに感覚的に残っていた澪音の記憶の事であるとも考えられます。 ここからは完全に妄想ですが、ここでさらに定説のエトの母=プルーという設定を+すると 最後に「黒銀の犬」が生まれ変わり、澪音の生まれ変わりであるエトに出会えたのは母の優しさだったのかもしれません。 乱文の上、長文ですが自分的に一番物語が綺麗に終わるように解釈してみました。
214:ぷぅにゃん 2011/12/04(日) 01:59:24 ID:2xCAIw8S [sage@yahoo.co.jp] 騎乗位だけで月100万d(´∀`*)グッ♂ ktjg.net/index.html
215:名無し@投稿 ★ 2012/02/20(月) 12:40:33 ID:yutS7AIh 色々と解釈ができるこの曲ですが、私はプルー=母の考えです。 その上でいうなれば、「何のために遣って来たのか」の件は、「黒銀の毛並みを持つ子犬としてもう一度エトワールを産み落とすため」ではないかと考えます。 「急に吹いた〜」の件でプルーが悲しげに吠えているのが聞こえますから、死んだのはエトワールでしょうね。サビの部分で旋律が静かになるのはその暗喩ではないかと。 そしてプルーとして傍に在った母は、もう一度エトワールをこの世に産み落とすために遣ってきたのだと悟り、曲の最後で子犬を産み落として落命します。 この子犬=澪音の世界の犬だと考えるのは容易ですが、共にある澪音は正体不明。エトワールとは全く違う性格であろうことはわかります。 前後が繋がらないようですが、これは「呪われし宝石」にヒントがあります。 「『祝い』が『呪い』に変わる運命の皮肉」という件です。 母の独白の部分のあと、二人で歌っているパートがあります。これは多分二人が出会った場面だと思うのですが、似たようなことを言っているようで決定的に違います。 エトワールが言うに、「君(=プルー)と歩いた暗闇に煌めく世界」「生は星屑の輝きの中に在る」ことを忘れない。 母が言うに、「母と歩いた苦しみに揺らめく世界」「愛は星屑の瞬きの中にある」ことを忘れないでほしい、と言っています。 ここを見ると、母が「忘れないでほしい」と願ったものとエトワールが「忘れない」と言ったものが食い違っています。それに、母は「娘の歩く道が輝くように」願って「エトワール」と名付けたのですが、本人は星さえ見えない両目と、その見えないものの名である自分の名前が嫌いです。 これこそまさに「『祝い』が『呪い』に変わる運命の皮肉」ではないでしょうか。幸せになってほしくて名付け、産み落としたのに、当人にはそれが苦痛でしかなかったのですから、まさに。 聞いた限りではエトワールが死を拒んでいるような様子はないですし、むしろ受け入れているように聞こえます。にも拘わらずプルー=母は子犬としてエトワールをこの世にまた産み落としました。 「星屑の革紐」で、彼女は自分の名前を好きになったとは一言も語っていません。多分嫌いなまま死んだのでしょう。それに彼女は、曲の中でプルーへの感謝と愛を詠っていますが、自身の生に関してはノータッチです。名前という自身を規定するものを嫌っていた以上、生きることを肯定していたとは考えにくいです。 だとすれば彼女は死して楽になったと思ったのに、また生きることを強いられているのですから、こんな苦痛はありません。そしてその生を終えた彼女ですが、今度は「澪音の世界」の舞台に存在しています。当人の視点からすれば3回も存在することを強いられたわけですから、ここまで来ると「星屑の革紐」の時の自分は保てません。 だから彼女は自分を規定するのに、嫌っていた「エトワール」ではなく、「黒銀の毛並みを持つ仔犬」として生まれてきた時の「雨=澪音」を名乗ったのではないか、と思います。澪音が普段瞳を閉ざしているのは、エトワールであった時に見えなかったことの名残かと思います。 私の考えで行けば「Tanatos」の内容は死を恐れる少女の幻想(というか空想)であり、サンホラ世界の死生観の説明ですから、「輪廻の砂時計」と関係させるのは早計です。「砂時計」は「寿命」「生きている時間」の表現として使われている、という意味の曲ですから。 「仔犬=エトワール」の根拠ですが、プルー=母という容易に予想できる公式と、Roman全体のキーになる「生の前には死がある、死の後に生がある」という単純な式です。プルー=母の「零れた砂が〜」「何のために〜」と最後の「黒銀の〜」、この単純な式を当てはめれば、「一度死んだエトワールをもう一度産み落とすために遣って来た」と母が結論付けるのは当然の成り行きでしょう。 この説でいくと、肝心なのはどうやってエトワールの魂を引き戻したのかという問題ですが、多分デュエット部分で出会い、終わったところで引き戻したのでしょう。これであれば、死によって次の生に向かおうとしていたのにまた引き戻されたエトワールがやがて澪音になるのも何となくわかります。 著しく救いのない話ですが、陛下の作ったサンホラは往々にしてそういう世界です。異彩を放つ「11文字の伝言」「truemassage」だけは偽りなき愛の詩ですが、これが「星屑の革紐」の前日談であるならばやっぱり救いがなくなります。「幸せになれなかった」という結末が既にあるわけですから。 どうも見苦しいですが、これが私の結論です。
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