下
【Roman】06.緋色の風車 【考察】
109:大黒 2007/01/16(火) 20:51 >>108meさん はじめまして うーん、少年=赤ローランですか… 私は少年=ローランサン派なのでちょっと否定的になりますが意見を 少年が欲したのが『剣』だというのは間違ってないと思います ただ、「狂0105しい≪季節≫を経て...少年の≪時≫は流転する...」は村を襲い、最愛の少女の命を奪った者達への復讐心を募らせてる描写ではないかと思います 「緋色の風車」「血色の風車」というのは少年の赤ローランではなく騎士としての赤ローランではないかと 『見えざる腕』の方でも赤ローランの戦いぶりは死神に例えられてますし 冒頭の硝子細工と宝石ですがこれはとても壊れやすく繊細な物の比喩だと思ってます。この場合は少年と少女の幸せだった時間かなというのが今のところの考えです そして『腕』で赤ローランへの復讐を果たしたローランサン(少年)は全てを終え、復讐という重い枷から解き放たれて初めて再び少女の事を想う事が出来たのではないでしょうか それが最後の2行だと思います
110:ako 2007/01/18(木) 00:40 物語を少し違う方向へ・・・ 失礼いたします。 私はこの曲を「死神と聖戦」のパラレルワールドだと仮定いたしました。 仮定なので筆休め程度に読んでいただけると幸いです。 本気ではありますが1割程度こうだったら面白かったのにね、要素が入ってますので お願いですのできつくつっこまないで下さい。 あとクロニクルセカンドを聞いてなくてネタバレみたくないーという方はお気をつけください。 <少女はアルヴァレスが助けなかったときのローザ説> 中世は若くして女王になることは珍しくなかった時代です。 生後6日にしてスコットランド女王になったメアリ・スチュアートの例もあります。 それなのにアルヴァレスが「こんなに若いとは・・・」と言ってるということで ローザの年齢を10台半ばということにします。(本当は10歳前後と言いたいのですが) また、アルヴァレスがシャルロッテと見間違うほど彼女が幼かった、ともいえます。 少女を見てはっとアルヴァレスが思い出したのは、 成長したシャルロッテではなく別れたときやそれ以前のシャルロッテだと思います。 シャルロッテと別れた約束の丘では、二人ともかなり若かった、というか少年少女だったはずです。 それも考えて10台半ば、が一番妥当かなと思います。 では逃げ出すときに護衛はどうしていたのか? せっかく村に身をかくしているのに、女王とわかるように護ってしまっては意味がありません。 聖戦と死神と同じように、女王ではなく村を護っていたものと考えます。 (聖戦と死神でもアルヴァレスにさらわれてますしね) そしていきなり山村を襲ったということは 女王がそこに居るとどこからか情報を得ていたものと考えられます。 少女がローザだとわからなかったのは容姿にまで情報がなかったから。 そのあと捕まえられたのは捕虜に自白させた、であまり問題は生まれないと思います。 欲望が溢れるままには「自分こそが女王を捕まえる!」という欲望じゃないかなぁとも考えられます。 それだったら女王の首をとることが目的なのだから 女の子ばかり捕まえていたり殺していたり、(兵士によって違うかな) そんなシチュエイションもありなのではないかと思います。 ローザをみつけなければアルヴァレスの「武器を持たぬものに・・・」のあのくだりもたぶん生まれなかったでしょうし。 そして殺されそうになった女の子の親が 「この子は違うのでどうか殺さないでください」 「じゃあ女王はどこにいる」 「それは・・・ ・・・ ・・・の方に逃げていきました」 とかで上の容姿や逃げる先についても知ることができたのではないかなと思います。 (もちろんこの問答のあと女の子は結局捕まえられるか殺されるかするのでしょうが。) 少女を捕まえた後に少年を追いかけていないことも、 少女がローザだったら少女こそが目的だったためとも考えられます。 そしてこの仮定を想像したとき、 ちっこいローザ女王に怒られるアルヴァレスがとても可愛いと思いませんか・・・? ・・・とこれ以上は聖戦と死神の方にいってしまうので終わりにします。 少年は天使の彫像のあの子=ローランサンじゃないかなと思ってます。
111:とおりすがれ 2007/01/30(火) 00:10 遅い話題だけど。 怯えすがるような瞳が〜の先での少女の台詞 「たすけて!たすけて!」に聞こえます。 4:28〜4:30の間に聞こえますが、ヘッドホンで左だけ聞いたら私は聞き取れました。 めっちゃたすけてたすけて言ってる・・・(TT
112:8 2007/01/31(水) 18:49 初めまして。 怯え縋るような〜の後の部分の少女の台詞で 「ローラン、好きよ」と言ってる様に聞こえました。 しかし、これだとこの前の歌詞(怯え縋る〜)と繋がらないような、 と思うのですが・・・。 もし、少年がローランで、村を襲った人物がローランなら その後のじまんぐさんの「狂おしい〜」と繋がると思ったのですが・・・ 前後でかなりの矛盾が生じますね・・・(汗)
113:KISHIMA 2007/02/12(月) 15:43 私は「緋色の風車」とLOSTの「緋色の花」が 対の曲なんだと思ってました。 緋色の花の「私」が緋色の風車の女の子だと、思ってました。
114:笑無(エム) 2007/02/17(土) 21:25 どうも新参者です。よろしくお願いします。 私にはこの曲が『Roman』の中で一番、不思議な曲に思えましたので考察を書きます。 私には単純に、 少年がある夜に何者かに襲われ大切なモノと決別してしまう物語と思えました。 しかしながら、 『Roman』作品に在るべき抽象的な名称や時代背景、過去作品との繋がり等 不明確なモノばかりで『Roman』の中では一番不思議な曲と感じます。 ただ、「見えざる腕」「天使の彫像」の作品に繋がりを感じられるフレーズが在ります。 「見えざる腕」には、「正に風車〜赤い髪を振り乱して…」とあります。 血色の風車が具体的な表現なら、この風車はまさに赤髪のローランの首を狩る姿が妥当です。 そして時代は、アルヴァレスがいたとするフランドルの刻です。 「天使の彫像」には、「君の手が今〜例え何が襲おうとも…」とあります。 此れは冒頭の語りと「緋色の風車」全体の結末と一致します。 しかし「天使の彫像」は「戦乱の最中に失われ平和と共に姿を現したとされる」と 在るので「緋色の風車」とは時代背景に矛盾が生じます。 (「戦乱〜」の部分は「天使の彫像」の製作段階のオーギュストの回想のようなものの為。) そしてネタバレになるのですが、 「オリアワセシニナサイナ」というメッサージュとHiver?が語った「嘘を吐いているのは誰だ」から 私はこの6番目の曲が嘘ではないかと感じています。 少年にはローランという名もなく身体の特徴も出てこないですし、襲ったのが何者かも分かりません。 血色の風車が襲った者の揶揄なら上記の事が当てはまりますが、 そうでないなら例えば、 風車が人々の血に染まる等の人間以外の力で在れば可能な事であるなら時代背景にフランドルは関係ありません。 であるとするなら、やはりこの「緋色の風車」が嘘で在るような気がします。 SH初心者でこのような事を言うのは非常に失礼だと思いましたが、 どうしても気になりましたので書かせていただきました。 しかし、この答えが皆様の良い考察の一部になれば幸いです。 長文失礼しました。
115:笑無(エム) 2007/02/17(土) 23:07 連投すいません。 上の書き込みの具体的のところを抽象的に訂正します。 失礼しました。以後気をつけます。 ごめんなさい。失礼します。
116:名無しさん 2007/02/18(日) 02:18 ちょっと古い話題なのかもしれませんが、この曲に「殺戮の女王」は関係ないと思います。 というか、言い方があれなんですが、ちょっと無粋かな、と思いました。 いくら幼くても、そんなに大きい宝石を持っていたら、「宝石のかわりに命だけは」というようなことくらい思いついてもいいのでは…。 それから、 「廻る回る緋色の風車。灼けつく刻を送って」 「躍る躍る血色の風車。凍える瞬間を迎えて」 この部分の歌詞は、自分には 少年が剣を手にし、力をつけるまでのことかなと思います。 灼けつく刻=生死をかけた実践での、過酷な訓練 凍える瞬間=力を手に入れ、そのために何人もの人を殺し、今からまた、殺しに行く… 少年は自分の心を殺し、復讐に至ったのでは、と。 凍える瞬間を迎えるのは、少年に殺されていったものたち、そして少年自身ではないかと。 復讐の相手が腕の赤ローラン前提の話ですが。
117:名無しさん 2007/02/19(月) 19:41 まぁ、各々がどんな解釈をしようと自由なわけですから。 そこを否定しないでお互いの考えを暴露する、程度に思って おけばいいのでわー。と。
118:名無しさん 2007/02/23(金) 01:43 新参者で、失礼します。 「僕の背中にやき付いた」という点で、背中を向けているのに少女がどんな瞳をしていたかー。 とは分からないのでは?という点で、個人的に風車の少年は、罪悪感で苦しんでいるとおもいます。 待ってと、逃げてという声の解釈の違いが、実際少女は「逃げて」といってるけど、少年には「待って」と 聞き間違えたのでは。と、思ってます。
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
【Roman】06.緋色の風車 【考察】 http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/Roman/1164202727/l50