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【Roman】05.星屑の革紐 【考察】
63:misatch 2006/11/26(日) 02:45 聴き込んだり皆さんの意見を読むうちに考えたり思いついたりしたこと。 ・零音とエトワールの関係 「死神」零音が主体で、エトワールは零音が何度も転生する人間のうちの一人、という捉え方はどうでしょうか。 エトワールの目が悪いのは、目に力を持つ(「零音」の、少女の瞳が開かれし時〜という歌詞より)零音の転生であるしるし。 で、「黒銀の毛並みを持つ犬」は零音に伴って彼女に近しいものとして転生する。ただし「同時に」とは限らない。 エトワールの母→プルーの転生は、零音+黒銀とは別ルートの絆によるもので、 「星屑の革紐」とは、転生する二つの絆が交差する物語、とか……思いつきなので今ひとつ詰まってません(汗) ・獣姦云々 父親がプルーに対してそゆことに及んでた点に関しては完全に否定できる証拠はないんですが、 子犬が生まれることはあり得ないんじゃないかと思います。 サンホラの楽曲は、比較的科学的な幻想世界を描いていると思うんですよ。 すなわち、「現時点で科学的に証明されていない不思議」は描かれるけれども 「科学的に否定されていること」は描かれていない。 私が聴いているのはクロセカ以降の曲のみなのでそれ以前には「否定されていること」を描いた曲もあるかもですが…… (個人的にこれは、楽曲に描かれることが現実世界にも起こりうる可能性を示唆したメッセージなのではないかと考えています) で、人間と犬の間で自然交配は不可能です。 マッドなサイエンスの実験では不可能では無いでしょうが、曲中にはそういう描写は無いですから、 「黒銀の毛並みを持つ仔犬」は両親ともに犬であるかと。 ・犬の大きさ プルーが盲導犬であれば、1〜2歳で利用者と対面するかと(現代日本の盲導犬制度しか知らないですが)。 で、ブックレットよりおそらくラブラドールレトリバーなどの大型犬。 生後一年もすれば十分、人間の子どもと比べて「大きい」と言えそうです。 ただ、疑問なのは「細い革紐」という表現なんですよ…… 周りの大型犬のリードって軒並み直径2cmはある太いロープみたいなのなんで、 こういうものを「小さい姉」であるエトワールが「細い」と表現するのかと。 盲導犬だとしたらリードではなく硬い枠みたいなハーネスが殆どみたいだし…… 「姉」と「革紐(アーネ)」の言葉遊びのための表現だとすれば何も言えないのだけど。
64:nns 2006/11/26(日) 03:00 [sage] >>30 デュエット部分はボーカルキャンセルするとはっきり聞こえますね。 私には、 「忘れないで...母と歩いた...苦しみに揺らめく世界を... いつだって...嗚呼...愛は星屑の...瞬きの中に在ることを……」 と聴こえました。 揺らめく、は聞き取りづらいですが、意味から考えて、(苦しみに)煌めくことはないと思います。
65:みつば 2006/11/26(日) 05:24 スレッドを読む限りでは、「突風に手を取られて革紐を外した」後で死んだのはPluetということで纏まりつつあるように思うのですが…私の意見が違うもので新風を巻き起こすべく書き込みしますね。 突風に手を取られて死んだのはエトワールなのではないかと思うのです。「弱い姉だねー」の部分はPluetに助けてもらいながら生きてきたのに、Pluetより先に死ぬことに対する謝罪(?)の念かと。 ここでエトワールは死んで、この後時が経ち、Pluetも死ぬのですが「星空に抱かれて夢を見た」の部分はもちろん「祈りの星がふりそそぐ夜」でありPluetの死亡を意味すると思います。 ここで、新説。エトワールの母とエトワール自身が、輪廻の砂時計によって近しい関係を繰り返すのであれば、「悼みの雨が降り注ぐ朝」Pluetの腹から取り出された黒銀の子犬はエトワールの生まれかわりではないかと思うのです。 そうすればエトワールの誕生によって母が死んでしまった=黒銀の毛並みの子犬を産んで母犬Pluetが死んだ。という朝(生)と夜(死)の繰り返しが生じるわけです。 澪音の目もアイスブルーだしこの子犬もアイスブルーの瞳という共通点も生まれます。 で、澪音の正体については2通りの考えが私の中でもまとまっていないのですが、 1.澪音(英語で「雨」を意味する)はエトワールではなく実は母(Pluet=フランス語で「雨」)である。別の地平線に生まれ変わった親子の話であるという考え。 しかし、これだと「目が見えない」「アイスブルーの瞳」との関連性がないので、 2.地平線を飛び越え、別の世界(「澪音の世界」の世界)に違う形(星屑の革紐で黒銀の毛並みの子犬になったのはエトワールだが、今度の黒銀の毛並みを持つ犬として生まれ変わったのは母)で「エトワール=澪音」が成り立つという考え。 長くなりましたが以上が私の意見です。分かりにくい説明かとは思いますが書き込み、書き込み。 まぁ、全ては、輪廻の砂時計によって母とエトワールがその関係性を微妙にかえつつ傍にあり続けているのではないか、という憶測からでたのですが…。
66: 2006/11/26(日) 13:55 後半に 「祈りの星が降り注ぐ夜 → 黒犬は静か0502息を引き取った」 という表現があるので、エトワールは黒犬の最期を看取ったのだと思うのですが 弱い姉だというのは、ただ看取ることしか出来なかった自分を責めての表現では?
67:祟り目 2006/11/26(日) 16:20 このスレ呼んで、ふと思った。 「お前ら、領主様がいい話書いたっていいじゃねぇか(泣)!」 澪音は絶対ハッピーエンド。マジで泣ける姉妹愛だったのです! ・・・と。少しクールダウンして考えてみると、 「その男」さんは別に無理して澪音に関連付けなくてもいいと思う。 ただ様々な物を失った男のストーリーで、そして澪音とプルー(子)が居たと。 たとえ何が、死があろうと澪音とプルーの絆は変わらない。星屑の革紐があるから。 男が失ったものや死をも何とも思わないそんな澪音の瞳は、「その男」を始めとする 罪人・・・それを理解できない・したくない我々にとっては残酷な死神になる・・・ ・・・じゃないかなぁ。 いやしかしホントにいい話d(略)
68:無 2006/11/26(日) 18:40 今聞いてて思ったのですが 5:46辺りから澪音の世界のイントロのフレーズが・・・? 既出でしたらすみません(汗 やはり澪音の世界と関連あるのでしょうか。
69:クローシェ 2006/11/26(日) 20:43 星屑の革紐って、確かに澪音の世界の旋律が含まれてるし 犬も出てきますけど、完全に繋がってる物語ではないような 気がします。 澪音の世界のキャラクターを使ったパラレルワールドというか・・・。 ブックレットには「《物語》の〜飛び越えるだろう」とあるものの、 やはり「地平線」という隔たりがあるのではないかと。 この曲に限ったことではありませんが、今回のRomanというアルバムは 過去の曲のキーワードや旋律を、それこそ星屑のように散りばめた 作品だと思うのです。 皆さんはその辺はどうお考えですか?
70: 2006/11/26(日) 20:55 地平線というのは今までのアルバム、 今回のは第五の地平線ですから、 今までのSHの作品だと考えているのですが。 アルバム1枚ごとを組曲に見立てて構成しているのがSHですから、 地平線を飛び越えると言うのはアルバムの枠を越えるということだと考えています。
71: 2006/11/26(日) 21:34 しかし、澪音はピコリロでの作品でありエリ前で再収録されたといっても地平線と表現していいのか迷うな
72:クローシェ 2006/11/26(日) 21:49 >>70-71 地平線=アルバム という考えは私も同じです。 しかし「星屑〜」の少女の名は恐らくエトワール、「澪音〜」の 少女の名は澪音(澪音が通称である可能性もありますが)なので そこで微妙に一つにならない感じで・・・。 この曲がかなり「澪音〜」を意識して作られているのは確かですが。
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