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【Roman】05.星屑の革紐 【考察】
58: 2006/11/26(日) 00:43 いや足りてた。失礼。
59:黒 2006/11/26(日) 00:45 私見で申し訳ないですが、零音とプルーの関係について。 プルーの子供の仔犬っているじゃないですか、あれって母親の死体から生まれたわけですよね。 でもって、澪音は、これも私見なんですけど『死神』だと思っています。 『死』から生まれた子犬が、『死』を司る澪音と一緒になった。 どちらも『死』を超越した存在ですから。 子犬は澪音の前のご主人様(この歌での少女)と同じように、 目の見えない(普段は閉じているため)澪音に前のご主人様の面影を見ているのでは? つまり、澪音と少女は直接的には無関係ではないでしょうか? 『死』から生まれた子犬は不死のようなもので、澪音の世界はずっと後の話ではないでしょうか?
60:とと 2006/11/26(日) 00:57 >56 やっつけですがこんな感じかな?()内はほとんど発音しないとよりおフランスっぽく。 エクスキュ(ゼ) モ(ァ)、モン メ、ス ノム ジュ ネ メ パ セ、アブソリュマン デュ (リュ) ミア エクスキュ(ゼ) モ(ァ) エクスキュ(ゼ) モ(ァ)、モン ペ、ス イユ ジュ ネ メ パ セ、アブソリュマン デュ (リュ) ミア エクスキュ(ゼ) モ(ァ) …そもそもカタカナじゃ書けないわけで… >59 澪音の世界って確かになんか核の炎に包まれた後みたいな世界を想像してましたから この曲の世界とは微妙に印象が違うんですよね。 最後のナレーション「やがて懐かしくも美しき荒野を駆け巡るために」からなんかわからないかなとか思ってみるわけですが… 問題は聞いてるときいつも泣いてるから集中できてないことなんですよねOTZ
61:黒 2006/11/26(日) 01:10 >>60 その部分は、私の中では子犬がその不死性のせいで、少女が死んでしまった後も行き続けている。 当然、それは悲しいわけですよ。 で、澪音に出会って、そこに少女の面影を見て、また一緒にいると。 だから「やがて懐かしくも美しき荒野を駆け巡る」=「主人と一緒」 ……無理があるかな?
62:大黒 2006/11/26(日) 02:04 自分もこの曲は澪音の世界とリンクしてると思います 小さな姉というのはエトワールの事で大きな妹というのはプルーの事でしょう 2人と1匹というのは父・エトワール・プルーで解決するのではないでしょうか そしてエトワールは病気か何かでいずれ視力を失う事が解ってる こう考えるとプルーはいわゆる盲導犬として家にやってきたと考えるのが妥当かと思います 最初に解りあう事の難しさを知った2人(プルーとエトワール)はまず2人の時間を増やし少しずつ解り合っていったのだと思います そして革紐を離しても何も怖くない絆を手に入れたのではないでしょうか プルーが母親の生まれ変わりかどうかはしりませんが最後に自分が逝ってもエトワールが不自由しないように黒銀の子犬を産んだのだと思います そして2人は様々な世界を見て行くのです。閉ざされた瞳で。その瞳が開く時というのは恐らく何も見る事のない荒れ果てた荒野なのでしょう 眼が見えない人は耳や皮膚の感覚で周囲の状況を把握できると聞いた事があります。だからこそ目を開く時にはそこに何もない世界が広がっているのだと考えます
63:misatch 2006/11/26(日) 02:45 聴き込んだり皆さんの意見を読むうちに考えたり思いついたりしたこと。 ・零音とエトワールの関係 「死神」零音が主体で、エトワールは零音が何度も転生する人間のうちの一人、という捉え方はどうでしょうか。 エトワールの目が悪いのは、目に力を持つ(「零音」の、少女の瞳が開かれし時〜という歌詞より)零音の転生であるしるし。 で、「黒銀の毛並みを持つ犬」は零音に伴って彼女に近しいものとして転生する。ただし「同時に」とは限らない。 エトワールの母→プルーの転生は、零音+黒銀とは別ルートの絆によるもので、 「星屑の革紐」とは、転生する二つの絆が交差する物語、とか……思いつきなので今ひとつ詰まってません(汗) ・獣姦云々 父親がプルーに対してそゆことに及んでた点に関しては完全に否定できる証拠はないんですが、 子犬が生まれることはあり得ないんじゃないかと思います。 サンホラの楽曲は、比較的科学的な幻想世界を描いていると思うんですよ。 すなわち、「現時点で科学的に証明されていない不思議」は描かれるけれども 「科学的に否定されていること」は描かれていない。 私が聴いているのはクロセカ以降の曲のみなのでそれ以前には「否定されていること」を描いた曲もあるかもですが…… (個人的にこれは、楽曲に描かれることが現実世界にも起こりうる可能性を示唆したメッセージなのではないかと考えています) で、人間と犬の間で自然交配は不可能です。 マッドなサイエンスの実験では不可能では無いでしょうが、曲中にはそういう描写は無いですから、 「黒銀の毛並みを持つ仔犬」は両親ともに犬であるかと。 ・犬の大きさ プルーが盲導犬であれば、1〜2歳で利用者と対面するかと(現代日本の盲導犬制度しか知らないですが)。 で、ブックレットよりおそらくラブラドールレトリバーなどの大型犬。 生後一年もすれば十分、人間の子どもと比べて「大きい」と言えそうです。 ただ、疑問なのは「細い革紐」という表現なんですよ…… 周りの大型犬のリードって軒並み直径2cmはある太いロープみたいなのなんで、 こういうものを「小さい姉」であるエトワールが「細い」と表現するのかと。 盲導犬だとしたらリードではなく硬い枠みたいなハーネスが殆どみたいだし…… 「姉」と「革紐(アーネ)」の言葉遊びのための表現だとすれば何も言えないのだけど。
64:nns 2006/11/26(日) 03:00 [sage] >>30 デュエット部分はボーカルキャンセルするとはっきり聞こえますね。 私には、 「忘れないで...母と歩いた...苦しみに揺らめく世界を... いつだって...嗚呼...愛は星屑の...瞬きの中に在ることを……」 と聴こえました。 揺らめく、は聞き取りづらいですが、意味から考えて、(苦しみに)煌めくことはないと思います。
65:みつば 2006/11/26(日) 05:24 スレッドを読む限りでは、「突風に手を取られて革紐を外した」後で死んだのはPluetということで纏まりつつあるように思うのですが…私の意見が違うもので新風を巻き起こすべく書き込みしますね。 突風に手を取られて死んだのはエトワールなのではないかと思うのです。「弱い姉だねー」の部分はPluetに助けてもらいながら生きてきたのに、Pluetより先に死ぬことに対する謝罪(?)の念かと。 ここでエトワールは死んで、この後時が経ち、Pluetも死ぬのですが「星空に抱かれて夢を見た」の部分はもちろん「祈りの星がふりそそぐ夜」でありPluetの死亡を意味すると思います。 ここで、新説。エトワールの母とエトワール自身が、輪廻の砂時計によって近しい関係を繰り返すのであれば、「悼みの雨が降り注ぐ朝」Pluetの腹から取り出された黒銀の子犬はエトワールの生まれかわりではないかと思うのです。 そうすればエトワールの誕生によって母が死んでしまった=黒銀の毛並みの子犬を産んで母犬Pluetが死んだ。という朝(生)と夜(死)の繰り返しが生じるわけです。 澪音の目もアイスブルーだしこの子犬もアイスブルーの瞳という共通点も生まれます。 で、澪音の正体については2通りの考えが私の中でもまとまっていないのですが、 1.澪音(英語で「雨」を意味する)はエトワールではなく実は母(Pluet=フランス語で「雨」)である。別の地平線に生まれ変わった親子の話であるという考え。 しかし、これだと「目が見えない」「アイスブルーの瞳」との関連性がないので、 2.地平線を飛び越え、別の世界(「澪音の世界」の世界)に違う形(星屑の革紐で黒銀の毛並みの子犬になったのはエトワールだが、今度の黒銀の毛並みを持つ犬として生まれ変わったのは母)で「エトワール=澪音」が成り立つという考え。 長くなりましたが以上が私の意見です。分かりにくい説明かとは思いますが書き込み、書き込み。 まぁ、全ては、輪廻の砂時計によって母とエトワールがその関係性を微妙にかえつつ傍にあり続けているのではないか、という憶測からでたのですが…。
66: 2006/11/26(日) 13:55 後半に 「祈りの星が降り注ぐ夜 → 黒犬は静か0502息を引き取った」 という表現があるので、エトワールは黒犬の最期を看取ったのだと思うのですが 弱い姉だというのは、ただ看取ることしか出来なかった自分を責めての表現では?
67:祟り目 2006/11/26(日) 16:20 このスレ呼んで、ふと思った。 「お前ら、領主様がいい話書いたっていいじゃねぇか(泣)!」 澪音は絶対ハッピーエンド。マジで泣ける姉妹愛だったのです! ・・・と。少しクールダウンして考えてみると、 「その男」さんは別に無理して澪音に関連付けなくてもいいと思う。 ただ様々な物を失った男のストーリーで、そして澪音とプルー(子)が居たと。 たとえ何が、死があろうと澪音とプルーの絆は変わらない。星屑の革紐があるから。 男が失ったものや死をも何とも思わないそんな澪音の瞳は、「その男」を始めとする 罪人・・・それを理解できない・したくない我々にとっては残酷な死神になる・・・ ・・・じゃないかなぁ。 いやしかしホントにいい話d(略)
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