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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
101:希 2007/01/07(日) 13:42 此方では初めまして。 クロセカ未聴ゆえ、いまいち話題についていけない者でございます(沈 そこで流れを切るようで申し訳ありませんが、個人的に思ったことをば。 自分は<少女>が宝石を持っていた説に賛同なのですが(少年にとっての<宝物>はあくまで少女だと思います)、 少女は果たして、自分の持つそれが<30カラットの殺戮の女王>だと知っていたんでしょうか? 自分は知らなかったと思うのですよ。少女がどんな経緯でそれを手にしたのかは分かりませんが、 単に「なんか赤くて綺麗な石」くらいにしか思ってなかったのでは。 で、「何が起こったのか〜」 「何が襲ったのか〜」 の部分には、「どうして襲われたのか」というニュアンスも含んでいるのだと。 まさか自分たちが高価な宝石を持ってるなんて考えませんから。 少年だけ助かったのは、当然、村を襲った奴らにとって必要なのは宝石in少女だけだったから。 余談、自分は此の曲の少年=「見えざる腕」のローランサン派です。
102:大黒 2007/01/07(日) 18:03 私も追っ手=黒の教団員、少年=ルキウスの可能性は低いと考える1人です 理由に関してはほぼ>>100nagaさんと同じなのでここでは割愛 少女が宝石を持っていたかどうかは歌詞中の 『その幸せを宝石『幸福』と謳うならば』 という一文から宝石やその前の硝子細工は幸せの比喩表現だと思ってるのでこれもちょっと否定的です うーん、なんか前の説に喧嘩売るような書き込みになりましたがご勘弁を ちなみに緋色の少年=ローランサンについては賛成です
103:大黒 2007/01/07(日) 23:30 あ…ミスが見つかったので訂正 ×:『その幸せを宝石『幸福』と謳うならば』 ○:『その宝石を『幸福』と謳うならば』 です。すみませんでした
104:ACE 2007/01/14(日) 05:06 追ってはクロセカの帝国軍(赤髪のローラン) 少年はローランサンだと思ってます。 舞台は聖戦と死神の第二章で描かれる「グラスミアの戦い」で襲われる村。 アルベルジュとゲーフェンバウアーが云々やっている間に赤髪のローランは少年と少女を追いかけます。 何度も入る馬の嘶きはこのためだと思います。 ようやく追いついたところで、まずは遅れがちな少女を捕まえる赤髪のローラン 殺そうとしたところで彼女が持つ「何か」に気がついて、少年を殺すことをせずに返って行くわけですが、 すぐに追いつく距離を惜しんで彼が求めたものは何か…私が考えますところに呪われし宝石の「殺戮の女王」だと思います。 どういう経由で少女が手に入れたかは知りませんが30ctの赤色金剛石が目の前にあったら目もくらみましょう。 少女が連れされれた(?)理由と知ては、美貌が良く。妻にするつもりでもあったのかもしれません。 冒頭の語りにある 其の宝石を「幸福」と謳うならば… 其の夜の蛮行は時代にどんな爪痕を遺し… 彼等にどんな傷跡を残したのか… 上段から 其の宝石を手に入れたことを「幸福」というならば 其のグラスミアの戦いは時代にどんな傷跡を残し… 彼等(少年・少女)にどんな傷跡を残したのか… となると思います。 少年に残る傷跡は「自分だけ逃げてしまったという卑怯さ」 少女に残る傷跡は「大切な人に裏切られた悲しさ」 が残る傷跡と… 少しばかり宝石のほうの話になり…さらに大いに妄想ですが 殺戮の女王を手に入れた赤髪のローランはまぁ妥当な線で王に謙譲→帝国崩壊の道へ 赤髪のローランも身につかなかったとは言え手にしたということで→遅れながらも死亡 続いて腕になりますが つれさっられた少女。中世ヨーロッパなら15歳くらいでも20歳差の夫婦なったりと化してしまいますから 柱の影から見ていた少年=赤髪ローランの息子 長くなりましたがコレが私の考察です。繋がっている以上、特定の掲示板に描くのが難しいですね。
105:ACE 2007/01/14(日) 05:31 少しだけ抜け分の補足を失礼; 風車に出てくる 緋色の風車と血色の風車なのですが…風車は剣と表現できないでしょうか? 腕のほうの掲示板にもかいたのですが、追っ手が赤髪のローランだとすると、ローランは相当な剣の使い手。 アルヴァレス配下で村に突撃、馬に乗ったまま、剣をまわすように扱って村人の首をどんどん跳ねたと考えます。 馬上で使う剣は長いのが基本になりますし、ただでさえ重い剣は長く、しかも馬上とあらば片手で使うことになります。 前後に振って斬るよりも、回るすようにして斬ったほうが効率が良く、連続して切れますのでコレを腕中の「首を狩る姿正に風車と」(この仮説だと金髪のローランはその村で騎士をしていたと思われます。) というわけで、風車の如く剣を振り回して首を落とす赤髪のローランを見ていた少年は「剣=風車」の表現でもおかしくないと思うのですがどうでしょう? 年齢が判りませんが、子供だとするならば剣をそういう風に使うものと理解しても悪くないかと。 さて、冒頭の「躍る踊る血色の風車。綺麗な花を散らして」 これは「躍るように振り回された赤髪野郎の剣。飛び散る血は花が散るよう」 終盤のは「廻る回る緋色の風車。灼けつく刻を送って」 私風に訳して「風車のように振り回される少年の剣。相手に剣を突き刺して」 灼けつく…という表現が突き刺す…また殺すみたいなイメージだと思ってください。 何かで突き刺されたときに「灼けつくな痛み」と表現しますので。エルの天秤で仮面の男が刺されたときに「燃えるように熱い」と言ったりしてますし、 熱さの表現はそのまま痛みに。 「躍る躍る血色の風車。凍える瞬間を迎えて」 これは「(かつて)躍るように振るわれていた赤髪野郎の剣。それも終わる瞬間が来た」 凍えるは逆に死のイメージですね。クロセカ聖戦と死神の4章で 「凍りつく時の中を」と表現されてますし。血が抜けたら人間は寒いと感じますしね。 ちなみに血色=赤で赤髪のローランを表現してます。
106:梨 2007/01/14(日) 12:55 初めまして。梨と申します。 私の考えは、 「緋色の風車」は「美しきもの」と関係があると思います。 「緋色の風車」の少年が生まれ変わって、 「美しきもの」の弟になる・・・ 「緋色の風車」の少女が生まれ変わって、 「美しきもの」の姉になる・・・ という考えです。 何か違ってたらごめんなさい。 では失礼します。
107:ケャ 2007/01/15(月) 17:29 ス鬢皃゙、キ、ニ。」 サ荀ママモ、ネネソァ、マニアサ倹-阜-嚮l洛阜血レ酔l伯--lъl東lll沍l-l--[br>ネソァ、ホニィ、イスミ、キ、ソセッヌッ。簪モ、ホテ、ホアニ、ホセッヌッ、タ、ネ。ト。」 セッスレ戟-恁嘯-詞ヲ%----l伯血酔l-l東llレ洛l-肢レ麓歇下拏濕充- ℃ア勺宍酌而尺漆タ筅ネ、マー网ヲイ鐘レ洛--方、ヒ、ハ、熙゙、キ、ソ、ャ。「ウァヘヘ、ホ、伯-l沍l-l-l東柱轟lll東旧-膜--詞l-l-l-l洛l-血-曙搆l-l阜l撃件-lレl伯--lll沍l--[br>
108:me 2007/01/16(火) 10:35 初めまして。 私の解釈しているような説はまだ出ていないようなので、緊張しつつ書き込みさせて頂きます。 私は少年=「見えざる腕」の赤髪ローランではないかと思っています。 「緋色の風車」は、少年の村が戦争(またはそれに伴う略奪)に巻き込まれ、 少女を見捨てて逃げてから流転し、死を迎えるまでを描いた物語なのではないかと。 「腕」のストーリーも交えますが、少年が欲したのは『剣』(強大な力)で、 襲撃から逃げ遂せた後はやはり何処かの国の戦士として戦いに身を投じたのではないかと思います。 (その辺りが「狂0105しい≪季節≫を経て...少年の≪時≫は流転する...」に当て嵌められるのかと) そして、成長した少年の恐ろしい戦いぶりが「緋色の風車」に喩えられるようになったのではないかと思います。 ですが彼の末路は「腕」の通り、戦場で片目も片腕も失って落ちぶれ、酒に溺れる暮らしで 最後は突然現れた(天使の彫像に関連があるとすれば、冒頭の「硝子細工」が価値あるものとして奪いに来た?)ローランサンに殺されてしまいます。 死の瞬間に最後の2行(もし生まれ変わったら〜)という想いが巡ったのではないでしょうか。 少女を見捨ててまで生き延びたのに、結局強大な力を求めても実のある人生にもならずに死んでいく自分を振り返って 「次は逃げずに 君の傍で共に散ろう」と思ったんじゃないのかな、と考えています。 異端な解釈とは思いますが…。
109:大黒 2007/01/16(火) 20:51 >>108meさん はじめまして うーん、少年=赤ローランですか… 私は少年=ローランサン派なのでちょっと否定的になりますが意見を 少年が欲したのが『剣』だというのは間違ってないと思います ただ、「狂0105しい≪季節≫を経て...少年の≪時≫は流転する...」は村を襲い、最愛の少女の命を奪った者達への復讐心を募らせてる描写ではないかと思います 「緋色の風車」「血色の風車」というのは少年の赤ローランではなく騎士としての赤ローランではないかと 『見えざる腕』の方でも赤ローランの戦いぶりは死神に例えられてますし 冒頭の硝子細工と宝石ですがこれはとても壊れやすく繊細な物の比喩だと思ってます。この場合は少年と少女の幸せだった時間かなというのが今のところの考えです そして『腕』で赤ローランへの復讐を果たしたローランサン(少年)は全てを終え、復讐という重い枷から解き放たれて初めて再び少女の事を想う事が出来たのではないでしょうか それが最後の2行だと思います
110:ako 2007/01/18(木) 00:40 物語を少し違う方向へ・・・ 失礼いたします。 私はこの曲を「死神と聖戦」のパラレルワールドだと仮定いたしました。 仮定なので筆休め程度に読んでいただけると幸いです。 本気ではありますが1割程度こうだったら面白かったのにね、要素が入ってますので お願いですのできつくつっこまないで下さい。 あとクロニクルセカンドを聞いてなくてネタバレみたくないーという方はお気をつけください。 <少女はアルヴァレスが助けなかったときのローザ説> 中世は若くして女王になることは珍しくなかった時代です。 生後6日にしてスコットランド女王になったメアリ・スチュアートの例もあります。 それなのにアルヴァレスが「こんなに若いとは・・・」と言ってるということで ローザの年齢を10台半ばということにします。(本当は10歳前後と言いたいのですが) また、アルヴァレスがシャルロッテと見間違うほど彼女が幼かった、ともいえます。 少女を見てはっとアルヴァレスが思い出したのは、 成長したシャルロッテではなく別れたときやそれ以前のシャルロッテだと思います。 シャルロッテと別れた約束の丘では、二人ともかなり若かった、というか少年少女だったはずです。 それも考えて10台半ば、が一番妥当かなと思います。 では逃げ出すときに護衛はどうしていたのか? せっかく村に身をかくしているのに、女王とわかるように護ってしまっては意味がありません。 聖戦と死神と同じように、女王ではなく村を護っていたものと考えます。 (聖戦と死神でもアルヴァレスにさらわれてますしね) そしていきなり山村を襲ったということは 女王がそこに居るとどこからか情報を得ていたものと考えられます。 少女がローザだとわからなかったのは容姿にまで情報がなかったから。 そのあと捕まえられたのは捕虜に自白させた、であまり問題は生まれないと思います。 欲望が溢れるままには「自分こそが女王を捕まえる!」という欲望じゃないかなぁとも考えられます。 それだったら女王の首をとることが目的なのだから 女の子ばかり捕まえていたり殺していたり、(兵士によって違うかな) そんなシチュエイションもありなのではないかと思います。 ローザをみつけなければアルヴァレスの「武器を持たぬものに・・・」のあのくだりもたぶん生まれなかったでしょうし。 そして殺されそうになった女の子の親が 「この子は違うのでどうか殺さないでください」 「じゃあ女王はどこにいる」 「それは・・・ ・・・ ・・・の方に逃げていきました」 とかで上の容姿や逃げる先についても知ることができたのではないかなと思います。 (もちろんこの問答のあと女の子は結局捕まえられるか殺されるかするのでしょうが。) 少女を捕まえた後に少年を追いかけていないことも、 少女がローザだったら少女こそが目的だったためとも考えられます。 そしてこの仮定を想像したとき、 ちっこいローザ女王に怒られるアルヴァレスがとても可愛いと思いませんか・・・? ・・・とこれ以上は聖戦と死神の方にいってしまうので終わりにします。 少年は天使の彫像のあの子=ローランサンじゃないかなと思ってます。
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