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【Roman】05.星屑の革紐 【考察】
9:黒兎 2006/11/23(木) 00:24 はじめまして。 書き込むのは初めてなので、何処から書いていいのやらという感じなのですが…。 とりあえずMIUさんの考察を参考に気になる点について考察させていただきます。 ○ブックレット8段目 『空白の時間』は、少女と犬が出会う前の時間のことだと考えています。 人間同士でさえ、別々に育ったものが分かり合うのは難しい。 それが犬と人間の間なら尚更… だからいつも一緒にすごしてお互いを理解しあっていったという風に。 ○ブックレット9段目 姉=少女、犬=妹 ゆっくりと、大地に水が染み渡るように、お互いを助け合い理解していった。 ○ブックレット10段目 少女と犬の絆というのは、お互いの気持ち。 お互いを理解し信頼しあう間柄を表しているのではないかと。 ○ブックレット11段目 弱い姉だというのは、自責の念に打たれているのではないか。 自分の力の無さを痛感するような、どうすることもできない自体に遭遇している感じ。 例えば、妹(犬)が倒れたとか。 ○ブックレット12段目 あなたは=犬(妹)だと思う。 ○ブックレット14段目 犬(妹)が息を引き取る。 夜が明け、その遺体から黒銀の毛並の子犬が産まれた。 子犬の父親は不明ですが・・・
10:MIU 2006/11/23(木) 00:34 ということは少女は特に病気とかにはなってませんね^^;すみません。少女も死ぬということありきで考えていたので。 自分が死にそうだから、過去を振り返って『ありがとうね』ではなくて、犬が死んでしまいそうだから過去を振り返って『ありがとうね』ですね^^;
11:みやき 2006/11/23(木) 00:35 とりあえず、私も1段目は母、(最初はブルー視点かなとも思ったのですが) あとは大体わんこさんと同じ見解。 で、最後は「澪音の世界」に繋がると思ったのですが、懐かしいという言葉から これは少女と黒い犬の前世が「澪音の世界」の澪音と黒銀の犬なのではと・・・。 憶測ですが。でもそうなると生まれた仔犬が何なのかっていう感じですかね。
12:NCH 2006/11/23(木) 00:37 >11段目 弱い姉だというのは、 倒れたのはPleutで、 何もでできない自分を嘆いているのではないでしょうか。 Pleutは英語に直すとrain つまり、姉の名前がエトワールだとすると、 エトワールの娘にrainを澪音と読んで名づけたと考えたのですが これは無理がありますかね?
13:スキム 2006/11/23(木) 00:43 仔犬もですけど、なぜ少女が澪音になったのか、っていうところも謎です。 それにこの歌の二段目の「二人と一匹」って誰なんでしょう? 実際歌に出てくる人と考えると少女と父さん、黒い犬となってお母さんはなんだか関係なさそう(というよりいない?)に見えてしまう気が。
14:みのこ 2006/11/23(木) 00:45 ラストで生まれた仔犬と少女が「澪音の世界」の少女と犬じゃないですかねぇ。 最後の「澪音の世界」のイントロで涙が出た… >NCHさん なるほど…確かにpleut=rain。 でもエトワールの娘にあたるとしたら犬の方も年齢的に… そうだとしたらこの曲の描写の意味が薄くなっちゃいますねぇ… >スキムさん 冒頭の「二人と一匹」は父と少女と犬でいいんじゃないでしょうか。 「11文字の伝言」などから察するに母親は少女が生まれてさほど経たずに亡くなっている、と考えられませんか?
15:忍冬(スイカズラ) 2006/11/23(木) 00:56 少女の死因についてですが(存命だったらごめんなさい;) ブックレット10段目から、 突風のせいで革紐を放してしまった少女が、そのまま 何らかの事故に巻き込まれてしまったのではないかと。 少女は周囲の状態に気づかず(或いは気づいていたとしても) 犬(妹)と離れてしまってももう不安にはならない、という 意味ではないかと思いました。
16:淺日 2006/11/23(木) 00:58 はじめまして。 この曲で泣いてしまって、居ても立っても居られず書き込みをしています お母さんは、やはり既に亡くなっているとかんがえた方が良いと思います。 ブックレット12段目の記述なのですが、これ、自分にはお母さんの今際の時の描写に思えるのですよね。 『貴方が産まれて来た〜』、という記述。 2段目から考えてみると、この犬がエトワール(仮)の出生を見守っていた、というのは考えにくいように思えますから。 >11段目について 僕はあまり深刻に意味は取りませんでした。 強い絆で繋がれた姉妹。失明寸前のエトワールが、紐を離してしまっても 『何も怖くなかった』といっていますし。 仮にそれが無力な自分を嘆くよりも、今までの感謝の念の方がずっと強い気がします。 で、産まれた黒銀の子犬。 『澪音の世界』と『星屑の革紐』で、どっちが先の世界なのか、という解釈でも変わりますよね。 『懐かしい温もり』に重点を置くか、それともラストのナレーションに重点を置くか…… 僕は、NCHさんの仮説が面白いかな、と思うのですけれど。
17:NCH 2006/11/23(木) 00:59 >みのこさん 確かにそうですね… では…この少女が澪音と考えて、 4段目の、この名前がどうしても好きにはなれないよ ということから、今の自分の名前を捨てて澪音になったというのはどうでしょう Pluetと歩いた暗闇に煌めく世界を永遠に忘れないように、と
18:名無し 2006/11/23(木) 01:10 >>15さん 僕は、紐が離れて死んだのはpluetの方ではないかと考えてます。 其れが、子供を生む直前の話として。 次の日、もしくは其の日の夜。傍らで礼を言い、祈り、思い出に浸るエトワールの前で息を引き取った。 そして次の朝生まれたのは、澪音と共に荒野を歩く犬なのでは、と。 「澪音の世界」に出てくる「男」「少女の瞳の中に唯世界を見た罪人」は父親――寧ろ、あの歌の大半は、父親の描写ではないかと考えています。
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