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【Roman】06.緋色の風車 【考察】
76:むりゃん 2006/12/07(木) 23:42 >>大黒さん ああ、自分を心配する気持ちがこもった視線を、自らの罪悪感がゆがめて伝えてしまった、と……。恐怖の只中においてきてしまったのだから、そういうこともありえるでしょうね。 でも、彼女のなかで、自分の運命に対する整理が出来ていたかは、なんとも言いがたい感じです。 うーん。「待って」か、「逃げて」かはっきり聴こえたら……。 >>74Inariさん 私も妄想半分です……。復讐しての高笑いが虚しく聴こえたから、私は、「剣を取らない」を選んだともいえます。剣をとり、復讐を果たしても、少女が少年を恨んでいるのなら、彼の「生まれ変わったら」が酷く自己満足に聴こえて嫌だった、と言う事が妄想の元です。 それなら、「次は勇気を持って、勝てなくても、君の側から離れない」の方が自分的にはカッコよかったのですね……。剣を取ったのなら、『次は逃げずに、共に散ろう』なあたりに違和感を覚えてしまうのです。力を欲し、剣を得たならば、それで戦って守るからでいいのではないのか……、と。ので、武力を欲さなかったというイメージをここに持ちました。 でも、少女の憎しみを分っていて、それでも、って事も確かにありえますね……。
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