【Roman】06.緋色の風車 【考察】
105:ACE2007/01/14(日) 05:31AAS
少しだけ抜け分の補足を失礼;

風車に出てくる
緋色の風車と血色の風車なのですが…風車は剣と表現できないでしょうか?
腕のほうの掲示板にもかいたのですが、追っ手が赤髪のローランだとすると、ローランは相当な剣の使い手。
アルヴァレス配下で村に突撃、馬に乗ったまま、剣をまわすように扱って村人の首をどんどん跳ねたと考えます。
馬上で使う剣は長いのが基本になりますし、ただでさえ重い剣は長く、しかも馬上とあらば片手で使うことになります。
前後に振って斬るよりも、回るすようにして斬ったほうが効率が良く、連続して切れますのでコレを腕中の「首を狩る姿正に風車と」(この仮説だと金髪のローランはその村で騎士をしていたと思われます。)

というわけで、風車の如く剣を振り回して首を落とす赤髪のローランを見ていた少年は「剣=風車」の表現でもおかしくないと思うのですがどうでしょう?
年齢が判りませんが、子供だとするならば剣をそういう風に使うものと理解しても悪くないかと。


さて、冒頭の「躍る踊る血色の風車。綺麗な花を散らして」
これは「躍るように振り回された赤髪野郎の剣。飛び散る血は花が散るよう」

終盤のは「廻る回る緋色の風車。灼けつく刻を送って」
私風に訳して「風車のように振り回される少年の剣。相手に剣を突き刺して」
灼けつく…という表現が突き刺す…また殺すみたいなイメージだと思ってください。
何かで突き刺されたときに「灼けつくな痛み」と表現しますので。エルの天秤で仮面の男が刺されたときに「燃えるように熱い」と言ったりしてますし、
熱さの表現はそのまま痛みに。

「躍る躍る血色の風車。凍える瞬間を迎えて」
これは「(かつて)躍るように振るわれていた赤髪野郎の剣。それも終わる瞬間が来た」
凍えるは逆に死のイメージですね。クロセカ聖戦と死神の4章で
「凍りつく時の中を」と表現されてますし。血が抜けたら人間は寒いと感じますしね。

ちなみに血色=赤で赤髪のローランを表現してます。
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