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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
20:うすき 2006/11/25(土) 02:09 はじめまして。 少年と剣バージョンのを聴きなおし、改めてRoman版を聴きなおしたんですが。 そうしたら何故か、後半に追加されたじまんぐさんの一節が妙に気にかかりました。 狂おしい《季節》(とき)を経て...少年の《時》は流転する... というアレです。 この、少年=ローランサンと仮定した場合の仮説ですが。 『呪われた宝石』の冒頭でちょろっと名前が出てきたりしてるので、時差系列の乱れも絡め考えたのですが…… 憎悪(狂おしい季節)で黒い剣/黒いちから(yokopecoに在る少年と剣のイラストはこのタイトルとなってました)を執った少年。 しかし、その『力』によって、彼はイェルバー青年(ロマ男)や双子さんやクロニカ様や仮面の男のような、『地平線』におけるイレギュラーな存在となってしまった(少年の時は流転する)んではないでしょうか。 自在に時を巡り、存在を不滅とするようなモノに。 『見えざる腕』にて、金髪ローランと紅髪ローランが丁度鉢合わせたところで紅ローランを殺してみせるタイミングの良さ。 これにて、彼は金髪ローランにその後の生き方を考えさせる契機を与えたんじゃないでしょうか。 また、その時間を無視した存在ゆえ明らかに時間的に矛盾が生じるはずの『呪われし宝石』のほうに現れたり、果ては異世界の騎士になっちゃったりしたんじゃないか、と。 そうして結果的に、彼が最も最初に抱いた願いである 「もし生まれ変わったら……君の傍で共に散ろう」 を叶えることも出来ず、少年は悲哀とともに黒い剣を片手に延々と現世を彷徨う……などと、考えたのですが。 妄想全開長文乱文にて失礼しました。
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