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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
155:名も無きローラン 2008/12/14(日) 04:00:10 ID:7LCH/NoG 次に少年==ローランサンの意見.これはおそらく「見えざる手」の黄昏の森・風車・緋い花等のキーワードから推察し, 「緋色の風車」の森と「見えざる手」の黄昏に染まる森を結びつけたものであるかと思います. この話には3人のローランが登場するので少し整理します. ローランサン:金髪.かつては蛮勇をはせた騎士.しかし黄昏の古き獣の森にて赤髪の騎士に出会い, そのときに片腕を失ったことで騎士剥奪.その出来事がトラウマになり,今はアルチューかつヤクチュー. ローラント:赤髪の騎士でローランサンの片腕を奪った男?(ただし,アルチューでヤクチューの判断. 死神というキーワードから本当は腕を奪ったのはアルヴァインで仇を殺し間違えた可能性も...アルヴァインも赤髪?) 酒場でローランサンに殺される. 子ローラント:酒場の現場で一部始終を見ていたもう一人のローラント(少年).ローラントを殺されたことで ローランサンに殺意を持っている?ローラントの子供? 「緋色の風車」と「見えざる手」の森を結びつけた場合,ローランサンの悪夢に見る片腕を失った死神のトラウマはこのときであり 彼はこのとき騎士の立場でなくてはなりません.この場合,ローランサンがこの場にいて赤髪の騎士と争ったのは間違いないですが同時に少年=ローランサンである可能性もなくなります. 「緋色の風車」と「見えざる手」の森が同一ではないと考えた場合,可能性は広がりますが同時に手がかりのキーワードもなくなります.ゼロではありませんが望み薄ではないかと... 何よりも少女の命に変えて逃げ延びた少年が一時期蛮勇を馳せたとはいえただのヤクチューなアルチューになり下がり, その上違う恋人作ってトラウマの八つ当たりなどと言う展開はロマンがありません.これだけは正直回避してほしいかと... 少年には少女のことを少しでも心の片隅にとどめて生きてほしいです.
156:名も無きローラン 2008/12/14(日) 04:02:56 ID:IdqQk76w (ローラント又は子ローラント)=少年についても黄昏の古き獣の森を結びつけた場合はローランサン同様,その可能性はなくなります. 結びつけなかった場合,ローランサン同様,可能性はゼロではありませんがこちらも手がかりのキーワードはなくなります. この二人はどちらかというと「天使の肖像」に関連するかと... 名前が同じですし,ローラントは死んでしまいますが,子ローラントの方は 将来の姿として「天使の肖像」があってもいいのではないかと.ただ,彼がもしローラントの子供であり, ローランサンに憎しみを抱いているのであればもっと違った将来になるのではないかと思います.復讐は繰り返すと謡っていますし... 最後に「天使の肖像」のローラント=少年である意見.キーワードとして風車小屋・後悔・贖罪などがありますね. 歌詞中にある母親というキーワードが少女を示すならば,「天使の肖像」とは少女であり,かつての少年が少女への後悔と贖罪を超えて 残された時間でひとつの偶像を作り上げる様はなかなか感動的だと思います.しかし母親と少女というキーワードの結びつきは今ひとつ弱い. 「生涯会わぬと誓った」というキーワードから彼には顔も知らない子供がいることがわかります.少女が彼の子供を産む時間はありませんでした 彼ローラントは妻の命と引き換えに授かった子供を憎んだことを後悔し,贖罪としてその子の肖像を描いたと解釈した方が自然なのではないでしょうか? それに「緋色の風車」の歌詞中にある少年の欲する力への問,「少年は剣を...」タイトルのとおり剣を欲したのではないでしょうか? 彼が「天使の肖像」にあるような一生を送ったとは思えないのです. これらから私が出した結論は「緋色の風車」の少年の物語は関連のあるものはあれど,まだ語られてはいない, もしくはもう決して語られることのない物語なのだという答えです. この続きがあるのならば少年も少女も幸せになれるHAPPYENDを願っています.悪夢を見続ける少女を少年の手で助けて欲しいです. 3レスとか長すぎてスミマセン.間違いがあれば指摘していただければうれしいです
157:名も無きローラン 2008/12/14(日) 20:39:14 ID:U8GVQMML 155番のレスにちょっと突っ込みますが・・・ 酒場の3人のローランは・・・ 一人目は赤髪のローラン、崩れ落ちた人。 アルチュウにしてヤクチュウなのもこの人かと。隻眼にして隻腕。 二人目はローランサン。走り去った人。 多分に緋色の風車の主人公。両腕あります。 三人目は金髪のローラン。見えざる腕の主人公。 昔(多分聖戦のとき)赤髪のローランに腕を切られた。ということで隻腕(たぶんアルチュウ) であり、「一部始終を見ていた」子ローランは 3人のローランに含まれていないかと。 そして子ローランがローランサンに復讐しにいく。 というのが歌詞的にしっくりくると思います。 以上です。駄文失礼しました。
158:155 2008/12/15(月) 00:50:55 ID:5hYDRTCX 155です 興味深く読ませていただきました なるほど・・・「見えざる手」において3人のローラントと1人のローランサンが登場したということですか・・・ 私は「見えざる手」のシナリオについてこう考えていました かつて蛮勇を馳せた金髪の騎士が「黄昏に染まる古き獣の森」にて赤髪の騎士に出会い,争いの中,金髪の騎士は片腕を切り落とされ,仕事を干される(騎士剥奪). この出来事は彼に悪夢にまで見るトラウマを植え付け,毎日「安酒を浴びて眠る」生活を送る. しかし,恋人が出て行ったことを契機に自分にこんな人生に貶めた赤髪の騎士への復讐を決意、世界を移ろう... そして金髪の騎士はついに「異国の酒場」で赤髪の騎士を見つけ出し,復讐を果たす.しかし,その行為はそばで見ていた小さな少年に復讐の炎を灯した... 繰り返される復讐劇 私は金髪の騎士こそがローランサンではないかと考えていました.しかし,金髪の騎士とローランサンが別人であった場合、つまり、 赤髪の騎士に片腕を奪われた→金髪の騎士 トラウマとなり死神の悪夢にうなされる→金髪の騎士 「安酒を浴びて眠る」生活を送る→金髪の騎士 赤髪の騎士を殺し走り去った→「緋色の風車」の少年 この場合では,金髪の騎士の復讐は果たされず,急に「緋色の風車」の少年の話に切り替わることになります. さらに,金髪の騎士の赤髪の騎士への復讐の理由は語られど,赤髪の騎士が「緋色の風車」の少年の仇であるという話はおろか、そのキーワードもなく, 少年が理由もなく赤髪の騎士を殺したという展開になります.たしかに金髪の騎士が赤髪の騎士を殺したという明確な記述はありませんが ローランサンと金髪の騎士を別人と考える、もといローランサンと「緋色の風車」の少年を結びつけることは無理があるのではないのでしょうか? また長くなったかも? ぜひ 157さんの「見えざる手」のシナリオを教えて欲しいです
159:名も無きローラン 2008/12/15(月) 19:42:28 ID:5hYDRTCX すみません・・・ 157さんの話を聞いてもう一度「見えざる手」を聞きなおし,やっとその物語を理解できました 確かに「立ち尽くしてたまま」の金髪の騎士ローラントと「走り去った」ローランサンは別人ですね 「見えざる手」のシナリオは 黄昏に染まる森,金髪の騎士ローラントは戦場で赤髪の騎士ローラントに出会い,片腕を奪われる. 仕事は干され,さらにこの出来事は彼に悪夢のトラウマを植えつける. 悪夢にうなされ「安酒を浴びる」生活が続くも恋人は痺れを切らし出て行った. 何もかも失った惨めな人生... 「赤髪の騎士を探し出し、殺す... できぬならばせめて殺してくれ... 」と 金髪の騎士は復讐を決意. 世界を移ろい、舞台は「異国の酒場」.やっと赤髪の騎士を見つけ出したが,かつての蛮勇、見るも無残な姿だった ふいに飛び出す「黒き剣」,あっけにとられる金髪の騎士を尻目に崩れ落ちる赤髪の騎士, 彼に剣を突き刺した男ローランサンは笑い声を残して走り去った.金髪の騎士の復讐は果たされることなくその幕を閉じる. そして彼は気づいてしまった.柱の陰で見つめていた復讐の炎を灯した少年の姿... 廻る憎しみの風車に... 望まぬ結果で復讐劇を終わらせることになった金髪のローラントは考える.残された人生と腕の意味を... 「人生はままならない... この痛みこそ私の生きる証なのだ」と... という感じになりますね
160:名も無きローラン 2008/12/18(木) 22:21:06 ID:vz2KQugm 「緋色の風車」と「見えざる腕」はかなりの確立でリンクしていると思います。 まず、赤髪のローランに片腕を切り落とされた金髪のローランは悪夢にうなされ、赤髪のローランを恨み赤髪のローランを探す。 そして、ローランサンは町から少女と逃げだし森に身をひそめたが男(多分赤髪のローラン)に見つかり少女だけ捕まる。 もちろんローランサンも赤髪のローランを恨み、赤髪のローランを探します。 金髪のローランは異国の酒場にて赤髪のローランを見つけます。 かつての蛮勇見る影もなく赤髪のローランは完全にアル中だった。 そんな中ふいに飛び出したのはローランサン。 黒い剣で赤髪のローランを殺しローランさんは笑いながら酒場を後にする。 赤髪のローランをいきなり飛び込んできたローランサンに殺されてしまい、金髪のローランの復習劇は幕を閉じます。 金髪のローランは残りの人生と腕の意味を考える。 ってな感じですかね・・? Romanはリンクしているのが多いですよね。 ローランサンも「天使の彫像」の子供だし、金髪のローランが酒場で飲んでいるのは「歓びと哀しみの葡萄酒」のワインだし・・・
161:名も無きローラン 2008/12/20(土) 14:56:12 ID:mYwFMAWk [sage] 柱の陰から見ていたのは赤ローランの子供で、 ローランサンに復讐心を抱く・・・ だからこそ「廻るよ…廻る・・・憎しみの風車が・・・」 なんだと思います
162:夜魅 2008/12/21(日) 18:29:54 ID:AbCQG8ok はじめまして。新参ですがちょいちょい意見をば。(今更な感じで申し訳ありません; 個人的には天使の肖像で生まれてまもなく殺されかけたのが、 赤髪のローランを刺し殺したローランサンではないかと考えています。 (漫画のイラストも参考にしての考察ですが;) そのローランサンが幼かった頃、赤髪のローランが町に襲撃したのだと。 (見えざる腕での歌詞に赤髪のローランを表現するのに「風車」という単語を 使っているので) で、“一番大切な<<宝石>>”(→修道院で一緒に居た少女)の手を掴み 森で息を殺し隠れていた。が、赤髪のローランに少女は捕まってしまった。 少年(ローランサン)は少女を置いて逃げ出してしまった。 この時ローランサンは当然赤髪のローランに復讐をしようと思うと思うのです。 そして、その後赤髪のローランは金髪のローランと戦い金髪のローランの 片腕を切り落とす。それを期に金髪のローランが赤髪のローランに復讐 しようとたくらむ(→実行しようとする)のが「見えざる腕」でのことかと。 で、同じ時にこの二人(金髪のローランとローランサン)は復讐を実行したと思うのです。 アル中にしてヤク中状態になりかつての見る影も無くなった蛮勇に金髪のローランが とまどっていた(復讐をためらうというか・・・)。 そんな折に一番大切な<<宝石>>を殺されたローランサンが店へ入ってきて 赤髪のローランを刺し殺したのではと。 その光景を目撃した鳶色の瞳をした少年(赤髪のローランの息子?)が ローランサンに復讐を目論む→廻るよ...廻る...〜 につながるのかと。 (漫画では金髪のローランが落とした剣を持って鳶色の目をした少年がローランサンを 追いかけるコマがありますし) 個人的な意見であり、また即出の意見に重なり申し訳ありません; 意味が通らない部分があったら指摘してくださいorz でわ
163:名も無きローラン 2009/02/04(水) 14:04:18 ID:qh7Yy1oc [sage] はじめまして 昨日緋色の風車を何度も聴いた後にarkを聴いたんですが この二つって若干メロディーが似てるような気がします 何回も聴いた後だったからそう思ってしまっただけかもしれませんが 一応報告、ということで・・・既出でしたらすみません
164:黒きローラン 2009/02/11(水) 17:46:58 ID:3lILA8Oz 皆さんが言われてるように 天使の肖像の男の子供がローランサンだと思うのですが、 マンガでは、その肖像の男の妻が産まれてくる子に 『ソレイユ』=『太陽』と名づけたいと言っていたんですよ そこで思ったのが、英語で太陽はsun なので ソレイユ→太陽→sun→サン→ローラン+サン→ローランサン なのでそーゆう意味なのではないかと。 あと「少年は剣を・・・」のジャケットで 翼が生えてるのを見てChronicle 2ndの白鴉を連想したのですが、 なにか関係があるのでしょうか・・・?髪も白いし。 そういえば、サンホラで白い髪が多いですよね?
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